JPS5934693B2 - 置換アルリルエステルの製法 - Google Patents
置換アルリルエステルの製法Info
- Publication number
- JPS5934693B2 JPS5934693B2 JP50015907A JP1590775A JPS5934693B2 JP S5934693 B2 JPS5934693 B2 JP S5934693B2 JP 50015907 A JP50015907 A JP 50015907A JP 1590775 A JP1590775 A JP 1590775A JP S5934693 B2 JPS5934693 B2 JP S5934693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- copper
- butene
- diol diacetate
- allyl ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/28—Preparation of carboxylic acid esters by modifying the hydroxylic moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
- C07C67/293—Preparation of carboxylic acid esters by modifying the hydroxylic moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/582—Recycling of unreacted starting or intermediate materials
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
CH2=CH−CH−R110−C0−R2(式中R1
は4個までの炭素原子を有するアシルオキシ基を置換基
として含有してよい1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル基、R2は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又
は水素原子を意味する)で表わされる置換アルリルエス
テルの製法に関する。
は4個までの炭素原子を有するアシルオキシ基を置換基
として含有してよい1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル基、R2は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又
は水素原子を意味する)で表わされる置換アルリルエス
テルの製法に関する。
アルリルエステルを酸触媒を用いて異性化することは公
知である。
知である。
さらにアルリルエステルを金属又は金属化合物の触媒的
影響の下に異性化させ得ることも公知である。すなわち
、たとえばドイツ特許出願公告第2134115号明細
書によれば、ブテン−(2)−1、4−ジオールジアセ
タートを、パラジウム化合物又は白金化合物の触媒的影
響下にブテン−(ハー3、4−ジオールジアセタートに
転位させ得ることが知られている。しかしこの方法は、
高価な貴金属化合物を使用せねばならないという欠点を
有する。貴金属のきわめてわずかな損失も避けねばなら
ないので、この欠点は工業上著しい不経済を意味する。
したがつて本発明は、特に高価な貴金属を使用しないで
、従来よりも経済的に式Iのアルリルエステルを製造す
るという課題に基いている。
影響の下に異性化させ得ることも公知である。すなわち
、たとえばドイツ特許出願公告第2134115号明細
書によれば、ブテン−(2)−1、4−ジオールジアセ
タートを、パラジウム化合物又は白金化合物の触媒的影
響下にブテン−(ハー3、4−ジオールジアセタートに
転位させ得ることが知られている。しかしこの方法は、
高価な貴金属化合物を使用せねばならないという欠点を
有する。貴金属のきわめてわずかな損失も避けねばなら
ないので、この欠点は工業上著しい不経済を意味する。
したがつて本発明は、特に高価な貴金属を使用しないで
、従来よりも経済的に式Iのアルリルエステルを製造す
るという課題に基いている。
本発明者らは、触媒としての金属銅及び(又は)銅一(
1)化合物及び(又は)銅−()化合物の存在下にかつ
カルボン酸の存在下に異性化を行なうとき、次式(式中
R,RびR2は後記の意味を有する)で表わされる置換
アルリルエステルを触媒の存在下に高められた温度で異
性化することにより、一般式(式中R1は4個までの炭
素原子を有するアシルオキシ基を置換基として含有して
よい1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、R2はl
〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は水素原子を意
味する)で表わされる置換アルリルエステルが有利に得
られることを見出した。
1)化合物及び(又は)銅−()化合物の存在下にかつ
カルボン酸の存在下に異性化を行なうとき、次式(式中
