JPS5934007B2 - 押しボタン式チユ−ナ− - Google Patents

押しボタン式チユ−ナ−

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JPS5934007B2
JPS5934007B2 JP53084610A JP8461078A JPS5934007B2 JP S5934007 B2 JPS5934007 B2 JP S5934007B2 JP 53084610 A JP53084610 A JP 53084610A JP 8461078 A JP8461078 A JP 8461078A JP S5934007 B2 JPS5934007 B2 JP S5934007B2
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control bar
push
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tuners
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ナ−ジノ・リジ−
マリオ・カニ−・フエラリ−
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RI ERU RICHERUKE ERETSUTORONIKE ETSUSE ERURE ETSURE
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RI ERU RICHERUKE ERETSUTORONIKE ETSUSE ERURE ETSURE
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Priority claimed from IT1261178A external-priority patent/IT1175355B/it
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Publication of JPS5420601A publication Critical patent/JPS5420601A/ja
Publication of JPS5934007B2 publication Critical patent/JPS5934007B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/02Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings
    • H03J5/04Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings operated by hand
    • H03J5/12Settings determined by a number of separately-actuated driving means which adjust the tuning element directly to desired settings

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラジオ・セット、テレビジョン・セットその他
の装置、特にカーラジオ又は類似の装置で用いる押しボ
タン式チューナーに関する。
この種の型の押しボタン式チューナーには、チューナー
のフレームに出入自在に取りつけられた複数の押しボタ
ン組立体が設けられており、これらの押しボタン組立体
の各々には、該押しボタン組立体を押し入れると記憶さ
れている放送の周波数を呼び出す調節自在の記憶装置が
組み込まれている。
従来技術の押しボタン式チューナーは、互いに平行に横
に並べられ、チューナーのフレームの内部に向かって長
手方向に滑動でき、押しボタン組立体の面に垂直な軸を
中心として角度を調節できる当接部材を有し、当接部材
を係止し或いは係止を解除して意図通りの位置に調節し
且つ一度調節された後には調節位置に保持する装置と組
み合わせられている複数の押しボタン組立体から成る。
各押しボタン組立体は、夫々の当接部材によって押しボ
タン組立体を横切るよう配置された制御棒に設けられた
V字形切込みの傾斜した縁部と共働するよう構成されて
おり、前記制御棒はラジオ・セットのチューナ一群と作
動接続されていて、何れかの押しボタン組立体を挿入す
ることによって起こる押しボタン組立体の長手方向移動
並びにこれに伴なうV字形切込みの傾斜縁部への当接部
材の作用の結果としてラジオ・セットを実際に制御する
