JPS5934390B2 - ミシンの一針縫い装置 - Google Patents
ミシンの一針縫い装置Info
- Publication number
- JPS5934390B2 JPS5934390B2 JP50100844A JP10084475A JPS5934390B2 JP S5934390 B2 JPS5934390 B2 JP S5934390B2 JP 50100844 A JP50100844 A JP 50100844A JP 10084475 A JP10084475 A JP 10084475A JP S5934390 B2 JPS5934390 B2 JP S5934390B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- sewing machine
- output
- sewing
- pedal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電動ミシンのペダル操作によつてミシンの一針
縫い縫製を可能にする装置に関するものである。
縫い縫製を可能にする装置に関するものである。
一般に縫製過程において縫製方向を変える場合等に、そ
の方向変換点における針の停止位置精度は非常に高いも
のが要求される。
の方向変換点における針の停止位置精度は非常に高いも
のが要求される。
その場合、ミシンを所定の変換点の２〜３針縫分手前で
一旦止め、その後一針縫いを行なうことにより、針の停
止位置精度を得ている。このため縫製作業能率の而から
も一針縫いが正確かつ迅速に行なわれる必要がある。従
来この一針縫いを行なうのに、ミシンペダルとは別に、
一針縫いのための手元スイッチを設けているため作業能
率が悪く、またペダルで一針縫操作するものも、その縫
い速度が遅く作業能率上問題があつた。
一旦止め、その後一針縫いを行なうことにより、針の停
止位置精度を得ている。このため縫製作業能率の而から
も一針縫いが正確かつ迅速に行なわれる必要がある。従
来この一針縫いを行なうのに、ミシンペダルとは別に、
一針縫いのための手元スイッチを設けているため作業能
率が悪く、またペダルで一針縫操作するものも、その縫
い速度が遅く作業能率上問題があつた。
本発明は、このような従来の欠点を改良するもので、ミ
シンのペダル操作によつて一針縫い動作を可能にすると
共に、一針縫い速度を従来の２倍程度にまで高め、一針
縫い作業の能率と精度を高めることを目的とする。
シンのペダル操作によつて一針縫い動作を可能にすると
共に、一針縫い速度を従来の２倍程度にまで高め、一針
縫い作業の能率と精度を高めることを目的とする。
第１図は本発明の装置のミシン駆動部を示し、Ａは針装
置検出装置で、針の上位置と針の下位置に対応する信号
を発生している。
置検出装置で、針の上位置と針の下位置に対応する信号
を発生している。
Ｂは電動機、Ｃは電磁ブレーキコイル、Ｄは電動機Ｂの
軸Ｅに直結されその軸方向にのみ移動可能な磁性体より
なる回転板、Ｆは電動機Ｂの軸Ｅにカップリングを介し
て連結されたミシン軸である。そしてミシンの運転の１
行程において、ミシンのペダルを踏むと電動機Ｂが回転
し、ペダルを離すと電動機Ｂが電源から切り離され電機
子の両端が短絡され発電制動が働いて減速し、さらに電
磁ブレーキコイルＣに電圧を印加すると、回転板Ｄが電
磁ブレーキコイルＣに吸引されて電動機Ｂを制動し停止
させる。第２図は本発明の装置の電気回路図で、１はＤ
−フリップフロップ（以下Ｄ−ＦＦという）、２、３は
単安定マルチバイブレータ（以下ＭＭという）Ｊ４、５
、６、Ｔはトランジスタ、８、９、１Ｏ、１１、１２、
１３、１４、１５、１６、ＩＴ、１８は抵抗、１９、２
０はコンデンサ、２１はＮゲートサイリスタ、２２は演
算増幅器、２３はスイッチである。
軸Ｅに直結されその軸方向にのみ移動可能な磁性体より
なる回転板、Ｆは電動機Ｂの軸Ｅにカップリングを介し
て連結されたミシン軸である。そしてミシンの運転の１
行程において、ミシンのペダルを踏むと電動機Ｂが回転
し、ペダルを離すと電動機Ｂが電源から切り離され電機
子の両端が短絡され発電制動が働いて減速し、さらに電
磁ブレーキコイルＣに電圧を印加すると、回転板Ｄが電
磁ブレーキコイルＣに吸引されて電動機Ｂを制動し停止
させる。第２図は本発明の装置の電気回路図で、１はＤ