R,RびR2は後記の意味を有する)で表わされる置換
アルリルエステルを触媒の存在下に高められた温度で異
性化することにより、一般式(式中R1は4個までの炭
素原子を有するアシルオキシ基を置換基として含有して
よい1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、R2はl
〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は水素原子を意
味する)で表わされる置換アルリルエステルが有利に得
られることを見出した。
この新規方法は、良好な収率をもつて行なわれるばかり
でなく、さらに定量的に回収せねばならない費用がかか
る貴金属触媒を併用しないという利点を有する。
でなく、さらに定量的に回収せねばならない費用がかか
る貴金属触媒を併用しないという利点を有する。
式の優れた出発物質においては、R1は、置換基として
3個までの炭素原子を有するアシルオキシ基を含有して
よい1〜2個の炭素原子を有するアルキル基、R2は1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基を示す。
3個までの炭素原子を有するアシルオキシ基を含有して
よい1〜2個の炭素原子を有するアルキル基、R2は1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基を示す。
特に1〜4個の炭素原子を有する脂肪酸とのブテン一(
2)−1,4−ジオールのエステルが工業上重要である
。好ましい出発物質はたとえばブテン一(2)−1,4
−ジオールジアセタート又はブテン一(2)−1,4−
ジオールジホルミアート又は−ジプロピオナートであり
、ブテン一(2)1,4−ジオールジアセタートが特に
工業上重要である。異性化は通常100〜300℃の温
度で行なわれ、特に150〜250℃の温度が好ましい
。
2)−1,4−ジオールのエステルが工業上重要である
。好ましい出発物質はたとえばブテン一(2)−1,4
−ジオールジアセタート又はブテン一(2)−1,4−
ジオールジホルミアート又は−ジプロピオナートであり
、ブテン一(2)1,4−ジオールジアセタートが特に
工業上重要である。異性化は通常100〜300℃の温
度で行なわれ、特に150〜250℃の温度が好ましい
。
異性化を常圧下に行なうことも可能であるが、高温度に
するために加圧が適用される。一般には異性化を閉鎖さ
れた装置内で行ない、その際通常は温度に依存して1〜
20気圧に定まる反応関与体の蒸気圧下で行えばよい。
異性化はカルボン酸の併用下に行なわれる。
するために加圧が適用される。一般には異性化を閉鎖さ
れた装置内で行ない、その際通常は温度に依存して1〜
20気圧に定まる反応関与体の蒸気圧下で行えばよい。
異性化はカルボン酸の併用下に行なわれる。
好ましいカルボン酸は1〜4個の炭素原子を有するもの
、たとえば義酸、酢酸、プロピオン酸又は酪酸である。
特に好ましくは一般式R2COOH のカルボン酸、特にアルリルエステルの成分と同じ酸が
使用される。
、たとえば義酸、酢酸、プロピオン酸又は酪酸である。
特に好ましくは一般式R2COOH のカルボン酸、特にアルリルエステルの成分と同じ酸が
使用される。
例えばブテン一(2)−1,4−ジオールジアセタート
から出発するならば、酢酸の併用が好ましい。有利には
反応混合物中で10〜90重量%のカルボン酸濃度が保
持され、特に30〜80重量%のカルボン酸濃度が適し
ている。反応は、金属銅及び(又は)銅−(1)化合物
及び(又は)銅−()化合物を触媒として存在させて行
なわれる。好ましい銅化合物は、たとえば銅−(1)一
酸化物、銅−()一酸化物又は無機の強酸又は脂肪酸の
銅塩、たとえば銅−(1)一塩化物、銅−()−塩化物
、銅−()一酢酸塩、銅−()一硫酸塩又は銅()一硝
酸塩である。銅−(1)一酸化物及び銅一()酢酸塩が
特に工業上重要である。触媒活性を有する銅化合物又は
金属銅は、そのままで又は担体たとえば酸化アルミニウ
ム、゛軽石又は珪酸ゲル上に被着して用いられる。有利
にはこれら銅触媒は、用いられるアルリルエステル()
に対し金属含量として0.旧〜10重量%特に0.1〜
1重量%の量で用いられる。異性化は、非連続的又は連
続的に一つ又は多数の反応段階において実施することが
できる。
から出発するならば、酢酸の併用が好ましい。有利には
反応混合物中で10〜90重量%のカルボン酸濃度が保
持され、特に30〜80重量%のカルボン酸濃度が適し
ている。反応は、金属銅及び(又は)銅−(1)化合物
及び(又は)銅−()化合物を触媒として存在させて行
なわれる。好ましい銅化合物は、たとえば銅−(1)一
酸化物、銅−()一酸化物又は無機の強酸又は脂肪酸の
銅塩、たとえば銅−(1)一塩化物、銅−()−塩化物
、銅−()一酢酸塩、銅−()一硫酸塩又は銅()一硝
酸塩である。銅−(1)一酸化物及び銅一()酢酸塩が
特に工業上重要である。触媒活性を有する銅化合物又は
金属銅は、そのままで又は担体たとえば酸化アルミニウ
ム、゛軽石又は珪酸ゲル上に被着して用いられる。有利
にはこれら銅触媒は、用いられるアルリルエステル()
