JPS5936788Y2 - レジンモルタル管の継手部構造 - Google Patents

レジンモルタル管の継手部構造

Info

Publication number
JPS5936788Y2
JPS5936788Y2 JP1979002429U JP242979U JPS5936788Y2 JP S5936788 Y2 JPS5936788 Y2 JP S5936788Y2 JP 1979002429 U JP1979002429 U JP 1979002429U JP 242979 U JP242979 U JP 242979U JP S5936788 Y2 JPS5936788 Y2 JP S5936788Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end surface
elastic body
annular
serrated
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979002429U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55102481U (ja
Inventor
昌彦 山本
義則 西野
Original Assignee
日立造船株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立造船株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
Priority to JP1979002429U priority Critical patent/JPS5936788Y2/ja
Publication of JPS55102481U publication Critical patent/JPS55102481U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5936788Y2 publication Critical patent/JPS5936788Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電らん管や下水管などに使用されるレジンモ
ルタル管の継手部構造に関するものである。
従来の管の継手部構造は第1図に示すように、受は口1
の内面2から外端面3に亘って環状弾性体4を取付け、
そして環状弾性体4の内面に鋸歯状凸部5を一体形成し
た状態で、前記受は口1に外面が平滑な差し口6を差し
込むことにより第2図に示すように連結していた。
これによると引き抜き力Fは第3図において F=μP−3 であり、ここで弾性体(ゴム)の摩擦力μならびに面積
Sは一定であり、したがって引抜き力Fを大きくするに
は押え力Pを大きくすることにのみ可能となる。
この押え力Pを大きくするには、鋸歯状凸部5の剛性を
高めるために厚さbを大きくとることが考えられる。
しかし実際上、厚さbを大きく取るとそれだけ差し込み
力が大きくなることから該厚さbは大きく取れず、した
がって押え力Pはせいぜい20〜50%オーダーしか取
れない。
すなわち差し込み力を例えば100とすると引き抜き力
Fは120〜150が限界となる。
本考案は上記問題点を解決し得るレジンモルタル管の継
手部構造を提案することを目的とする。
上記目的を遠戚するために本考案におけるレジンモルタ
ル管の継手部構造は、受は口の、内面と、その外側の外
端面と、内側の内端面とに亘って、凸部を介して環状弾
性体を取付け、この環状弾性体の内面に、前記内端面側
に向き且つ抜き差し方向に適当間隔置きに複数の環状鋸
歯状凸部を一体形成し、他方、差し口の外周に、抜き差
し方向に適当間隔置きに複数の環状鋸歯状凹部を形成し
ている。
かかる本考案構成によると、従来と同様の差し込み力で
ありながら、鋸歯状凸部と鋸歯状凹部との複数箇所での
嵌合により引き抜き力を高め得、よって強固な連結を期
待し得る。
また環状弾性体は、凸部を介しての取付は構造により、
前述した高い引き抜き力以上の力が作用してもはがれた
りしない強固な状態で取付は得る。
しかも、現場合わせによる寸法調整の場合、管の差し口
の一部を切断除去することにより行なえ、その際に残存
する鋸歯状凹部に鋸歯状凸部が嵌合することになつて連
結は強固に行なえる。
以下その一実施例を第4図、第5図に基づいて説明する
第4図において10は受は口で、内側強化樹脂層(ガラ
ス繊維強化樹脂層)11と、中間モルタル層12と、外
側強化樹脂層13とから形成される。
14はゴムなどからなる環状弾性体で、内側強化樹脂層
11により形成される内面15と、その外側の外端面1
6と、内側の内端面17とに亘って、環状または適当間
隔置きの凸部18を介して取付けである。
この環状弾性体14の内面15に対応する部分の内面に
は前記内端面17側に向く環状の鋸歯状凸部19が、抜
き差し方向に適当間隔置きに一体形成しである。
20は差し口で、内側強化樹脂層21と、中間モルタル
層22と、外側強化樹脂層23とから形成され、この外
側強化樹脂層23の外側には、前記鋸歯状凸部19の嵌
入を許す鋸歯状凹部24が形成される。
上記構成によると、第5図に示すように差し込み連結す
ることにより、弾性変形した鋸歯状凸部19が鋸歯状凹
部24に嵌合することになる。
これは摩擦力μが高くなり、よって従来、120〜15
0が限界であった引き抜き力Fを200〜400に高め
得る。
この値は、実際上の地震対策や埋設管の地殻変動に対し
ての必要値である。
なお実施例に示すように内端面17の部分に環状弾性体
14の一部を位置させたときには、差し込み時における
奥部での当り割れを防止し得る。
また現場合わせによる寸法調整の場合、管の差し口20
の一部を切断除去することにより行なえ、その際に残存
する鋸歯状凹部24に鋸歯状凸部19が嵌合することに
なって連結は強固に行なえる。
さらに、この場合に外端面16側のいくつかの鋸歯状凸
部19は嵌合しないが、これらは差し口20の外周に圧
接することになって、嵌合時よりは少し弱いが連結を助
長することになる。
以上、述べたように本考案によれば、従来と同様の差し
込み力でありながら、鋸歯状凸部19と鋸歯状凹部24
との複数箇所での嵌合により引き抜き力は高めることが
でき、よって強固な連結を期待できる。
また環状弾性体14は、凸部18を介しての取付は構造
により、前述した高い引き抜き力以上の力が作用しても
はがれたりしない強固な状態で取付けることができる。
環状弾性体14の一部が内端面17に位置して緩衝材と
なることから、差し口20を差し込んだときの奥部での
当り割れを防止することができる。
しかも、現場合わせによる寸法調整の場合、管の差し口
20の一部を切断除去することにより行なうことができ
、その際に残存する鋸歯状凹部24に鋸歯状凸部19が
嵌合することになって連結は強固に行なうことができる
さらに、この場合に外端面16側のいくねかの鋸歯状凸
部19は嵌合しないが、これらは差し口20の外周に圧
接することになって、嵌合状態よりは少し弱いが連結を
助長することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来例を示し、第1図は差し込み前の
要部の断面図、第2図は差し込み時の要部の断面図、第
3図は作用説明図、第4図、第5図は本考案の一実施例
を示し、第4図は差し込み前の要部の断面図、第5図は
差し込み時の要部の断面図である。 10・・・受は口、14・・・環状弾性体、15・・・
内面、16・・・外端面、17・・・内端面、18・・
・凸部、19・・・鋸歯状凸部、20・・・差し口、2
4・・・鋸歯状凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受は口10の、内面15と、その外側の外端面16と、
    内側の内端面17とに亘って、凸部18を介して環状弾
    性体14を取付け、この環状弾性体14の内面に、前記
    内端面17側に向き且つ抜き差し方向に適当間隔置きに
    複数の環状鋸歯状凸部19を一体形成し、他方、差し口
    20の外周に、抜き差し方向に適当間隔置きに複数の環
    状鋸歯状凹部24を形成したことを特徴とするレジンモ
    ルタル管の継手部構造。
JP1979002429U 1979-01-11 1979-01-11 レジンモルタル管の継手部構造 Expired JPS5936788Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979002429U JPS5936788Y2 (ja) 1979-01-11 1979-01-11 レジンモルタル管の継手部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979002429U JPS5936788Y2 (ja) 1979-01-11 1979-01-11 レジンモルタル管の継手部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55102481U JPS55102481U (ja) 1980-07-17
JPS5936788Y2 true JPS5936788Y2 (ja) 1984-10-11

