JPS5934937Y2 - 反射ステッカ− - Google Patents

反射ステッカ−

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Publication number
JPS5934937Y2
JPS5934937Y2 JP11728579U JP11728579U JPS5934937Y2 JP S5934937 Y2 JPS5934937 Y2 JP S5934937Y2 JP 11728579 U JP11728579 U JP 11728579U JP 11728579 U JP11728579 U JP 11728579U JP S5934937 Y2 JPS5934937 Y2 JP S5934937Y2
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JP
Japan
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sheet
sticker
reflective
transparent
adhesive
Prior art date
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Expired
Application number
JP11728579U
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English (en)
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JPS5635659U (ja
Inventor
貞夫 小林
Original Assignee
西武ポリマ化成株式会社
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Publication date
Application filed by 西武ポリマ化成株式会社 filed Critical 西武ポリマ化成株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、偽造防止および盗難防止用のステッカ−とし
て用いて最適な反射ステッカ−に関する6ステツカーは
屡々認定マークや検査証として用いられるが、従来のス
テッカ−にあっては、印刷や記載を容易に変えることが
できるため、偽造が防止できないという問題があった。
また、ステッカ−を貼着していても容易に無傷で剥離さ
れてしまうので、認証されたマークや検査証のステッカ
−が盗難されるという問題もあった。
本考案は、従来のステッカ−に存在していた問題を解消
するために、−たん剥離すると印刷が再現不能に破壊さ
れてしまい、かつ印刷、記載の変更も不能な反射ステッ
カ−を提供することを目的とする。
以下に本考案の反射ステッカ−の一実施例を図に従って
説明する。
第1図は本考案の反射ステッカ−の一部を構成するステ
ッカ一本体の断面性状を示している。
ステッカ一本体10は、ひきさき強度の小さいシート1
1と、該シート11の裏面に形成された接着剤層12と
からなり、その更に裏面には、ステッカ−使用時に剥離
される離型紙13が裏打ちされている。
シート11は、本ステッカ−を被着面に貼付した後被着
面よりステッカ−を剥離する際ひきさかれて部分的に残
存するようなもろいシートであればその材質は問わない
が、通常合成樹脂、紙などから形成される。
また、このシート11の破断強度は接着剤層12の被着
物との接着強度と同等以下であることが望ましいので、
この場合接着剤層12の接着剤は通常使用される接着剤
でよい。
合成樹脂より形成される場合は、スチレン、塩化ビニル
、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体なでの合成樹脂に、体
質顔料、酸化チタン、安定剤を適宜配合し、カレンダ法
、エクストルーダ法、キャスティング法などによってシ
ート状に形成されたものが用いられることが望ましい。
紙製の場合は、パルプの配合によってその強度が調整さ
れる。
シート11は、後述する透明反射シートの反射層の働き
をするため、隠ぺい力の強いシート、白色シート、又は
金属光沢を有するシートから構成されることが望ましい
接着剤層12が形成されたシート11は更に裏面を離型
紙13によって裏打ちされる。
第2図は本考案の反射ステッカ−の他の部分を構成する
透明反射シートの断面性状を示している。
透明反射シート20は、ガラス球が埋入され、裏面側に
接着剤層を有する透明(半透明に近いものを含む)な再
帰反射シートからなるものであればよい。
図示例は、合成樹脂製の透明表面層21.その裏面に設
けられたガラス球結合済り層22、該層22に散布され
た多数のガラス球23、更にその裏側に塗布形成された
接着剤層24から構成された透明反射シート20であり
、該シートはその裏面側を離型紙25によって裏打ちさ
れている。
離型紙25は、透明反射シート20使用時に反射シート
から剥離されるものである。
透明表面層21は、アクリル、ポリエステル、塩化ビニ
ル、ブチラール、アルキッドなどの透明な樹脂層または
これらの複合層から形成されるが、透明性の点ではアク
リル樹脂の使用が望ましい。
ガラス球結合剤層22は透明な合成樹脂剤のものが用い
られる。
透明表面層21の裏面にはガラス球結合剤が塗布、乾燥
され、ここにガラス球23が散布された後、加熱ロール
にて圧着され、完全にガラス球は固定される。
ガラス球23は、屈折率が1.5以上のものであれば使
用可能であるが、1.9以下の屈折率のものは反射性能
が低く、また、2.26以上の屈折率のもののは着色が
大きくなり、外観が悪くなるので、好ましくは、屈折率
2.0〜2.24のガラス球を使用するのが好ましい。
接着剤層24を構成する接着剤は、アクリル系、ゴム系
の接着剤とも使用できるが、着色抑止、透明性の点から
アクリル系の使用が望ましい。
アクリル系接着剤は溶剤タイプとエマルジョンタイプが
あるが、透明性の点から溶剤タイプの方が使用に適する
該接着剤は感圧接着剤であり、ガラス球23にとって焦
点層を形成する厚みに塗布して乾燥される。
図示例では、接着剤層24表面には離型紙25が貼り合
される。
なお、この実施例では、ガラス球23の裏側に接着剤層
24を直接設けたものを示したが、ガラス球23の裏側
に、ガラス球の焦点距離を考慮して間隔層を設け(図示
時)、この裏側に接着剤層24を設けたものでもよい。
また、ここにおいて接着剤層24のシート11との接着
強度はシート11の破断強度と同等以上であることが望
ましい。
第3図は、ステッカ一本体10の前面に印刷30を施し
、該印刷30の施されたステッカ一本体10の前面に透
明反射シート20を、シート20の裏面をステッカ一本
体10の前面に対応させて、貼着した本考案の反射ステ
ッカ−40の断面性状を示している。
ただし、図は反射ステッカ−40の裏面に、ステッカ一
本体10の裏面に裏打ちされていた離型紙13が剥離さ
れないで残されたままの状態で示されている。
印刷30は、凸版、オフセット、スクリーン印刷など通
常の印刷方法で印刷された文字、図形、記号を含むこと
は勿論、ホットスタンピング、レタリング、切文字、ス
タンピングなど印刷に準じるものは全て本考案でいう印