に対し金属含量として0.旧〜10重量%特に0.1〜
1重量%の量で用いられる。異性化は、非連続的又は連
続的に一つ又は多数の反応段階において実施することが
できる。
多数の反応段階が使用される場合は、これを順次にカス
ケードとして接続する。たとえば2〜4個の順次接続さ
れた反応段階を用いることが好ましい。異性化に際して
滞留時間の増加とともに残査の生成も増加し、それによ
り収率の低下が起こるので、出発物質の一部が異性化さ
れる限度内で異性化を行なうことが好ましい。こうして
得られた混合物は、たとえば分留により分離され、未反
応の出発物質は再び反応帯域へ供給される。好ましくは
出発物質の10〜60%特に20〜5001)が希望す
る目的物質に異性化されるように反応を行なう。異性化
の際の滞留時間は温度、カルボン酸濃度及び触媒濃度に
依存し、数分ないし数時間であり、好ましくは10分な
いし120分である。触媒は仕上げ処理に際して済別し
、あるいは場合により溶存する触媒を蒸留による仕上げ
処理に際して残査として分離し、そして異性化のため再
使用する。
ケードとして接続する。たとえば2〜4個の順次接続さ
れた反応段階を用いることが好ましい。異性化に際して
滞留時間の増加とともに残査の生成も増加し、それによ
り収率の低下が起こるので、出発物質の一部が異性化さ
れる限度内で異性化を行なうことが好ましい。こうして
得られた混合物は、たとえば分留により分離され、未反
応の出発物質は再び反応帯域へ供給される。好ましくは
出発物質の10〜60%特に20〜5001)が希望す
る目的物質に異性化されるように反応を行なう。異性化
の際の滞留時間は温度、カルボン酸濃度及び触媒濃度に
依存し、数分ないし数時間であり、好ましくは10分な
いし120分である。触媒は仕上げ処理に際して済別し
、あるいは場合により溶存する触媒を蒸留による仕上げ
処理に際して残査として分離し、そして異性化のため再
使用する。
本発明方法により得られた置換アルリルエステルは、相
当するアルコールたとえばブテン一(1)−ジオール−
(3,4)の製造に、またビタミンAの合成のための中
間体(米国特許第3732287号明細書参照)である
β−ホルミルクロチラートの製造に適する。
当するアルコールたとえばブテン一(1)−ジオール−
(3,4)の製造に、またビタミンAの合成のための中
間体(米国特許第3732287号明細書参照)である
β−ホルミルクロチラートの製造に適する。
下記実施例において部は重量部であり、容量部に対しK
g対lの関係にある。
g対lの関係にある。
実施例 1
内容800容量部の高王オートクレーブ内で、ブテン一
(2)−1,4−ジオールジアセタート250部、氷酢
酸250部及び銅−(1)一酸化物2.5部を混和する
。
(2)−1,4−ジオールジアセタート250部、氷酢
酸250部及び銅−(1)一酸化物2.5部を混和する
。
オートクレーブを迅速に加熱して180℃ないし、この
温度を30分間一定に保持する。次いで同じく迅速に冷
却して室温に戻す。蒸留による仕上げ処理により、沸点
42〜52℃/30龍Hgの初留162。1部、沸点4
8〜1063c/0.3m77!Hgの第二留分245
.8部、冷却時画分68部及び固形残査5.7部が得ら
れる。
温度を30分間一定に保持する。次いで同じく迅速に冷
却して室温に戻す。蒸留による仕上げ処理により、沸点
42〜52℃/30龍Hgの初留162。1部、沸点4
8〜1063c/0.3m77!Hgの第二留分245
.8部、冷却時画分68部及び固形残査5.7部が得ら
れる。
ガスクロマトグラフイ一分析によれば、冷却時画分なら
びに初留は実際上酢酸のみから成る。第二留分は少量の
酢酸のほか、主としてブテン一(1)−3,4−ジオー
ルジアセタート、シスーブテン一(2)−1,4−ジオ
ールジアセタート及びトランスブテン一(2)−1,4
−ジオールジアセタートを含有する。分析結果を検討し
て、装入したブテン(2)−1,4−ジオールジアセタ
ートの26.4%の変化率においてブテン一(1)−3
,4−ジオールジアセタートが93.2%の収率で生成
したことがわかる。実施例 2 実施例1と同様に操作し、ブテン一(2)−1,4−ジ
オールジアセタート250容量部、氷酢酸250部及び
銅−(1)一酸化物2.5部を180℃に1時間加熱す
る。
びに初留は実際上酢酸のみから成る。第二留分は少量の
酢酸のほか、主としてブテン一(1)−3,4−ジオー
ルジアセタート、シスーブテン一(2)−1,4−ジオ
ールジアセタート及びトランスブテン一(2)−1,4
−ジオールジアセタートを含有する。分析結果を検討し
て、装入したブテン(2)−1,4−ジオールジアセタ
ートの26.4%の変化率においてブテン一(1)−3
,4−ジオールジアセタートが93.2%の収率で生成
したことがわかる。実施例 2 実施例1と同様に操作し、ブテン一(2)−1,4−ジ
オールジアセタート250容量部、氷酢酸250部及び
銅−(1)一酸化物2.5部を180℃に1時間加熱す
る。
反応混合物499部を仕上げ処理すると、少量の酢酸の
ほか主としてブテン一(1)3,4−ジオールジアセタ
ートならびにシス一及びトランス−ブテン一(2)−1
,4−ジオールジアセタートを含有する主留分273.
