JPS5935499Y2 - クレ−ンのワイヤ保護装置 - Google Patents
クレ−ンのワイヤ保護装置Info
- Publication number
- JPS5935499Y2 JPS5935499Y2 JP10119779U JP10119779U JPS5935499Y2 JP S5935499 Y2 JPS5935499 Y2 JP S5935499Y2 JP 10119779 U JP10119779 U JP 10119779U JP 10119779 U JP10119779 U JP 10119779U JP S5935499 Y2 JPS5935499 Y2 JP S5935499Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rope
- base
- boom
- fixed
- telescopic boom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はクレーンのワイヤ保護装置に関する。
基台にその基部を起伏自在に枢支した固定筒およびこの
固定筒に伸縮自在に嵌挿した移動筒とからなる伸縮ブー
ム、伸縮ブームの固定筒を前記基台の適所間に配設され
前記伸縮ブームを起伏調節する起伏シリンダ、前記基台
上であって前記伸縮ブームの固定筒基部の下側面よりも
下方位置又は前記伸縮ブームの固定筒基部の下側位置に
設けたウィンチドラムを設けた従前公知のクレーンにお
いて、前記ワイヤロープを伸縮ブームの上面あるいは伸
縮ブーム内を通してブーム先端へ導出しようとするとき
には、伸縮ブームを形成する前記固定筒基部にワイヤロ
ープを折り返すための滑車を必要とする。
固定筒に伸縮自在に嵌挿した移動筒とからなる伸縮ブー
ム、伸縮ブームの固定筒を前記基台の適所間に配設され
前記伸縮ブームを起伏調節する起伏シリンダ、前記基台
上であって前記伸縮ブームの固定筒基部の下側面よりも
下方位置又は前記伸縮ブームの固定筒基部の下側位置に
設けたウィンチドラムを設けた従前公知のクレーンにお
いて、前記ワイヤロープを伸縮ブームの上面あるいは伸
縮ブーム内を通してブーム先端へ導出しようとするとき
には、伸縮ブームを形成する前記固定筒基部にワイヤロ
ープを折り返すための滑車を必要とする。
ところが、この滑車はかなり大きなものであるため伸縮
ブームを伸縮駆動するための各種油圧機器の保守点検上
、前記位置に滑車を設けることは望ましくない。
ブームを伸縮駆動するための各種油圧機器の保守点検上
、前記位置に滑車を設けることは望ましくない。
そこで前記ワイヤロープは、ウィンチドラムがら伸縮ブ
ームの下側を経て伸縮ブーム先゛端に到り伸縮ブーム先
端下側に設けた滑車を経て吊具を吊下している。
ームの下側を経て伸縮ブーム先゛端に到り伸縮ブーム先
端下側に設けた滑車を経て吊具を吊下している。
しかしこの吊具を介して吊荷作業をなすようにしたクレ
ーンにあっては、起伏シリンダを伸長させてブームを起
仰させたときに吊荷がブームの下面に接近した状態で荷
振れを起こすことにより吊荷とブーム下面が衝突してワ
イヤロープを形成する素線を切ることがあった。
ーンにあっては、起伏シリンダを伸長させてブームを起
仰させたときに吊荷がブームの下面に接近した状態で荷
振れを起こすことにより吊荷とブーム下面が衝突してワ
イヤロープを形成する素線を切ることがあった。
この素線が切れるとワイヤロープの寿命が著しく縮めら
れる。
れる。
この考案は、ウィンチドラムからワイヤロープをブーム
下面下側を経て伸縮ブーム先端に設けた滑車へかけまわ
すようにした前記クレーンにおけるワイヤ保護装置であ
って、このワイヤ保護装置を、伸縮ブームの下側を経過
する前記ワイヤロープの左右側方であって、前記ワイヤ
ロープよりも下方位置で当該ワイヤロープに沿って延在
するよう前記固定筒に設けた左右一対の固定ガード、前
記伸縮ブームの移動筒の先端部にその先端を固着されそ
の基端部を前記固定ガードに伸縮自在に案内されると共
に伸縮ブームの下側を経過する前記ワイヤロープの左右
