JPS5936796A - 抄紙機用サクシヨンボツクスの天板 - Google Patents

抄紙機用サクシヨンボツクスの天板

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Publication number
JPS5936796A
JPS5936796A JP8975483A JP8975483A JPS5936796A JP S5936796 A JPS5936796 A JP S5936796A JP 8975483 A JP8975483 A JP 8975483A JP 8975483 A JP8975483 A JP 8975483A JP S5936796 A JPS5936796 A JP S5936796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specific gravity
filler
suction box
top plate
paper machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8975483A
Other languages
English (en)
Inventor
秀次 桑島
渡辺 武美
浅沼 静夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP8975483A priority Critical patent/JPS5936796A/ja
Publication of JPS5936796A publication Critical patent/JPS5936796A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抄紙機用サクションボックスの大板に関する。
従来1合成樹脂成形品には硬化に伴う収縮の低減や機械
的性質、電気的性質などの向上を目的としてかなり大量
の充てん剤が使用される。一般に使用される充てん剤は
、溶融シリカ、溶融アルミ1ど・ す、ガラスパウダー、雲母粉末、タルクなどfあるが、
これらの充てん剤は比重が大きいため、成形品の比重も
1.5以上、一般には1.8〜2.2程度のものとなっ
てしまい、軽量化が要求される船体や車体の補強材料と
しては不適当なものであった。
また長尺物として取り扱われる抄紙機用サクションボッ
クスの天板などもその重量が大きくなり不適当であった
また、これらの充てん剤は不規則な形状をし−Cいるた
めに、混合時の粘度上昇が著しい。これを解決する手段
として、中空球もしくは中空の球状をした充てん剤を用
いることがあげられるが、これだけでは9表面の硬度が
不足であり、また表面の耐摩耗性が劣るなどの欠点を生
ずる。
抄紙機用サクションボックスの天板は第1図に示す構造
で、サクションボックスの上に取り付け。
抄紙機のワイヤー上の湿紙の水分または洗滌毛布の水分
を吸水する用に供されるもので、従来、この種の天板は
板に木材または金属製の合板の上面にこれと殆んど同じ
厚さのゴム板を重ね合わせボルト締めしたものが広く使
用されていたが、ゴムは老化しやすいばかりでなく摩耗
が大きいため耐久力が小さく、シかもボルト締めを必要
とする欠点がめった。
また、実公昭41−22726号公報のように合板をガ
ラス繊維などを混和した注形可能な合成樹脂で作り、そ
の上に耐摩耗性良好で注形可能な合成樹脂層を接着した
ものは、注形して得られるが1度も注形作業が必要とな
るか充てん剤としてガラス繊維や、溶融シリカ、炭酸カ
ルシウムなどのように比重の大きなものを用いるため、
サクションボックスの天板が重くなり、抄紙機の金網交
換時の取扱い重量が大きくなる欠点があった。
本発明は、このような問題点を解決するもので。
最も大きい比重と最も小さい比重との差を1.0以上と
した少なくとも2種類の充てん剤と、注形硬・化可能な
合成樹脂とを、比重の大きい充てん剤を偏在させて硬化
させてなる抄紙機用サクションボックスの天板に関する
比重の小さい充てん剤の例としてはフーrライト(日本
フィライト製)、シラスバルーン(三機工業株式会社製
)、ガラスマイクロバルーン(東洋a達工業株式会社製
)、パーライト(東邦パーライト株式会社製)などがあ
げられ単一もしくは複数の独立気泡から成ることが望ま
しいが連続気泡を含むものであっても差しつかえなく、
その比重は1より、好ましくは0.8より小さいことが
望ましい。
また比重の小さい充てん剤として有機質のもの。
例えばコルクのチップの如き、木質系や繊維質系の充て
ん剤も用いられる。
また比重の大きい充てん剤としては溶融アルミナ粉末、
溶融シリカ粉末、ジルコニア粉末、ジルコニアサンド、
ガラスパウダー、ガラスピーズ。
炭化ケイ素粉末、雲母粉末、炭酸カルシウムなと比重が
1.8よシ大きい充てん剤であれば使用できる。
比重の大きい充てん剤としては、比重の最も小さい充て
ん剤との比重の差が1.0以上あればよく。
特に制限はない。
最も大きい比重と最も小さい比重の差が1.0以上ある
少なくとも2種類の充てん剤を用いることにより、型に
流し込みもしくは圧入した後に、比重の大きい充てん剤
が沈降し、主として比重の大きい充てん剤から成る層と
、主として比重の小さい充てん剤から成る層の2層もし
くは多層から成る抄紙機用サクションボックスの天板が
得られる。
注形法は、抄紙機の金網と接触する面を下面にして注形
することにより比重の大きい充てん剤を接触面に沈降さ
せることができ、少量の充てん剤で接触面の耐摩耗性を
向上することができ、さらに金網との非接触面側は比重
の小さい充てん剤を充てんすることにより、サクション
ボックスの天板を大幅に軽量化することが可能となる。
また比重の小さい充てん剤として、単一ないしは複数の
独立気泡または連続気泡を有する球もしくは球状の充て
ん剤を用いた場合には、不規則な形状の充てん剤を用い
た場合に比べて、充てん剤の体積分率を高めることがで
き、また充てん剤と合成樹脂との混合時間を大幅に短縮
できるので好ましい。
主として比重の大なる充てん剤から成る層をその表面に
形成させることにより9表面の耐摩耗性及び硬度を向上
するとともに9機械的な性質を向上することができる。
また、比重の大きい充てん剤と小さい充てん剤の混合比
率には特に制限はないが、それぞれの特長をもたせるに
は体積比で また合成樹脂に対する充てん剤の比率は注形可能であれ
