JPS5936095Y2 - 電線の被覆剥離工具 - Google Patents
電線の被覆剥離工具Info
- Publication number
- JPS5936095Y2 JPS5936095Y2 JP1974088714U JP8871474U JPS5936095Y2 JP S5936095 Y2 JPS5936095 Y2 JP S5936095Y2 JP 1974088714 U JP1974088714 U JP 1974088714U JP 8871474 U JP8871474 U JP 8871474U JP S5936095 Y2 JPS5936095 Y2 JP S5936095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- cutter
- receiving surface
- stripping tool
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G1/00—Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
- H02G1/12—Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for removing insulation or armouring from cables, e.g. from the end thereof
- H02G1/1202—Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for removing insulation or armouring from cables, e.g. from the end thereof by cutting and withdrawing insulation
- H02G1/1204—Hand-held tools
- H02G1/1221—Hand-held tools the cutting element rotating about the wire or cable
- H02G1/1226—Hand-held tools the cutting element rotating about the wire or cable making a helical cut
Landscapes
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電線被覆の剥離工具に関する。
従来、この種工具は種々の形式のものが提案されている
が、本考案は特に、カッターの支持構造を改良し、電線
が偏った姿勢で工具に挾合セントされてもこの電線姿勢
を自ずと補正すると同時にカンタ−刃先の電線被覆への
喰いつき始め位置を自動的に正確に捉えさせ、かつ、こ
れと関連しカッターの電線被覆への噴込量を簡単な操作
で規制させ、芯線を傷つけることなく安全に被覆の剥離
を可能とすることにある。
が、本考案は特に、カッターの支持構造を改良し、電線
が偏った姿勢で工具に挾合セントされてもこの電線姿勢
を自ずと補正すると同時にカンタ−刃先の電線被覆への
喰いつき始め位置を自動的に正確に捉えさせ、かつ、こ
れと関連しカッターの電線被覆への噴込量を簡単な操作
で規制させ、芯線を傷つけることなく安全に被覆の剥離
を可能とすることにある。
以下図面について実施例の詳細を述べる。
有底中空状基杆１の上端に、電線の受座２を嵌合固定し
、該受座のフラット状の面３に押圧子４を臨ませる。
、該受座のフラット状の面３に押圧子４を臨ませる。
この押圧子４は上記基杆１内に摺動自在に挿入したロン
ド５に嵌合固定され、又上記ロンド５の下端に一端を基
杆１の内側底部に当接させたスプリング６の他端を弾接
せしめて、該ロンド、つまり押圧子４を弾上付勢し、ロ
ンド５の周側に基杆１に螺挿した蝶ねびなとの緊締部材
Ｔを締付自在に陛ませる。
ド５に嵌合固定され、又上記ロンド５の下端に一端を基
杆１の内側底部に当接させたスプリング６の他端を弾接
せしめて、該ロンド、つまり押圧子４を弾上付勢し、ロ
ンド５の周側に基杆１に螺挿した蝶ねびなとの緊締部材
Ｔを締付自在に陛ませる。
上記押圧子４の受座面３に対向する圧着面８は断面ぺ状
をなし、この面には鋼球９が広範囲に配設されている。
をなし、この面には鋼球９が広範囲に配設されている。
上記受面３ど圧着面８との間に構成されるトンネル状の
電線挾時部１０の一側開口端に、受座２の側面に設けた
カンタ−１２の刃先を、上記圧着面８の谷と受面３を結
ぶ垂直２等分線ｎ上に略一致させ、かつ、上記挟持部１
０の軸線に対し成るリード角αをもち、而も挟合電線の
被覆周面に接線状に喰いつかせるように直交的に臨まさ
れる形式の電線被覆の剥離工具であって、上記カッター
１２は、電線が上記挾持部１０に挾合されるとき、該電
線との当接圧力によってカッターを電線被覆への喰いつ
き始め位置である受面３と同一平面上に強制回動位置さ
れるように中途部を受座２に設けた軸１１と、この軸に
巻挿したスプリング１３によりカンタ−刃先部が常に受
