JPS5935932Y2 - 自動車用ドア−スイツチ - Google Patents

自動車用ドア−スイツチ

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Publication number
JPS5935932Y2
JPS5935932Y2 JP7585981U JP7585981U JPS5935932Y2 JP S5935932 Y2 JPS5935932 Y2 JP S5935932Y2 JP 7585981 U JP7585981 U JP 7585981U JP 7585981 U JP7585981 U JP 7585981U JP S5935932 Y2 JPS5935932 Y2 JP S5935932Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
bushing rod
hole
rear end
movable contact
Prior art date
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Expired
Application number
JP7585981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57188225U (ja
Inventor
敏明 横山
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ナイルス部品株式会社 filed Critical ナイルス部品株式会社
Priority to JP7585981U priority Critical patent/JPS5935932Y2/ja
Publication of JPS57188225U publication Critical patent/JPS57188225U/ja
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Publication of JPS5935932Y2 publication Critical patent/JPS5935932Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ドアースイッチの改良に関するもので
ある。
一般に自動車等に用いられているドアースイッチは、バ
ネに抗して移動するブツシュロッドをケース本体に組込
んだ後、ブツシュロッドの後端部に可動接点を取付けて
構成されているが、従来のドアースイッチは可動接点が
小ネジによりネジ止めされて組付けられるようになって
いるため、作業能率が悪く生産コストがアップするばか
りか、長期間使用していると振動等によって小ネジがゆ
るみ、接点の接触不良の原因となる等、多くの欠点があ
った。
本考案は上記従来の欠点に鑑みで提案されたもので、バ
ネに抗して移動する合成樹脂製のブツシュロッドの後端
部に、スリット状の長孔と嵌合溝を設けて可動接点をブ
ツシュロッドの後端部に係止し得るようにした点に特徴
があり、小ネジを用いることなく組付が可能で作業能率
の向上をはかることができ、しがも長期間安定した性能
を維持し得る実用的な自動車用ドアースイッチを提供せ
んとするものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
第1図は本考案に係る2接点用の自動車用ドアースイッ
チのl実施例を示す正面図で、第2図はその平面図、第
3図は右側面図、第4図は左側面図、第5図はその回路
図である。
図において1はブツシュロッド、2はインシュレーター
3は固定接点、4及び5は各々可動接点を示す。
なお・、プロシュロッド1及びインシュレータ2は合成
樹脂で形成されている。
次に、インシュレーター2の前面には第3図に示すよう
に外周縁の三ケ所に嵌合用のツメ6が設けられても・す
、ブツシュロッド1の移動を案内する案内穴7及び取付
固定用の穴8を設けた金属製のブラケット9を」二から
押圧すると、ツメ6がブラケット9を挟持するようにな
っている。
又、インシュレーター2の後面側には、ブツシュロッド
1の軸芯と平行に所定間隔をおいて2本の腕10が第2
図に示すように延出されてお・す、各腕10の端部側面
には、各々係止穴11が設けられている。
他方、ブツシュロッド1には図示のように頭部側より、
バネ12、可動接点5、絶縁筒13、バネ14、絶縁板
15、固定接点3が順次装着されでお・す、固定接点3
の係止腕16はインシュレーター2の腕1゜に設けた係
止穴11に係止されている。
又、ブツシュロッド1の頭部側に、絶縁筒13を介して
バネ12゜14により押圧挾持された可動接点5は、バ
ネ14により押圧されて車体とのアース接続及び固定接
点の働きを持った金属製のブケット9の裏面に当接し、
可動接点5の接片5aがブラケット9に設けた接片嵌合
穴9a内に嵌合して第5図に示す回路の接点Aを確実に
閉成するようになっている。
次に第6図はブツシュロッド1の後端部の平面図で、第
7図はその後端部に可動接点4を係止した状態を示す平
面図である。
図から明らかなように、ブツシュロッド1の後端部には
軸芯に沿ってスリット状の長穴17が設けられており、
その長穴17を挾む両側壁の外表面には、第6図に示す
ように凹状の嵌合溝18が設けられている。
又、可動接点4の中央部にはブツシュロッド1の後端部
に嵌合する嵌合穴19が設けられており、この嵌合穴1
9を介して可動接点4をブツシュロッド1の後端より嵌
挿すると、長穴17の両側壁が長穴17の内部に向って
歪んで縮径し、嵌合穴19が丁度ブツシュロッド1の外
表面の嵌合溝18と一致すると両側壁が元の形状に復元
し、嵌合穴19が嵌合溝18に嵌合して可動接点4がブ
ツシュロッド1の後端部に安定して係止されることにな
る。
又、ブツシュロッド1に係止された可動接点4の接片4
bは、ブツシュロッド1の頭部に負荷が作用していない
場合は、バネ14の押圧力で固定接点3に設けた接片嵌
合穴3b内に嵌合して第5図に示す回路の接点Bを確実
に閉成するようになっている。
次に、第1図及び第2図に示す20はガイド用のプロテ
クターで、その断面形状は第4図に示すように対向した
E字形の断面に形成されており、その中央空間内にプロ
ツシュロツド1の端部を圧入すると、中央空間の上下よ
り突出している図示せざる突起が、ブツシュロッド1の
端部の長穴17内に嵌合してプロテクター20はブツシ
ュロッド1の後端部にワンタッチで固定されることにな
る。
なお、図中21.22及び23は各々圧着具24を介し
て可動接点4、可動接点5及び固定接点3に接続された
ハーネスである。
上記構成よりなる本考案の2接点用の自動車用ドアース
イッチを用いると、例えばドアーが閉じた状態では、ブ
ツシュロッド1の頭部はドアーの端面に押されてバネ1
4に抗してインツユレータ−2の後面側に押し込められ
