JPS5935394Y2 - 捺染台 - Google Patents
捺染台Info
- Publication number
- JPS5935394Y2 JPS5935394Y2 JP1978063058U JP6305878U JPS5935394Y2 JP S5935394 Y2 JPS5935394 Y2 JP S5935394Y2 JP 1978063058 U JP1978063058 U JP 1978063058U JP 6305878 U JP6305878 U JP 6305878U JP S5935394 Y2 JPS5935394 Y2 JP S5935394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- printing
- film
- fluorine
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Screen Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は捺染台に係るものである。
従来、此種のものは本体の天板上にトップ材として軟質
の塩化ビニル樹脂シートを用いており、実際に捺染作業
を行う場合、このトップ材であるシートの表面に感圧接
着剤を塗布してポリエステルフィルムを貼り、更にその
上面に感圧接着剤を全面に塗布して被印刷物を平らに仮
接着゛して固定した後に捺染を行っていた。
の塩化ビニル樹脂シートを用いており、実際に捺染作業
を行う場合、このトップ材であるシートの表面に感圧接
着剤を塗布してポリエステルフィルムを貼り、更にその
上面に感圧接着剤を全面に塗布して被印刷物を平らに仮
接着゛して固定した後に捺染を行っていた。
したがってトップ材の軟質塩化ビニルシート中に含まれ
る可塑剤がその上面に塗布された接着剤層中に移行して
来て接着力を弱めたり、汚染したりするため、その表面
のポリエステルフィルムの交換頻度が著しく高くなる欠
点を有していた。
る可塑剤がその上面に塗布された接着剤層中に移行して
来て接着力を弱めたり、汚染したりするため、その表面
のポリエステルフィルムの交換頻度が著しく高くなる欠
点を有していた。
本考案はこのような欠点を解消し、更に捺染インキの加
熱乾燥を促進せしめるものを提供せんとするもので、そ
の実施の一例を図面について説明すると、合成樹脂シー
ト１の上面にアルミニウム層２を有し、かつ表面にフッ
素系合戊樹脂フィルム３を形成して表層板Ａを設け、こ
の表層板Ａを本体Ｂの天板すの上面に接着剤４を介して
貼着積層してなるものである。
熱乾燥を促進せしめるものを提供せんとするもので、そ
の実施の一例を図面について説明すると、合成樹脂シー
ト１の上面にアルミニウム層２を有し、かつ表面にフッ
素系合戊樹脂フィルム３を形成して表層板Ａを設け、こ
の表層板Ａを本体Ｂの天板すの上面に接着剤４を介して
貼着積層してなるものである。
表層板Ａは軟質の塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体などの軟質系の合成樹脂もしくはゴムをシー
ト状にした合成樹脂シート１の上面にアルミニウム層２
を形成し、更にその表面にフッ素系合或樹脂フィルム３
を積層し、該シート１の裏面に織布、編布、不織布、紙
などの裏打材５を設けたものであり、合成樹脂シート１
はスキージ−で捺染インキを掻く （捺染する）際にヘ
ラ当りが確実になるように適度のクッション性を有する
ものであり、又、裏打材５は本体Ｂの天板すに対して表
層板Ａが確実に接着せしめると共に表層板Ａ自身の収縮
を防止するもので、この収縮防止には織布や編布などよ
りも厚手の紙やガラス繊維製不織布が適している。
ル共重合体などの軟質系の合成樹脂もしくはゴムをシー
ト状にした合成樹脂シート１の上面にアルミニウム層２
を形成し、更にその表面にフッ素系合或樹脂フィルム３
を積層し、該シート１の裏面に織布、編布、不織布、紙
などの裏打材５を設けたものであり、合成樹脂シート１
はスキージ−で捺染インキを掻く （捺染する）際にヘ
ラ当りが確実になるように適度のクッション性を有する
ものであり、又、裏打材５は本体Ｂの天板すに対して表
層板Ａが確実に接着せしめると共に表層板Ａ自身の収縮
を防止するもので、この収縮防止には織布や編布などよ
りも厚手の紙やガラス繊維製不織布が適している。
フッ素系合或樹脂フィルム３はフッ化ビニリデンフィル
ム、フッ化ビニルフィルムが適しており、このフィルム
３は合成樹脂シート１との接着性を良好かつ確実にする
ためにコロナ放電処理などの前処理を行い、該フィルム
３の該処理面にアルミニウム層２を設け、そのアルミニ
ウム層２側を合或樹脂シート１の上面に接着剤（図示せ
ず）で接着せしめる。
ム、フッ化ビニルフィルムが適しており、このフィルム
３は合成樹脂シート１との接着性を良好かつ確実にする
ためにコロナ放電処理などの前処理を行い、該フィルム
３の該処理面にアルミニウム層２を設け、そのアルミニ
ウム層２側を合或樹脂シート１の上面に接着剤（図示せ
ず）で接着せしめる。
このフッ素系合戊樹脂フィルム３とアルミニウム層２と
の接着は蒸着法が有利であるが、その他の方法としては
アルミニウム箔を接着剤によって接着積層してもよく、
フッ素系合戊樹脂フィルム３にアルミニウム層２を設け
ることにより合成樹脂シート１との接着が極めて容易と
なる。
の接着は蒸着法が有利であるが、その他の方法としては
アルミニウム箔を接着剤によって接着積層してもよく、
フッ素系合戊樹脂フィルム３にアルミニウム層２を設け
ることにより合成樹脂シート１との接着が極めて容易と
なる。
この様に構成された捺染台を用いて捺染作業を行う場合
を第３図に示し説明すると、表層板Ａの表面すなわちフ
ッ素系合戊樹脂フィルム３の上面に感圧接着剤６を塗布
