JPS5936628A - 臭化メチルの回収法 - Google Patents

臭化メチルの回収法

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JPS5936628A
JPS5936628A JP14752582A JP14752582A JPS5936628A JP S5936628 A JPS5936628 A JP S5936628A JP 14752582 A JP14752582 A JP 14752582A JP 14752582 A JP14752582 A JP 14752582A JP S5936628 A JPS5936628 A JP S5936628A
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JP
Japan
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bromide
reaction
methyl
bromine
methyl bromide
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JP14752582A
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English (en)
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Yoshihiko Matsukuma
松隈 良彦
Shozaburo Nagano
長野 昭三郎
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は臭化メチルの回収法に関するものである。更に
詳しくはベンゼンカルボン酸の製造において触媒として
使用された臭素化合物を、反応混合物中から臭化メチル
として回収する方法に関するものである。
テレフタル酸或いはテレフタル酸ジメチルは、合成繊維
、フィルム、合成樹脂として工業的に大量に生産されて
いるポリエステルの原料として極めて有用な化合物であ
る。
従来、テレフタル酸(以下TAと略称することがある)
或いはテレフタル酸ジメチル(以下DMTと略称するこ
とがある)の製造法は、極めて多(の方法が提案されて
いるが、その殆んどはp−キシレンを出発原料とする方
法であり、実際に工業化されている方法は次の2つの方
法に代表される。
その1つは、所謂アモコ法(またはSD法)と呼ばれ、
p−キシレンを酢酸の如き低級脂肪族モノカルボン酸溶
媒中重金属および臭素よりなる触媒の存在下分子状酸素
含有ガスにより酸化してTAを直接製造する方法である
。(米国特許第2833816号明細書参照) 他の1つは、ピッテン−バーキュレス法(またはピッテ
ン法)と呼ばれ、p−キシレン(px )を無溶媒下に
酸化してJ)−トルイル酸とし、これをメタノールでエ
ステル化してp−)ルイル酸メチル(MPT)を得、次
いでこJlを酸化してテレフタル酸モノメチル(MMT
>として、サラにメタノールでエステル化してテレフタ
ル酸ジメチル(DMT)を製造する方法である。このピ
ッテン−バーキュレス法は、p−キシレン(px )と
p−)ルイル酸メチル(MPT)との混合物を無溶媒下
で酸化し、次いでメタノールでエステル化1−てp−)
ルイル酸メチル(MPT)およびテレフタル酸ジメチル
(t)MT)を含有すル混合物を得、該混合物からDM
Tを分離するという改良法もある(英国特昨第727,
989および同第809,730号明細豊参照)。
前記アモコ法およびピッテン法はそれぞれ次のような特
長と欠点があることが知られている。
アモフ法は酸化力が強い触媒および酸溶媒を使用し、そ
の上高温で高圧という厳しい条件で酸化が行なわれるの
で、反応速度が速くテレフタル酸の収率も比較的高い。
その反面溶媒の燃焼による損失も避けることが出来ず、
また触媒と溶媒に主として起因する反応装置の腐蝕が大
きく、例えばハステロイ、チタンなどの高価な材質の装
置を必要とする。
一方ビツテン法は、前記アモコ法と較べるとより低温か
つ低圧でしかも比較的弱い酸化力の触媒を使用する方法
であり、実質的に溶媒を使用しない方法であって、その
ため反応速度が遅く、主反応の選択性が低く目的とする
DMTの収率は比較的低い。しかしこのピッテン法は、
溶媒を使用しないためその燃焼ロスが無く、また反応装
置の腐蝕が極めて少ないので例えばステンレス鋼などの
安価な材質の装置を使用できる。
前述の如く7モコ法およびピッテン法は、前記のような
特徴を有しているが、ポリエステル原料としてのTAお
よびDMTの大部分は、この2つの方法のいずれかによ
って工業的に大量に生産されている。
最近これら2つの方法のそれぞれの欠点を改良し、目的
生成物としてTA或いはDMTのいずれをも製造し得、
しかも極めズ高いJメ率で目的物を得ることができる方
法として、酢酸の加齢低級脂肪族モノカルボン酸を#媒
として実質的にイφ用しないで、曹金綱化合物と臭素化
合物を触媒として使用L p−キシレン(PX)、p−
)ルイル酸メづル(Mll’r)又はこれらの混合物な
どを分子状酸素含有ガスにより酸化する方法が特開昭5
4−119427号及び特開昭55−154939号公
報に提案されている。
これらの方法は、酢酸の如館低級脂肪族モノカルボン酸
を溶媒と[、て使用しない方法であって、当然のことな
がらこれら溶媒の燃焼による損失はなくそれに起因する
反応装置の腐蝕の問題も少ない。またこの方法は、ピッ
テン−バーキュレス法に比較して、目的カルボン酸の収
率が極めて向上し、また反応速度も増大するという工業
的利点が得られるばかりでなく、触媒の一成分とし【使
JTiする臭素化合物による装置の腐蝕は殆んどなくな
り、安価なステンレス鋼等の材質の反応装置を使用して
酸化反応を実施す 6− ることも可能である。
このように前記特開昭により提案された方法は、優れた
方法であるが、工業的に実施するに当っては、種々の問
題を解決する必要がある。
その1つは、触媒の1成分である臭素化合物の回収であ
る。
アモコ法の場合、酸化反応混合物中に存在する触媒成分
は、目的とするTAを固液分離した反応母液をそのま〜
或いは脱水などの処理を行って後、再び酸化工程へ循環
使用される。しかしながらピッテン−バーキュレス法の
場合、低級脂肪族モノカルボン酸溶媒を使用しないため
に、目的酸と触媒を含有した溶媒(母液)とに分離する
ことは困難であり、触媒を有効な形態で回収することは
容易ではない。
そこで不発明の目的は、ピッテン−バーキュレス法の酸
化触媒として使用した臭素化合物を、酸化反応混合物か
ら再び酸化触媒として使用し得る化合物として分離1回
収する方法を提供することにある。
 6 − 本発明の他の1」的は、臭素化合物を酸化反応r14合
物を分離し7、酸化工程の後工程において臭素化合物が
1y応を阻害したり、装置uの腐蝕を防1F、またTA
4’l)MTの品質の劣化することを防11−する方法
を提供することにある。
本発明の史に他の目的は、臭素化合物を酸化反応混合物
からは父定せ的に分離2回収する方法を提供することに
ある。
本発明者らの(11[究によれば、かkる本発明の1.
