JPS5935189B2 - コウデンヘンカンソシノセイゾウホウホウ - Google Patents
コウデンヘンカンソシノセイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5935189B2 JPS5935189B2 JP50150307A JP15030775A JPS5935189B2 JP S5935189 B2 JPS5935189 B2 JP S5935189B2 JP 50150307 A JP50150307 A JP 50150307A JP 15030775 A JP15030775 A JP 15030775A JP S5935189 B2 JPS5935189 B2 JP S5935189B2
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- Japan
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- forming
- regions
- layer
- insulating layer
- semiconductor layer
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- Expired
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光電変換素子の製造方法に関するものである。
直列垂直接合型太陽電池は、第1図に示すようにp−n
接合を光の入射方向と垂直に多数直列に接続したもので
ある。
接合を光の入射方向と垂直に多数直列に接続したもので
ある。
同図において、1はn形シリコン、2はp形シリコン、
3は金属電極を示している。このような構造よりなる太
陽電池は、高い起電力を得るのに適しており、入射光強
度が通常の太陽光の50倍以上になつても効率が低下し
ない。更に放射線損傷にも強いという特徴があるが、そ
の製造方法としては、従来、第2図a−dのような方法
がとられている。まず、厚さ250μmのn型シリコン
基板5にp形の不純物を拡散させて不純物層4を形成し
、p−n接合を形成する(同図a)。このような基板の
複数枚を、基板間にアルミニウム6を入れたとえば16
枚重ねる(同図b)。次に基板間のアルミニウム6と基
板とを合金接合するため、650℃の窒素雰囲気中で2
時間放置した後、更にニッケルメッキを全体に施して、
これをジッターする。次にこの16枚を重ねられた重ね
基板Tを、例えば幅2cmとして、余つた部分を切断し
て取り除いた後、例えば1mm間隔にスライスしていく
。8は切断線である(同図c)。
3は金属電極を示している。このような構造よりなる太
陽電池は、高い起電力を得るのに適しており、入射光強
度が通常の太陽光の50倍以上になつても効率が低下し
ない。更に放射線損傷にも強いという特徴があるが、そ
の製造方法としては、従来、第2図a−dのような方法
がとられている。まず、厚さ250μmのn型シリコン
基板5にp形の不純物を拡散させて不純物層4を形成し
、p−n接合を形成する(同図a)。このような基板の
複数枚を、基板間にアルミニウム6を入れたとえば16
枚重ねる(同図b)。次に基板間のアルミニウム6と基
板とを合金接合するため、650℃の窒素雰囲気中で2
時間放置した後、更にニッケルメッキを全体に施して、
これをジッターする。次にこの16枚を重ねられた重ね
基板Tを、例えば幅2cmとして、余つた部分を切断し
て取り除いた後、例えば1mm間隔にスライスしていく
。8は切断線である(同図c)。
こうしてできた16個のp−n接合をもつ薄板9を、さ
らに例えば6個つなぎ、電極づけを行うと、96個のp
−n接合をもつ直列垂直接合型太陽電池ができる(同図
d)。以上に説明した従来の製造工程で問題となるのは
、16枚の重ね基板Tを1mm間隔にスライスする工程
であり、スライスすることによつて基板に生じる破壊層
をエッチング及びラッピング、更にポリッシングにより
除かねばならないという繁雑さがある。
らに例えば6個つなぎ、電極づけを行うと、96個のp
−n接合をもつ直列垂直接合型太陽電池ができる(同図
d)。以上に説明した従来の製造工程で問題となるのは
、16枚の重ね基板Tを1mm間隔にスライスする工程
であり、スライスすることによつて基板に生じる破壊層
をエッチング及びラッピング、更にポリッシングにより
除かねばならないという繁雑さがある。
また、重ね基板Tを幅2cmに切断する際にも、余つた
部分を切り拾てるという無駄がある。更には、基板を薄
くするのに限度があることから、少数キャリアの収集効
率の向上も望めない上に、単位長さあたりのp−n接合
数も多くできない。本発明は、以上述べたような従来方
法の問題点を全く有しない通常のホトエッチングによる
微細加工を用いた、光電変換素子の製造方法を提供する
ことを目的とする。
部分を切り拾てるという無駄がある。更には、基板を薄
くするのに限度があることから、少数キャリアの収集効
率の向上も望めない上に、単位長さあたりのp−n接合
数も多くできない。本発明は、以上述べたような従来方
法の問題点を全く有しない通常のホトエッチングによる
微細加工を用いた、光電変換素子の製造方法を提供する
ことを目的とする。
