JPS5936482B2 - 閉鎖配電盤 - Google Patents
閉鎖配電盤Info
- Publication number
- JPS5936482B2 JPS5936482B2 JP54090359A JP9035979A JPS5936482B2 JP S5936482 B2 JPS5936482 B2 JP S5936482B2 JP 54090359 A JP54090359 A JP 54090359A JP 9035979 A JP9035979 A JP 9035979A JP S5936482 B2 JPS5936482 B2 JP S5936482B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- breaker
- attached
- chamber
- closed switchboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は万一のしや断器室内部短絡事故時、扉面取付用
品への波及を最小にした閉鎖配電盤に関する。
品への波及を最小にした閉鎖配電盤に関する。
一般に閉鎖配電盤は、第1図で示すように、複数のしゃ
断器1を上下方向に多段積配置してなるしゃ断器室15
と、そのしゃ断器1を所定の回路条件に適合させるため
の母線や分岐導体3などを収納する母線室16および図
示しないが制御回路用用品、電線を収納処理する制御室
により概略構成される。
断器1を上下方向に多段積配置してなるしゃ断器室15
と、そのしゃ断器1を所定の回路条件に適合させるため
の母線や分岐導体3などを収納する母線室16および図
示しないが制御回路用用品、電線を収納処理する制御室
により概略構成される。
この種閉鎖配電盤には事故を検出してしゃ断器1を作動
制御する過電流継電器や地絡方向継電器、更に接点増巾
などを行うための補助継電器まで多種多様な制御回路用
用品が使用されている。
制御する過電流継電器や地絡方向継電器、更に接点増巾
などを行うための補助継電器まで多種多様な制御回路用
用品が使用されている。
これらの制御回路用品を盤に収納する際、しゃ断器1を
中心にして、その近辺に配置することが広く採用されて
いる。
中心にして、その近辺に配置することが広く採用されて
いる。
この構成は配線の長さを最短にでき、したがって配線作
業工数も少なくできるなどの利点がある。
業工数も少なくできるなどの利点がある。
このためしゃ断器1の前面の扉5に上記各種用品4を取
付けている。
付けている。
またこの閉鎖配電盤の冷却方法は保守性や粉じんなどに
対する信頼性等を考慮して、しゃ断器1や母線2などの
内部収納電気機器の発生熱による自然対流を利用した自
然冷却を用いている。
対する信頼性等を考慮して、しゃ断器1や母線2などの
内部収納電気機器の発生熱による自然対流を利用した自
然冷却を用いている。
つまりしゃ断器室15の前面の吸気口10より吸気した
外部の冷たい空気はしゃ断器1等の発生熱により暖めら
札 しゃ断器15の背面に設けた排気口11より母線室
16へ排気され、そこで母線室16の背面の吸気口13
より、吸気した空気と合わさって母線室16の天井に設
けられた排気口12より外部へ排出するものである。
外部の冷たい空気はしゃ断器1等の発生熱により暖めら
札 しゃ断器15の背面に設けた排気口11より母線室
16へ排気され、そこで母線室16の背面の吸気口13
より、吸気した空気と合わさって母線室16の天井に設
けられた排気口12より外部へ排出するものである。
しゃ断器1を収納するしゃ断器室の万一の内部短絡事故
時もこの自然換気経路とほぼ同様の経路にて、アークま
たはイオン化したガスが外部へ放出される。
時もこの自然換気経路とほぼ同様の経路にて、アークま
たはイオン化したガスが外部へ放出される。
この際しゃ断器室1の2ニツト17内では、内部短絡事
故時瞬間的ζこ内圧が高まり周囲の隔壁へその圧力が伝
わる。
故時瞬間的ζこ内圧が高まり周囲の隔壁へその圧力が伝
わる。
このため隔壁の一部でもある扉面5もその圧力により振
動する。
動する。
この振動が扉面5へ取付けた用品4へ伝わって瞬間的な
電気接点のチャタリング現象を起こし、継電器の誤動作
として、他の電気回路へ誤信号を送る恐れがある。
電気接点のチャタリング現象を起こし、継電器の誤動作
として、他の電気回路へ誤信号を送る恐れがある。
本発明の目的は、内部にしゃ断器収納室を有し、その前
面扉に比較的衝撃振動に弱い機械式継電器などの用品を
取付けた閉鎖配電盤において、万一のしゃ断器室の内部
短絡事故時等、扉面の用品の誤動作を防止し、かつ制御
回路用品を当該のしや断器室に集約して取付は収納する
ことを可能としてコンパクトで経済性の高い閉鎖配電盤
を提供することにあり、その特徴とするところは、各し
ゃ断器室の扉の周囲を折り曲げるなどして内圧方向の力
に対し強度を高め、さらに扉面の用品を囲′うカバーを