1的は、11−・−゛シレン(PX)および/またはp
−トルイル酸メチル(MPT)を液相で溶媒としでの低
級脂肪J^モノカルホン酸の実質的非存在1分子状酸素
含有ガスに、l:り重金属化合物及び臭素化合物J、り
なる触媒の存在下酸化して対応するベンゼンカルボン酸
を含有する酸化反応混合物を得、この酸化反応混合物を
少くとも200℃の温度に加熱1−1臭素化合物を臭化
メチルとして回収することにより達成されることがわか
った。
本発明において対象とする酸化は、所謂ピッテン−バー
キュレス法におけるペンゼルカルボン酸或いはそのメチ
ルエステルの製造において、重金属化合物及び臭素化合
物を酸化触媒として使用する方法であって、このような
酸化によって得られた酸化反応混合物中には、臭素化合
物は種々の化合物で存在しているが、酸化反応混合物中
には臭化メチルは極く僅かしか存在しない。このことは
酸化反応混合物を単に常圧に開放しても、臭化メチル(
常圧沸点は3.56℃)は殆んど留出しないことからも
わかる。所がこの酸化反応混合物を200℃以上の温度
、好ましくは220℃以上の温度に加熱処理すると大部
分の臭素化合物が臭化メチルとなり留出により回収され
る。
一般にエステルと臭素化合物との反応により臭化アルキ
ルを合成する反応としては、例えば下記反応が知られて
いる。
(ll  Me、So4+NaBr −−→MeBr(
C,A、14:2623参照) (ill  Me、So、 + HBr  −→MeB
r(C,A、14:2623参照) (曲  Me、PO,+ 8bBr、 −一−→MeB
r(C,A、59:P6255d参照) 上11−!(ll−(1111の反応式においてMeは
メチル基を表わすが、これらの知られた反応は、いずれ
も無機酸のエステルと臭素化合物とから臭化メチルの如
き臭化アルキルを合成する方法である。
一方布mカルボン酸エステルとハpゲン化合物からハロ
ゲン化アルキルを製造する方法としては、脂肪酸アルキ
ルエステルと金属沃化物とを100〜250℃の温度に
加熱して沃化アルキルとする方法が知られている(例え
ば特公昭52−10843号公報お照)。
これらの公知の方法は、無機酸のエステルを使用したり
また脂肪酸のエステルを使用するものであり、また特殊
な金属沃化物を使用する必要がある。
これに対して、本発明によれば、ピッテン−バーキュレ
ス法における酸化反応混合物においては、種々の形態の
臭素化合一が臭化メチルと−9− して変換される。このことについては、後述する参考例
から明らかなように、各種ベンゼンカルボン酸メチルエ
ステルと臭素化合物との反応による臭化メチルの形成反
応において、反応系中に存在するベンゼンカルボン酸が
反応を著しく促進しているものと考えられる。
更に特異的なことは、酸化反応混合物中に存在する臭(
Is’ベンジルの如きアルキル基に臭素が結合した臭素
化合物であっても、これが本発明によれば臭化メチルに
変化するということである。
本発明によれば、触媒成分として使用した臭素化合物の
種類に拘らず、酸化反応終了後、酸化反応混合物を単に
所望の温度に加熱することによって、その中に含まれる
臭素化合物が、臭素原子を基準にしては父定量的に臭化
メチルとして酸化反応混合物から分離される。
以下本発明方法について更に詳細に説明する。
本発明における酸化反応はp−キシレン(PX)及び/
又はp−)ルイル酸メチル(MPT)を液−1〇 − 相で分子状酸素含有ガスにより酸化し対応するベンゼン
カルボン酸を得る反応であり、通常ピッテン−・ヘーキ
ュレス法と呼ばれる反応であって、一般的に溶媒は使用
されず、もちろんアモコ法で使用される低級脂肪族モノ
カルボン酸は溶媒どして使用しない方法である。
殊に本発明は、p−キシレン(px)とp−トルイル酸
メチル(M P T ’)との混合物を酸化する方法に
t・!いて、酸化触媒として使用した臭素化合q勿の分
離に効果的である。
本発明の酸化反応に触媒として使用される重金属化合物
としては、従来、P−キシレンの如きアルキルベンゼン
の酸化によるベンゼンカルボン酸類の製造、特にピッテ
ン法における酸化触媒として使用されているものであれ
ばよい。
その例としては、コバルト、マンガン、ニッケル、りp
ムなどが挙げられるが、好ましいのは、コバルト、マン
ガン、ニッケル或いはこれらの組合せであり、特にII
I f lいのはコバルトまたはこれとマンガンの組合
せであって、これらは反応系に少くとも一部が可溶性の
化合物として使用される。
これら1金属は、例えば下記の如き化合物として使用す
るのが好ましい。
(1)  ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン
酸、ステアリン酸、パルミチン酸の如き脂肪族カルボン
酸の塩; (11)  ナフテン酸、シクロヘキサンカルボン酸の
如き脂環族カルボン酸の塩; 仙) 安息香酸、トルイル酸、テレフタル酸、ナフタリ
ンカルボン酸の如き芳香族カルボン酸の塩; 前記(1)〜(iiDのカルボン酸は、炭素数20以下
、特に15以下のものが好適である。
さらに前記重金属の7セチルアセトネート。
メチルアセトアセテートやエチルアセトアセテートの如