3部及び残査9部が得られる。ブテン一(2)−1,4
−ジオールジアセタートの変化率は32%であり装入し
た出発物質に対するブテン一(1)−3,4−ジオール
ジアセタートの収率は86.2%である。実施例 3 実施例1と同様に操作し、ブテン一(2)−1,4−ジ
オールジアセタート250部、氷酢酸250フ部及び銅
一()−アセタート25.4部を180℃に1時間加熱
し、次いで蒸留して仕上げ処理すると、反応混合物49
6部から主留分250部及び残査17部が得られる。
ほか主としてブテン一(1)3,4−ジオールジアセタ
ートならびにシス一及びトランス−ブテン一(2)−1
,4−ジオールジアセタートを含有する主留分273.
3部及び残査9部が得られる。ブテン一(2)−1,4
−ジオールジアセタートの変化率は32%であり装入し
た出発物質に対するブテン一(1)−3,4−ジオール
ジアセタートの収率は86.2%である。実施例 3 実施例1と同様に操作し、ブテン一(2)−1,4−ジ
オールジアセタート250部、氷酢酸250フ部及び銅
一()−アセタート25.4部を180℃に1時間加熱
し、次いで蒸留して仕上げ処理すると、反応混合物49
6部から主留分250部及び残査17部が得られる。
ブテン一(2)−1,4−ジオールジアセタートの変化
率は30.701)であり、ブテン一(1)−3,4−
ジオールジアセタートの収率は83.7(fl)である
。実施例 4 実施例1及び3と同様に操作し、ブテン一(2)−1,
4−ジオールジアセタート250部、氷酢酸250部及
び銅−(1)一酸化物10部を200℃に30分間加熱
する。
率は30.701)であり、ブテン一(1)−3,4−
ジオールジアセタートの収率は83.7(fl)である
。実施例 4 実施例1及び3と同様に操作し、ブテン一(2)−1,
4−ジオールジアセタート250部、氷酢酸250部及
び銅−(1)一酸化物10部を200℃に30分間加熱
する。
反応混合物486部を仕上げ処理すると、主留分236
部及び残査9部が得られる。主留分を分析した結果によ
れば、46.501)の変化率においてブテン一(1)
−3,4−ジオールジアセタートの収率は81.1%で
ある。実施例 5 前記実施例と同様に操作し、ブテン一(2)−1,4−
ジオールジアセタート225部、氷酢酸25部及び銅−
(1)一酸化物1.25部を一緒に19『Cで30分間
反応させ、主留分245.3部が得られる。
部及び残査9部が得られる。主留分を分析した結果によ
れば、46.501)の変化率においてブテン一(1)
−3,4−ジオールジアセタートの収率は81.1%で
ある。実施例 5 前記実施例と同様に操作し、ブテン一(2)−1,4−
ジオールジアセタート225部、氷酢酸25部及び銅−
(1)一酸化物1.25部を一緒に19『Cで30分間
反応させ、主留分245.3部が得られる。
この場合ブテン一(2)−1,4−ジオールジアセター
トの変化率13.9%において、ブテン一(1)3,4
−ジオールジアセタートの収率は63.2%である。比
較例 1 実施例3と同様に操作し、ブテン一(2)−1,4ジオ
ールジアセタート250部及び銅−()一酢酸塩12.
7部を180℃で1時間反応させる。
トの変化率13.9%において、ブテン一(1)3,4
−ジオールジアセタートの収率は63.2%である。比
較例 1 実施例3と同様に操作し、ブテン一(2)−1,4ジオ
ールジアセタート250部及び銅−()一酢酸塩12.