面３の上方に斜めに突出状態を保つように付勢されてい
る。
電線挾時部１０の一側開口端に、受座２の側面に設けた
カンタ−１２の刃先を、上記圧着面８の谷と受面３を結
ぶ垂直２等分線ｎ上に略一致させ、かつ、上記挟持部１
０の軸線に対し成るリード角αをもち、而も挟合電線の
被覆周面に接線状に喰いつかせるように直交的に臨まさ
れる形式の電線被覆の剥離工具であって、上記カッター
１２は、電線が上記挾持部１０に挾合されるとき、該電
線との当接圧力によってカッターを電線被覆への喰いつ
き始め位置である受面３と同一平面上に強制回動位置さ
れるように中途部を受座２に設けた軸１１と、この軸に
巻挿したスプリング１３によりカンタ−刃先部が常に受
面３の上方に斜めに突出状態を保つように付勢されてい
る。
尚、上記カッターの刃先は被覆に喰いつき易くするため
に鋭利な半円弧状に形成されるとともにこの形状により
喰いついた後は刃先の移動で自ずと被覆に喰い込んでい
くようになっている。
に鋭利な半円弧状に形成されるとともにこの形状により
喰いついた後は刃先の移動で自ずと被覆に喰い込んでい
くようになっている。
上記カッター１２の後端部は、受座２に回動操作自在に
設けた多段カムからなる吹込量調整部材１４に当接され
ている。
設けた多段カムからなる吹込量調整部材１４に当接され
ている。
以下操作を述べる。
先ず第１図の状態で緊締部材７をゆるめると、スプリン
グ６によって押圧子４は上方に自ずと突出し、挾持部１
０が開かれる。
グ６によって押圧子４は上方に自ずと突出し、挾持部１
０が開かれる。
この開き状態の挟持部内に電線を側方かも挿入し、押圧
子４を押し下げると受面３上に斜めに突出しているカッ
ター１２の上に電線が当接してカッターをスプリング１
３に抗して押下げ、よってカッター１２の刃先は電線被
覆への喰い込み始め位置である受面３と同一平面上に被
覆に接触した状態で自ずと一致しこの状態で緊締部材７
を締付ける。
子４を押し下げると受面３上に斜めに突出しているカッ
ター１２の上に電線が当接してカッターをスプリング１
３に抗して押下げ、よってカッター１２の刃先は電線被
覆への喰い込み始め位置である受面３と同一平面上に被
覆に接触した状態で自ずと一致しこの状態で緊締部材７
を締付ける。
次に、基杆１を電線を軸として第２図で時計方向にまわ
すと、上記被覆に接触しているカッター刃先が自ずと被
覆に喰い込み、カッターのリード角により被覆は螺旋状
に順次切り取られ、芯線が露出されることになる。
すと、上記被覆に接触しているカッター刃先が自ずと被
覆に喰い込み、カッターのリード角により被覆は螺旋状
に順次切り取られ、芯線が露出されることになる。
尚、上記カッターの被覆への噴込量は、吹込量調整部材
１４の回動位置の選定によって行われる又、線径の太細
に対しては押圧子の圧着面を断面へ状となしたことによ
って任意に即応させ得るは勿論である。
１４の回動位置の選定によって行われる又、線径の太細
に対しては押圧子の圧着面を断面へ状となしたことによ
って任意に即応させ得るは勿論である。
ところで、上記挾持部１０、即ち受面３と圧着面８との
間に電線を挟合セントさせる形式のこの種剥離工具では
、電線を挿入させてやるとき、第４図のように電線の中
心軸線が圧着面８と受面８とを結ぶ垂直線ｎに対し偏っ
たａ ％ ｅのような姿勢で挿入されることが殆んどで
ある。
間に電線を挟合セントさせる形式のこの種剥離工具では
、電線を挿入させてやるとき、第４図のように電線の中
心軸線が圧着面８と受面８とを結ぶ垂直線ｎに対し偏っ
たａ ％ ｅのような姿勢で挿入されることが殆んどで
ある。
そこで本考案は、上記電線の偏った姿勢の補正と同時に
電線に対するカッターの喰いつき始め位置を自動的に捉
えるようにすることにあり、その手段としてカッター１
２を、受面３と圧着面８との間に挟合される電線との当
接圧力によってカッターを電線被覆への喰いつき始め位
置である受面３と同一平面上に押戻し回動位置すべく軸
１１とスプリング１３とにより常に受面３の上方に斜め
に突出付勢して支持させたので、上記受面３と圧着面８
との間に電線が偏って挿入されても、電線挟合時には必
ず電線がカンタ−を押圧してカッターを逃がしてくれる
ので、上記偏った電線をその中心軸線が垂直線ｎ上に一
致した、いわゆる皮剥ぎの適正姿勢に自ずと補正させる
ことができる。
電線に対するカッターの喰いつき始め位置を自動的に捉
えるようにすることにあり、その手段としてカッター１
２を、受面３と圧着面８との間に挟合される電線との当
接圧力によってカッターを電線被覆への喰いつき始め位
置である受面３と同一平面上に押戻し回動位置すべく軸
１１とスプリング１３とにより常に受面３の上方に斜め
に突出付勢して支持させたので、上記受面３と圧着面８
との間に電線が偏って挿入されても、電線挟合時には必
ず電線がカンタ−を押圧してカッターを逃がしてくれる
ので、上記偏った電線をその中心軸線が垂直線ｎ上に一
致した、いわゆる皮剥ぎの適正姿勢に自ずと補正させる
ことができる。
而も上記逃がされたカンタ−は、自ずと電線被覆への喰
いつき始め位置である受面３と同一平面上に位置させる