き有機錯体も同様に使用することができる。また前記重
金属の炭酸塩、酸化物筺たは水酸化物の如き無機化合物
は、それ自体は反応系に不溶乃至難溶であるが、反応の
経過と共に可溶性の化合物に転換するので何等支障なく
使用することが出来る3、前記重金属化合物は、とりわ
け、前記(11〜(11Dのカルボン酸の塩又は臭化物
であるのが好ましい。前記重金属の臭化物を使用すると
きは、その臭素は臭素化合物としても作用するので好ま
しい′kJA様の一つである。
LSI前記夏金属化合物は、金属として換算して、反応
混合物中に10〜20,000 ?、好ましくは100
〜50θOIIImの濃度範囲で存在するように使用す
るのが好適である。
nil flt2 fj:金属化合物と共に触媒として
使用される臭素化合物としては、例えば臭素、臭化水素
良化アンモンなどのほかに、前記金属の臭化物、例えば
臭化コバルト、臭化マンガン、臭化ニラクール、臭化ク
ロム、アルカリ金属の臭化物、例えば臭化リチウム、臭
化カリウムなどを挙げることがでとる。
さらに、例えば臭化エチル、臭化エチレン。
J化プロピル、臭化プロピレン、臭化オクチル。
臭化ベンジル、臭化ベンゾイル、臭化シクロペ13− ンチル、臭化シクロヘキルなどの脂肪族−または脂環族
−臭素化合物も使用することかできる。
前記臭素化合物は微量であってもそれなりの効果は認め
られるので特にその量の限定はないが、臭素として換算
して反応混合物中[50〜20.000pIm、好まし
くは100〜6,000pPl。
特に好ましくは200〜3,0009PIの範囲で使用
するのが有利である。
前記した重金属化合物及び臭素化合物を触媒として使用
する他に、反応系にアルカリ金属化合物を添加すること
により、酸化反応が促進され選択率が向上し、しかもT
AやDMTの色調や純度が高くなるという効果が得られ
る。
か〜るアルカリ金属化合物としては、リチウム、カリウ
ム、ナトリウムの如ぎアルカリ金属の化合物であって反
応系に可溶性のものが使用されるアルカリ金属化合物は
、微量添加してもそれなりの効果は認められるのでその
量的制限は特にないが、アルカリ金属化合物は、その量
が多ければ多い程よいというわけでなく一般に14− は金属として換Kして反応混合物中に10.θ009P
I以下、好ましくは5000碧以下、特に2500pl
XI以下の濃度で存在すればよい。アルカリ金属として
はリヂウムが最も好ましく、カリウムがその次に好まし
く、ナトリウムはこれらより若干効呆は劣る。
前記した如く本発明の酸化反応は、重金属イオン、爽累
イオンおよびアルカリ金属イオン以外の無機イオ/は反
応系中に存在しない方が好ましいので、アルカ1ノ金属
化合物としては、臭化クチ1クム、臭化カリウム、臭化
す)・リウムの如ぎ臭化物および、反応涼刺、中間体、
目的ベンゼンカルボン酸類の如きカルボン酸のアルカリ
金桐塩を使用するの〆I【好ましい。か瓦るカルボン酸
の77シ力リ金M塩の例としては、p−1゜ルイル酸す
→−ウム、テレフタル酸カリウム、テンフタル酸モノメ
チルナトリウム、p−カルボキシベンツフルゲヒドリチ
ウムが皐げられる。
また水酸化アルカリも同様に好ましい化合物である。
本発明における分子状酸素含有ガスとしては、純酸素の
みならず分子状酸素と窒素の如ぎ不活性ガスとの混合ガ
ス、例えば空気、酸素濃度が高められた空気、窒素など
援より酸素濃度が稀釈された空気などが使用されるが、
空気が入手容易でしかも安価であるので好ましい。
酸化反応温度は、130〜220℃、好ましくは340
〜200℃の範囲とするのが有利である。130℃より
低い温度では極めて反応速度が遅く、一方200℃を越
える温度、殊に220℃を越える温度では選択率の低下
、着色または臭素化合物の損失が顕著になるのでT集的
に不利tある。また反応圧力は、反応系を液相に保持し
得るに充分な圧力であればよく、例えば常圧〜30ky
/dの範囲が好ましい。
本発明における酸化反応は、生成する水は酸化反応に対
し特に悪影響を及ぼさないので、水を反応系外へ積極的
に除去してもよいが、そのま匁反応系中に滞留させても
よい。またある場合には系外から水を添加して実施する
こともできる。
前記した本発明における酸化反応は、回分式でもまた連
続式のいずれでもよく、また酸化塔を使用する場合、1
塔でもよくまた2塔以上を連結して使用することもでき
る。
以上本発明の酸化反応を実施することにより、反応原料
に対応したベンゼンカルボン酸類を含有する酸化反応混
合物が得られるが、その組成は酸化榮件によって変る。
すなわちp−キシレン(F’X)を酸化した時にはp−
)ルイル酸(1)T^)とテレフタル酸(1”A)が主
として得られ、p−キシレン(PX)とp−)ルイル酸
メチル(MPT)との混evjIJを酸化した時には、
p−トルイル酸(PTA)、テレフタル酸(’rA)お
よびテレフタル酸モノメチル(MMT)が主として得ら
れ、さらにp−)ルイル酸メチル(MP’r)を酸化E
、た時にはテンフタル酸モノメチル(MMT)が主とし
て生成する。前述した通り酸化の特徴の一つは、p−キ
シレンとp−)ルイル酸メチルとの混食物を醸化した場
合、希望に17− よって酸化反応混合物中に従来ピッテン法のものと比べ