ている。
従って、第5図に示す回路の接点A及びBはいずれも開
となり、例えば接点Aを介して接続されたドアーの足元
を照すランプは消え、接点Bを介して接続されたドアロ
ック警報ランプも消えて、ドアーは完全にロックされて
いる事を示すことになる。
次にドアーを開けると、ブツシュロッド1はバネ14の
押圧力によってインシュレーター2の前面より突出し、
第5図に示す回路の接点A及びBを共に閉じて、ドアー
の足元を照すランプが点灯すると共に、ドアーロック警
報ランプが点灯して、ドアーのロックが解除されている
ことを警報する。
なお、本実施においては接点A及び接点Bを足元を照す
ランプとドアーロック警報ランプの自動制御に利用して
いるが、上記接点A、 Bの開閉を利用して他の表示
ランプや制御系統のコントロールに応用してもよいこと
は言うまでもない。
次に第8図は1接点用の自動車用ドアースイッチに本考
案を適用した実施例を示す正面図である。
本実施例は先に示した2接点用の自動車用ドアースイッ
チの構成から、プロテクター20とインシュレーター2
を除いたのみで、他の構成は全く同じであるから第1図
〜第7図に示す符号と同一の部品には同一の符号を付し
て各部品の説明は省略する。
第8図に示す1接点用の自動車用ドアースイッチは、ブ
ツシュロッド1の移動によって第5図に示す回路の接点
Bが開閉するだけで、接点Aは形成されていないから、
接点Bの開閉によって足元を照すランプかドアロック警
報ランプのいずれか一方又は両方を同時に制御させるか
あるいは他の制御機能に利用することになる。
なお、2接点用の自動車用ドアースイッチに用いたイン
シュレーター2は、ブツシュロッド1と同様に合成樹脂
製としているがこれは単に成形を容易にするだけでなく
、樹脂の弾性を利用してブラケット9の取付けや係止穴
11に対する係止腕16の係止や取外し等を容易にし、
ドアースイッチの全体の組付に要する時間の短縮と組付
作業の容易化を図ったものである。
以上具体的に説明したように、本考案はバネに抗して移
動する合成樹脂製のブツシュロッドの後端部に、軸芯に
沿ってスリット状の長穴を設けると共に、その長穴を挾
む両側壁の外表面に凹状の嵌合溝を設け、ブツシュロッ
ドの後端より嵌挿した可動接点の嵌合穴をブツシュロッ
ドの嵌合溝に係止するようにしたので、 ■)可動接点をブツシュロッドに嵌挿する際には長穴を
挾む両側壁が長穴内の方向に歪んで縮径するから、可動
接点の嵌挿が容易である。
2)嵌挿した可動接点は凹状の嵌合溝と一致すると樹脂
の弾性により復元した長穴を挾む両側壁の外表面の凹状
の嵌合溝内に嵌合して弾性力により押圧保持されるから
、可動接点を安定して係止することができる。
3)可動接点の取付に小ネジを用いる必要がないので長
期間使用してもネジのゆるみ等に起因する接点の接触不
良を起す惧れはなく、取付に要する部品点数の削減と取
付時間の大幅な短縮を図ることができる。
4)ブツシュロッドは合成樹脂製であるからブツシュロ
ッドの後端部の長穴や嵌合溝等、複雑な断面形状に対し
てもきわめて簡単に成形することができる。
等多くの利点を有し、従来のものと比較してはるかに機
能的で多量生産に適し、実用上きわめて便利かつ安価な
自動車用ドアースイッチを提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る2接点用の自動車用ドアースイッ
チの1実施例を示す正面図で第2図はその平面図、第3
図(よ右側面図、第4図は左側面図、第5図はその回路
図、第6図はブツシュロッドの後端部の平面図、第7図
はその後端部に可動接点を係止した状態を示す平面図、
第8図は1接点用の自動車用ドアースイッチに本考案を
適用した実施例を示す正面図である。 1・・・・・・ブツシュロッド、2・・・・・・インシ
ュレータ、3・・・・・・固定接点、3b・・・・・・
接片嵌合穴、4・・・・・・可動接片、4b・・・・・
・接片、5・・・・・・可動接点、5a・・・・・・接
片、6・・・・・・ツメ、7・・・・・・案内穴、8・
・・・・・穴、9・・・・・・ブラケット、9a・・・
・・・接片嵌合穴、1o・・・・・・腕、11・・・・
・・係止穴、12・・・・・・バネ、13・・・・・・
絶縁筒、14・・・・・・バネ、15・・・・・・絶縁
板、16・・・・・・係止腕、17・・・・・・長穴、
18・・・・・・嵌合溝、19・・・・・・嵌合穴、2
0・・・・・・プロテクター、21.22.23・・・
・・・ハーネス、24・・・・・・圧着具、A、 B・
・・・・・接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バネに抗して移動する合成樹脂製のブツシュロッドの後
    端部に、軸芯に沿ってスリット状の長穴を設けると共に
    、その長穴を挾む両側壁の外表面に凹状の嵌合溝を設け
    、ブツシュロッドの後端より嵌挿した可動接点の嵌合穴
    をブツシュロッドの嵌合溝に係止したことを特徴とする
    自動車用ドアースイッチ。
JP7585981U 1981-05-27 1981-05-27 自動車用ドア−スイツチ Expired JPS5935932Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7585981U JPS5935932Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 自動車用ドア−スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7585981U JPS5935932Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 自動車用ドア−スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57188225U JPS57188225U (ja) 1982-11-29
JPS5935932Y2 true JPS5935932Y2 (ja) 1984-10-04

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ID=29871579

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7585981U Expired JPS5935932Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 自動車用ドア−スイツチ

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JPS57188225U (ja) 1982-11-29

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