−フリップフロップ（以下Ｄ−ＦＦという）、２、３は
単安定マルチバイブレータ（以下ＭＭという）Ｊ４、５
、６、Ｔはトランジスタ、８、９、１Ｏ、１１、１２、
１３、１４、１５、１６、ＩＴ、１８は抵抗、１９、２
０はコンデンサ、２１はＮゲートサイリスタ、２２は演
算増幅器、２３はスイッチである。
Ｄ−ＦＦＩはミシンのペダルによつてク 動作するスイ
ッチ２３による信号Ｐ２と針装置検出装置Ａからの信号
Ｐ１を入力とし、電動機Ｂの速度制御用のトランジスタ
□のベース入力をトランジスタ６を通じて操作する信号
Ｐ３およびＭＭ２を介して電磁ブレーキコイルＣに通電
するための信号Ｐ８を発生する。
ッチ２３による信号Ｐ２と針装置検出装置Ａからの信号
Ｐ１を入力とし、電動機Ｂの速度制御用のトランジスタ
□のベース入力をトランジスタ６を通じて操作する信号
Ｐ３およびＭＭ２を介して電磁ブレーキコイルＣに通電
するための信号Ｐ８を発生する。
ＭＭ３、トランジスタ４、抵抗８，９，１０、コンデン
サ１９は一針縫いのための速度設定信号発生回路１を構
成し、Ｎゲートサイリスタ２１、抵抗１６，１７，１８
、コンデンサ２０は鋸歯状波発生回路を構成し、演算増
幅器２２、抵抗１１は、２つの信号を比較して方形波状
の出力信号を出す比較器を構成し、トランジスタ５，７
、抵抗１２，１３，１４は電動機Ｂの駆動回路を構成し
、トランジスタ６、抵抗１５は、速度制御用のトランジ
スタ７のベース入力を操作する操作回路ｖを構成してい
る。なお、Ｖａは制御回路用定電圧電源、Ｖｂは発振回
路用電源、ｏは駆動用電源である。第３図は第２図の回
路の各部における信号波形を示すもので、第３図ａは針
位置検出装置Ａの出力Ｐ１を示し、針が下位置にあると
き低電位Ｌから高電位Ｈに変化し、針が上位置にあると
きには高電位Ｈから低電位Ｌに変化する。
サ１９は一針縫いのための速度設定信号発生回路１を構
成し、Ｎゲートサイリスタ２１、抵抗１６，１７，１８
、コンデンサ２０は鋸歯状波発生回路を構成し、演算増
幅器２２、抵抗１１は、２つの信号を比較して方形波状
の出力信号を出す比較器を構成し、トランジスタ５，７
、抵抗１２，１３，１４は電動機Ｂの駆動回路を構成し
、トランジスタ６、抵抗１５は、速度制御用のトランジ
スタ７のベース入力を操作する操作回路ｖを構成してい
る。なお、Ｖａは制御回路用定電圧電源、Ｖｂは発振回
路用電源、ｏは駆動用電源である。第３図は第２図の回
路の各部における信号波形を示すもので、第３図ａは針
位置検出装置Ａの出力Ｐ１を示し、針が下位置にあると
き低電位Ｌから高電位Ｈに変化し、針が上位置にあると
きには高電位Ｈから低電位Ｌに変化する。
第３図ｂはペダルで作動するスイツチ２３の出力Ｐ２を
示し、第３図ｃはＤ−ＦＦｌのＱ出力Ｐ３を示ｕ第３図
ｄはＭＭ３のＱ出力Ｐ４を示し、第３図ｅは抵抗８とコ
ンデンサ１９の接続点における電圧Ｐ５を示し、第３図
ｆは抵抗１８とコンデンサ２０の接続点における電圧Ｐ
６を示し、第３図ｈはＭＭ２のＱ出力Ｐ８を示している
。ここで電源を投入すると、第２図の回路には記してい
ないが、電源投入時のみ動作する回路でもつて、Ｄ−Ｆ
Ｆｌをクリアーして、そのＱ出力Ｐ３を高電位Ｈに転じ
、トランジスタ６を動作させてトランジスタ７を非導通
状態とし、電動機Ｂを電源から切り離す。
示し、第３図ｃはＤ−ＦＦｌのＱ出力Ｐ３を示ｕ第３図
ｄはＭＭ３のＱ出力Ｐ４を示し、第３図ｅは抵抗８とコ
ンデンサ１９の接続点における電圧Ｐ５を示し、第３図
ｆは抵抗１８とコンデンサ２０の接続点における電圧Ｐ
６を示し、第３図ｈはＭＭ２のＱ出力Ｐ８を示している
。ここで電源を投入すると、第２図の回路には記してい
ないが、電源投入時のみ動作する回路でもつて、Ｄ−Ｆ
Ｆｌをクリアーして、そのＱ出力Ｐ３を高電位Ｈに転じ
、トランジスタ６を動作させてトランジスタ７を非導通
状態とし、電動機Ｂを電源から切り離す。
この状態ではミシンは何ら動作をしない。次に時刻ｔ１
においてペダルを前に踏み込み、短時間後の時刻Ｔ２に
ペダルを離すと、第３図に示す信号Ｐ２が得られ、この
信号Ｐ２でＤ−ＦＦｌはプリセツトされ、そのＱ出力Ｐ
３が低電位となり、トランジスタ６が非導通状態となり
、トランジスタ７には第３図ｇに示す信号Ｐ７が伝わり
、電動機Ｂは回転しはじめる。ここでペダルを踏み続け
た場合は、Ｄ−ＦＦｌのプリセツト状態が続き、そのＱ
出力Ｐ３が低電位Ｌのままで電動機Ｂは回転し続ける。