公知の押しボタン式チューナーにおいては、当接部材は
各押しボタン組立体に角度調節自在に取りつけられたピ
ンから成る。
予め選定された周波数を選択するために押しボタン組立
体を内側に押し込んだときには、押しボタン組立体の内
側への移動が終了した時点で当接ピンは制御棒のV字形
切込みの頂点角の内部に位置する。
この終点位置において、当接ピンは通常は押しボタン組
立体の長手方向軸に対して傾斜することになり、従って
押しボタン組立体によって加えられる押込み力に対して
も傾斜することになる。
その結果、前記の押込み力の成分のうち前記制御棒の長
手方向の成分が当接ピンから前記制御棒に伝わる。
斯くして上記の型の押しボタン式チューナーの場合、使
用者が押しボタン組立体を強い力で押すことが多いこと
を考えると、チューニング操作を極めて正確に行なうこ
とができない。
本発明によれば、各押ボタン組立体の当接部材は互いに
離間していて同一の支持部材に取りつけられている少な
くとも二つの別個独立の当接部材から成り、押しボタン
組立体を内側に押して予め選定した周波数を選択する際
には先ず最初に前記の二つの当接部材の一方がV字形切
込みの二つの傾斜縁部の一方に当接して、前記の二つの
当接部材の他方がV字形切込みの他方傾斜縁部に当接し
前記制御棒を選定周波数に対応させて停止させるまで制
御棒の長手方向変位を促進させるように前記支持部材を
押しボタン組立体に対して角度調節できるよう構成され
ている。
内側への移動が終了した位置では、各押しボタン組立体
の前記の二つの当接部材は同−V字形切込みの対向側面
に押込み力を及ぼしているので、押込み力の成分のうち
制御棒の長手方向の成分は等しく且つ逆向きであり、従
って互いに打ち消し合っていることは明らかである。
本発明の上述及びその他の特徴、特に二つの当接部材の
支持部材を係止し且つ係止を解除して複数の押しボタン
組立体の角度位置を調節する装置に関しては、添付の図
面に例示する本発明の好ましい実施例についての以下の
詳細な説明によって明らかになると考える。
ラジオ・セット、テレビジョン・セットその他の装置、
特にカーラジオ・セット等の周波数選択装置即ちチュー
ナーは、基盤プレート1を有し、このプレート上に該プ
レートから一定距離をおいてカバー・プレート2が配置
されていて、カバー・プレートはフック102によって
基盤プレート1の後縁部101に設けられている対応ス
ロットに係合していて、間隔保持ブッシング3とねじ4
とによって基盤プレートに固定されている(第3図参照
)。
特に第1図並びに第5図乃至第8図に示すように、基盤
プレート1の側部延長部にはラジオ・セットのチューナ
一群が取りつけられている。
図示した実施例の場合、前記のチューナ一群は複数の電
磁コイル5と、軸方向に移動自在で種々の方法でコイル
5の内部に挿入して同調周波数を変調させることができ
る複数のコア6とから成る。
周波数を変調させるために、コア6はU字形の支持部材
7に固着されていて、部材7のアームは案内ロッド8に
滑動自在に取りつけられ、2本のアームを接続している
横部分は基盤プレート1に固着されたコイル支持部材1
0に設けられた案内スロット9に入っている。
基盤プレート1上のチューナ一群に隣接してピン11が
固着され、このピンに4本の小さなレバー12,13.
14及び15が揺動自在に取りつけられている。
2本の上部レバー14及び15は夫々下に横たわるレバ
ー13のアーム113又は213と組み合わせられてい
て、レバー13は2本のアームを有し、介在するばね1
6によって前記レバー13の各アーム113及び213
に向かって押圧されていて、実際上一つの複合屈曲レバ
ーを形成しており、この複合レバーの各アームは弾性フ
ォーク即ち弾性ばさみ113−14及び213−15か
ら成る。
前記複合レバー13,14゜15の弾性フォークのアー
ム113−14の内部には支持部材7のピン107が係
合挿入されていて、このピンにチューナ一群のコアが固
着されている。
複合レバー13の他方の弾性フォーク・アーム213−
14にはラック19を支持している滑動平棒18と一体
構造のピン17が係合挿入されている。
前記ラック19は支点20でプレート18にてこ運動自
在に支持されていて、ばね21の作用下で該ラックに押
圧されているピニオン22と噛み合っている。
ピニオンは、基盤プレート1に固着されている支持部2
4から突出するシャフト23に回転自在に取りつけられ
ている。
シャフト23の自由端部には歯車25が回転自在に取り
つけられていて、この歯車25は回転自在のノブ28の
シャフト27と一体構造のピニオン26と噛み合って手
動による波長調整を行なうことを可能にしている。
