JPS593444Y2 - 表示灯用グロ−ブ - Google Patents

表示灯用グロ−ブ

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Publication number
JPS593444Y2
JPS593444Y2 JP16575979U JP16575979U JPS593444Y2 JP S593444 Y2 JPS593444 Y2 JP S593444Y2 JP 16575979 U JP16575979 U JP 16575979U JP 16575979 U JP16575979 U JP 16575979U JP S593444 Y2 JPS593444 Y2 JP S593444Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glove
light
curved surface
curvature
indicator light
Prior art date
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Expired
Application number
JP16575979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5682809U (ja
Inventor
敏男 間部
泰三 鈴木
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP16575979U priority Critical patent/JPS593444Y2/ja
Publication of JPS5682809U publication Critical patent/JPS5682809U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS593444Y2 publication Critical patent/JPS593444Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光発散部が筒型帽状に形成され配電盤などに広
く用いられているトップバット型と通称される表示灯用
グローブに関する。
従来、この種トップバット型のグローブには第6図に示
すような頂部全面を面一の平面としたもの、あるいは頂
部外周縁に多少丸みを持たせたものが知られているが、
このようなものではグローブの正面(図中グローブの真
上方向)がら見たとき、内周φ1と外周φ2との間、す
なわち肉厚に相当する部分は光線の発散が殆どなく暗部
を生じ、光発散すなわち表示機能を果すのは、11部分
のみとなり、グローブの頂部外形寸法φ2よりはるかに
小さくなるという欠点があった。
たとえば、φ2が10mm程度のグローブではプラスチ
ック戊型上の見地からφ1は8mm程度となり、φ1と
φ2の面積比は直径の2乗で変るので表示機能を果す面
積はグローブ頂面の64%となる。
そして、この種筒型帽状のグローブは光発散部に文字、
記号などを表示する場合が多く、光発散面積の低下は表
示文字、記号を縮小することになり、表示機能を甚しく
低減する。
また、頂部平面型のもの、つまりグローブの内面あるい
は内外面を曲面とし、全体にレンズ効果を持たせるよう
な特殊なものでなく、頂部内面を平面的に横取するもの
では、第3図に示すように斜め方向(図中P方向)から
見たとき、グローブ頂部周辺部からの光発散がなく暗部
となり視認性に欠ける欠点があった。
本考案は上記点に鑑み、正面から見たときの周辺暗部を
縮小し表示機能の拡大と、斜め方向からの視認性を改良
し優れた表示灯用グローブを提供することを目的とする
もので゛ある。
以下本考案の一実施例を添付の図面に基づいて説明する
表示灯用のトップバット型のグローブは通常透明な合成
樹脂材などで帽状に成型し、光発散部1と取付部2とを
一体に成型する。
そして、トップバット型のグローブでは頂部3内面が平
面で横取されている。
つまり、厳密に平滑面である必要は無いが、特殊なレン
ズ効果を持たせるような形状には構成されていない。
本考案は第1図、第2図かられかるように、この種筒型
帽状であるトップバット型のグローブにおいて、光発散
部1の頂部3の外周辺部分に大きな曲率半径r2の湾曲
面4を、更にその外周縁部分には小さな曲率半径r1の
曲面5を連続して形威したものである。
次ぎに、本案の理論的根拠を光源からの光跡を示した略
図である第3図、第4図について説明する。
第3図は頂部表面を単純な平面とした従来品の一例を示
している。
この場合、光源01から放射された光源の内、頂部内面
に入射した光線A1〜A3は表面頂部を通じて外部に放
射する。
一方、筒部側面に入射する光線B1〜B4の内側面への
入射角θがグローブ材質によって定まる全反射角θ。
より大きいB 1 、 B 2は側面を透過して外部に
放散するが、全反射角度θ。
より鋭角で入射する光線B3゜B4は内側面で全反射さ
れ頂部より外部に放射される。
全反射角はグローブ材質によって多少異なるが、一般に