側方であって当該ワイヤロープよりも下方位置で当該ワ
イヤロープに沿って延在するように設けた左右一対の移
動ガードとからなるよう構成したものである。
下面下側を経て伸縮ブーム先端に設けた滑車へかけまわ
すようにした前記クレーンにおけるワイヤ保護装置であ
って、このワイヤ保護装置を、伸縮ブームの下側を経過
する前記ワイヤロープの左右側方であって、前記ワイヤ
ロープよりも下方位置で当該ワイヤロープに沿って延在
するよう前記固定筒に設けた左右一対の固定ガード、前
記伸縮ブームの移動筒の先端部にその先端を固着されそ
の基端部を前記固定ガードに伸縮自在に案内されると共
に伸縮ブームの下側を経過する前記ワイヤロープの左右
側方であって当該ワイヤロープよりも下方位置で当該ワ
イヤロープに沿って延在するように設けた左右一対の移
動ガードとからなるよう構成したものである。
このようにワイヤ保護装置は伸縮ブームの伸縮とともに
伸縮して伸縮ブームの下側を経過するワイヤロープを保
護するので、ワイヤロープに吊具あるいは吊荷が衝突す
る事態を未然に防止できてワイヤロープの寿命を十分確
保できるという効果を奏する。
伸縮して伸縮ブームの下側を経過するワイヤロープを保
護するので、ワイヤロープに吊具あるいは吊荷が衝突す
る事態を未然に防止できてワイヤロープの寿命を十分確
保できるという効果を奏する。
次に本考案を１実施例を示す図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
１は、走行車体（図示せず）上に旋回自在に架装された
基台、２′はその基部を前記基台１に起伏自在に枢支し
た固定筒、２″は、この固定筒２′に伸縮自在に嵌挿し
た移動筒であり、これら固定筒２′、移動筒２″とから
伸縮ブーム２を構成している。
基台、２′はその基部を前記基台１に起伏自在に枢支し
た固定筒、２″は、この固定筒２′に伸縮自在に嵌挿し
た移動筒であり、これら固定筒２′、移動筒２″とから
伸縮ブーム２を構成している。
３は、前記固定筒２′と基台１の適所間に配設され、伸
縮ブーム２を起伏調節する起伏シリンダである。
縮ブーム２を起伏調節する起伏シリンダである。
４は前記基台１上であって前記固定筒２′基部の下側面
よりも下方位置に設けたウィンチドラムで゛ある。
よりも下方位置に設けたウィンチドラムで゛ある。
（なお、このウィンチドラムは、固定筒２′基部の下側
位置に設けてもよい。
位置に設けてもよい。
）５はウィンチドラム４から伸縮ブーム２の下側を経て
伸縮ブーム２の先端に到り伸縮ブーム２の先端下側に設
けた滑車６を経て吊具７を吊下するワイヤロープである
。
伸縮ブーム２の先端に到り伸縮ブーム２の先端下側に設
けた滑車６を経て吊具７を吊下するワイヤロープである
。
８はワイヤ保護装置であり、伸縮ブーム２の下側を経過
する前記ワイヤロープ５の左右側方であって、前記ワイ
ヤロープ５よりも下方位置で当該ワイヤロープ５に沿っ
て延在するよう前記固定筒２′に設けた左右一対の固定
ガード９と、前記伸縮ブーム２の移動筒２″の先端部に
その先端を固着されその基端部を前記固定ガード９に伸
縮自在に案内されると共に伸縮ブーム２の下側を経過す
るワイヤロープ５の左右側方であって当該ワイヤロープ
５よりも下方位置で当該ワイヤロープ５に沿って延在す
るように設けた左右一対の移動ガード１０とからなる。
する前記ワイヤロープ５の左右側方であって、前記ワイ
ヤロープ５よりも下方位置で当該ワイヤロープ５に沿っ
て延在するよう前記固定筒２′に設けた左右一対の固定
ガード９と、前記伸縮ブーム２の移動筒２″の先端部に
その先端を固着されその基端部を前記固定ガード９に伸
縮自在に案内されると共に伸縮ブーム２の下側を経過す
るワイヤロープ５の左右側方であって当該ワイヤロープ
５よりも下方位置で当該ワイヤロープ５に沿って延在す
るように設けた左右一対の移動ガード１０とからなる。
したがって、伸縮ブーム２の伸縮作動するクレーン作業
中において、ワイヤ保護装置８は伸縮ブーム２の伸縮と
ともに伸縮して伸縮ブーム２の下側を経過するワイヤロ