前記歯車25は、摩擦クラッチ29によって同軸ピニオ
ン22に接続されており、摩擦クラッチはピン11に取
りつけられたレバー12によって係合位置に保たれる。
係合位置に保持するために、前記レバー12のピン30
には、平棒18と平行ではね32の作用下でレバー12
に押圧されている滑動平棒31の端部が押しつけられて
いる。
斯くして、レバー12の翼部112は歯車25のハブの
前面に押しつけられて、摩擦クラッチ29を歯車25と
ピニオン22の中間に係合保持する。
以上の説明から明らかなように、ノブ28を手で回転さ
せると前記ノブ28がシャフト27及びピニオン26を
介して歯車25を駆動し、歯車は回転して摩擦クラッチ
29を介してピニオン22を駆動する。
ピニオン22は、ラック19によって平棒18を長手方
向に変位させる。
平棒18はピン17によって、複合レバー13,14,
15を角変位させ、該複合レバーが回転するとピン10
7によりチューナ一群のコア6を支持している滑動自在
の支持部材7が変位せしめられる。
基盤プレート1と2本の滑動平棒18及び32の中間に
は、互いに横に並んで且つ平行な複数の押しボタン組立
体33が配置されており、各押しボタン組立体は基盤プ
レート1の前縁部201を介して滑動案内され且つ始動
ヘッド(押しボタン)35を備えた薄い滑動部34を有
する。
各押しボタン組立体は長手方向に滑動自在に案内される
滑動自在に案内するために、各押しボタン組立体の滑動
部34の前端部分に長手方向スロット36が設けられて
いて、このスロット36は基盤プレート1とカバー・プ
レート2との中間にある結合ねじ4の一つによって間隔
保持ブッシング3と夫夫係合している。
各押しボタン33の滑動部34の二側面には更に基盤プ
レート1に固着された案内ピン37.38が設けられて
おり、これらの案内ピンは2本の滑動平棒18及び31
を長手方向に案内する案内部材ともなる。
各押しボタン33の滑動部34の下方には、基盤プレー
ト1の内部に設けられた対応スロット40に滑動自在に
収納されているもう一つの滑動部材39が配設されてい
る。
滑動部材39の後端部には二つの側方案内フランジ13
9があり、これらの案内フランジは基盤プレート1と重
なり合っている。
各滑動部材39は、一定限度内で押しボタンの長手方向
に相対滑動自在に対応する押しボタン33の滑動部34
に結合されている。
相対滑動を可能とするために、滑動押しボタン34はピ
ン41を有し、このピンが滑動部材39の長手方向スロ
ット42と係合している。
各押しボタン組立体33の滑動部34の上面は、前記滑
動部材39の端部に設けられたピン44によって下部滑
動部材39に固着された薄い保護プレートによって覆わ
れている。
前記の後部ピン44には戻りばね45が作用していて、
この戻りばねによって、各滑動部材39は外方に変位す
る力を受けて押しボタン33とともに第1図乃至第5図
に示す休止位置に戻される。
押しボタン組立体33の上方の前記組立体とカバー・プ
レート2との中間には、前記押しボタン組立体を横切っ
て平棒18及び31が配置されている。
チューナ一群と接続している横断平棒18の前縁部には
各押しボタン組立体33に対応するV字形切込み46が
ある。
前記のV字形切込みは、各押しボタン組立体上に設けら
れ独立した二つの当接部材から成り滑動部材39に固定
された中央ピン50に回転自在に取りつけられた小さな
円形ディスク49から成る共通支持部材の上面に取りつ
けられた当接部材と共働する。
ディスク49は二股ばね51のはと目形頭部151によ
って取り囲まれ且つ堅固に締めつけられており、保護プ
レート43を更に締めっける締付は部材としても役立つ
ピン52によってはと目形頭部151の前方延長部に対
応する下部滑動部材39に固着されている。
二股ばね51と該ばねに締めつけられたディスク49と
は押しボタン組立体33の滑動部34の長手方向開口部
53に収納されており、二つの当接部材47,48は滑
動部34から上方に突出し、ディスク49の回転軸と同
心円状に保護プレート43に設けた円弧形のスロット1
54を貫通して突き出ている。
一例として小さなピンから成る前記当接部材47゜48
は、組み合わせられた横断平棒18のV字形切込み46
の傾斜縁部と共働する。
図示した実施例の場合、測当接部材47,48はディス
ク49の回転軸50と同心の同一円周に沿って90度の
位相角度をつけて配置されている。
ディスク49の下面に偏心させて取りつけられ、ディス
ク49の回転軸50と同心に下部滑動部材に設けられて
いて第4図に示すように押しボタン組立体33の長手方
向中間軸に関して対称に90度分だけ延びている円弧形