てp−)ルイル酸の含有量は比較的少ナク、テレフタル
酸トチレフタル酸モノメチルトカ合計し、て極めて多量
存在することである。
前記の如くして得られた酸化反応混合物中には、目的と
するベンゼンカルボン酸、その酸化中間体、副生成物等
の他に、触媒成分である重金属化合物、臭素化合物及び
必臂に応(〕てアルカリ金浅化合物が含まれており、こ
れらの自触媒成分は種々の化合物の形で存在し、多くの
場合添加した化合物とは異なった化合物となっている。
本発明では、酸化終了後、このような酸化反応混合物を
、そのま〜或いは固体成分を固−液分離により分離した
後、少くとも200℃、好ましくは少くとも220℃の
温度に加熱するのであり、そうすることによって大部分
の臭素化合物が臭化メチルに変換され、この臭化メチル
は、常圧沸点が3.56℃(化学便覧参照)であるので
加熱しながら或いは加熱終了後容易にガスとして系外へ
追出することができる。
18− 以下本発明におい【、酸化反応混合物の加熱による臭化
メチルの形成を単に1本発明の処理”と略称することが
ある。
前述したように本発明の処理は、酸化反応混合中を少く
とも200℃の温度に加熱することKまり行たわわ、そ
の−1−眠は特に制限されないが、一般的には280℃
以下、好ましくは270℃以下が有利である。また処理
に要する時間は、処理温度によって左右されるが、概し
て温度が高い場合比較的短かい時間でよく、低い温度の
場合は長い時間を要する。一般には20分以上、好まし
くは30分以上であり、また上限は6時間以−計、好ま
しくは5時間以1でよい。
本発明の処理は、反応系中に不活性ガスを吹込′むこと
によって、生成し、tこ臭化メチルを不活性ノlスに同
伴させながら糸外へ搬出することもでピる。かへる不活
性力スとしては、例えば窒*ガス、炭酸ノJス、水素ガ
スの他に、メタン。
x、lン、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサンなど
の脂肪族炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサンな
どの脂環族炭化水素、ベンゼン。
トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、メタノール
、エタノールなどのアルコール類を挙げることができる
本発明の処理は、減圧、常圧或いは加圧のいずれでも行
うことかできる。%に加圧条件下で反応を行うことが有
利である場合には、酸化反応混合物をメタノールでエス
テル化すると共に臭化化合物を臭化メチルに変換する反
応を同時に行うことができる。圧力は100 kglc
rlG以下、望むべくは30 kg/at/Ia以下で
ある。常圧で反応を行っても充分臭化メチルは形成され
、またメタノールの存在は反応を促進する。
前述の処理より形成された臭化メチルは種々の方法、最
も簡単には加熱による留出により糸外へ追出し、例えば
後述するような方法によって回収することができる。
前記した処理により生成した臭化メチルを回収する方法
は、回収すべき臭化メチルの濃度、臭化メチルを系外へ
追出すためにガスを使用した場合上のtilt類、 1
g111K l−だ臭化メチルの再利用の方法などに、
1:り異l[るが、下記の公知方法、その組合せ或いは
それらの改良により容易に行うことが出来る。
(11吸着法; 活性炭、七しキュラーシープ、シリカゲルの如き吸着剤
に吸着させる方法(例えば特開昭52−116403号
公報、ケミカルアブストラクトC,A、64−1128
0a9照)。
(2)  吸収法; エタノールアミン、ノナール(長鎖アルコール)の如と
吸収剤に吸収させる方法(例えば特開昭4G1−355
03号公報参照)。
(3)  分解法; 臭化メチルを酸化分解、水酸化分解または熱分解なとげ
より臭素ガスまたは臭化水素として回収する方法(例え
ば特開昭48−1297号、同52−143G159−
弓、同49−61329号公報参照)。
(4)  アニオン交換樹脂?i−: 21− 例えば特開昭55−89246号公報参照(51加水分
解法; 例えば特開昭55−89246号公報参照さらに燻蒸剤
として使用した後の臭化メチルを回収する方法として一
般に使用されている方法又は提案されている方法も同様
に本発明の処理より生成した臭化メチルの回収法として
採用し得る。
例えば、臭化メチルを臭化水素に転化したい時には、本
発明の反応系中へ、水素源を含有するガス又は蒸気を導
入すればよい。水素源としては、水素ガスそれ自体であ
り【もよく、或いは炭化水素を含有する可燃性有機化合
物であってもよ(・。例えば主としてメタンを含む天然
ガス、プロパン、ブタンなどより成る可燃性カスなどで
あって、転化されるべき臭化メチル中の臭素よりもモル
過剰の水素源を供給すればよい。
臭化メチルは、前述の如くして水素源と一緒に反応させ
ることによって臭化水素として回収することが出来、臭
化水素は、本発明の意とする22− 酸化反応における触媒成分の1つである臭素化合物とし
て有利に再使用することが出来る。
本発明の処j■より形成された臭化メチルを、水素ガス
