JPS5935665B2 - 脱水装置 - Google Patents

脱水装置

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Publication number
JPS5935665B2
JPS5935665B2 JP8796576A JP8796576A JPS5935665B2 JP S5935665 B2 JPS5935665 B2 JP S5935665B2 JP 8796576 A JP8796576 A JP 8796576A JP 8796576 A JP8796576 A JP 8796576A JP S5935665 B2 JPS5935665 B2 JP S5935665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dehydration
lid
lever
bearing
oil
Prior art date
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Expired
Application number
JP8796576A
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English (en)
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JPS5313558A (en
Inventor
肇 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8796576A priority Critical patent/JPS5935665B2/ja
Publication of JPS5313558A publication Critical patent/JPS5313558A/ja
Publication of JPS5935665B2 publication Critical patent/JPS5935665B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、脱水槽が回転停止するまで脱水ふたが開か
ない機構を有する脱水機の脱水ふたのロック係止、解除
を確実に行うことができる軸受部を有する脱水装置に関
する。
従来脱水機においては、脱水ふたの開閉により脱水槽の
回転駆動用モータへの通電とブレーキ装置の動作を行な
っているが、通常脱水ふたを開いても脱水槽は慣性によ
り10秒前後回転を続け、この間に使用者が脱水槽内に
手を入れると、衣類に巻き込まれたりして怪我をすると
いう危険がある。
このため脱水槽が回転停止するまで脱水ふたが開かない
機構が開発されている。
このような機構においては軸受部において異常音を発生
したり脱水ふたのロックの係止、解放を確実に行ない得
す耐久性能に欠けた欠点があった。
この発明は従来の欠点を除去し、軸受部の異常音の発生
を防止し、脱水槽の慣性回転であっても脱水内ふたのロ
ックの係止を行い、解放を確実に行うことができ、含油
焼結合金製軸受の油が飛散せず、耐久性能を向上した脱
水装置を得ることを目的とする。
この発明を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の脱水装置の一実施例の側断面図、第
2図は同主要部断面図、第3図は同主要部拡大図、第4
図は同軸受部平面図を示す。
図において、1は機器本体、2は本体1内に設けた脱水
受筒、3は脱水受筒2内に回転自在に設けた脱水槽、4
は本体内にサスペンション5によって防振支持された脱
水槽回転駆動用モータ、6は脱水受筒2の開口部をおお
い開閉自在に設けた内側の脱水内ふた、7は係止片をそ
れぞれ示す。
8は脱水内ふた6の上方を覆う脱水外ふたで、この脱水
外ふた8の開閉によりスイッチ9および後述のブレーキ
装置を操作する。
10は本体1の上部に設けたパネル部で、タイムスイッ
チ11、前記スイッチ9などを内蔵する。
12は脱水内ふた6をロックするロック装置で、係止片
7をロックする回転自在のラッチ13とこのラッチ13
を係止片7より離す方向のスプリング14を設けている
15はモータ4上に設けた固定板16上のブレーキ部材
で、モータ軸17と脱水槽18とを連結したボス部19
と一体の下方開孔逆椀状のブレーキホイール20と固定
板16に軸支持されたブレーキレバー21を有し、この
ブレーキレバー21にはブレーキシュー22が取り付け
られ、スプリング(図示されていない)により常時ブレ
ーキホイール20側に引張られている。
23はブレーキホィール200下方開孔部に嵌入し、ボ
ス部19上を上下する皿状の操作体である。
24はブレーキホイール20と操作体23とにより形成
される空間部25内に複数個設けた球状の移動体で、通
常は操作体23のボス部26側に位置するが遠心力で外
方へ移動する時は操作体23の傾斜周縁を押し下げるよ
うに作用する。
27は操作体23の底面下に設けた摺動板である。
28は固定板16上の軸支部29により回転自在に支持
されたレバーで、モータ側端部には、操作体23の摺動
板27を支持し、保持具30に嵌着された軸受部31を
設は保持具30には回転用軸30aを有し、レバー28
に設けた穴28aに挿入され回転自在になっており、操
作体23の上下移動を検出している。
32はブレーキ操作ワイヤーであり一端を脱水外ふた8
に、他端をブレーキレバー21に連結されている。
33はロック用操作ワイヤーで一端を固定板16に、ラ
ッチ13に連結され、そのアウターチューブ34の端部
はロック装置12とレバー28に固定されている。
この発明の脱水装置の動作を説明する。
脱水槽3内に被脱水物を入れ、脱水内外ふた6゜8を閉
じ、タイムスイッチ11をセットすると、ブレーキ部材
15は非制動状態になると同時にモータ4が駆動し、操
作体23も駆動されるため移動体24が遠心力により外
方へ移動し、第2図の破線状態にある操作体23が実線
位置に下降し、レバー28がレバー28と固定板16に
掛けられたスプリング35に抗して移動し、ロック用操
作ワイヤー33のアウターチューブ34を押し上げる。
このためロック用操作ワイヤー33は引下げられた形と
なり、ロック装置12のラッチ13がスプリング14に
抗して係止片7をロックする。
従って脱水内ふた6は脱水回転中は開くことができない
脱水作業中、脱水外ふた8を開くとスイッチ9がOFF
となり、同時にブレーキ部材15が作用し、脱水槽3
0回転は停止するが、停止するまでは移動体24は外方
へ遠心力により移動しているためロック装置12はロッ
