JPS5935761B2 - セメントモルタル成型品のプレス成型方法および装置 - Google Patents

セメントモルタル成型品のプレス成型方法および装置

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JPS5935761B2
JPS5935761B2 JP510681A JP510681A JPS5935761B2 JP S5935761 B2 JPS5935761 B2 JP S5935761B2 JP 510681 A JP510681 A JP 510681A JP 510681 A JP510681 A JP 510681A JP S5935761 B2 JPS5935761 B2 JP S5935761B2
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closing
cement mortar
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セメントモルタル成型品のプレス成型方法お
よび装置に関する。
従来この技術分野においては、成型時の搾水および成型
後の離型および搬送の問題がある。
プレス圧縮時に金型より搾水する際にプレス圧縮力のみ
によって搾水していた従来法に対し、真空吸引により搾
水する方法は、搾水と離型および搬送における諸問題を
一気に解決する画期的なものであリ、この発明は出願人
の所有する特許として特公昭54−20209号公報に
開示されている。
しかしこの公知のプレス成型方法では搾水面において成
型品を吸着して搬送するためその面をそのまま仕上げ面
とすることが困難であった。
またそうでない従来の装置においても離型剤を使用せず
に成型時に仕上げ面を形成することは困難であった。
離型剤を使用すると成型品の面に塗料等の仕上げ層を吹
付けるのに難がある。
そこで本発明の目的は離型剤を使用せずに搬送と離型が
完全でしかも仕上面が良好なセメントモルタル成型品の
プレス成型方法および装置を提供せんとするにある。
上記目的は、まず成型後金型の一方に接着している成型
品の周囲を閉塞し、搬送時間中成型品の接着面に空気の
進入することを防止することを特徴とするセメントモル
タル成型品のプレス成型方法を提供することによって達
せられる。
また上記方法を使用した装置として、上下金型の一方に
金型の側面に対して接近、離間可能に閉塞体を取付け、
該閉塞体が水平部を有し、水平部の内側縁が閉塞体の閉
塞位置で成型品の側周を囲繞するようにしたことを特徴
とするセメントモルタル成型品のプレス成型装置を提供
することによって達せられる。
上記の如く、成型完了時金型に吸着されている成型品が
自重剥離可能な状態に置かれており、搬送の際剥離面に
空気が侵入する成型品側周を閉塞し、望ましくはこれを
負圧雰囲気下に置き、受渡位置でこの閉塞状態を解除す
れば、成型品を損傷なく受渡すことができしかも剥離面
をそのまま仕上げ面となすことを可能ならしめるもので
ある。
以下において本発明の諸特徴を明らかにするため本発明
の実施例を示す添付図面を参照しつつさらに詳述する。
図面に示された如く下型1の外周には型枠2が上下動自
在に取付けられており、下型1の上面には複数の吸水口
3を設け、これを真空吸引口4を介して真空源に連通さ
せている。
その下型上面には、本件出願人の発明に係る特公昭54
−20209号公報に記載されたごとく金網、脱水布を
取付ける。
上型5は上下動する高圧ピストンの下端に取付けられ、
上記文献に示すごとく圧縮と搾水によりセメントモルタ
ル製品を成型することができる。
一般に水平断面方形の上型5の側壁を取巻いて閉塞体6
を設ける。
図に示した閉塞体6は断面り字形の金属で下辺部7の内
側縁には断面V字形のパツキン8を取付けである。
該パツキン8は閉塞時成型品13の側周全周と接触する
このパツキン8にはスポンジゴムを一般に用いるが、弾
性の高いプラスチック等も使用可能である。
該閉塞体6は立上り部9を有し、上型5の内部に設けた
シリンダ10内を摺動するピストン11に1端を取付け
られ水平に延び、上型5より突出するピストンロッド1
2の他端をこの立上り部に固定しである。
閉塞体6は方形の上型5に対応し、4つの垂直面に応す
る4つの部材からなり、上型5に設けた4つのシリンダ
10により水平方向に上型5に接近、離間するように作
動せしめられる。
上型5の下面は下型1の上面よりも広(なっていて、上
型5の下面の成型品13と接する面の周辺に当る部分に
は複数の開口14を設けこれを真空吸引口15を介して
真空源と連通せしめる。
閉塞体6が油圧・空気圧いずれの作動を可能なシリンダ
10の作動により上型5の側壁に接するとパツキン16
,8によりシールされた密閉室17が形成され(第2図
)、吸引口15を真空源に連通して負圧を作用せしめる
と、上型5を下型1より離しても成形品13は上型5に
吸着されている。
上型5の移動により成形品13を受板上に搬送して閉塞
体6を成型品及び上型5の側壁より離間せしめれば、成
型品13は受板上に静かに落下する。
その際吸引口15より逆に空気を密閉室17に送り込み
、上型5と成型品13の界面に空気を侵入させれば、離
型が容易となる。
離型面を形成する離型シート18を取付けることも考え
られる。
、この離型シート18としては織布、金属板、ウレタン
等のプラスチック板等を用いることができる。
自重により彎曲する性質の材料を使用するのもよい。
本発明の閉塞体6は主として上型に設けるが、上型から
搾水した成型品を下型で受取り、これを反転して受銑板
に移す型式ならば、下型に取付けて利用することができ
る。
閉塞体6は垂直面により少くとも2つに分離される。
成型品13の側壁が円筒形であれば、2つの半円筒形の