、断面係数の高い扉の周囲のみに伝播するよう取付け、
扉面の用品へのしゃ断時の内圧による振動伝播を最小に
し、用品の信頼性を向上させることにある。
面扉に比較的衝撃振動に弱い機械式継電器などの用品を
取付けた閉鎖配電盤において、万一のしゃ断器室の内部
短絡事故時等、扉面の用品の誤動作を防止し、かつ制御
回路用品を当該のしや断器室に集約して取付は収納する
ことを可能としてコンパクトで経済性の高い閉鎖配電盤
を提供することにあり、その特徴とするところは、各し
ゃ断器室の扉の周囲を折り曲げるなどして内圧方向の力
に対し強度を高め、さらに扉面の用品を囲′うカバーを
、断面係数の高い扉の周囲のみに伝播するよう取付け、
扉面の用品へのしゃ断時の内圧による振動伝播を最小に
し、用品の信頼性を向上させることにある。
以下本発明を第2図に示す代表的な実施例を参照して説
明する。
明する。
尚、収納電気機器およびその配置構成は第1図と同様な
ので対応するものに同一符号を付し、説明は省略する。
ので対応するものに同一符号を付し、説明は省略する。
第2図に於て、扉5に取付けられている用品4を内側よ
り囲うカバー6を、扉5の周囲の折曲げ部を利用して扉
5の開閉およびしゃ断器1の収納出し入れに支障のなら
ない適描な外形寸法にて形成し取付ける。
り囲うカバー6を、扉5の周囲の折曲げ部を利用して扉
5の開閉およびしゃ断器1の収納出し入れに支障のなら
ない適描な外形寸法にて形成し取付ける。
この扉5の部分の構成をより容易に説明するための外体
図を第3図に示す。
図を第3図に示す。
第3図は扉5を開いて扉の背面側より見た図である。
また内圧が用品4に伝播するのを防止するための構成を
より容易に説明するため、第3図の断面l−■を第4図
に示す。
より容易に説明するため、第3図の断面l−■を第4図
に示す。
第4図は図示下方が扉外面となる方向より見た図である
。
。
まず第3図において構成を説明すると、扉の表面5に接
して取付けられた用品4に対して、カバー6を、第4図
で示す如く扉5の周囲縁部の全周または一部を折り曲げ
て形成した折り曲げ部7を利用して矢印31で示す内圧
の方向に対し、すき間が最小となるよう囲った状態で取
付ける。
して取付けられた用品4に対して、カバー6を、第4図
で示す如く扉5の周囲縁部の全周または一部を折り曲げ
て形成した折り曲げ部7を利用して矢印31で示す内圧
の方向に対し、すき間が最小となるよう囲った状態で取
付ける。
この取付に当ってはカバー6の両側にゴムなどの振動吸
収材22.23を介入してネジ類24により取付ける。
収材22.23を介入してネジ類24により取付ける。
一方このようにして構成した扉5は、その一端フレーム
本体ヘヒンジ25を介して回動自在に取付けており、他
端側ζこ設けたハンドル20の回転動作により掛金21
をフレーム本体と係脱させて開閉可能に構成する。
本体ヘヒンジ25を介して回動自在に取付けており、他
端側ζこ設けたハンドル20の回転動作により掛金21
をフレーム本体と係脱させて開閉可能に構成する。
即ち第4図で詳細に示す如くヒンジ25をフレーム本体
30にネジ類28により堅固に取付け、ハンドル20に
掛金21をネジ類29により取付け、フレーム本体30
へ保合させ固着する。
30にネジ類28により堅固に取付け、ハンドル20に
掛金21をネジ類29により取付け、フレーム本体30
へ保合させ固着する。
一方用品5の制御配線26は扉5の折り曲げ部7などに
設けられた切欠き部27を通してフレーム本体30側へ
導き出す。
設けられた切欠き部27を通してフレーム本体30側へ
導き出す。
以上の構成とすることにより、万一のしゃ断器室の内部
短絡事故時、高まった内圧は矢印31で示す如くカバー
6へ直接影響し、カバー6は衝撃振動を生ずる。
短絡事故時、高まった内圧は矢印31で示す如くカバー
6へ直接影響し、カバー6は衝撃振動を生ずる。
この振動は振動吸収材22 、23により減衰され扉の
内側折り曲げ部7へ伝播される。
内側折り曲げ部7へ伝播される。
この折り曲げ部7は一般の片持ち梁り作用で振動伝播を
減衰させる。
減衰させる。
一方、扉面5へ伝播してゆく伝播径路途中に、質量の大
きいフレーム本体30へ堅固に取付けられたヒンジ25
とハンドルの掛金21部が存在するためそこで大巾に減
衰さべ小さな衝撃力となって扉面5へ伝播する。
きいフレーム本体30へ堅固に取付けられたヒンジ25
とハンドルの掛金21部が存在するためそこで大巾に減
衰さべ小さな衝撃力となって扉面5へ伝播する。
更に用品5の質量大きさにより、減衰された加速度が、
用品5の接点およびその駆動源へ伝わるが、その値は用
品5の許容加速度範囲内まで減衰しており、従来の用品
取付構造では防げなかった異常内圧時の誤動作及びそれ
による他の回路への誤信号の恐れをなくすことができる
。
用品5の接点およびその駆動源へ伝わるが、その値は用
品5の許容加速度範囲内まで減衰しており、従来の用品
取付構造では防げなかった異常内圧時の誤動作及びそれ