し、その表面にポリエステルフィルム７を貼った後、更
にその上面に感圧接着剤６を全面に塗布してその上に被
印刷物８を仮接着的に固定し、その上部にスクリーン９
を張設した捺染枠１０を載置し、印刷インキ１１をスキ
ージ−１２で掻く （捺染する）。
を第３図に示し説明すると、表層板Ａの表面すなわちフ
ッ素系合戊樹脂フィルム３の上面に感圧接着剤６を塗布
し、その表面にポリエステルフィルム７を貼った後、更
にその上面に感圧接着剤６を全面に塗布してその上に被
印刷物８を仮接着的に固定し、その上部にスクリーン９
を張設した捺染枠１０を載置し、印刷インキ１１をスキ
ージ−１２で掻く （捺染する）。
本考案は軟質の合成樹脂シートの上面に、アルミニウム
層を有し、表面にフッ素系合戊樹脂フィルムを形成して
表層板を設け、該表層板を本体の天板の上面に積層して
なるから捺染に際し、表層板がクッション性に富み、ス
クリーンとスキージ−との接触が確実に行なわれ、スク
リーンの模様部から確実にインキが捺染し得る。
層を有し、表面にフッ素系合戊樹脂フィルムを形成して
表層板を設け、該表層板を本体の天板の上面に積層して
なるから捺染に際し、表層板がクッション性に富み、ス
クリーンとスキージ−との接触が確実に行なわれ、スク
リーンの模様部から確実にインキが捺染し得る。
又、表面がフッ素系合戊樹脂フィルムであるため、表層
板の合成樹脂シート中に含有された可塑剤などの移行を
完全に遮断出来、該フィルムの上面に塗布する感圧接着
剤に対する可塑剤の移行が全く生じないため、その接着
剤の上面に貼着したポリエステルフィルムの交換も少な
くて良く、可塑剤の移行、滲出による汚れも防止し得る
。
板の合成樹脂シート中に含有された可塑剤などの移行を
完全に遮断出来、該フィルムの上面に塗布する感圧接着
剤に対する可塑剤の移行が全く生じないため、その接着
剤の上面に貼着したポリエステルフィルムの交換も少な
くて良く、可塑剤の移行、滲出による汚れも防止し得る
。
更に表層板にアルミニウム層を設けであるため本体の内
部に設けられた熱源（図示せず）によって発散される熱
を均一に表面に伝熱すると云う効果を有し、従来のもの
に比し表層板の昇温か速く、捺染後のインキの乾燥が促
進されるというすぐれた効果をも奏する。
部に設けられた熱源（図示せず）によって発散される熱
を均一に表面に伝熱すると云う効果を有し、従来のもの
に比し表層板の昇温か速く、捺染後のインキの乾燥が促
進されるというすぐれた効果をも奏する。
図面は本考案捺染台の実施の一例を示すもので、第１図
は正面図、第２図は要部の拡大断面図、第３図は捺染作
業状態を示す縦断正面図であり、図中Ａは表層板 １は
合成樹脂シート、２はアルミニウム層、３はフッ素系合
戊樹脂フィルム、Ｂは本体、ｂは天板である。
は正面図、第２図は要部の拡大断面図、第３図は捺染作
業状態を示す縦断正面図であり、図中Ａは表層板 １は
合成樹脂シート、２はアルミニウム層、３はフッ素系合
戊樹脂フィルム、Ｂは本体、ｂは天板である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 合成樹脂シートの上面にアルミニウム層を有し、表
面にフッ素系合戊樹脂フィルムを形成して表層板を設け
、該表層板を本体の天板上面に積層してなる捺染台。 ■ フッ素系合戊樹脂フィルムがフッ化ビニリデンフィ
ルムであることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
１項記載の捺染台。 ■ フッ素系合戊樹脂フィルムがフッ化ビニルフィルム
であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項
記載の捺染台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978063058U JPS5935394Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | 捺染台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978063058U JPS5935394Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | 捺染台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54172083U JPS54172083U (ja) | 1979-12-05 |
| JPS5935394Y2 true JPS5935394Y2 (ja) | 1984-09-29 |
Family
ID=28965893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978063058U Expired JPS5935394Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | 捺染台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935394Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5287793U (ja) * | 1975-12-17 | 1977-06-30 |
-
1978
- 1978-05-10 JP JP1978063058U patent/JPS5935394Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54172083U (ja) | 1979-12-05 |
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