以下図面とともに本発明を実施例に基づいて説明する。
第3図a−れは本発明の光電変換素子の製造方法の一実
施例を示す工程断面図である。例えば面指数(111)
で比抵抗1Ω、CfrL(7)P形シリコン基板11に
、イオン注入法によつて、窒素イオンを800Ke助エ
ネルギで3×1017ions/Cd打ち込むと、窒素
濃度が基板濃度より高い層12がシリコン基板11表面
から1μm程度内部に入つた部分にできる(同図a)。
その後、乾燥窒素(N2)中で1200℃,3時間の熱
処理を施し、シリコン基板11表面より1.3〜2.0
pmの深さのところに窒化珪素(Si3N4)の絶縁層
13を形成する。そしてこのような基板11上にp形シ
リコン単結晶層14を、例えば5μm気相成長させる(
同図b)。次に1100℃のウエツト酸素中で3時間酸
化し、1μmの厚さの酸化膜15を形成し、この酸化膜
15に不純物拡散用の窓16をホトエツチングにより開
ける(同図c)。次に拡散用窓16を通してn形不純物
のリンを、窒化珪素の絶縁層13に至るまで拡散し、n
+形領域17を形成する(同図d)。これは1000℃
でPOCl3を用いてリンを30分間プレデポジツトし
た後酸化膜15を全面除去し、1200′Cで酸化しな
がら1時間拡散すればよい。しかる後表面の酸化膜を除
去しホトレジスト、例えばKTFRl8をシリコン基板
11上部に塗布し、相隣りあうp−n接合単位の間をエ
ツチングする為の窓19を開ける(同図e)。次に弗酸
一硝酸−酢酸の混合液によつて、窓19より窒化珪素の
絶縁層13に至るまでエツチングを行なう(同図f)。
しかる後、シリコン基板11全体を160℃の硫酸中へ
10分間放置しホトレジスト18を除去して全面に電極
金属としてのアルミニウム20を蒸着する(同図g)。
次にホトエツチングにより、p−n接合単位を直列に接
続する電極部分と、出力を取り出す電極部分以外のアル
ミニウムを取り除く(同図h)。その後、シリコン基板
11全体を550℃前後で5分加熱してジッタを行なつ
て光電変換素子が完成する。なお、以上の工程中6こお
いて、窒素イオンのかわりに炭素イオンを用いてイオン
注入することによりできる炭化珪素で埋込み絶縁層13
を形成しても、窒化珪素と同様に用いられることは言う
までもない。
施例を示す工程断面図である。例えば面指数(111)
で比抵抗1Ω、CfrL(7)P形シリコン基板11に
、イオン注入法によつて、窒素イオンを800Ke助エ
ネルギで3×1017ions/Cd打ち込むと、窒素
濃度が基板濃度より高い層12がシリコン基板11表面
から1μm程度内部に入つた部分にできる(同図a)。
その後、乾燥窒素(N2)中で1200℃,3時間の熱
処理を施し、シリコン基板11表面より1.3〜2.0
pmの深さのところに窒化珪素(Si3N4)の絶縁層
13を形成する。そしてこのような基板11上にp形シ
リコン単結晶層14を、例えば5μm気相成長させる(
同図b)。次に1100℃のウエツト酸素中で3時間酸
化し、1μmの厚さの酸化膜15を形成し、この酸化膜
15に不純物拡散用の窓16をホトエツチングにより開
ける(同図c)。次に拡散用窓16を通してn形不純物
のリンを、窒化珪素の絶縁層13に至るまで拡散し、n
+形領域17を形成する(同図d)。これは1000℃
でPOCl3を用いてリンを30分間プレデポジツトし
た後酸化膜15を全面除去し、1200′Cで酸化しな
がら1時間拡散すればよい。しかる後表面の酸化膜を除
去しホトレジスト、例えばKTFRl8をシリコン基板
11上部に塗布し、相隣りあうp−n接合単位の間をエ
ツチングする為の窓19を開ける(同図e)。次に弗酸
一硝酸−酢酸の混合液によつて、窓19より窒化珪素の
絶縁層13に至るまでエツチングを行なう(同図f)。
しかる後、シリコン基板11全体を160℃の硫酸中へ
10分間放置しホトレジスト18を除去して全面に電極
金属としてのアルミニウム20を蒸着する(同図g)。
次にホトエツチングにより、p−n接合単位を直列に接
続する電極部分と、出力を取り出す電極部分以外のアル
ミニウムを取り除く(同図h)。その後、シリコン基板
11全体を550℃前後で5分加熱してジッタを行なつ
て光電変換素子が完成する。なお、以上の工程中6こお
いて、窒素イオンのかわりに炭素イオンを用いてイオン
注入することによりできる炭化珪素で埋込み絶縁層13
を形成しても、窒化珪素と同様に用いられることは言う
までもない。
本実施例により形成されるp−n接合は、絶縁層13上
にあるにもかかわらず、単結晶シリコン基板11上に気
相成長させたシリコン単結晶層14に形成したものであ
るので、その結晶性は非常に良好となる顕著な効果を奏
する。
にあるにもかかわらず、単結晶シリコン基板11上に気
相成長させたシリコン単結晶層14に形成したものであ
るので、その結晶性は非常に良好となる顕著な効果を奏
する。
以上説明してきたように、本発明の光電変換素子の製造
方法は、半導体基板上に同時に多数個のp−n接合を形
成するため、従来のような破壊層の研磨の必要もなく、
また感光性樹脂等を用いることにより微細加工ができる
ため、単位面積当り、従来の2倍以上の個数のp−n接
合を形成し得るので、効率が倍増する効果を奏する。
方法は、半導体基板上に同時に多数個のp−n接合を形