の如館水素源を含有するガスを使用せずに反応系外・\
搬出した場合、臭化メチルを含むガスを、前N1)水素
源を含有するガスと混合し反応せ【5めることによって
、臭化メチルを臭化水素に転換することもできる。この
場合は、一般に廃秦されるか燃料としての利用価値のな
い有機質#貿残存のような物質を水素供与体(水率詠)
として使用することが出来るので工業的には殊に有利で
ある。
前述a)如くして、臭化メチルを臭化水素に転化して回
収すると、多くの場合臭化水素は他のガスとの混合した
状態の混合ガスで得られる。
この場合ガスが臭化水素を分離するには、例えハffi
 合カスを、水、メタノール、p−キシレン(PX)、
p−)ルイル酸メチル(MPT)と接触せ【7め臭化水
素をこれらに吸収せしめることにより達成される。p−
キシレンやp−トルイル酸メチルなどに臭化水素を吸収
させた場合には、そのま−酸化工程へ循環することが出
来る。
一方反応系外排出された臭化メチルは、その濃度が高い
場合には、臭化メチルを含むガスを一10°C以下に冷
却して臭化メチルを液化させ、しかる後精留し高純度の
臭化メチルとして分離することが出来、この方法は工業
的に極めて有利である。この場合室温以下の状態で自己
加圧によって臭化メチルを液化することも可能である。
反応系からの臭化メチルの排出に臭化メチルと反応しな
い不活性ガスを使用した場合には、混合ガスを冷却して
予め臭化メチルを不活性ガスから分離した後、臭化メチ
ルを少くともその沸点以下に冷却して液化させ、次いで
これを例えば加圧にて蒸留することに高純度のものとす
ることが出来る。また排出に使用したガスとして、例え
ばメタノールなどを使用した場合には、臭化メチルと該
ガスとを分離することなく、混合ガスを冷却し混合物と
して液化させた後、蒸留により【該ガスと臭化メチルと
を分離することも可能である。さらに使用したガスの種
類や得ようとする臭素化合物の種類によっては、該ガス
と臭化メチルとを分離することなく次の工程へ供給する
ことも出来る。 。
前述の如くして層化メ・fルとして回収する場合、得ら
れる臭化メチルの品質は、いずれの場合も極めて高品質
であり、例えば燻蒸剤、有機合成用工業薬品などとして
そのまに販売し得る品質のものである。
本発明の酸化反応における触媒として再使用可能な品質
を有し、かつ所望する臭素化合物とすることが実際に必
要な場合□には、臭化メチルとして回収することが出来
る他に、酌記(3)分解法または(5)加水分解法を選
択することにより、臭化アルカリ、臭化水素またはJI
L素Nor、)として回収することも答めである。
一例として、臭化ソーダを酸化触媒として使用すること
を希望する場合、臭化メチルを無水メタノール中にて苛
性ソーダに、より50℃以下25− の温度で加水分解する方法を採用することができる(例
えば英国特許第730,690号明細書参照)。この方
法において、力n水分解より生成した臭化ソーダは、無
水メタノール中に溶解し難いため、固体として析出し、
固体を遠心分離などの手段によって、母液から分離した
後、メタノールで洗滌すれば99.5%もしくはそれ以
上の高純度の臭化ソーダを得ることが出来る。かくして
得られた製品は、酸化触媒として充分な品質を有してい
るばかりでなく、医薬用、写真用、ブーム化合物合成用
原料としても満足すべき純度を有している。
以上本発明によれば、前記酸化反応混合物から各種臭素
化合物を臭化メチルとして工業的に有利にしかも高い回
収率で回収することができる。
次に実施例及び参考例を掲げ本発明をさらに詳細に説明
する。
26− 参考例1−(11 本参考例は、各種無機臭素化合物又は有機臭素化合物の
加水分解によるBr−の生成の様子を調べたものである
下記表−1に示すが如き各種臭化物を約0.2yvyn
t秤し、水(又はMeOTI  ) 100 ccに溶
解し、加水分解に必要な雷より梢々過剰の苛性ソーダを
加えた。
加水分解し易い臭化物は常温で一昼夜放置することによ
り加水分解を行った。−1加水分解し難い壱機臭化物は
メタノールが還流する温度で6〜7時間反応させた。テ
トラプラムエタンは6〜7時間でも充分加水分解されな
い為、メタノールが還流する過度で20時間反応させた
反応器、この浴液に水100 ccを加えた後、稍々過
剰の濃硫酸を力11えて溶液を酸性化し、次いで約N1
5硝酸銀水溶液を過剰に加えて臭化銀を生成し、生成I
5た臭化鋼をf別・洗滌し、その重量を測定することに
より試料中の臭素イオン化する臭素の童を測定した。
結果を下記表−1に示した。
(加水分解によるBr−の定量) 上記表−1から大部分の臭素化合物は加水分解によりB
r−を高転化率で生成するが、一部のもの殊に芳香族核
に臭素が直接結合(−だ化合物は、容易には加水分解し
難いことが判る。
参考例1−121 本参考例は種々の臭素化合物の加水分解性と臭化メチル
化反応との関係を調べたものである。
窒素ガス供給111反応生成ガス冷却器、攪拌機を備え
た3 008eの四ツロフラスコに芳香族カルボン酸、
エステル又はそれ等の混合物及び臭化物を入れ所定の反
応温度で下記表−2に記載の如き時間加熱し、臭化メチ
ル化反応を行った。また%に断らない限り反応中窒素ガ