スロット55と係合するピン54によって、軸50を中
心とするディスクの回転は90度以内に制限される。
各押しボタン組立体33の滑動部34の長手方向開口部
53は僅かに拡張していて互いに平行な縁部を持つ前端
部153を有し、二股ばね51のはと目形頭部151は
前記の前端部153の内部に収納されていて該頭部15
1は当接ピンを支持しているディスク49とともに一定
限度内で長手方向に滑動できる。
二股ばね51の2本のアームの自由後端部251は外向
きに屈曲していて、開口部53の各縁部に弾性押圧して
いる。
開口部53の後端部253にはV字形の拡張部があるか
、或いは二つの対向する深い側方切込みがある。
各押しボタン組立体33の滑動部材39には、滑動部3
4の開口部を貫き且つ上方に置かれた保護プレート43
を貫いて上方に突出し、各押しボタン組立体33に対応
させて横断平棒31に設けた切込み57の傾斜縁部15
7と共働する当接ピンが取りつけられている。
各押しボタン組立体33は予め選定された周波数と組み
合わせられており、押しボタン33を休止位置から内側
に押し込むと横断制御棒18によってチューナ一群5,
6は自動的に前記の予め選定された周波数に調整される
押しボタン組立体が第1図乃至第5図に示す休止位置に
位置しているときには、当接部材対47.48はチュー
ナ一群の横断制御棒18とは係合していないので、既に
述べたようにノブ28によって手動で所望する周波数に
同調させるときには制御棒18は自由に滑動できる。
全ての押しボタン組立体33の当接部材対47.48は
、夫々に所定の角度位置に係止されている。
実際には各押しボタン33の滑動部材39及び滑動部3
4は、二股ばね51が滑動部34の長手方向開口部53
の内部前方に位置する即ち押しボタン組立体33の始動
ヘッド35に向って置かれる位置にある。
従って、二股ばね51の2本のアームの端部251は前
記開口部53の狭くなった部分に位置していて互いに近
づけられ、斯くしてばね51のはき目形頭部151はデ
ィスク49を締めつけて、該ディスクを一対の当接部材
47,48とともに所定角度位置に係止している。
押しボタンによって所望する送信ステーションを選定す
るためには、所望周波数と組み合わせた押しボタン組立
体33を内側に押す。
始動された押しボタン組立体の滑動部34は直ちに、ス
ロット42の後端部に対応する位置にあるピン41によ
って滑動部材39を伴なって動く。
押しボタン組立体の当接ピン56の内側移動の初期には
、当接ピンは横断平棒31の切込み57の傾斜縁部15
7に当接しつつ滑動して、前記平棒31をばね32の作
用に抗して長手方向に即ち第1図並びに第5図乃至第1
0図で見て左側に変位させるため、平棒31はレバー1
2上に設けられたピン30から遠ざかる。
前記レバーの翼部112はもはや歯車25に押圧されて
はいないから、前記歯車25とピニオン22(第6図参
照)との間にある摩擦クラッチの係合は解除されている
斯くして、チューナ一群5,6を制御している平棒18
とノブ28との係合が一時的に解除され、手動による同
調操作を行なえる状態になる。
押しボタン組立体33が更に内側方向に移動する間中、
ピン56は横断平棒31の切込み57の傾斜縁部に当接
しつつ滑動し続け、平棒31を摩擦クラッチ29と係合
していない状態に保持する。
押しボタン組立体33が前記の如く更に内側方向に移動
する際に、ディスク49に固着された一対の当接部材4
7.48の当接部材の一方(例えば、第6図に示す左側
の当接部材47)は、チューナ一群を制御する平棒18
に設けられた■字形切込み46の対応する傾斜縁部に当
接し前記縁部に当接しながら滑動することにより、前記
当接部材対47.48の他方当接部材(例えば第6図に
示す右側の当接部材)が■字形切込み46の対応する他
方傾斜縁部に当接するまで前記一方当接部材が前記制御
平棒18を長手方向に(例えば第6図の場合には左側に
向かって)変位させ、第7図に示す位置で横断平棒18
の長手方向変位を停止させる。
この位置にあるときには、両車接部材4γ。48によっ
て同一の■字形切込み46の対向する両傾斜縁部に与え
られる押しボタン組立体33の長手方向の押圧力は倒れ
も平棒18の長手方向向きの成分を有するけれども、こ
れらの成分は等しく且つ逆向きであるから互いに打ち消
し合う。
従って、押しボタン組立体33が前方向移動を終了した
時点では、当接部材対47.48は横断制御平棒18の
長手方向には何らの力をも及ぼさない。
従って、前記平棒18は押しボタン組立体33と組み合
わせられている周波数に対応する位置に最高の精度で変
位し、複合レバー13,14.15を変位させてチュー
ナ一群5,6を駆動された押しボタン集合体と組み合わ
