JPS5935859B2 - ロ−タリキルン式骨材製造設備におけるペレット溶着防止材投入方法 - Google Patents

ロ−タリキルン式骨材製造設備におけるペレット溶着防止材投入方法

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JPS5935859B2
JPS5935859B2 JP10655081A JP10655081A JPS5935859B2 JP S5935859 B2 JPS5935859 B2 JP S5935859B2 JP 10655081 A JP10655081 A JP 10655081A JP 10655081 A JP10655081 A JP 10655081A JP S5935859 B2 JPS5935859 B2 JP S5935859B2
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JP
Japan
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rotary kiln
pellets
prevention material
welding
cooler
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JP10655081A
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JPS589865A (ja
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輝雄 真津野
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロータリキルン式骨材製造設備におけるペレッ
ト溶着防止材投入方法に関する。
ダストをロータリキルンを用いて処理骨材什する製造設
備において、ダスト(例えばフライアッシュ)の主成分
がシリカ(SiO2)、アルミナ(A1203)及びそ
の他酸化物よりなる場合、焼成温度とその他酸化物中に
含まれるアルカリの融液生成(軟化)温度が共存し、強
度を得るために温度を上げると、ペレット(ダストを造
粒したもの)同志又はペレットがロータリキルン内壁た
溶着することにより下記のような不都合が生じる。
■ 造粒ペレットが溶着粗大化して骨材に適さなくなる
と共に排出部を閉塞してしまう。
■ ロータリキルン内壁に溶着したペレットが粗大化し
、はがれる時にロータリキルン内壁を損傷させる。
従来、上記不都合を解消するため、ロータリキルン内に
ペレットと同時に溶着防止材が投入されており、またこ
の溶着防止材はペレット表面に1〜3層まぶせばよいこ
とにより、その枚用量を減少させるため、溶着防止材の
粒度が小さくされている。
しかしながら溶着防止材の粒度が小さいと燃焼ガスと共
に飛散してしまい、結果的に多くの溶着防止材を必要と
すると共に溶着防止材の昇温に多くの熱量を必要とする
等の欠点があった。
本発明は上記欠点を解消し得るロータリキルン式骨材製
造設備におけるペレット溶着防止材投入方法を提供する
もので、その目的とするところは、ロータリキルン式骨
材製造設備において、ペレットの溶着防止材をペレット
焼成用ロータリキルン内に投入する際に、ロータリキル
ンのペレット排出側から該ロータリキルン内壁に沿って
旋回させて投入し、ペレットに溶着防止剤を効果的にま
ぶすことにある。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図〜第3図において、1は搬送コンベア2により搬
送されて来たダスト例えば主成分がSiO2、Al2O
3等からなるフライアッシュのペレット3を予熱する予
熱器(グレートプレヒーク)、4は上記予熱器1内で予
熱されたペレット3を焼成するためのロータリキルン、
5は上記ロータリキルン4で焼成されたペレット3を冷
却スルロータリクーラ、6はロータリキルン4とロータ
リクーラ5との間に設けられた中間ケーシング、Tはロ
ータリクーラ5後端部に設げられたクーラ出口ケーシン
グで、冷却用空気8の供給ダクト9がその後端部に、ま
たペレット3の溶着防止材(例えばケイ砂粉末等の高温
耐火物)10の投入装置11がその上部にそれぞれ設け
られている。
そして、12は上記ロータリキルン4内後部に設けられ
たペレット3焼成用のバーナで、上記中間ケーシンク6
に支持体13を介して固定支持されている。
14は上記支持体13外周に円周方向で複数個(本実施
例では4個)固着されると共にロークリキルン4の回転
軸心に対して傾斜して設けられた旋回羽根で(第2図及
び第3図参照)、ロークリクーラ5内に投入された溶着
防止材10を冷却用空気8によりロータリキルン4内に
導く際に、この溶着防止材10を矢印Aで示すようにロ
ータリキルン4内壁に沿って旋回させるためのものであ
る。
なお、15はペレット3を予熱器1からロータリキルン
4に投入するためのキルン投入シュー)、16は中間ケ
ーシング6内に設けられてペレット3をロータリキルン
4からロークリクーラ5へ投入するクーラ投入シュート