成するため、従来のような破壊層の研磨の必要もなく、
また感光性樹脂等を用いることにより微細加工ができる
ため、単位面積当り、従来の2倍以上の個数のp−n接
合を形成し得るので、効率が倍増する効果を奏する。
第1図は直列垂直接合型太陽電池の基本構造図、第2図
a−dは直列垂直接合型太陽電池の従来の製造方法を示
す工程図、第3図a−hは本発明の光電変換素子の製造
方法の一実施例を示す工程断面図である。 11・・・・・・p形シリコン基板、12・・・・・・
窒素イオンの打込まれた層、13・・・・・・窒化珪素
の絶縁層、14・・・・・・気相成長p形シリコン単結
晶層、15・・・・・・酸化膜、16・・・・・・不純
物拡散窓、17・・・・・・不純物拡散領域、18・・
・・・・ホトレジスト、19・・・・・・エツチング用
の窓、20・・・・・・アルミニウム、21・・・・・
・リード線。
a−dは直列垂直接合型太陽電池の従来の製造方法を示
す工程図、第3図a−hは本発明の光電変換素子の製造
方法の一実施例を示す工程断面図である。 11・・・・・・p形シリコン基板、12・・・・・・
窒素イオンの打込まれた層、13・・・・・・窒化珪素
の絶縁層、14・・・・・・気相成長p形シリコン単結
晶層、15・・・・・・酸化膜、16・・・・・・不純
物拡散窓、17・・・・・・不純物拡散領域、18・・
・・・・ホトレジスト、19・・・・・・エツチング用
の窓、20・・・・・・アルミニウム、21・・・・・
・リード線。
Claims (1)
- 1 一導電型の半導体基板に絶縁層を形成する工程と、
前記半導体基板上に、前記半導体基板と同一導電型の半
導体層を形成する工程と、前記半導体層に、前記半導体
層とは反対導電型の不純物を、前記絶縁層に至るまで選
択的に拡散してp型領域、n型領域を交互に形成する工
程と、前記半導体層の、前記異なる導電型が隣接する領
域を残して、他の領域を除去する工程と、前記除去部に
電極金属を被着して複数の前記p−n接合の同方向縦属
接続体を形成する工程とを備えたことを特徴とする光電
変換素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50150307A JPS5935189B2 (ja) | 1975-12-16 | 1975-12-16 | コウデンヘンカンソシノセイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50150307A JPS5935189B2 (ja) | 1975-12-16 | 1975-12-16 | コウデンヘンカンソシノセイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5273686A JPS5273686A (en) | 1977-06-20 |
JPS5935189B2 true JPS5935189B2 (ja) | 1984-08-27 |
Family
ID=15494135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50150307A Expired JPS5935189B2 (ja) | 1975-12-16 | 1975-12-16 | コウデンヘンカンソシノセイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935189B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112187U (ja) * | 1988-01-25 | 1989-07-27 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2461552B2 (fr) * | 1979-07-19 | 1985-11-29 | Centre Techn Ind Mecanique | Dispositif d'arrosage pour meule de rectification |
JPS5642386A (en) * | 1979-09-14 | 1981-04-20 | Agency Of Ind Science & Technol | Semiconductor photodetector |
JPS5897876A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 太陽電池 |
JPS59123280A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-17 | Ricoh Co Ltd | 集積デバイス |
-
1975
- 1975-12-16 JP JP50150307A patent/JPS5935189B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112187U (ja) * | 1988-01-25 | 1989-07-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5273686A (en) | 1977-06-20 |
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