Ｄ−ＦＦｌのプリセツト入力が時刻Ｔ２で高電位Ｈにな
つた後のクロツクパルスの立上り部分により、Ｄ−ＦＦ
ｌの出力が反転し、Ｑ出力Ｐ３が高電位Ｈになることか
ら、前述のように、電動機Ｂは電源から切り離され、か
つその時刻Ｔ３よりＭＭ２の動作時間Ｔ２だけ電磁ブレ
ーコイルｃに通電され、回転板Ｄを吸引して電動機Ｂを
制動し停止させる。以上が一針縫いする場合の操作と回
路動作であるが、ペダルを踏み込むと同時に、一気に速
度設定電圧（第３図ｅにおいて時刻ｔ１以前の電圧）を
与えたのでは、電動機Ｂが速く回転しすぎて一針縫いが
困難となる。
においてペダルを前に踏み込み、短時間後の時刻Ｔ２に
ペダルを離すと、第３図に示す信号Ｐ２が得られ、この
信号Ｐ２でＤ−ＦＦｌはプリセツトされ、そのＱ出力Ｐ
３が低電位となり、トランジスタ６が非導通状態となり
、トランジスタ７には第３図ｇに示す信号Ｐ７が伝わり
、電動機Ｂは回転しはじめる。ここでペダルを踏み続け
た場合は、Ｄ−ＦＦｌのプリセツト状態が続き、そのＱ
出力Ｐ３が低電位Ｌのままで電動機Ｂは回転し続ける。
Ｄ−ＦＦｌのプリセツト入力が時刻Ｔ２で高電位Ｈにな
つた後のクロツクパルスの立上り部分により、Ｄ−ＦＦ
ｌの出力が反転し、Ｑ出力Ｐ３が高電位Ｈになることか
ら、前述のように、電動機Ｂは電源から切り離され、か
つその時刻Ｔ３よりＭＭ２の動作時間Ｔ２だけ電磁ブレ
ーコイルｃに通電され、回転板Ｄを吸引して電動機Ｂを
制動し停止させる。以上が一針縫いする場合の操作と回
路動作であるが、ペダルを踏み込むと同時に、一気に速
度設定電圧（第３図ｅにおいて時刻ｔ１以前の電圧）を
与えたのでは、電動機Ｂが速く回転しすぎて一針縫いが
困難となる。
そこで本発明では、速度設定信号発生回路１で第３図ｅ
に示すような設定電圧を発生し、一針縫いを容易にして
いる。
に示すような設定電圧を発生し、一針縫いを容易にして
いる。
すなわち、まだペダルを踏み込むと、ＭＭ３のＱ出力Ｐ
４に、その動作時間Ｔ１たけ高電位Ｈとなる信号Ｐ４が
発生する。この信号Ｐ４によつてトランジスタ４が導通
し、コンデンサ１９の電荷は抵抗９を通して放電し、そ
の後抵抗８を通して光電され、第３図ｅに示すような電
圧Ｐ５を得ている。この結果比較器の出力Ｐ７として第
３図ｇに示すように低電位Ｌの部分に比して高電位Ｈの
部分が多い方形波電圧が得られ、この信号Ｐ７に制御さ
れトランジスタ７により電動機Ｂの入力が制御され、踏
み込み時刻ｔ１より徐々に速度を増すように操作される
。上記実施例から明らかなように、本発明のミシンの一
針縫い装置は、ミシンのペダル操作による信号とミシン
軸に取りつけられた針位置検出装置からの信号を入力と
するデジタル回路と、前記ペダル操作による信号を入力
とする速度設定信号発生回路と、鋸歯状波発生回路と、
前記速度設定信号発生回路および鋸歯状波発生回路の出
力を比較する比較器と、この比較器の出力で制御される
電動機，駆動回路と、前記デジタル回路の出力を受けて
前記駆動回路を操作する操作回路とを備えたもので、ペ
ダルの踏み込みによつて電動機の起動時の速度が押えら
れ、ペダル操作による一針縫いを容易にし、このため起
動後の速度を従来より高くできるため作業能率を高める
ことができるものである。
４に、その動作時間Ｔ１たけ高電位Ｈとなる信号Ｐ４が
発生する。この信号Ｐ４によつてトランジスタ４が導通
し、コンデンサ１９の電荷は抵抗９を通して放電し、そ
の後抵抗８を通して光電され、第３図ｅに示すような電
圧Ｐ５を得ている。この結果比較器の出力Ｐ７として第
３図ｇに示すように低電位Ｌの部分に比して高電位Ｈの
部分が多い方形波電圧が得られ、この信号Ｐ７に制御さ
れトランジスタ７により電動機Ｂの入力が制御され、踏
み込み時刻ｔ１より徐々に速度を増すように操作される
。上記実施例から明らかなように、本発明のミシンの一
針縫い装置は、ミシンのペダル操作による信号とミシン
軸に取りつけられた針位置検出装置からの信号を入力と
するデジタル回路と、前記ペダル操作による信号を入力
とする速度設定信号発生回路と、鋸歯状波発生回路と、
前記速度設定信号発生回路および鋸歯状波発生回路の出
力を比較する比較器と、この比較器の出力で制御される
電動機，駆動回路と、前記デジタル回路の出力を受けて
前記駆動回路を操作する操作回路とを備えたもので、ペ
ダルの踏み込みによつて電動機の起動時の速度が押えら
