JPS5936778Y2 - 流体の流れ切替装置 - Google Patents

流体の流れ切替装置

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JPS5936778Y2
JPS5936778Y2 JP10509178U JP10509178U JPS5936778Y2 JP S5936778 Y2 JPS5936778 Y2 JP S5936778Y2 JP 10509178 U JP10509178 U JP 10509178U JP 10509178 U JP10509178 U JP 10509178U JP S5936778 Y2 JPS5936778 Y2 JP S5936778Y2
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JP
Japan
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drum
rotor
coil
openings
plate
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Application number
JP10509178U
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JPS5522545U (ja
Inventor
英二 石川
光久 福田
Original Assignee
新日本空調株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和システムにおいて空気の切替えを行な
う流れ切替装置に関する。
外気取入れを図る空気調和システムにおいては、一般の
空気調和器における熱処理および送風の機能に加え、外
気の取入れと外気・還気の切替え、外気・還気の混合、
あるいは取入れ外ネ(または還気との混合空気)の熱処
理コイル(以降コイルと称する)をバイパスする機能が
要求される。
これらのために、従来は第1図に示すように、ダンパD
1〜D4を用いて切替えを行い、しかも混合チャンバ5
0を設ける必要があった。
同図において、51はコイル、52はファンである。
またこの種の空気調和器の実装を第2図に示した。
しかしながら、このような空気調和器では、混合チャン
バを設けるとともにこの混合チャンバに対して4つのダ
ンパを個別に配置するため、混合チャンバおよび4つの
ダンパを配置するためのスペースを必要とし、小型化の
障害となっていた。
さらに、ダンパの操作に際しては、 還気のみを取入れてコイルへ送る; 外気のみを取入れてコイルへ送る; 外気と還気を適当比例で混合させてコイルへ送る 還気のみを取入れてコイルをバイパスさせる;外気のみ
を取入れてコイルをバイパスさせる;外気と還気を適当
比例で混合させてコイルをバイパスさせる; という6通りの制御を行なうが、4つのダンパを手動あ
るいは自動で個別に開閉させなければならす、制御が複
雑になるという問題点があった。
本考案はかかる問題点を一挙に解決したものであって、
その目的は、二重筒形状とすることにより混合チャンバ
と4つのダンパの機能を併せ持たせ、制御が容易となり
、かつ、小型化が可能となる流れ切替装置を提供するこ
とにある。
本考案に係る流れ切替装置は、二つの流入通路より混合
チャンバへ流入させた混合流体を二つの排出通路より排
出させて流体の流れを切替える装置において、混合チャ
ンバを筒状ドラムで構威し、流入通路および排出通路に
それぞれ接続される開口部を前記筒状のドラムの周を四
等分する位置に四個所形威し、開口部でない残余の四個
所のドラム周壁を非開口部とし、開口部周長りを非開口
部周長とほぼ同一に形成し、前記ドラム内に周部に大小
の偏板状のダンパ作用をなす閉塞板を中心軸に対して対
称位置に有する回転子をドラムの中心軸周りに回転自在
に配しかつ前記閉塞板はドラム内壁に近接させ、回転子
の内部は空間とし、前記大閉塞板の周長はほぼ3Lに、
小閉塞板の周長はほぼ土に形成してなり、 回転子を回転させることにより、大閉塞板を二つの開口
部を同時に閉塞する状態、一つの開口部のみを閉塞する
状態、あるいは一つの開口部を閉塞しかつもう一つの開
口部を部分的に閉塞する状態に位置せしめるとともに、
小閉塞板を一つの開口部を閉塞する状態、開口部を全く
閉塞しない状態、あるいは一つの開口部を部分的に閉塞
する状態に位置せしめ、このような大小閉塞板の組合わ
せにより一つの二重筒体で6通りの制御を行なえるよう
にしたものである。
以下本考案を空気調和装置に適用した実施例につき図面
に基いて説明する。
第3図ないし第8図において、1は筒状のドラムで、そ
の周を四等分する位置に二つの流入通路である還気通路
、外気通路にそれぞれ接続される開口部2,2、および
二つの排出通路であるコイル側通路、バイパス通路にそ
れぞれ接続される開口部2,2が形成され、その開口部
でない残余の四個所のドラム周壁が非開口部3,3.・
・・・・・となっている。
各開口部2の周長をLとすると、各非開口部3の周長も
Lとされている。
つまり全体がへ等分され、開口部2と非開口部3とが交
互に形成されている。
4は回転子で、中心軸5に対して対称位置に大小の偏板
状のダンパ作用をなす閉塞板6,7が支持棒8によって
固定されている。
この回転子4はドラム1に内装され、中心軸5の両端が
ドラム1の側板1a、laにおける軸受9,9に支承さ
れ、中心軸5の周りにモータ(図示せず)によって回転
自在とされている。
また大閉塞板6の周長はほぼ3L、小閉塞板7の周長は
ほぼ土に形成され、後述の空気切替え機能を確実にして
いる。
回転子4の内部は車に支持棒8があるのみで実質的に空
間部であるから、空気は自由に流れまたは混合が行なわ
れる。
さらに空気流路を確実に規制するため、非開口部3の内
面には、モヘヤ等の気密材10が配され、ドラム1と回
転子4の摺合部の気密を図っている。
11は回転子4の回転角を知るための指針である。
この切替装置の使用に際しては、第8図に示すように、
a図の位置に回転子を回転させれば(同図には位置を示