ばよく、特に制限はない。
合成樹脂の種類は、硬化可能のものであれば良く特に制
限はないが9寸法精度を安来される場合には、エポキシ
樹脂が、速硬化が要求される場合には不飽和ポリエステ
ル樹脂が望ましい。注形条件、金型の構造などには特に
制限はない。
本発明になる抄紙機用サクションボックスの大板の製造
に用いられる充てん剤および合成樹脂を含有する組成物
は、必要に応じてさらに可塑剤。
顔料等を含んでもよい。
本発明を実施例および比較例によって説明する。
部とあるのは重量部である。
実施例 エポキシ当量184〜194(S’/当量)のビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂(チバガイギー社製GY−26
0)100部にHN−2200<日立化成製商標、3又
は4メチル−テトラヒドロ無水フタル酸)80部さらに
、2メチル4メチルイミダゾール(四国化成製)を0.
1部加えたものに。
比重の大きい充てん剤として比重約3.9のWAす40
0(不二見研磨材工業製、A)zo3’ft:主成分と
する充てん剤)を30重量%と比M(の小さい充てん剤
としてd重約0.7のフィライト+52/7を40体積
チになるように混合し、80℃で真空脱泡したのち、1
20℃に予熱しである抄紙機用サクションボックス天板
の金型に注入し、そのまま120℃で8時間、さらに1
60℃で4時間硬化させ、抄紙機用サクションボックス
の天板とした。このものの比重は約1.2でろシ表面の
硬度はロックウェル間スケールで99〜102であった
比較例 エポキシ当量184〜194(SL/当量)のビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂(チバガイギー社製GY、−2
60)100部にHN−2200,80部、さらに2メ
チル4メチルイミダゾールヲ0.1部加えたものに充て
ん剤として比重約3.9のWA−#400を40体積係
になるように混合し、so’cで真空脱泡したのち、1
20℃に予熱しである抄紙機用ザクジョンボックス大板
の金型に注入し。
そのまま120℃で8時間さらに160℃で4時間硬化
させ、抄紙機用サクションボックスの大板とした。
仁のものの比重は約2.3であり1表面の硬度はロック
ウェル間スケールで100〜104で6った。
゛また1曲げ試験で実施例と比較例を比較したが。
実施例で得た天板は比較例で得た天板よシ約5%低かっ
たが、他にはほとんど差が見られなかった。
抄紙機用サクションボックスの天板を長網式抄紙機にと
り付けて約1カ月運転したが9重量変化。
表面状態とも実施例と比較例とで差が見られなかった。
実施例および比較例により説明したごとく9本発明にな
るサクションボックスの天板は、その比重が1.1〜1
.2と合成樹脂とほとんど同じ程度であるが、その表面
に比重の大きい充てん剤のち密な層を有するため2表面
の硬度が合成樹脂に比べて大幅に向上しており比重の大
きい充てん剤のみ。
を充てんした合成樹脂とほとんど大差ないものとなって
いる。また表面の耐摩耗性にもすぐれており、その曲げ
強さも従来品と変らず、すぐれたものであった。
本発明になる抄紙機用サクションボックスの天板は、最
も大きい比重と最も小さい比重との差を1.0以上とし
た少なくとも2種類の充てん剤を用いたため、−回の注
形作業で成形でき、抄紙機の金網に接触する面に耐摩耗
性にすぐれた比重の大きい充てん剤のち密な層が形成さ
れ、他の部分は比重の小さい充てん剤から成る層が形成
されるため全体としては比重が小さく、すなわち軽量に
なっているが、長期間の連続使用に耐えるすぐれたもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はサクションボックス大板の一部を拡大した余ト
視図である。 符号の説明 1・・・サクションボックス大板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、最も大きい比重と最も小さい比重との差を1.0以
    上とした少なくとも2種類の充てん剤と。 注形硬化可能な合成樹脂とを、比重の大きい充てん剤を
    偏在させて硬化させてなる抄紙機用サクションボックス
    の天板。
JP8975483A 1983-05-20 1983-05-20 抄紙機用サクシヨンボツクスの天板 Pending JPS5936796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8975483A JPS5936796A (ja) 1983-05-20 1983-05-20 抄紙機用サクシヨンボツクスの天板

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JP8975483A JPS5936796A (ja) 1983-05-20 1983-05-20 抄紙機用サクシヨンボツクスの天板

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Publication Number Publication Date
JPS5936796A true JPS5936796A (ja) 1984-02-29

Family

ID=13979518

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8975483A Pending JPS5936796A (ja) 1983-05-20 1983-05-20 抄紙機用サクシヨンボツクスの天板

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529261A (ja) * 2010-04-26 2013-07-18 メッツォ ペーパー インコーポレイテッド 繊維ウェブ機械用の真空機器及び真空機器を備える繊維ウェブ機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529261A (ja) * 2010-04-26 2013-07-18 メッツォ ペーパー インコーポレイテッド 繊維ウェブ機械用の真空機器及び真空機器を備える繊維ウェブ機械

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