ス供給[コから乾燥窒素ガスを2 r) cc / m
++ (常温!常圧)で反応器に吹込んだ、。
反応で生成した臭化メチルは窒素ガスに伴われて反志生
成ガス冷却器にて5〜6℃に冷却された後、メタノール
−ドライアイスで冷却した臭化メチル吸収管にて吸収せ
しめるようにした。
29− 臭化メチル吸収管中には30針のノへロゲンを含まない
シリカゲルに6針のモノエタノールアミンを吸着させた
吸着剤を充填したU字管型の吸収管を2本直列に連結し
たものを使用した。
所定の反応時間反応させた後に反応器に發素ガスの吸込
を続けながら冷却し、常温近くまでに冷却した後にU字
管を外し、U字管から吸収剤をビーカーに移し、吸収管
をtooccの蒸留水にて洗滌し、その洗液をビーカー
に加えて一昼夜放置した。翌日、ビーカーを温水浴上で
80〜90℃で約90分加熱した。加熱を続けてから攪
拌し、10CCの濃硫酸を加えて酸性化した。次いでシ
リカゲルをr遇し、シリカゲルを充分に蒸留水で洗滌し
、f液及び洗液を合せた上で常温近くまで水溶液を冷却
した。これに約N15硝酸銀水溶液を加えた抜工昼夜放
置し、生成した臭化銀なf別した。生成した臭化銀を洗
滌、次いで乾燥し、その重量を測定することにより反応
で生成した臭化メチル(Br−イオンとしてのダで表示
)を測定した。
30− 一方、四ツ[1フラスコ中の反応生成物は反応終了後梢
々過剰の苛性ソーダ水溶液(反応に使用した臭化物が有
機臭化物の場合には50チメタノール水溶液)を加えて
加熱し、鹸化加水分解した後冷却(−1これに稀硫酸を
加えて酸性化した。酸性化することにより生成した芳香
族カルボン酸はこれを1別し、充分に洗滌した後にr液
は洗液と合せた。この溶液を使用して反応生成物中に残
有する臭化物を臭化銀に変え、その重量法を測定するこ
とにより臭化メチル化しなかった臭化物を測定1−た(
 Br−イオンとしての■で表示)。
上記表−2から判かる如く、臭化物の加水分解性と臭化
メチル反応との間には明らかに相関が認められ、下記の
ことが理解出来る。
(1)  芳香族化合物の側鎖臭化物は加水分解し易く
又臭化メチルを生成し易い。
(2)  脂肪族・脂環族の側鎖臭化物でも加水分解1
−易いものは臭化メチルを生成し易い。加水分解し難い
臭化物でも触媒を使用することにより臭化メチルを生成
し易くすることが出来る。
(3)  芳香族化合物の核臭化物は加水分解を受は雛
く、且つ臭化メチルを殆んど生成しない。
従って臭化フルキル化反応においては、で表示するのが
適切であり、下記式で表わされる全臭素公転化率とは区
別して考えるのが適切である。
参考例2−+11 本参考例は、東北メチル化反応に及ぼす芳香族カルボン
酸の影響を+11Jべたものである。
上記参考例1−(2+にお(Jる実験と同様にして、(
11シ、rl−1−ルイル酸(PTA)およびp−トル
・fル酸メチル(M P i’ )な原料(so、9)
としてその割合な種実変化させて使用し、またNaBr
を臭素化合物として使用L (Br−とじて77.61
v)、220℃で2時間反応を行った。そのPTAとM
 P Tとの混合割合と臭化メチル転化収率の関係を図
−1に示した。
?、c おPTA : MPTの混合割合はモル比で1
00:0,75:25,50:50.25ニア5.10
:90および0 : 100と変化させた。
この図−1から判るように、芳香族カルボン酸の存在は
臭化メチル転化収率に影響を与え、その割合が多い程そ
の収率は増大する傾向が認められる。これは芳香族カル
ボン酸の存在により、臭素化合物が反応系に溶解し易く
なったことが一因になっているものと考えられる。
参考例2−(21 本参考例は、芳香族カルボン酸と芳香族カルボン酸メチ
ルエステルとの組合せを種々変えて、且つ種々の臭素化
合物について臭化メチルの転化率を調べたものである。
上記参考例1−(2)と同様にして反応を行った。
但し原料および臭素化合物は下記表−3に記載したもの
を使用し、温度および時間は同表−3に記載l、た条件
で行′)た。その結果な下記表=3に示した。
35− 表−3 参考例2−(3) 一本参考例は、アルコールの存在の影’lKついて調べ
たものである。すなわち、アルコールと[、てメタノー
ル(MeOH)を使用し、その反応系への供給は加熱窒
素ガスと一緒に反応系へ蒸気=36− として供給することKより行った。添加]、たメタノー
ルは反応時間を通じて均一に供給されるようにした。使
用E7た原料、臭素化合物および添加メタノールは下記
表−4に示し、また反応温度は220℃2反応時間は2
時間で常圧で反応を行った。それ以外の条件および操作
は前記を考例1−(2)と同様であった。
得られた臭化メチルの結果を下記表−4に示した。
表−4 上記表−4から有機臭素化合物からの臭化メチル化反応
に、アルコールは反応促進効果があることが判る。つま
り表−2と表−4の結果を比較すると、この効果が明白
である。すなわち表−2においてα−ブロムパラキシレ
ンを使用した例が2つ示されているが、MMTを3oy
使用し5た場合、転化率a 7.6 %および転化収率
a 2.7 q6であるのに対し、これにメタノールを
存在させると転化率s 2.8 %および転化収率5 