せである周波数に調整する。
駆動された押しボタン組立体を解放すると、押しボタン
組立体は夫々の戻りばね45及びピン41によって第5
図に示す休止位置に再帰し、ばね32の作用によって横
断平棒31は休止位置に戻る。
斯くして、横断平棒31は、レバー12により、歯車2
5とピニオン22の中間の摩擦クラッチ29と再び係合
状態になる。
チューナ一群を制御する平棒18は、摩擦力及び該平棒
と組み合わせられている機構の幾分かの抵抗力の作用に
よって、駆動された押しボタン組立体によって動かされ
た位置に保持される。
摩擦クラッチ29が再び係合し制御平棒18はどの押し
ボタン組立体とも係合せず従ってラック19を介してピ
ニオン27に随伴させて自由に変位させることができる
から、必要な場合には、手動制御ノブ28並びに機構2
6゜25.19,22,19を用いて押しボタン33に
よって選択した周波数付近でより正確な同調操作を行な
うことができる。
押しボタン33に組み合わせる周波数を変更し予めセッ
トしておくためには、押しボタンを第5図に示す休止位
置から外向きに引き出して、第8図に示すような当接部
材47,48が係止されていない位置に持って来る。
押しボタン33が休止位置にあるときには、基盤プレー
ト1の開口部40と係合している滑動部材39の丸くな
った前端部は、特に第3図及び第4図に示すように、前
記開口部40の対応する形状の端部にぴったりと嵌合し
ている。
従って、前記滑動部材39及び該滑動部材に取りつけら
れた当接支持ディスク49並びにはと目形端部151で
前記ディスク49を締めつけている二股ばね51は、押
しボタン組立体33の前記外向き移動に従動することは
できず、その結果押しボタン組立体の滑動部34に対し
て後方に相対運動することになる。
前記相対運動が行なわれる間、当接支持ディスク49及
び二股ばね51は滑動部34の長手方向開ロ部53に沿
って移動して前記相対運動が終了した時点において係合
解除位置に確実に保たれ、前記係合解除位置では二股ば
ね51の端部151は前記開口部53の拡張後端部25
3の内部に収納され、従って第8図に示すように互いに
離れて開いている。
このように端部252従って二股ばね51のアームから
離れて開く結果、二股ばね51のはと目形頭部151に
よって当接・支持ディスク49に加わる締付けがゆるむ
ため、ディスク49の係合は解除される。
即ちディスク49は一対の当接部材47゜48と滑動部
材39の円弧形スロット55の内部で移動自在のピン5
4とともにばね51のはと目形頭部151の内部で自由
に回転できるようになる。
当接・支持ディスク49が前記のように係合解除位置に
ある場合には、ラジオ・セットを手動ノブ28によって
押しボタン組立体33と組み合わすべき新しい放送周波
数に同調させて、横断平棒18を前記周波数に対応する
位置、例えば第7図に示す位置から第8図に示す位置に
変位させることができる。
次いで、押しボタン組立体33を内側に押して第8図に
示す位置から第10図に示す位置にまで押し入れると、
滑動部材39はディスク49及び二股ばね51とともに
引っ張られる。
何故なら、ばね51のアームの外側に彎曲した端部25
1は押しボタン組立体33の滑動部34の開口部53の
後端部にある対応する側部切込みと係合して、前記滑動
部34を滑動部材39と接続させているからである。
押しボタン組立体33を前記のように内側に動かすと、
ディスク49の当接部材対47゜48の何れか一方が(
他方よりも)先に、対応するV字形切込み46の傾斜縁
部に当接する。
図示した実施例の場合には、第8図に明示するように、
先ず最初に左側の当接部材47がV字形切込み46の左
側の傾斜縁部に当接する。
その時点では当接部材対はディスク49とともに自由に
どの方向にでも移動できることを考慮に入れると、V字
形切込み46の傾斜縁部と最初に係合する当接部材47
は平棒18の長手方向変位を促進するのではなく、他方
当接部材48即ち図示した実施例の場合には右側の当接
部材が第9図に示すV字形切込み46の対応する傾斜縁
部に当接するまでは当接部材41は当接−支持ディスク
49を該ディスクの軸を中心として回転させるのである
斯くして、当接・支持ディスク49の回転は、平棒18
の成る長手方向変位惹いては前記位置に組み合わせられ
ている周波数に対応する成る角度位置になったとき停止
する。
この場合においても、測当接部材47゜48によって加
えられる力は等しく且つ逆向きであるから、これらの力
は互いに打ち消し合い、平棒18を変位させる傾向は示
さない。
第9図に示す中間位置から第10図に示す最終位置まで
押しボタン組立体33を更に内側に移動させると、当接
