JPS5934942Y2 - 螢光表示管のフイラメント回路 - Google Patents

螢光表示管のフイラメント回路

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JPS5934942Y2
JPS5934942Y2 JP11450178U JP11450178U JPS5934942Y2 JP S5934942 Y2 JPS5934942 Y2 JP S5934942Y2 JP 11450178 U JP11450178 U JP 11450178U JP 11450178 U JP11450178 U JP 11450178U JP S5934942 Y2 JPS5934942 Y2 JP S5934942Y2
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JP
Japan
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filament
display tube
fluorescent display
transistor
transistors
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Application number
JP11450178U
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JPS5532821U (ja
Inventor
謙治 亀井
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、直熱型3極管構造の螢光表示管のフィラメント
回路に関する。
特に本案の目的は、螢光表示管の輝度ムラを防止すると
ともに、輝度の調整を任意にかつ適宜自動調整を可能と
するフィラメント回路を提供しようとするものである。
したがって、本案によれば螢光表示管のフィラメントに
定格電圧を与えるとともに陰極電流のループを低インピ
ーダンス化することができ、フィラメント電流および定
格電圧を供給する電源トランスを特別に設けることなく
、補の回路に電力を供給している電源トランスと共用す
ることができるものである。
以下本案を実施例図面に添って説明する。
1は螢光表示管でフィラメント11が一方の端子111
と他方の端子112間に設けられでいる。
またこの螢光表示管1はグリッド2とアノード31・・
・・・・3nによって構成されるいわゆる直熱型3極構
造のものである。
この螢光表示管は公知のものであるが、ここでその概略
を説明し、駆動回路などの詳細については本案の要旨で
はないので省略する。
先ずフィラメント11に通電し、フィラメントの温度を
例えば590℃〜650℃程度に加熱すると、フィラメ
ント11の表面の電子放射性被覆から熱電子が放出され
る。
この状態でアノード31〜3nおよびグリッド2に正の
電圧を印加すると、フィラメント即ち陰極11より放出
された熱電子はアノード31〜3nおよびグリッド2と
フィラメント11と図示しないフロントガラス内面の透
明導電膜で形成される電界で加速され、グリッド2を透
過した後アノード31〜3nに射突し、アノード31〜
3nのフロントガラス内面と対向する表面に被着された
螢光体を励起発光する。
したがって陰極電流はアノードおよびグリッドより流れ
込む。
アノード31〜3nまたはグリッド2の電圧を零または
負にすると、いずれの場合も電子はアノード31〜3n
に到達せず、したがって発光しない。
このような性質を利用して、表示しようとする数字また
は文字に対応するアノード31〜3nとその桁のグリッ
ド2(図示するものは1数字または1文字分のみ示し、
一般に図示するアノード31〜3nおよびグリッド2が
複数個で構成されている)に同時に正の電圧を印加すれ
ば指定の桁の数字または文字を表示することができる。
また、他の桁のアノードに電圧が印加されでいても、グ
リッドに負の電圧を印加しでやればその桁のアノードは
発光しない。
このような螢光表示管の駆動方法としては、例えばダイ
ナミック駆動、スタテック駆動、デュプレックス駆動な
どの方法が知られているが、ここではいずれの駆動方法
にせよ本案の要旨は左右されないので、図面では駆動回
路4として示し、近時集積回路化されたこの種の駆動回
路4を例えばuPD848Cとして例示するのに止める
本案螢光表示管のフィラメント回路は主に次のものから
構成される。
螢光表示管1のフィラメント11の一対の端子111と
112に、交互に対称的な定格電圧を印加するための電
源トランス5と、それぞれの端子111と112に対称
的に接続される第1と第2のトランジスタ6.7と、両
トランジスタ67のベースバイアスを共通して調整する
ための可変抵抗器8と、螢光表示管の輝度に応じて同様
にベースバイアスを共通して自動的に制御するためのC
DS等の受光素子9と、逆流防止用のダイオードD1.
D2と、第11第2各トランジスタ6.7の逆耐圧を補
償するための抵抗R1とダイオードD3の第1の直列回
路網および抵抗R2とダイオードD4の第2の直列回路
網からなる。
電源トランス5は1次側巻線51に例えば50Hzなど
の交流電源Eが接続され、2次側巻線52にはこの交流
電力を適宜螢光表示管1のフィラメント11の定格電圧
でその両端521.522より対称的に取り出すべく、
接地されたセンタータップ523が設けられている。
また第1と第2のトランジスタ6.7はそのベースにバ
イアス用抵抗R3とR4および並列接続された受光素子
9.可変抵抗器8とによって分割された直流電圧が印加
される。
このバイアス電圧を与えるための直流電源は適宜化の回
路網の直流電源より引き出してもよいが、ここでは電源
トランス5の2次側巻線52に誘起された交流電力を整
流用のダイオードD5.D6と平滑用のコンデンサCと
で構成される直流電源回路より得ている。
端子イと口はこの直流電源回路の直流出力を他の回路に
も使用する場合の直流電源端子である。
先ず、電源トランス5の2次側巻線52は、2次側巻線
の一端521−ダイオードD1−第一のトランジスタ6
のコレクタ・エミッタ間一端子111−フィラメント1
1一端子112−第2のトランジスタ7のコレクタ・エ
ミッタ間ダイオードD2−2次側巻線の他端522のル
ープで閉結され、2次側巻線52のセンタータップは接
地されている。
したがって、2次側巻線52に誘起される交流電圧は、
センタータップ523の接地点を中心に、フィラメント