ープ５を保護することができる。
中において、ワイヤ保護装置８は伸縮ブーム２の伸縮と
ともに伸縮して伸縮ブーム２の下側を経過するワイヤロ
ープ５を保護することができる。
第１図は、本考案の１実施例を示すクレーンの側面図、
第２図は第１図のＡ−Ａ矢視断面図である。 １；基台、２：伸縮ブーム、２′；固定筒、２″；移動
筒、３；起伏シリンダ、４；ウィンチドラム、５；ワイ
ヤロープ、６；滑車、８；ワイヤ保護装置、９；固定ガ
ード、１０；移動ガード。
第２図は第１図のＡ−Ａ矢視断面図である。 １；基台、２：伸縮ブーム、２′；固定筒、２″；移動
筒、３；起伏シリンダ、４；ウィンチドラム、５；ワイ
ヤロープ、６；滑車、８；ワイヤ保護装置、９；固定ガ
ード、１０；移動ガード。
Claims (1)
- 基台にその基部を起伏自在に枢支した固定筒およびこの
固定筒に伸縮自在に嵌挿した移動筒とからなる伸縮ブー
ム、伸縮ブームの固定筒と前記基台の適所間に配設され
前記伸縮ブーム起伏調節する起伏シリンダ、前記基台上
であって前記伸縮ブームの固定筒基部の下側面よりも下
方位置又は前記伸縮ブームの固定筒基部の下側位置に設
けたウィンチドラム、および前記ウィンチドラムから伸
縮ブームの下側を経て伸縮ブーム先端に到り伸縮ブーム
先端下側に設けた滑車を経て吊具を吊下するワイヤロー
プを備えてなるクレーンのワイヤ保護装置を、伸縮ブー
ムの下側を経過する前記ワイヤロープの左右側方であっ
て、前記ワイヤロープよりも下方位置で当該ワイヤロー
プに沿って延在するよう前記固定筒に設けた左右一対の
固定ガード、前記伸縮ブームの移動筒の先端部にその先
端を固着されその基端部を前記固定ガードに伸縮自在に
案内されると共に伸縮ブームの下側を経過する前記ワイ
ヤロープの左右側方であって当該ワイヤロープよりも下
方位置で当該ワイヤロープに沿って延在するように設け
た左右一対の移動ガードとからなるよう構成したことを
特徴とするクレーンのワイヤ保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10119779U JPS5935499Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | クレ−ンのワイヤ保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10119779U JPS5935499Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | クレ−ンのワイヤ保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5620981U JPS5620981U (ja) | 1981-02-24 |
| JPS5935499Y2 true JPS5935499Y2 (ja) | 1984-10-01 |
Family
ID=29333940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10119779U Expired JPS5935499Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | クレ−ンのワイヤ保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935499Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0525451Y2 (ja) * | 1985-08-20 | 1993-06-28 |
-
1979
- 1979-07-20 JP JP10119779U patent/JPS5935499Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5620981U (ja) | 1981-02-24 |
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