JPH0226457Y2 - - Google Patents

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JPH0226457Y2
JPH0226457Y2 JP4179185U JP4179185U JPH0226457Y2 JP H0226457 Y2 JPH0226457 Y2 JP H0226457Y2 JP 4179185 U JP4179185 U JP 4179185U JP 4179185 U JP4179185 U JP 4179185U JP H0226457 Y2 JPH0226457 Y2 JP H0226457Y2
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JP
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thread
thread trimming
power supply
sewing machine
electromagnetic solenoid
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はミシンにおける糸切り装置の駆動装
置に関するものである。
(従来技術及び考案が解決しようとする問題点) 従来、縫製終了後における縫い糸を切断するた
めの糸切り装置を備えたミシンにおいては、ミシ
ン駆動モータに電力を供給するための電力供給手
段がミシン駆動モータに装着され、その電力供給
手段から糸切り装置に電力を供給して、糸切り装
置を作動させるようになつている。
そして、通常、ミシン駆動モータに装着された
状態で販売される電力供給手段及びミシンに組付
け済の糸切り装置としては次のものが知られてい
る。すなわち、 電力供給手段としては、 (a) 糸切りサイクルの開始から終了まで電力を継
続的に供給するタイプのもの (b) 糸切りサイクルの開始時のみ電力を供給する
タイプのもの 糸切り装置としては、 (A) 糸切りサイクルの開始から終了まで電力供給
を必要とするタイプのもの (B) 糸切りサイクルの開始時のみ電力供給を必要
とするタイプのもの である。
ところが、(B)タイプの糸切り装置を組付けたミ
シンに、(a)タイプの電力供給手段を備えたモータ
を取付けたり、(A)タイプの糸切り装置を組付けた
ミシンに、(b)タイプの電力供給手段を備えたモー
タを取付けたりすることができないという問題が
ある。
(考案の目的) この考案は上記の問題点を解消するためになさ
れたものであつて、その目的はタイプの異なる糸
切り装置を備えたミシンに、タイプの異なる電力
供給手段を備えたミシン駆動モータを容易に取付
けることができ、しかもそのための構成を簡単に
して安価に製造できるミシンにおける糸切り装置
の駆動装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するためにこの考案において
は、ミシン主軸の回転に連動して上下動される針
と、前記針の上下位置に関連して糸切り位置検出
信号を出力する検出装置と、前記ミシン主軸に作
動連結された駆動モータと、縫製終了時におい
て、糸切り位置検出信号に基づいて縫い糸を切断
する糸切り装置と、その糸切り装置を作動させる
ための糸切り用電磁ソレノイドと、前記駆動モー
タ及び糸切り用電磁ソレノイドに電力を供給する
電力供給手段と、この電力供給手段と糸切り用電
磁ソレノイドとの間に接続され、その糸切り用電
磁ソレノイドへの電力供給期間を設定可能な設定
手段とを設けている。
(作 用) 従つて、設定手段により予め設定された期間に
亘り、電力供給手段から糸切り装置に電力が供給
される。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明する。第2図に示すように、ミシン機
枠1のアーム部1aにはミシン主軸2aに回筒運
動を伝達するための被動プーリ2が回転可能に装
着されている。一方、ミシン機枠1のベツド部1
bの下面には駆動モータ3が装着され、その動力
が駆動プーリ3a、ベルト4、被動プーリ2等を
介して前記ミシン主軸2aに伝達される。
アーム部1aには下端に針5を有する針棒6が
上下動可能に支持され、その針が前記ミシン主軸
2aの回転に伴い、ベツド部1bの加工布支持面
7を横切つて上下動される。そして、この針5と
ベツド部1b内の糸輪捕捉器(図示しない)との
協働により、前記加工布支持面7上の加工布に縫
目が形成される。また、針5に対向してベツド部
1bにはミシン主軸2aの回転に同期して周知の
4送り運動が付与される送り歯(図示しない)が
設けられ、その送り歯の作動に基づいて前記加工
布に送りが付与される。
前記被動プーリ2には針5の上死点及び下死点
に対応する針上位置及び針下位置を検出する検出
装置8(第1図参照)が装着されている。また、
第1図に示す制御手段25は縫製終了時において
前記検出装置8から出力される針下位置及び針上
位置検出信号に基づき第4図に示す糸切り位置検
出信号を出力する。そして、前記検出装置8及び
制御手段25により検出手段が構成されている。
また、前記針5に対向するように、ベツド部1b
内に縫製終了時における糸切り位置検出信号の出
力に基づいて励磁される電磁ソレノイド22と、
その電磁ソレノイド22に作動連結された糸切り
装置9とが設けられ、前記電磁ソレノイド22の
励磁に基づいて糸切り装置9が作動され、その糸
切り装置9により縫い糸が切断されるようになつ
ている。なお、糸切り装置としては、必要とする
糸切り位置検出信号に基づき次の2つのタイプに
分けられる。すなわち、 (A) 往復動可能に支持された移動刃にカムフオロ
アが設けられるとともに、下軸にカムが設けら
れ、かつ前記電磁ソレノイド22の励磁時に前
記カムフオロアがカムに係合された状態で、そ
のカムの回転に基づいて移動刃が往復移動さ
れ、その移動刃と、ベツド部1bに固定の固定
刃とにより、縫い糸を切断するタイプのもの。
このタイプの糸切り装置においては、糸切りサ
イクルの開始から終了まで電磁ソレノイド22
に電力が供給される。
(B) 回動可能に支持された移動刃と下軸との間に
クラツチが設けられるとともに、そのクラツチ
に電磁ソレノイド22が連結され、かつ前記電
磁ソレノイド22の瞬間的励磁時にそのクラツ