(1,9%と効果が極めて増大する。またMMTを50
g使用した場合、転化率ss、rclbおよび転化収率
72.7%であるのに対し、これにメタン・−ルを存在
させると転化率e a、a %および転化収率85.8
4と同様に効果が極めて増大する。
参考例2−141 本参考例は、前参考例2−(31と同様にアルコールの
存在の効果な別の反応で調べたものである。
特開昭55−1114939号公報記載の比較例2と類
似の装置を使用1−1同じ条件で同じ原料および触媒を
使用(−て液相空気酸化反応を実施し生成物中に臭素化
合物を全く含まない酸化反応生成物を合成1−た。反応
後反応生成物の酸価を測定したところ20s1■KOH
/、?であった。この反応生成物にα−ブームトルエン
を臭素として換算して100091m”の濃度となるよ
うに加えて、次いでメタノールによりエステル化した。
反応終了後生成物を取出し酸価を測定したところ酸価は
s′m9KOH/#に減少しており、jtr定量的にエ
ステル化が行なわれていたことが判った。一方エステル
化後の生成物中の全臭素分をウィックボルド燃焼法(酸
水素炎)−臭素イオン電位差測定法により測定したとこ
ろ、分析下限界以下の臭素分しか検出されず、全臭素分
の除去率は100チであった。
参考例3 本参考例は、臭化メチル形成反応における反応温度の影
響を調べたものである。
MMT 35 fl 、 CoBr、を臭素に換算して
73.6W〜80.4mgを参考例1−(21と同様に
して2時間反応せしめた。但し反応温度は180℃、2
00’C,220’C,240℃および270℃と変化
させた。得られた転化率および転化収率な図−39− 2に示した。
この図−2から反応温度が200℃以上、殊に220℃
以上になると転化率および転化収率共に著(−<増加す
ることが理解出来る。
参考例4 本参考例は臭化メチル形成反応における反応時間の影響
な詞ぺたものである。
PTA 23.8 #およびMPT 26.2 fl 
、 CoBr、を臭素に換算して75〜97■使用して
、参考例1−(2+と同様に反応温度220℃一定とし
反応を行った。反応時間は、0.Is、l、2,3.4
および6時間と変化させた。得られた転化率および転化
収率を図−3に示した。
実施例1〜3 特111111154−119427号公報に記載の実
施例1〜3に記載の装置t、条件、操作に従って液相空
気酸化反応を行った。即ち、攪拌機、ガス吸込口および
還流冷却器を付したガス出口を備え40− たステンレス鋼製オートクレーブにPX 43 g 。
MPT 1o31.PTAsp及び酢酸コバルト(C。
として原料に対し78511111)、酢酸マンガン(
Mnとして原料に対し15G+11111)および下記
表−5に示した各種臭素化合物を仕込み、圧力20 k
fl/ctlG 、温度170℃で高速で攪拌しながら
出口の流量が11/rainとなるような速さで空気を
吹込み、5時間反応を行った。反応終了後、酸化反応生
成物中のBr−イオンを測定した。
更に、酸化反応生成物5ogをN2ガス供給口。
反応生成ガス冷却器、攪拌機を備えたa o o cc
の四ツ目フラスコに入れ温度220℃で2時間臭化アル
キル化反応を行った。昇温を開始すると同時にN2ガス
供給口から乾燥N2ガスを20cc /wm (常圧)
を四ツ目フラスコに吹込み、反応で生成した臭化メチル
はN!ガスと共に反応生成ガス冷却器にて5〜6℃に冷
却した後、メタノール−ドライアイスにて冷却した。臭
化メチル吸収管にて定量的に吸収させるようにした。反
応後、四ツ目フラスコ中の反応生成物中のBr−イオン
濃度並びに臭化メチル吸収管にて吸収されたA化メチル
(Br−イオンとして表示)を測定し、転化率、転化収
率な求めた。その結果を下記f!−5に示した。
表−5 比較例1〜3 参考のために特開昭54−119427号公報に記載の
実施例6〜8と同じ酸化反応原料組成。
触媒および添加物を使用しく但しスケールは1/4とし
た)、酸化反応温度と同じ反応温度。
酸化反応時間と同じ時間で臭化メチル化反応を実施した
。その結果な下記表−6に示した。
表−6 上記比較例1〜3の酸化反応条件下においては少くとも
、添加した臭素化合物は臭化メチルとして酸化反応系外
へ排出されるのは少なく酸化反応の進行に従って芳香族
カルボン酸が生成しても酸化反応を著しく高くない限り
その大部分は反応系内に留まり、触媒として作用するこ
43− とが判った。
実施例4 還流冷却器、攪拌機及びガス吹込口を備えたf#鋪’5
00”のチタン製オートクレーブにMl”I’ 1o 
0 & 、  PTA 2.59を入れ触媒として臭化
コバルト六水塩(原料に対しCoとしてa、oo。
−)、酢酸マンガン四水塩(原料に対しMn  として
300pP)を仕込み、圧力15 k19/cdG 、
温度200℃で島速攪拌を行いながら出口の排ガス流量
が常温、常圧で317−になる様に空気を吹込み40分
間反応させた。反応終了後、冷却して生成物を取出し、
酸化反応生成物中の11r−濃度を測定した。
酸化反応生成物60IlをN、供給ロ9反応ガス冷却器
、攪拌機を備えた四ツ目フラスコに仕込み乾燥N、ガス
をaoco/5III+流しながら温度270℃で2時