形状にすればよいが、長方形の場合は、通常各辺ごとに
接近離間する4つの部材をもって構成される。
しかし長方形あるいは正方形の場合でもその対角線の1
方を境界にして2つの部材は閉塞部材を構成することも
できる。
下型1は吸水口3を有し、吸水口3よりの搾水は強制的
に真空吸引口4を介して真空源に連通ずることによりプ
レスの圧縮力に呼応して負圧により吸水するのが好まし
いが、吸引力を作用させず、もっばらプレスの圧縮力の
みにより搾水する従来の型式のものに対して実施できる
ことは勿論である。
パツキン8は必ずしも必要ではない。
閉塞体6の水平部7の内側縁を直接成型品に接近させる
ことによって使用可能である。
成型品の側周と内側縁間には多少のすきまが生ずるよう
にしても、吸引力を増加させればよい。
第3図の実施例は瓦の如く表面が水平面でな(彎曲面を
有する成型品である場合に(2,離型シート18は使用
していない時は上型5の表面より離れ得る。
そこで成型時より成型完了後の搬送時にかけて、この離
型板18に別の真空吸引口19を介して上型表面に開口
する吸引孔20より負圧を作用させて吸引し、搬送終了
後連通を解除するかあるいは、逆に空気を送りΔんで、
離型板8を上型5表面より離れるようにすると、閉塞体
6の作動と相まって搬送と離型、受渡しを確実ならしめ
る。
第4図には、瓦のごとく垂下部21のある成型品13の
成型に適当な実施例を示し、閉塞体6は立上り部9の上
端220点に上型5に軸着し、旋回により閉塞体6が閉
塞位置と開放位置を往復できるようにし、垂下部21表
面を密閉室の作用下に置けば、搬送上の不都合は生じな
い。
23はパツキン16と同様のパツキンで、パツキン8と
パツキン230間を溝24で連通ずるとよい。
開口14の位置であるが、第4図に示すように成型品の
上面外周に接近して設けると圧縮時にここから外へ逃げ
る水が圧縮の完了抜道に成型品に逆流するのを遮断する
ことができる。
熱論その際プレス押圧動作と同期して開口14に吸引力
を働かせることが望まし℃)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の1実施例を示す断面立面図で、
成型品の成型完了時を示し、第2図は、第1図と同様の
図で、上型が成型品を吸着して搬送中の状態を示す。 第3図は本発明の装置の別の実施例を示す断面立面図、
第4図は本発明の装置の第3実施例を示す断面立面図で
ある。 1・・・・・・下型、2・・・・・・型枠、3・・・・
・・吸水子L 4・・・・・・吸引口、5・・・・・・
上型、6・・・・・・閉塞体、7・・・・・・水平部、
8・・・・・・パツキン、9・・・・・・立上り部、1
0・・・・・・シリンダ、11・・・・・・ピストン、
12・・・・・・ピストンロッド、13・・・・・・成
型品、14・・・・・・孔、15・・・・・・真空吸引
口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 成型後金型の一方に接着している成型品の周囲を閉
    塞し、搬送時間中成型品の接着面に空気の進入すること
    を防止することを特徴とするセメントモルタル成型品の
    プレス成型方法。 2 上下金型の一方に金型の側面に対して接近、離間可
    能に閉塞体を取付け、該閉塞体が水平部を有し、水平部
    の内側縁が閉塞体の閉塞位置で成型品の側周を囲繞する
    ようにしたことを特徴とするセメントモルタル成型品の
    プレス成型装置。 3 前記閉塞体を取付けた方の金型の成型品と接合する
    面を取巻く部分に真空源と連通した開口を設け、閉塞体
    の閉塞位置で閉塞体、成型品側周および前記金型の一方
    によって画定される空間に負圧を作用させることを特徴
    とする特許 範囲第2項記載のセメントモルタル成型品のプレス成型
    装置。 4 前記金型の一方の成型品と接合する面が、搾水吸引
    装置と連通していることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第2項または第3項の装置。 5 前記閉塞体を有する金型とは別の方の金型に搾水吸
    引装置を設けたことを特徴とする前記特許請求の範囲第
    2項または第3項の装置。 6 閉塞体が少くとも2個の部材からなる前記特許請求
    の範囲第2項乃至第5項のいずれかに記載の装置。 7 金型の水平断面形状が方形であり、その各辺に対し
    て接近離間するように設けた4つの部材からなる閉塞体
    を有する前記特許請求の範囲第6項記載の装置。 8 金型の水平断面形状が方形であり、該閉塞体が前記
    方形の1対角線に沿って2部材に分割され、各部材を該
    対角線に対して直交する方向に接近離間するように設け
    たことを特徴とする前記特許請求の範囲第6項の装置。 9 前記金型の1方に該閉塞体の数に対応してシリンダ
    を設け、該シリンダ内を摺動するピストンを該閉塞体各
    部材に連結したことを特徴とする前記特許請求の範囲第
    6項乃至第8項のいずれかに記載の装置。 10 閉塞体の上端を金型に軸着して旋回可能にした
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第6項乃至第9項
    のいずれかに記載の装置。 11 前記金型の1方の成型面に高離型性表面を有す
    るシートを取付けたことを特徴とする前記特許請求の範
    囲第2項、第3項および第5項乃至第10項のいずれか
    に記載の装置。 12 該閉塞体水平部の内側縁に弾性材のパツキンを取
    付けたことを特徴とする前記特許請求の範囲第2項乃至
    第11項のいずれかに記載の装置。
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