7部を180℃で1時間反応させる。
淵別した反応混合物(238.4部)を仕上げ処理する
と、主留分224.8部及び残査5.2部が得られる。
ガスクロマトグラフィ一分析の結果、出発物質の5.3
%が反応したことがわかる。この変化率に対してブテン
一(1)−3,4−ジオールジアセタートの収率は46
%である。比較例 2 比較例1と同様に操作し、ただし触媒としての銅−()
一酢酸塩をわずか1.3部使用すると、装入したブテン
一(2)−1,4−ジオールジアセタートの変化率は約
4%にすぎない。
と、主留分224.8部及び残査5.2部が得られる。
ガスクロマトグラフィ一分析の結果、出発物質の5.3
%が反応したことがわかる。この変化率に対してブテン
一(1)−3,4−ジオールジアセタートの収率は46
%である。比較例 2 比較例1と同様に操作し、ただし触媒としての銅−()
一酢酸塩をわずか1.3部使用すると、装入したブテン
一(2)−1,4−ジオールジアセタートの変化率は約
4%にすぎない。
比較例 3
比較例1と同様に操作し、ブテン一(2)−1,4−ジ
オールジアセタート250部及び銅一()一酸化物1.
25部を200℃で30分間反応させる。
オールジアセタート250部及び銅一()一酸化物1.
25部を200℃で30分間反応させる。
この場合は反応混合物239.9部の仕上げ処理に際し
て、主留分236.4部、冷却時画分0.8部及び残査
1.8部が得られる。ブテン一(2)−1,4−ジオー
ルジアセタートの変化率は2.4%である。比較例1〜
3は、カルボン酸を併用しないと劣悪な結果しか得られ
ないことを示している。実施例 6前記の実施例と同様
に操作し、ブテン一(2)−1,4−ジオールジアセタ
ート100部、氷酢酸400部及び銅−(1)一酸化物
1C部を200℃に1時間加熱する。
て、主留分236.4部、冷却時画分0.8部及び残査
1.8部が得られる。ブテン一(2)−1,4−ジオー
ルジアセタートの変化率は2.4%である。比較例1〜
3は、カルボン酸を併用しないと劣悪な結果しか得られ
ないことを示している。実施例 6前記の実施例と同様
に操作し、ブテン一(2)−1,4−ジオールジアセタ
ート100部、氷酢酸400部及び銅−(1)一酸化物
1C部を200℃に1時間加熱する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 触媒としての金属銅及び(又は)銅−( I )化合
物及び(又は)銅−(II)化合物の存在下にかつカルボ
ン酸の存在下に異性化を行なうことを特徴とする、次式
▲数式、化学式、表等があります▼II (式中R_1及びR_2は後記の意味を有する)で表わ
される置換アルリルエステルを触媒の存在下に高められ
た温度で異性化することによる、一般式▲数式、化学式
、表等があります▼ I (式中R_1は4個までの炭素
原子を有するアシルオキシ基を置換基として含有してよ
い1〜4個の炭素原子ち有するアルキル基、R_2は1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は水素原子を意
味する)で表わされる置換アルリルエステルの製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2406058A DE2406058C2 (de) | 1974-02-08 | 1974-02-08 | Verfahren zur Herstellung von Allylester^ |
DE2406058 | 1974-02-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5168515A JPS5168515A (ja) | 1976-06-14 |
JPS5934693B2 true JPS5934693B2 (ja) | 1984-08-24 |
Family
ID=5906950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50015907A Expired JPS5934693B2 (ja) | 1974-02-08 | 1975-02-08 | 置換アルリルエステルの製法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934693B2 (ja) |
BE (1) | BE825179A (ja) |
CH (1) | CH593231A5 (ja) |
DE (1) | DE2406058C2 (ja) |
FR (1) | FR2260559B1 (ja) |
GB (1) | GB1487274A (ja) |
NL (1) | NL179904C (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2840125A1 (de) * | 1978-09-15 | 1980-04-03 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von carbonsaeureestern des beta -formyl-crotylalkohols mittels einer allylumlagerung |
DE2854154A1 (de) | 1978-12-15 | 1980-07-03 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von vinylglykolestern |
DE10117065A1 (de) | 2001-04-05 | 2002-10-10 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von C5-Acetat |
-
1974
- 1974-02-08 DE DE2406058A patent/DE2406058C2/de not_active Expired
-
1975
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