クをつづけている。
脱水槽30回転が停止すると移動体24は操作体23の
ボス部26側に集まり、スプリング35により操作体2
3が上方に移動するとともにレバー28が下がり、スプ
リング14によりラッチ13は係止片7から離れ、ロッ
クが解除される。
このような脱水機構において、脱水作業中操作体23は
移動体24により下方へ押し下げられているため、操作
体23の外底面の摺動板27はレバー28に設げた保持
具30内の軸受31上を高速回転の摺動をしている。
従来このような軸受には、加工が容易でありコストも安
価で、構造も簡単であり、給油の必要のない含油焼結合
金を採用することが多い。
しかしながら含油焼結合金はこの発明のようなスラスト
荷重を受ける場合、低速回転ではにじみでない油も、高
速回転では高温となり含油焼結合金内の油が摺動板27
との間ににじみでてくることにより油潤滑されるが、に
じみ出た油は摺動板27による遠心力によって外方へ飛
散してしまう。
このため含油焼結合金内の油は少量であるため、なくな
り摺動板27と軸受部31の間は容易に油切れの状態と
なり、摺動板27、軸受31ともに焼付き、摩耗するた
め、異常音が発生したり、レバー28の上下動作範囲が
変化して、ロック動作が不能になる原因となる。
この発明はこのような油の飛散による油切れをなくする
ため、摺動板27外周に操作体23と一体の下方に延び
る障壁となるリブ36を設けるとともに保持具30に逆
り字状外縁部37を設け、この外縁37の内方に延びる
先端の内周径はリブ36の外周径より大あり、上下方向
においてリプ36下端部より上に外縁逆り字部の先端が
位置するよう形成されている。
このため軸受31から出た油はリプ36下端部より保持
具30逆り学外縁部37に導びかれ、回転中は逆り字状
外縁部37に留まっている。
さらに保持具30の軸受挿着部外層38を数個所切欠き
、その間に軸受挿着底面39を設は軸受挿着底面39の
外周端から外縁部37に向って上方に傾斜している。
このため回転中外縁部37に留っていた油は回転停止後
、傾面に添って軸受31側に流れ、再び軸受31に吸収
させる。
この発明の構成によれば、遠心力による油の飛散のため
の油切れがなくなり、常に油潤滑が行なわれるため摺動
板と軸受の間の油切れによる焼付き、軸受、摺動板の異
常摩耗や異常音の発生、さらにロック動作不能がなくな
るなどの作用効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す側断面図、第2図は
同主要側断面図、第3図は同主要拡大図、第4図は同軸
受部平面図、をそれぞれ示す。 1:本体、2:脱水受筒、3:脱水槽、4:モータ、6
:脱水内ふた、12:ロック装置、20ニブレーキホイ
ール、23:操作体、24:移動体、27:摺動板、2
8ニレバー、30:保持具、31:軸受、36:リブ、
37:逆り字状外縁部、39:軸受挿着底面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータにより回転駆動される脱水槽を内蔵する脱水
    槽機器本体に前記脱水槽上部に脱水外ふたと脱水内ふた
    を上下に開閉自在に装着し、前記モータ上部の駆動軸と
    周囲にブレーキ部材を配設し、前記脱水外ふたの一端と
    前記ブレーキ部材を前記脱水外ふたの開閉に応動して制
    動状態と非制動状態になるよう連結し、前記ブレーキ部
    材下部の駆動軸に皿形の操作体を軸方向に摺動自在に設
    け、前記操作体上面には遠心力で自由に移動できる移動
    体を載置し、下面を保持具で保持された含油焼結合金製
    軸受で軸受し、レバーを前記保持具と固定板に対し回転
    できるよう取付け、一方前記脱水内ぶたの一端にはロッ
    ク装置を取付け、前記ロック装置と前記レバーを操作ワ
    イヤーを内蔵するアウターチューブで連結すると共に前
    記操作ワイヤーのレバー側端を前記固定板に固定し、前
    記レバーの一端部と前記固定板間に前記移動体を載置し
    た操作体を脱水槽の回転停止状態で軸方向に上昇できる
    ばねを張架し、前記保持具の外周部に一体に断面逆り字
    状外縁部を前記含油焼結合金製軸受を包囲するよう構成
    し、一方前記操作体の下面部に前記軸受を囲むよう障壁
    となる円筒形リブを設げ、前記リブを前記逆り字状外縁
    部の内側先端に位置させたことを特徴とする脱水装置。
JP8796576A 1976-07-23 1976-07-23 脱水装置 Expired JPS5935665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8796576A JPS5935665B2 (ja) 1976-07-23 1976-07-23 脱水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8796576A JPS5935665B2 (ja) 1976-07-23 1976-07-23 脱水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5313558A JPS5313558A (en) 1978-02-07
JPS5935665B2 true JPS5935665B2 (ja) 1984-08-30

Family

ID=13929558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8796576A Expired JPS5935665B2 (ja) 1976-07-23 1976-07-23 脱水装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5935665B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0154542B2 (ja) * 1982-12-01 1989-11-20 Daihatsu Motor Co Ltd

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0154542B2 (ja) * 1982-12-01 1989-11-20 Daihatsu Motor Co Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5313558A (en) 1978-02-07

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