チが作動されて、移動刃と下軸とが連結された
後は、前記クラツチにより両者が連結状態に保
持され、移動刃による糸切り動作の終了後に、
その移動刃が原位置まで復帰回動された時にク
ラツチが作動されて下軸と移動刃との連結が解
除されるタイプのもの。このタイプの糸切り装
置においては、糸切りサイクルの開始時のみに
電磁ソレノイド22に電力が供給される。
そして、この実施例においては(B)タイプの糸切
り装置9が装備されている。
前記駆動モータ3の下側部に装着された制御ボ
ツクス10には前記制御手段25が内蔵されると
ともに、前記駆動モータ3及び糸切り用電磁ソレ
ノイド22に電力を供給するための電力供給手段
11が内蔵され、その電力供給手段11には電源
12が接続されている。そして、この電力供給手
段11は足踏みペダル13の踏み込み量に応じた
速度指令信号を駆動モータ3に出力し、その速度
指令信号に基づいて前記駆動モータ3が回転駆動
される。また、前記電力供給手段11と糸切り用
電磁ソレノイド22との間には糸切り装置9への
電力供給期間を設定可能な設定手段14がアタツ
チメント化された状態で切離可能に接続されてい
る。
そこで、この設定手段14について第3図に従
い、詳細に説明する。
縫製終了時において、第4図に示すように、前
記制御手段25は、検出装置8によつて針下位置
検出信号が出力されてから次の針上位置検出信号
が出力されるまでの間、糸切り位置検出信号を電
力供給手段11に出力する。そして、その糸切り
位置検出信号に応じて電力供給手段11が設定手
段14の入力端子15に糸切り用電磁ソレノイド
22を駆動するための駆動信号を入力することに
より、その入力端子15間に40ボルトの直流電圧
が印加される。すると、可変抵抗16及び抵抗1
7を介してコンデンサ18に充電電流が流れる。
また、抵抗19及びダイオード20を介してトラ
ンジスタ21のベースに電流が流れ、そのトラン
ジスタ21がONされる。それにより、設定手段
14の出力端子26からの糸切り信号の出力が開
始される。従つて、前記出力端子26間に接続さ
れた糸切り用電磁ソレノイド22のコイル22a
に通電され、その電磁ソレノイド22が瞬間的に
励磁されることにより、糸切り装置9の移動刃が
回動されて糸切りサイクルが実行される。
そして、前記コンデンサ18の充電が進んでそ
の両端の電位がツエナダイオード23のツエナ電
位に達すると、トランジスタ24がONされる。
すると、前記トランジスタ21がOFFされ、前
記糸切り信号の出力が停止される。なお、この実
施例において、糸切り信号の出力時間は前記可変
抵抗6により、100ms程度に設定されている。
すなわち、この実施例では前記コンデンサ18
の両端の電位がツエナ電位まで到達する時間を、
可変抵抗16にて設定変更することにより、糸切
り信号の出力時間を、使用される糸切り装置9の
構成に応じて変更設定することができる。また、
この実施例においては、前記設定手段14がアタ
ツチメント化されているので、前述した(B)タイプ
の糸切り装置を組付けたミシンに、(a)タイプの電
力供給手段を備えたモータを取付ける場合、特
に、輸出先等で(b)タイプの電力供給手段を備えた
モータを入手できない場合に、この設定手段14
を使用することにより、容易に組付けることがで
きる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、糸切りサイクルの開始時のみ電力を供
給する(b)タイプの電力供給手段を備えた駆動モー
タと、糸切りサイクルの開始から終了まで電力供
給を必要とする(A)タイプの糸切り装置、あるいは
糸切りサイクルの開始時のみ電力供給を必要とす
る(B)タイプの糸切り装置とをそれぞれ組み合わせ
ることもできる。
(考案の効果) 以上詳述したように、この考案はタイプの異な
る糸切り装置を備えたミシンに、タイプの異なる
電力供給手段を備えたミシン駆動モータを容易に
取付けることができ、しかもそのための構成を簡
単にして安価に製造できるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したミシンのブロツ
ク回路図、第2図はミシンの正面図、第3図は設
定手段の電気回路図、第4図はタイムチヤートで
ある。 図において、3は駆動モータ、5は針、8は検
出装置、9は糸切り装置、11は電力供給手段、
14は設定手段、22は電磁ソレノイド、25は
制御手段である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ミシン主軸の回転に連動して上下動される針5
    と、 前記針5の上下位置に関連して糸切り位置検出
    信号を出力する検出手段8,25と、 前記ミシン主軸に作動連結された駆動モータ3
    と、 縫製終了時において、糸切り位置検出信号に基
    づいて縫い糸を切断する糸切り装置9と、 その糸切り装置9を作動させるための糸切り用
    電磁ソレノイド22と、 前記駆動モータ3及び糸切り用電磁ソレノイド
    22に電力を供給する電力供給手段11と、 この電力供給手段11と糸切り用電磁ソレノイ
    ド22との間に接続され、その糸切り用電磁ソレ
    ノイド22への電力供給期間を設定可能な設定手
    段14と からなることを特徴とするミシンにおける糸切り
    装置の駆動装置。
JP4179185U 1985-03-22 1985-03-22 Expired JPH0226457Y2 (ja)

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JP4179185U JPH0226457Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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Publication Number Publication Date
JPS61157486U JPS61157486U (ja) 1986-09-30
JPH0226457Y2 true JPH0226457Y2 (ja) 1990-07-18

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