Family

ID=28805484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979002429U Expired JPS5936788Y2 (ja) 1979-01-11 1979-01-11 レジンモルタル管の継手部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5936788Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55102481U (ja) 1980-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3680896A (en) Toilet pan connector
NO312787B1 (no) Muffeforbindelse
GB2104172A (en) A connecting pipe part of a resilient material
JPS5936788Y2 (ja) レジンモルタル管の継手部構造
EP0899499A3 (en) Saddle connection for plastic pipe
CN2394079Y (zh) 一种嵌插式快速接头结构
KR200269757Y1 (ko) 원터치식 관 연결장치
EP1113553B1 (en) Liquid-tight coupling
CN206971330U (zh) 一种厨房垃圾处理器的防震结构
JPS6128552Y2 (ja)
JPS6217670Y2 (ja)
JPS6321826Y2 (ja)
JPH0110537Y2 (ja)
JPS5923910Y2 (ja) パツキング
JPH0227277Y2 (ja)
EP0911568A3 (en) A branch pipe lining assembly and a pipe lining method
JPS5894763U (ja) 排水用管
JPS5821979Y2 (ja) 合成樹脂製管継手
JPS5817990Y2 (ja) ゴムホ−スの端部構造
JPS639678Y2 (ja)
JPH019213Y2 (ja)
JPS6012827Y2 (ja) 集水器とエルボの接続構造
JPS62162490U (ja)
JPH04133088U (ja) 管継手構造
JPH0443673Y2 (ja)