ことができるものである。
いつき始め位置である受面３と同一平面上に位置させる
ことができるものである。
ちなみに、従来知られた本考案と同様形態の工具では、
電線が上記した第４図のような偏った各姿勢で挿入され
るが故に、電線を挿入挾持する前に予じめ手による外部
操作でカッターを受面から引込ませておき、電線を受面
と圧着面とで適正姿勢に挟合保持した後、再びカッター
を手で突出操作させ、それにより電線被覆への喰いつき
始め位置を捉えさせる構成を採用していたので、これだ
とカッターの引込み、突出の２操作を別途にいちいち手
で行わねばならぬことから、喰いつき位置の捕捉操作が
極めて煩雑である。
電線が上記した第４図のような偏った各姿勢で挿入され
るが故に、電線を挿入挾持する前に予じめ手による外部
操作でカッターを受面から引込ませておき、電線を受面
と圧着面とで適正姿勢に挟合保持した後、再びカッター
を手で突出操作させ、それにより電線被覆への喰いつき
始め位置を捉えさせる構成を採用していたので、これだ
とカッターの引込み、突出の２操作を別途にいちいち手
で行わねばならぬことから、喰いつき位置の捕捉操作が
極めて煩雑である。
而るに本考案によれば、前述したように電線の姿勢補正
、つまり挾持操作と同時に自動的に喰いつき位置を捉え
ることができ、これと関連し、カンタ−後端部に当接さ
せた吹込量調整部材の回動操作によりカッター刃先の電
線被覆への噴込量をワンタンチで規制し、芯線を傷つけ
ることなく安全に被覆を剥離させることができるなど、
従来工具にては望み得ない秀れた実用上の効果を有する
ものである。
、つまり挾持操作と同時に自動的に喰いつき位置を捉え
ることができ、これと関連し、カンタ−後端部に当接さ
せた吹込量調整部材の回動操作によりカッター刃先の電
線被覆への噴込量をワンタンチで規制し、芯線を傷つけ
ることなく安全に被覆を剥離させることができるなど、
従来工具にては望み得ない秀れた実用上の効果を有する
ものである。
第１図は斜面図、第２図は同上側面図、第３図は同上下
面図、第４図並に第５図はカンタ−の電線被覆への喰い
つき位置捕捉動作を示す説明図である。
面図、第４図並に第５図はカンタ−の電線被覆への喰い
つき位置捕捉動作を示す説明図である。
Claims (1)
- フラット状の受面３を有する受座２に、上記受面３と対
向する断面へ状の圧着面８を有する押圧子４を開閉並に
固定自在に陛ませ、この抑圧子４の閉塞によって自ずと
構成される圧着面８と受面３との間のトンネル状の電線
挾持部１０の一側開口端に、受座２に設けたカッター１
２の刃先を、上記圧着面８の谷と受面３とを結ぶ垂直線
ｎ上に、略一致させ、かつ、上記挾持部１０の軸線ｍに
対し成るリード角αをもち、而も挟合電線の被覆周面に
接線状に喰いつかせて螺旋状に剥離させる形式の電線被
覆の剥離工具であって、上記カンタ−１２は、上記受面
３と圧着面８との間に挾合される電線との当接圧力によ
ってカッターを電線被覆への喰いつき始め位置である受
面３と同一平面上に押戻し回動位置すべく軸１１とスプ
リング１３とにより常に受面３の上方に斜めに突出付勢
して支持させ、該カッタ−１２０後端部にカッター刃先
の電線被覆への噴込量を規制するための回動自在な噴込
量調整部材１４を当接させるようにしたことを特徴とし
て成る電線の被覆剥離工具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974088714U JPS5936095Y2 (ja) | 1974-07-24 | 1974-07-24 | 電線の被覆剥離工具 |
| US05/597,133 US4104791A (en) | 1974-07-24 | 1975-07-18 | Stripper for coated wires |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974088714U JPS5936095Y2 (ja) | 1974-07-24 | 1974-07-24 | 電線の被覆剥離工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5116877U JPS5116877U (ja) | 1976-02-06 |
| JPS5936095Y2 true JPS5936095Y2 (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=13950560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974088714U Expired JPS5936095Y2 (ja) | 1974-07-24 | 1974-07-24 | 電線の被覆剥離工具 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4104791A (ja) |