部材47.48が横断平棒18に当接して滑動部材39
は停止させられているので、滑動部34のみが変位する
従って、当接・支持ディスク49及び二股ばね51はそ
れ以上動かず、押しボタン組立体33の滑動部34が更
に内側に移動する。
その結果、ばね51及びディスク49は滑動部34に対
して前方に相対移動する即ち開口部53の前端部に向っ
て動くことになり前記滑動部34に対して休止位置に確
保される。
休止位置においては、第10図に示すように、ばね51
のアームの端部251は前記開口部53の拡張後端部2
53から前記開口部のせまくなった部分に向って引き出
されている。
斯くして二股ばね51の2本のアームの端部251は再
び互いに近づくので、ばね51は該ばねのはと目形頭部
151によって、当接・支持ディスク49を再び係止し
て回転を防止する即ち当接部材対47.48の如何なる
角度変位の可能性を取り除くように、当接・支持ディス
ク49を締めつける。
押しボタン組立体33を自由にすると、押しボタン組立
体は戻りばね45の作用下で滑動部材39従って二股ば
ね51及び当接・支持ディスク49とともに第5図に示
す休止位置に再び戻り、当接・支持ディスク49は横断
制御平棒18の位置と組み合わせられた周波数に対応す
る角度位置を保つ。
従って、当接部材対47.48はチューナ一群を制御し
ている前記平棒18を同一位置に変位させ、対応する押
しボタン組立体33を内側に押したときにはいつでも同
一の周波数のところに投入する。
投入された周波数を目盛スケール(図示せず)に表示す
るために、カバー・プレート2の外面に第2図に示すよ
うにスロット59によって固定ピン60にてこ支持され
ている同調表示器58を設けておいてもよい。
前記表示器58は個所61で揺動レバー62に蝶番止め
されていて個所63でカバー・プレート2にてこ支持さ
れている。
前記レバー62は個所64で連結レバー65に蝶番止め
され、該レバー65は個所66でチューナ一群5.6を
制御する平棒18に蝶番止めされている。
本発明は上に記載し図示した実施例のみに限定されるべ
きでないこと勿論であり、特に構造に広く修正及び変更
を加えることができる。
より詳細に言えば、当接部材対47.48を支持してい
る角変位自在の部材、前記当接部材対47.48の角運
動を係止し且つ係止を解除する部材、並びに横断平棒1
8をチューナ一群に接続する部材には変更を加えること
ができる。
開口したV字形切込み46の代わりに横断制御棒18に
閉じた輪郭でV字形の部分を持つ開口部を設けて、当接
部材対47.48が前記開口部に係合し前記開口部の内
部で動くことができる構成にすることもできる。
上述した本発明の基本的思想を逸脱しない全ての技術的
思想は特許請求の範囲の項に記載し特定されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による押しボタン式チューナーを上方
から見た平面図であり、カバー・プレートを取りはずし
一部分を断面で示す図である、第2図は、押しボタン式
チューナーを上方から見た部分図である、第3図は、押
しボタン組立体が休止位置にある状態を示す長手方向断
面図である、第4図は、押しボタン式チューナーを下方
から見た部分図であり、1組の押しボタン組立体に対応
する部分を示す図である、第5図、第6図及び第7図は
、同一の押しボタン組立体の連続した3位置を示す上面
図であり、前記押しボタン組立体と組み合わせた所望す
る放送周波数に挿入する際の3位置を示す図である、第
8図、第9図及び第10図は、同一の押しボタン組立体
の連続した3位置を示す上面図であり、前記押しボタン
組立体と組み合わせる周波数を新しい放送周波数に変更
する際の3位置を示す図である。 18・・・・・・制御平棒(横断平棒)、28・・・・
・・ノブ、29・・・・・・摩擦クラッチ、33・・・
・・・押しボタン組立体、34・・・・・・滑動部、3
9・・・・・・滑動部材、46・・・・・・V字形切込
み、47,48・・・・・・当接部材、49・・・・・
・ディスク、51・・・・・・二股ばね、151・・・
・・・はと目形頭部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに平行に横に並べて配置された複数の押しボタ
    ン組立体から成り、各押しボタン組立体は水平平面内に
    おいて長手方向に移動自在であって、該押しボタン組立
    体の水平平面に対して垂直な軸線を中心として角度を調
    節できる当接部材を有し、該当接部材を所定の角度位置
    に係止する係止部材が配設され、該当接部材は、押しボ
    タン組立体を横断する方向に水平平面内で直線径路に沿