れ、ペダル操作による一針縫いを容易にし、このため起
動後の速度を従来より高くできるため作業能率を高める
ことができるものである。
第１図は本発明の一実施例を示すミシンの一針縫い装置
のミシン駆動部の一部切欠側面図、第２図は同装置の電
気回路図、第３図は同回路の各部における信号波形図で
ある。 １ ・・・・・・Ｄ−フリツプフロツプ（デジタル回路
）、Ａ・・・・・・針位置検出装置、Ｆ・・・・・・ミ
シン軸、Ｉ ・・・・・・速度設定信号発生回路、・・
・・・・鋸歯状波発生回路、・・・・・・比較器、・・
・・・・駆動回路、Ｖ・・・・・・操作回路。
のミシン駆動部の一部切欠側面図、第２図は同装置の電
気回路図、第３図は同回路の各部における信号波形図で
ある。 １ ・・・・・・Ｄ−フリツプフロツプ（デジタル回路
）、Ａ・・・・・・針位置検出装置、Ｆ・・・・・・ミ
シン軸、Ｉ ・・・・・・速度設定信号発生回路、・・
・・・・鋸歯状波発生回路、・・・・・・比較器、・・
・・・・駆動回路、Ｖ・・・・・・操作回路。
Claims (1)
- １ ミシンのペダル操作による信号とミシン軸に取りつ
けられた針装置検出装置からの信号を入力とするデジタ
ル回路と、前記ペダル操作による信号を入力とする速度
設定信号発生回路と、鋸歯状波発生回路と、前記速度設
定信号発生回路および鋸歯状波発生回路の出力を比較す
る比較器と、この比較器の出力で制御される電動機駆動
回路と、前記デジタル回路の出力を受けて前記駆動回路
を操作する操作回路とを備えたことを特徴とするミシン
の一針縫い装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50100844A JPS5934390B2 (ja) | 1975-08-19 | 1975-08-19 | ミシンの一針縫い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50100844A JPS5934390B2 (ja) | 1975-08-19 | 1975-08-19 | ミシンの一針縫い装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5224754A JPS5224754A (en) | 1977-02-24 |
| JPS5934390B2 true JPS5934390B2 (ja) | 1984-08-22 |
Family
ID=14284617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50100844A Expired JPS5934390B2 (ja) | 1975-08-19 | 1975-08-19 | ミシンの一針縫い装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934390B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4441607A (en) * | 1981-09-04 | 1984-04-10 | Lear Siegler, Inc. | Mode changing means for accumulator conveyors |
| JPH0679928B2 (ja) * | 1987-10-23 | 1994-10-12 | 株式会社ダイフク | ローラコンベヤの制御装置 |
| JPH0679927B2 (ja) * | 1987-10-23 | 1994-10-12 | 株式会社ダイフク | ローラコンベヤの制御装置 |
| JP2518375Y2 (ja) * | 1991-09-14 | 1996-11-27 | ナカダ産業株式会社 | 整経機用ビーム台車 |
| JP2596496B2 (ja) * | 1992-09-02 | 1997-04-02 | 不動エンジニアリング株式会社 | ビームシャフト着脱装置 |
-
1975
- 1975-08-19 JP JP50100844A patent/JPS5934390B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5224754A (en) | 1977-02-24 |
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