、17は中間ケーシング6内に設けられたダスト濃度計
である。
次にプロセスについて説明する。
予熱器1で予熱されたペレット3は先ずロークリキルン
4内に投入され、ここで上記ペレット3はロータリキル
ン4内壁に沿って転動されると共に排出側に向って移動
されるが、この間にバーナ12によって焼成される。
そして、この間に溶着防止材10がロータリクーラ5後
部から冷却用空気8と共にロータリキルン4内に導かれ
、支持体13周囲に設げられた旋回羽根14により回転
力が与えられて遠心分離作用によりロータリキル/4内
壁及びペレット3に散布即ちまぶされる。
散布された溶着防止材10は、ペレット3の転勤により
ペレット3表面に一様に付着し、ペレット3の溶着を防
止する。
また過剰な溶着防止材10は微粉のままロータリクーラ
5に供給されるが、冷却用空気8により流動什し、冷却
用空気8と共に再度ロータリキルン4内に供給される。
この場合、溶着防止材10はロータリキルン軟什域Bか
らロータリクーラ5後部までの間で循環することになる
が、この間に設けられたダスト濃度計17により常に溶
着防止材100投入量がコントロールされており、従っ
て最小必要限度の溶着防止材10でペレット3の溶着を
防止できる。
また、クーラ一山ロケーシンク下部を絞り、さらにそれ
より下部から冷却用空気を供給し、気流分離により溶着
防止材を積極的に回収することもできる。
なお、上記実施例において、溶着防止材投入装置11を
クーラ出口ケーシング1上部に設けるようにしたが、図
中の仮想線で示すように、中間ケーシング6上部に設け
るようにしてもよい。
次に、他の実施例を第4図に基づき説明すると、上記実
M例においてはロータリキルンとクーラとが分離されて
いたのに対し、このものはロータリキルンとクーラとが
一体化されたものである。
即ち、21は予熱器、22はペレット23の搬送コンベ
ア、24はロータリキルン、25はロータリキルン24
とは別に固定支持された支持体26の外周に複数個設け
られた旋回羽根、27はクーラ出口ケーシング、28は
クーラ出口ケーシング21下部に設けられた冷却用空気
29の供給ダクト、30はクーラ出口ケーシング21上
端に取付けられた溶着防止材投入装置、31はロータリ
キルン24外側に位置すると共にその周囲に等間装置き
にクーラ室32を複数個有するサテライトクーラである
このクーラ室32の一端はクーラ出口ケーシング27内
に開口し、またその他端は連通管33を介してロータリ
キルン24内に連通されている。
なお、34はペレット23焼成用バーナ、35はキルン
投入シュート、36はペレット23の搬出コンベアであ
る。
上記構成によると、予熱器21で予熱された後、ロータ
リキルン24内に投入されたペレット23は、ココでバ
ーナ34により焼成されると共に、溶着防止材3γがサ
テライトクーラ31を介してロータリキルン24内後部
に導入され、旋回羽根25によって回転力が与えられて
ロータリキルン24内壁及びペレット23に散布即ちま
ぶされる。
なお、焼成後のペレット23はサテライトクーラ31で
冷却され、排出コンベア36により搬出される。
以上のように本発明の方法によれば、ロータリキルン内
に溶着防止材を旋回させて投入するので、比重の大きい
溶着防止剤はペレット焼成のための燃焼ガス流を横切っ
てロータリキルン内壁に存在するペレットの表面に付着
し、従って溶着防止材は飛散しないので、最小限度の投
入量で済むと共に余分な溶着防止材を昇熱するといった
無1駄を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体縦断面図、第2図
は第1図の要部拡大図、第3図は第2図のI−I矢視図
、第4図は他の実施例を示す全体縦断面図である。 3.23・・・・−・ペレツ)、4,24・・・・・・
ロータリキルン、5・・・・・・ロータリクーラ、8,
29・・・・・・冷却用空気 10,37・・・・・・
溶着防止材、11゜30・・・・・・溶着防止材投入装
置、14,25・・・・・・旋回羽根、1γ・・・・・
・ダスト濃度計、31・・・・・・サテライトクーラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロータリキルン式骨材製造設備において、ペレット
    の溶着防止材をペレット焼成用ロータリキルン内に投入
    する際にミロータリキルンのペレット排出側から該ロー
    タリキルン内壁に沿って旋回させて投入することを特徴
    とするロータリキルン式骨材製造設備におけるペレット
    溶着防止材投入方法。
JP10655081A 1981-07-07 1981-07-07 ロ−タリキルン式骨材製造設備におけるペレット溶着防止材投入方法 Expired JPS5935859B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS589865A JPS589865A (ja) 1983-01-20
JPS5935859B2 true JPS5935859B2 (ja) 1984-08-31

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