    って滑動自在に配置されている制御バーに形成されたV
    字形の開口切込みの2つの傾斜縁部と共働するようにな
    されており、該制御バーはラジオ・セットのチューナ一
    群と作動接続されている自動車用ラジオ・セットのため
    の押ボタン式チューナーにおいて、 前記各押しボタン組立体の前記当接部材は、該押しボタ
    ン組立体上に水平平面内で中心軸線の周りに回転自在に
    取付けられたディスクに固定された2つの当接部材から
    成り、前記押しボタン組立体を所望の周波数選択位置に
    押し込んだときには、先ず最初に前記当接部材の一方が
    前記制御バーの前記V字形切込みの2つの傾斜縁部の一
    方と当接し、該当接部材の他方が該V字形切込みの他方
    の傾斜縁部と当接するまでは前記制御バーをその長手方
    向に変位させるよう構成し、前記係止部材は、前記ディ
    スクとほぼ同一の水平平面内に配置され、該ディスクを
    挟む頭部と2つの脚部を有する二股ばねと、常態におい
    ては該頭部が該ディスクを回転しないように締め付ける
    ように該二股ばね2つの脚部を水平平面において互いに
    引寄せるための手段と、対応する前記押しボタン組立体
    を異なる所望の放送周波数にセットし直すために該ディ
    スクの回転を可能にするように該二股ばねの2つの脚部
    を解放させるための手段とから成ることを特徴とする押
    しボタン式チューナー。 2 ラジオ・セットの前記チューナ一群と作動接続され
    ている前記制御バーは、該チューナ一群に接続されると
    ともに該チューナ一群の手動制御装置にも接続されてい
    て、該手動制御装置への接続が摩擦クラッチを介して行
    なわれ、前記各押しボタン組立体を軸線方向移動させた
    とき該摩擦クラーツチを係合させ、または係合を解除す
    る部材が配設されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の押しボタン式チューナー。
JP53084610A 1977-07-14 1978-07-13 押しボタン式チユ−ナ− Expired JPS5934007B2 (ja)

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IT00012691A/77 1977-07-14
IT1269177A IT1081025B (it) 1977-07-14 1977-07-14 Dispositivo selettore di frequenza a tastiera per apparecchi radio e simili in particolare per autoradio
IT00012611A/78 1978-05-12
IT1261178A IT1175355B (it) 1978-05-12 1978-05-12 Dispositivo selettore a tastiera per apparecchi radio e simili in particolare per autoradio

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Publication Number Publication Date
JPS5420601A JPS5420601A (en) 1979-02-16
JPS5934007B2 true JPS5934007B2 (ja) 1984-08-20

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JP (1) JPS5934007B2 (ja)
BR (1) BR7804516A (ja)
DE (1) DE2829514C2 (ja)
FR (1) FR2397752A1 (ja)
GB (1) GB2002610B (ja)

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GB2002610A (en) 1979-02-21
DE2829514A1 (de) 1979-02-01
FR2397752A1 (fr) 1979-02-09
DE2829514C2 (de) 1986-03-27
FR2397752B1 (ja) 1982-05-28
GB2002610B (en) 1982-02-17
US4189949A (en) 1980-02-26
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