間加熱1−1臭化アルキル化反応を行った。反応終了後
、冷却して生成物を取出し、生成物中の残留Br−イオ
ン濃度を測定した。
44− 一方、臭化メチル吸収管に吸収された臭化メチルを6(
11定し、臭化メチル化反応の転化率、転化収率を計算
により求めたところ各々99.2 %。
98.3%であった。
実施例5〜8 触媒として臭化コバルト六水塩の添加皺な減らした以外
(原料に対しCoとして15ooppa)は実施例4と
全く同一条件で同一操作により酸化反応を6回繰返した
反応終了後、各反応で得られた反応生成物を良く混合し
混合酸化生成物中のBr−を分析した後、実施例5〜8
の原料として使用した。実施例5〜8では混合酸化反応
生成物を各々351/使用し、いづれの実施例も温度2
20℃、常圧にて各々反応時間を変えて実験を行った。
実験では生成した臭化メチルを系外に排出するためN、
ガスを20 cc / mの速度で反応系に供給した他
、実施例7.8では水蒸気を反応系に供給し臭化アルキ
ル化反応に及ぼす水蒸気の影響について調べた。
反応で生成した臭化メチルはN、ガス等と共に系外に排
出され反応生成ガス冷却器にて5〜6℃に冷却された後
、5〜6℃に冷却された臭化水素吸収瓶を通り次いで臭
化メチル吸収管に導かれるようにした1、臭化水素吸収
瓶には約5/N硝酸銀水溶液10Ceに蒸留水200C
eを加えた吸収液を入れた吸収瓶を使用した。
反応終了後、フラスコ中の反応生成物中の未反応臭素イ
オン及び臭化メチル吸収管に吸収された臭化メチルの生
成1ll(Br−として)について分析した。この他、
実施例5〜7の実験では反z1ト生成ガス冷却器、真率
吸収瓶に於いて凝縮。
11& IIS!された臭化水車についても分析を行っ
た。
即ち、反応ガス冷却器、臭化水素吸収瓶を蒸留水にて洗
滌し、吸収液、洗滌液を合せた後硫酸にて酸性化して臭
化銀を生成させた後、冷暗所に二昼夜以上放置した。生
成した臭化銀をr別し、七〇重旙を測定することにより
試料中の臭素イオンを定・脂i−だ。生成した臭化銀は
X線マイクロアナライザーにより元素分析したが銀イオ
ン、臭素イオン以外の元素は極めて僅かであり大部分が
臭化銀であることが同定の結果判った。
また、別に生成した臭化銀な白金ルツボに入れSOO℃
で4時間、更に600℃で1時間加熱し、その重量減を
見ることにより有機物が混合していないかを見てみたが
重量減は僅かでありその大部分が臭化銀であることが確
められた。
更に念のため、元素分析を行ってるだが臭化銀中に炭素
は約2チ、水素は0.2チ以下で大学が無機物であるこ
とが確められた。
実施例5〜Bの実験結果を下記表−7に示した。
47− 表−7 −1−記表−7から明らかな如く、反応系に水蒸気を共
存させると臭化メチルの一部が臭化水素に転化すること
が判った。従つそ臭化メチルを臭化水素として得ること
を希望する場合には、反応系に水蒸気を共存せしめるこ
とは有効な平段の一つであると考えられる。
実施例7および8においては、反応系に水蒸気を11(
給しながら反応を行ったが、実施例7においては反応器
出口において水滴が凝縮していることが観察され、反応
ガス冷却器に排出されない水分(臭化水素を含む)があ
った。
従って、実施例8では反応器出口を強制的に48− 加温し反応器出口における水滴を反応ガス冷却器に排出
するように試みたが、水分と共に反応原料が反応ガス冷
却器に留出した為強制的に加温温度を下げて実験した。
その結果臭化水素の分離が不充分でその定量が邪げられ
た為、実施例8では臭化水素の定量は行なわなかった。
常圧における臭化水素水溶液の共沸混合物(47,6a
%HBr )の沸点は124.3℃であり実施例7のみ
でな〈実施例8においても反応で生成しすこHBrは定
量的に反応系外へ排出されたとは考えられず、従って表
−7に示した転化率より実際の転化率は高い公算は強い
【図面の簡単な説明】
図−1は、本発明の参考例2−(1)において、芳香族
カルボン酸の割合と臭化メチル転化収率との関係を示し
たものである。 図−2は本発明の参考例3において臭化メチルの形成反
応における反応温度の影響を調べた結果を示したもので
ある。 図−3は本発明の参考例4において、臭化メチル形成反
応における反応時間の影響を調べた結果を示したもので
ある。 (5−7 101%      も      謳(9−2 /&D   200  220  2ぐO−)に0反7
一温度(ζ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. p−キシレンおよび/またはp−)ルイル酸メチルな液
    相で溶媒としての低級脂肪族モノカルボン酸の実質的非
    存在下分子状酸素含有ガスにより重金属化合物及び臭素
    化合物よりなる触媒の存在下酸化して対応するベンゼン
    カルボン酸を含有する酸化反応混合物を得、この酸化反
    応混合物を少くとも200℃の温度に加熱し、臭素化合
    物を臭化メチルとして回収することを特徴とする臭化メ
    チルの回収法。
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