11の一対の端子111と112に対して交流の半サイ
クルごとに交互に、その%の電圧で印加される。
このことは、第1のトランジスタ6と第2のトランジス
タ7は電源トランス5の2次側巻線52の両端521と
523に現われる交流電圧に応じて交互にON・0FF
L、交流の一方の半サイクルで第1のトランジスタ6が
ONのときには第2のトランジスタ7がOFFとなる。
したがって、他方の半サイクルでは第1のトランジスタ
6がOFF、第2のトランジスタ7がONとなる。
今、第1のトランジスタ6がONで、第2のトランジス
タ7がOFFのとき、フィラメント11の一方の端子1
12には第2のトランジスタ7がOFFとなっているの
でR2−D4を介して定格電圧が印加される。
また陰極電流は、アノード31〜3nおよびグリッド2
よりフィラメント11一端子111−第1のトランジス
タ6のコレクタ・エミッタ間−ダイオードD1−電源ト
ランス5の2次側巻線52の一方の端521−センター
タップ523を経て接地に至るループで流れる。
このとき、第1のトランジスタ6のコレクタ・エミッタ
間を経て流れるフィラメント電流は、この第1のトラン
ジスタ6のベースに与えられているバイアスによって規
制される。
この第1のトランジスタ6のベースバイアスは可変抵抗
器8で加減される。
またこの可変抵抗器8と並列に接続された受光素子9は
螢光表示管1の輝度によって抵抗値が変化し、これによ
ってベースバイアスを変える。
次に、第1のトランジスタ6がOFFで、第2のトラン
ジスタ7がONのとき、フィラメント11の他方の端子
111には第1のトランジスタがOFFであるのでD3
−R1を介して定格電圧が印加される。
このときのフィラメント電流は、アノード31〜3nお
よびグリッド2よりフィラメント11−一方の端子11
2−第2のトランジスタ7のコレクタ・エミッタ間−ダ
イオードD2−電源トランス5の2次側巻線52の他方
の端522−センタータップ523を経て接地に至るル
ープで流れる。
このときのフィラメント電流は、第2のトランジスタ7
のコレクタ・エミッタ間を流れることによって、そのベ
ースバイアスが可変されると変化する。
第2のトランジスタ7のベースバイアスは第1のトラン
ジスタ6と共通の可変抵抗器8お・よび、これと並列に
接続された受光素子9によって加減される。
したがって、第1と第2のトランジスタ6.7は電源ト
ランス5の2次側巻線52に誘起される交流電圧の半サ
イクルごとに、交互に0N−OFFする。
これにともなって、フィラメント11より流れるフィラ
メント電流は、第1と第2のトランジスタ6.7を介し
て同様に、2次側巻線52に誘起される交流電圧の半サ
イクルごとに応じて交互に流れる。
第1と第2のトランジスタ6.7は全く対称形に構戊さ
れ、この半サイクルごとのフィラメント電流を同等のも
のとし、両トランジスタ67のベースに共通に接続され
た可変抵抗器8お・よび受光素子9によって同等のフィ
ラメント電流の加減が行なわれる。
その結果、本案ヒータ回路は両トランジスタ67のベー
スバイアスを加減することによってフィラメント電流を
容易に加減でき、螢光表示管の輝度調整を低インピーダ
ンス化したフィラメント電流の導通ループによって実現
することができる。
また、このような本案ヒータ回路はフィラメント11の
両端で電位差を生じるため瞬間的には左右で輝度ムラを
生じるが、電源周波数以上の交流で駆動することによっ
て、目の残光性により輝度ムラを生じさせないものであ
る。
したがって、第1と第2のトランジスタ6.7はフィラ
メント電流を対称的にコンI・ロールするためのトラン
ジスタとなり、可変抵抗器8は両トランジスタに共通な
バイアス回路の一部を構戊し、これによって両トランジ
スタのバイアスを同等に調整してフィラメント電流を対
称的にコントロールし、輝度調整を行なう。
一般的に螢光表示管のフイラメンI・電圧は1〜6■の
低圧であるが、本案によれば電源トランス5の2次側巻
線52の電圧を大きくとることができ、かつこの電源ト
ランス5を図示しない他の回路網の電源トランスとして
共用することができる。
例えば出力端子イー口より出力を取り出し、他の回路網
に供給することができる。
加えてこの種の螢光表示管のフィラメント抵抗はバラツ
キが大きいため、フィラメント電流を固定した場合には
この螢光表示管のライフタイムを短くするが、本案回路
によればフィラメント電流を可変することでフィラメン
ト抵抗のバラツキに対するライフタイムを長くすること
ができるなど種々実用的効果の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本案の実施例回路の結線図である。 1・・・・・・螢光表示管、2・・・・・・グリッド、
31〜3n・・・・・・アノード、4・・・・・・駆動
回路、5・・・・・・電源トランス、11・・・・・・
フィラメント、6・・・・・・第1のトランジスタ、7
・・・・・・第2のトランジスタ、8・・・・・・輝度
調整用の可変抵抗器、9・・・・・・受光素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直熱型の螢光表示管のフィラメントの一対の端子に、第
    1と第2のトランジスタのコレクタをそれぞれ接続し、
    この第1と第2のトランジスタのそれぞれのエミッタを
    センタータップが接地された電源トランスの2次側巻線
    に接続し、前記第1と第2のトランジスタのベースに共
    通な直流バイアス回路を接続するとともに、該バイアス
    回路内に前記第1と第2のトランジスタのベースバイア
    スを加減する輝度調整用の可変抵抗を設けてなることを
    特徴とした螢光表示管のフィラメント回路
JP11450178U 1978-08-21 1978-08-21 螢光表示管のフイラメント回路 Expired JPS5934942Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5532821U JPS5532821U (ja) 1980-03-03
JPS5934942Y2 true JPS5934942Y2 (ja) 1984-09-27

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ID=29065294

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