| JP (1) | JPS5936095Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019213274A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 大東電材株式会社 | 電線皮剥工具 |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HU190099B (en) * | 1983-05-31 | 1986-08-28 | Szvetnik,Lajos,Hu | Cutting device for removing layers of cables and similar products |
| SE8502980D0 (sv) * | 1985-06-17 | 1985-06-17 | Weidmueller C A Gmbh Co | Avisoleringsapparat |
| FR2607636B1 (fr) * | 1986-11-27 | 1993-01-08 | Roux Robert | Outil pour appreter un cable electrique |
| DE4013863A1 (de) * | 1990-04-30 | 1991-10-31 | Staff Gmbh & Co Kg | Adapter fuer stromschienen |
| US5330460A (en) * | 1992-11-27 | 1994-07-19 | Medamicus, Inc. | Universal slitter having a slider |
| US5669275A (en) * | 1995-08-18 | 1997-09-23 | Mills; Edward Otis | Conductor insulation remover |
| US6308417B1 (en) * | 1999-12-16 | 2001-10-30 | Lucien C. Ducret | Tool for separating and removing cable jackets and insulation from cables |
| FR2907271B1 (fr) | 2006-10-16 | 2010-10-15 | Didier Roux | Outil pour la decoupe,l'entaille ou le denudage au moins partiel d'un corps allonge |
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| US10630062B2 (en) | 2017-02-24 | 2020-04-21 | Ripley Tools, Llc | Adjustable wire stripper |
| US10459185B2 (en) | 2017-04-25 | 2019-10-29 | Ripley Tools, Llc | Fiber optic cable buffer tube mid-span access tool |
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Citations (2)
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| JPS4854483A (ja) * | 1971-11-10 | 1973-07-31 | ||
| JPS4895570A (ja) * | 1972-02-25 | 1973-12-07 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US3433106A (en) * | 1967-07-13 | 1969-03-18 | James J Matthews | Apparatus for removing insulation |
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| JPS4975076U (ja) * | 1972-10-19 | 1974-06-28 |
-
1974
- 1974-07-24 JP JP1974088714U patent/JPS5936095Y2/ja not_active Expired
-
1975
- 1975-07-18 US US05/597,133 patent/US4104791A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2019213274A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 大東電材株式会社 | 電線皮剥工具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4104791A (en) | 1978-08-08 |
| JPS5116877U (ja) | 1976-02-06 |
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