すのに時針表示によっており、以下大閉塞板6の位置を
中心に説明する)、つまり2°30′の位置に大閉塞板
を回転させれば、還気がコイルへ流れる。
b図のように3°〜2°30’の位置に設定すると、外
気も若干入り還気と混合されてコイルへ流れる。
0図の3°00′にすると、外気がコイルへ流れる。
d図のように10°30′とすると、外気がコイルをバ
イパスして流れる。
e図の9゜〜10’30’とすると、外気と還気が混合
してコイルをバイパスして流れる。
f図の9°00′とすると、還気のみがコイルをバイパ
スして流れる。
このように、回転子4のみによって、第1図に示す4つ
のダンパおよび混合チャンバと全く同一の機能を発揮す
る。
試みに、本切替装置を空気調和器の一種であるファンコ
イルユニットに組込んだ実施例を第7図に示した。
12は外気導入口、13は還気導入口、14はコイル、
15はファンである。
この切替装置とコイルの位置の組替えをa−c図のよう
にできる。
なお、フィルタ16は、外気導入口12および還気導入
口13に取付けられる。
このような構成の流れ切替装置において、ドラム1の大
きさは取入れ空気の量と送風機容量との兼合いで自由に
決定できるが、ファンコイルユニットに適用する場合に
は、直径10cm程度の小型のものとすることができる
前述のとおり、本考案によれば混合チャンバを筒状ドラ
ムで構威し、この筒状ドラムの周を四等分する位置に、
流入通路および排出通路にそれぞれ接続される開口部を
四個所形威し、開口部でない残余の四個所のドラム周壁
を開口部周長りとはぼ同一の周長の非開口部とし、前記
ドラム内に、周長がほぼ3Lの大閉塞板と周長がほぼ土
の小閉塞板を中心軸に対して対称位置に有し内部が空間
とされた回転子をドラムの中心軸周りに回転自在に配し
た構造であるので次のような効果を奏する。
混合チャンバを構成する筒状ドラム内に、従来の4つの
ダンパの機能を発揮する回転子を納めるようにしたため
、装置を小型化することができる。
回転子を回転させるのみで流路の切替ができ、二種の入
口流体の選択・切替、それらの適当比例での混合、出口
方向の選択・切替の6通りの制御を容易かつ連続的に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気調和システムのフロー図、第2図は
代表的空気調和器の概要図、第3図は本考案に係る切替
装置の側面図、第4図は正面図、第5図は横断面図、第
6図は分解概要図、第7図はファンコイルユニットへの
組込み例を示す概要図、第8図は流路の選択切替、混合
例を示す説明図である。 1・・・・・・ドラム、1a・・・・・・側板、2・・
・・・・開口部、3・・・・・・非開口部、4・・・・
・・回転子、5・・・・・・中心軸、6.7・・・・・
・大小閉塞板、8・・・・・・支持棒、9・・・・・・
軸受、10・・・・・・気密材、11・・・・・・指針
、12・・・・・・外気導入口、13・・・・・・還気
導入口、14・・・・・・コイル、15・・・・・・フ
ァン、16・・・・・・フィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つの流入通路より混合チャンバへ流入させた混合流体
    を二つの排出通路より排出させて流体の流れを切替える
    装置において、混合チャンバを筒状ドラムで構成し、流
    入通路および排出通路にそれぞれ接続される開口部を前
    記筒状のドラムの周を四等分する位置に四個所形威し、
    開口部でない残余の四個所のドラム周壁を非開口部とし
    、開口部周長りを非開口部周長とほぼ同一に形威し、前
    記ドラム内に周部に大小の偏板状のダンパ作用をなす閉
    塞板を中心軸に対して対称位置に有する回転子をドラム
    の中心軸周りに回転自在に配しかつ前記閉塞板はドラム
    内壁に近接させ、回転子の内部は空間とし、前記大閉塞
    板の周長はほぼ3Lに、小閉塞板の周長はほぼLに形成
    したことを特徴とする流体の流れ切替装置。
JP10509178U 1978-07-31 1978-07-31 流体の流れ切替装置 Expired JPS5936778Y2 (ja)

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JP10509178U JPS5936778Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 流体の流れ切替装置

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JP10509178U JPS5936778Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 流体の流れ切替装置

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Publication Number Publication Date
JPS5522545U JPS5522545U (ja) 1980-02-13
JPS5936778Y2 true JPS5936778Y2 (ja) 1984-10-11

Family

ID=29047024

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JP10509178U Expired JPS5936778Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 流体の流れ切替装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536235Y2 (ja) * 1987-08-31 1997-05-21 東洋シヤッター株式会社 無励磁作動型ブレーキ用解除装置
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JPS5522545U (ja) 1980-02-13

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