刷の概念中に含まれるものとする。
また、ステッカ−の用途によっては印刷を省いてもよい
透明反射シート20のステッカ一本体10への貼着は、
透明反射シート20の裏面に貼付されていた離型紙25
を剥離し、透明反射シー)20裏面の接着剤層24をス
テッカ一本体10のシーI・11前面に接触押圧するこ
とによって行なわれる。
また、本考案の反射ステッカ−40の被着面50への貼
着は、ステッカ−裏面に裏打ちされている離型紙13を
取り去り、接着剤12を被着面50に接触させて押圧す
ることによって行なわれる。
ここにおいて、接着剤層24を透明反射シート20に予
じめ設けたものを示したが、ステッカ一本体10と貼着
するときに接着剤を塗布してもよいし、またステッカ一
本体10の前面に接着剤を予じめ施したものでもよく、
ステッカ一本体10と透明反射シート20を接着剤によ
り貼着するものであればよいことは勿論である。
上記構成を有する反射ステッカ−40の作用について説
明する。
まず、被着面50に貼着された反射ステッカ−40の光
の反射についてであるが、外部から入った光は透明反射
シート20を通過してシート11の前面に至り、そこで
反射され、再帰反射光線は再び透明反射シート20を通
って外部へと出る。
シート11前面には印刷30が施されてお・す、それは
丁度ガラス球23の焦点距離位置にあるので、印刷30
はぼやけずはっきりと見え、かつガラス球23の屈折効
果によって浮上って見えるので、印刷30の文字、曲形
、模様などに立体感が出る。
また、反射面がガラス球23の焦点距離位置にあること
より、再帰反射光線は平行光線となり、光の散乱が防止
されて輝度が上るほか、反射光が弱まらないので遠くか
らの視認が容易となる。
次に印刷文字、図形、模様の変更についてであるが、印
刷に手を加えようとすれば、印刷30部を覆っている透
明反射シート20をステッカ一本体10から剥離して印
刷30を露出させる必要がある。
第4図は透明反射シート20を剥離した状態を示したも
のであるが、この場合は、ステッカ一本体10のシート
11がひきさき強度の小さいものから構成されているの
で、剥離時にひきさかれてしまい、部は被着面50(則
に、一部は透明反射シート20側に付着した状態となる
すなわち、印刷30の無傷の露出は不可能であり、印刷
30に手を加えて認定マークや検査証の記載を一部変更
して偽造することはできない。
また、このように偽造不可能な認定マーク、検査証など
のステンカーを盗んでも他に転用した場合の使用価値が
ないので、盗難の気持を生じる人もなくなり、盗難防止
にもなる。
本考案の反射ステッカ−は上記のような構成、作用を有
するので、次の種々の効果を得る。
まず、ステッカ一本体の必要に応じて印刷が施される前
面をひきさき強度の小さいシートから形成し、その上を
透明シートで覆ったので、無傷状態での印刷部の露出ま
たは被着面との剥離が不能となり、印刷に手を加えての
偽造または転用を防止することができ、ひいては盗難を
防止することができる。
この効果は、本ステッカ−を認定マークや検査証として
用いられるステッカ−に適用した場合に著しい。
また、ステッカ一本体を覆う透明シートを、内部にガラ
ス球を埋入した反射シートから構成したので、前記偽造
、盗難防止効果に加えて、遠くからの視認2輝度の上昇
、印刷の立体的視認が可能となるという付随的相剰効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の反射ステッカ−の一部を構成するス
テッカ一本体の部分断面図、第2図は、本考案の反射ス
テッカ−の他部を構成する透明反射シートの部分断面図
、第3図は本考案の反射ステッカ−の部分断面図、第4
図は第3図の反射ステッカ−において透明反射シートを
剥がしたときの部分断面図、である。 10・・・・・・ステッカ一本体、11・・・・・・ひ
きさき強度の小さいシート、12・・・・・・接着剤層
、13・・・・・・離型紙、20・・・・・・透明反射
シート、21・・・・・・透明表面層、22・・・・;
・ガラス球結合剤層、23・・・・・・ガラス球、24
・・・・・・接着剤層、30・・・・・・印刷、40・
・・・・・反射ステッカ−150・・・・・・被着面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートの裏面に接着剤層を形成してステッカ一本体を構
    成し、該ステッカ一本体の前面に印刷を施し、該ステッ
    カ一本体の前面に、内部にガラス球が埋入された透明反
    射シートを接着剤により貼着し、しかも前記ステッカ一
    本体のシートのひきさき強度を該シートの裏面との着剤
    層の被接着物との接合強度と同等以下としたことを特徴
    とする反射ステッカ−0
JP11728579U 1979-08-25 1979-08-25 反射ステッカ− Expired JPS5934937Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11728579U JPS5934937Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 反射ステッカ−

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JP11728579U JPS5934937Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 反射ステッカ−

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Publication Number Publication Date
JPS5635659U JPS5635659U (ja) 1981-04-06
JPS5934937Y2 true JPS5934937Y2 (ja) 1984-09-27

Family

ID=29349497

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11728579U Expired JPS5934937Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25 反射ステッカ−

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2958964B2 (ja) * 1989-02-14 1999-10-06 ソニー株式会社 回帰反射性貼着シート
ES2403124T3 (es) * 2005-02-10 2013-05-14 Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha Revestimiento retrorreflectante
JP2017012030A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 小橋工業株式会社 農作業機

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JPS5635659U (ja) 1981-04-06

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