による他の回路への誤信号の恐れをなくすことができる
。
本発明は以上説明したように万一のしゃ断器室の内部短
絡事故時等の異常内圧の直撃を、扉裏面に取付けた内側
カバーで受け、扉との間に振動吸収材を設ケ、ヒンジ、
ハンドルによりフレーム本体に扉を堅固に取付ける構成
としたので、しゃ断器のしゃ断時の内圧が用品取付面を
直撃することによる用品の電気接点の誤動作を防止でき
、しかも扉開放時に用品裏面の端子活線部に誤まって触
れることもなく安全に保守点検が可能で、用品自体の防
じん構造も軽減化することができる。
絡事故時等の異常内圧の直撃を、扉裏面に取付けた内側
カバーで受け、扉との間に振動吸収材を設ケ、ヒンジ、
ハンドルによりフレーム本体に扉を堅固に取付ける構成
としたので、しゃ断器のしゃ断時の内圧が用品取付面を
直撃することによる用品の電気接点の誤動作を防止でき
、しかも扉開放時に用品裏面の端子活線部に誤まって触
れることもなく安全に保守点検が可能で、用品自体の防
じん構造も軽減化することができる。
第1図は従来の用品取付状態を示す閉鎖配電盤の側面図
、第2図は本発明による閉鎖配電盤の一実施例を示す側
面図、第3図は本発明におけるカバーの扉取付状態を示
す立体図、第4図は第3図の17部断面図である。 1・・・・・・しゃ断器、15・・・・・・しゃ断器室
、5・・・・・・凰 4・・・・・・用品、1・・・・
・・折曲部、6・・・・・・カバー、22.23・・・
・・・振動吸収材、25・・・・・・ヒンジ、20・・
・・・・ハンドル。
、第2図は本発明による閉鎖配電盤の一実施例を示す側
面図、第3図は本発明におけるカバーの扉取付状態を示
す立体図、第4図は第3図の17部断面図である。 1・・・・・・しゃ断器、15・・・・・・しゃ断器室
、5・・・・・・凰 4・・・・・・用品、1・・・・
・・折曲部、6・・・・・・カバー、22.23・・・
・・・振動吸収材、25・・・・・・ヒンジ、20・・
・・・・ハンドル。
Claims (1)
- 1 箱体内に形成されたしゃ断器を収納するしゃ断器室
と、このしゃ断器室前面に設けられかつ板面に用品を取
付けると共に縁部を箱体内側に向けてU形に折曲げた扉
と、この扉の裏面に上記用品を囲うよう設けられその縁
部を扉に形成した上記折曲げ部に振動吸収材を介して取
付けたカバーとを備えた閉鎖配電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54090359A JPS5936482B2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 閉鎖配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54090359A JPS5936482B2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 閉鎖配電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5615111A JPS5615111A (en) | 1981-02-13 |
JPS5936482B2 true JPS5936482B2 (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=13996331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54090359A Expired JPS5936482B2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 閉鎖配電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936482B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6330168Y2 (ja) * | 1981-02-20 | 1988-08-12 | ||
JPS60138834A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | 低圧金属蒸気放電灯 |
JPH059809Y2 (ja) * | 1987-08-21 | 1993-03-10 | ||
JPH0517977U (ja) * | 1991-08-24 | 1993-03-05 | 日東電工株式会社 | 熱収縮性保護体の加熱治具 |
-
1979
- 1979-07-18 JP JP54090359A patent/JPS5936482B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5615111A (en) | 1981-02-13 |
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