JPS5934419Y2 - 電気調理器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、取り付けが容易でかつ吊り下げ時に離脱する
ことなく設けられた棒把手を備える電気調理器に関する
。

従来、電気調理器は、シーズヒータなどの発熱体を備え
たアルミニウム材などを用いた熱板上で加熱調理を行な
うもので、第１図従来の電気調理器斜視図から、１は熱
板で熱板１表面は、四フッ化樹脂コーテングなどが施さ
れ、熱板１の一対の縁部には取手兼脚２が設けられ熱板
１周囲には、棒把手３が、取手兼脚２に一対の各々両端
を回動自在に嵌挿され、熱板１および取手兼脚２などで
構成するプレート本体を吊り下げることができるととも
に棒把手３が取手兼脚２の部分に位置する時は、やけど
など熱板１に手などが触れることを防いでいる。

前記棒把手３は、取手兼脚２の取手部に設けられた穴部
に、両端が嵌挿されるが、棒把手３の両端は外方向に嵌
挿されているため、プレート本体を吊り下げると、棒把
手３の内方向に荷重が加わり、プレート本体から離脱す
ることがある。

また、取手兼脚２は合成樹脂であるため不必要な力が加
わり取手部の割れの原因ともなる。

さらに取手部に調理中の油や調理カスがたまり、不衛生
であり、発煙するなどの欠点があった。

本考案は上述の点を鑑み考案された電気調理器であり、
脚に棒把手を嵌挿したもので、第２図は本考案の電気調
理器の平面図、第３図は第２図プラグカバ一部正面図、
第４図は一部側断面図である。

本考案は、発熱体を有する熱板１の一端縁部に位置する
プラグイン式サーモスタット４を受けるプラグカバー５
に一体に脚６を備え、このプラグカバー５と対応する、
熱板１の他端に脚７を設け、他の脚８および９が均衡を
保つように設けられる。

前記プラグカバー５と対応する脚７間には一対の棒把手
１０が、熱板１の縁部から一定間隔を持ち棒把手１０の
各両端が、プラグカバー５および対応する脚７に嵌挿さ
れ、脚を備えたプラグカバー５および対応する脚７に嵌
挿された棒把手１０は、回動自在となし、熱板１の縁部
位置で保持されるべくストッパ一部１１を各々のプラグ
カバー５位置および対応する脚７に設ける。

このストッパ一部は、合成樹脂で一体に設けられる。

第４図はプラグカバー５と対応する脚７を示す側断面図
であって、プラグカバー５のストッパ一部１１と同様な
ストッパ一部１１が設けられている。

以上本考案の電気調理器は熱板に取手を有せず、棒把手
１０を持ち吊り上げることができるとともに、棒把手１
０は、内方向に両端を折曲させ、プラグカバー５および
脚７にあらカルめ設けた穴部に嵌挿することで、吊り下
げ時の荷重は、棒把手１０内方向に働くため熱板から離
脱することはなく、各脚は取手、を兼用することもなく
、安価にでき、清掃もし易く、油などによる不衛生な要
因を減少できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電気調理器を示す斜視図。 １・・・・・・熱板、２・・・・・・取手兼脚、３・・
・・・・棒把手。 第２図は本考案の電気調理器を示す平面図。 第３図はプラグカバ一部分正面図。 第４図はプラグカバ一部と対応する脚部分側断面図。 第２図〜第４図において、５・・・・・・プラグカバー
６．７，８．９・・・・・・脚、１０・・・・・・棒把
手、１１・・・・・・ストッパ一部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 発熱体を有する熱板の一端縁部に位置する脚を備えたプ
   ラグカバーと、この脚を備えたプラグカバーと対応する
   熱板の他方縁部の脚間に一対の棒把手の各々両端を嵌挿
   してなり脚およびプラグカバーに棒把手が熱板縁面に間
   隔を持って回動位置する棒把手のストッパ一部を設けて
   なる電気調理器。