グローブに常用されるアクリル樹脂材の場合、約45°
である。
このように、光源01より放射された光線の中で側面の
筒部に入射する光線の一部はそのまま透過し、残部は全
反射されて頂部表面より透過する。
そして、筒部肉厚内を頂面に向って進む光線成分が存在
しないため、頂部を正面方向02から見たとき、筒部の
肉厚に相当する頂部周辺部は暗部となってしまう。
また、グローブ側面には光源01に向う角度が全反射角
度θ。
となる位置から頂面迄の図示E部は内側面で全反射され
外部に放散される光線がないのでP方向から見たとき、
Eで示す領域は暗部となる。
これに対し、本考案によるグローブは、第4図に示すよ
うに、中心部を平坦面3′とし周辺部に大きな曲率半径
の湾曲面4を形威し、この湾曲面の凸レンズ効果と光の
分散効果を相乗せしめ、正面方向の02より見たときの
周辺暗部の発生を抑圧するとともに、前記周辺部の更に
外側に位置する周縁部に小さな曲率半径の曲面5を連続
して形成することにより隔部分に入射した光線を分散せ
しめて、斜め方向の光成分を生ゼしぬ斜め方向がらの視
認性を高めたものである。
なお、本考案者らの鋭意実験研究の結果、湾曲面4の曲
率半径r2はグローブの内径とほぼ等しい程度の湾曲面
とし、また、曲面5の曲率半径r1は肉厚tとほぼ等し
い程度の曲面とした場合に特に顕著な効果が認められた
本考案グローブによれば、正面から見た場合に周辺部の
暗部の発生は非常に軽減され、しかもなるべくあらゆる
方向からの視認性に優れたものとすることができる効果
がある。
ところで、表示灯用のグローブには筒部は円筒形のもの
や角筒状のものがあるが、本考案はいずれの場合にも応
用し得ること勿論である。
また、グローブの内面、例えば頂部裏面に同心円状の凹
凸波紋6や内側面に多数の凹凸条7を縦設し乱反射を生
せしめることが広く行なわれるが、本考案の場合にも第
5図で示すように上記手段を組み合わせることによって
より一層視認性に優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による表示灯用グローブの一実施例の正
面図、第2図はその頂部の一部分のみの拡大断面図、第
3図、第4図は光線からの光跡を示す略図であって、第
3図は従来のグローブの一例、第4図は本考案の場合を
示す略図、第5図は本考案の他の実施例を示す一部分の
みの縦断面図、第6図は従来の表示灯用グローブの一例
を示す全体の側面図である。 1・・・・・・光発散部、3・・・・・・頂部、3′・
・・・・・平坦面、4・・・・・・湾曲面、5・・・・
・・曲面、6・・・・・・凹凸波紋、7・・・・・・凹
凸条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光発散部1を透明なプラスチック材などで筒型帽状に成
    型し、頂部3内面を平面的に構成するとともに外面形状
    は頂部3の中心部周辺に平坦面を形成し、頂部の外周辺
    部分に、この平坦面に連続して大きな曲率半径i″2め
    湾曲面4を形成し、この外周辺部の更に外側の外周縁部
    分には前記湾曲面4と円滑に連続する小さな曲率半径r
    1の曲面5を形成したことを特徴とする表示灯用グロー
    ブ。
JP16575979U 1979-11-29 1979-11-29 表示灯用グロ−ブ Expired JPS593444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16575979U JPS593444Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 表示灯用グロ−ブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16575979U JPS593444Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 表示灯用グロ−ブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5682809U JPS5682809U (ja) 1981-07-04
JPS593444Y2 true JPS593444Y2 (ja) 1984-01-31

Family

ID=29676663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16575979U Expired JPS593444Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 表示灯用グロ−ブ

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JP (1) JPS593444Y2 (ja)

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JPS5682809U (ja) 1981-07-04

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