JPS5933950B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPS5933950B2 JPS5933950B2 JP1694777A JP1694777A JPS5933950B2 JP S5933950 B2 JPS5933950 B2 JP S5933950B2 JP 1694777 A JP1694777 A JP 1694777A JP 1694777 A JP1694777 A JP 1694777A JP S5933950 B2 JPS5933950 B2 JP S5933950B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating
- electric field
- mounting table
- frequency
- heating chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高周波加熱装置、特に力日熱調理時に食品を回
転させて加熱むらをなくする回転受皿、いわゆるターン
テーブルを備えた高周波加熱装置に関するもので、その
目的とするところは加熱むら防止の効果を更に高めるこ
とにある。
転させて加熱むらをなくする回転受皿、いわゆるターン
テーブルを備えた高周波加熱装置に関するもので、その
目的とするところは加熱むら防止の効果を更に高めるこ
とにある。
現在実用化されている高周波加熱装置の加熱室は金属箱
でキヤビイテイを構成しているために高周波を給電した
とき定在波を生じ、食品に加熱むらができる。
でキヤビイテイを構成しているために高周波を給電した
とき定在波を生じ、食品に加熱むらができる。
これを防止するために食品を回転させるターンテーブル
式があるが、回転させても定在波が動かず、リング状で
は均一であるが半径方向位置において加熱むらが生ずる
欠点があつた。ケーキ類の対称形状をした大形食品では
、一般的に中央部が弱く、ドーナツ形に加熱される。一
般調理の場合でも半径方向位置での加熱むらが生ずる傾
向の欠点はある。本発明はこのような欠点を改善するた
めに、回転受皿を回転駆動させるための回転、駆動手段
に食品近傍の電界を変動させる電界攪拌手段を設け、電
界攪拌手段は回転受皿の回転数とは異る回転数で回転す
るように回転受皿に対し回転自在にし、回転駆動手段の
駆動力で回転させて電界を攪拌変化さすものである。
式があるが、回転させても定在波が動かず、リング状で
は均一であるが半径方向位置において加熱むらが生ずる
欠点があつた。ケーキ類の対称形状をした大形食品では
、一般的に中央部が弱く、ドーナツ形に加熱される。一
般調理の場合でも半径方向位置での加熱むらが生ずる傾
向の欠点はある。本発明はこのような欠点を改善するた
めに、回転受皿を回転駆動させるための回転、駆動手段
に食品近傍の電界を変動させる電界攪拌手段を設け、電
界攪拌手段は回転受皿の回転数とは異る回転数で回転す
るように回転受皿に対し回転自在にし、回転駆動手段の
駆動力で回転させて電界を攪拌変化さすものである。
以下本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明する
。
。
第１図において、１は内部に食品を入れ高周波加熱調理
を行う加熱室、２は加熱室１に高周波を発振給電する高
周波発振器であるマグネトロン、３は加熱室１内で加熱
調理時に食品を回転させて加熱むらをなくする回転受皿
で、高周波損失の少い耐熱ガラスで一般に構成されてい
る。
を行う加熱室、２は加熱室１に高周波を発振給電する高
周波発振器であるマグネトロン、３は加熱室１内で加熱
調理時に食品を回転させて加熱むらをなくする回転受皿
で、高周波損失の少い耐熱ガラスで一般に構成されてい
る。
４は回転受皿３を載せ回転する回転載置台で、ローラ９
を円周部に設け、非磁性体よりなる加熱室１の底面を転
がり回転している。
を円周部に設け、非磁性体よりなる加熱室１の底面を転
がり回転している。
５は回転受皿３、回転載置台４を回転駆動させるための
、駆動モータである。
、駆動モータである。
回転載置台４の下面には複数個の永久磁石８を装着して
おく。６は、駆動モータ５で回転、駆動される非磁性体
よりなる回転体で、永久磁石８と対応した位置、数で複
数個の駆動磁石１が装着されている。
おく。６は、駆動モータ５で回転、駆動される非磁性体
よりなる回転体で、永久磁石８と対応した位置、数で複
数個の駆動磁石１が装着されている。
駆動モータ５で回転体６、駆動磁石Ｔを回転させると、
駆動磁石Ｔと永久磁石８との磁気結合で永久磁石８、回
転載置台４が回転力を得て、回転受皿３が回転する構造
となつている。回転受皿３及び回転載置台４は加熱室１
より取外しが可能で、孔や突起物のない滑らから加熱室
１が得られ、掃除がし易い構造となつている。加熱室の
底面は非磁性体の金属で磁界を通す。このようなもので
構成される高周波加熱装置において、回転駆動手段であ
る回転載置台４に電界攪拌手段である電界攪拌羽根１０
を設け、回転載置台４に対し回転自在にして、回転載置
台４の回転によつて１駆動力を得ながら異つた回転数で
回転するようにしたものが本発明である。
駆動磁石Ｔと永久磁石８との磁気結合で永久磁石８、回
転載置台４が回転力を得て、回転受皿３が回転する構造
となつている。回転受皿３及び回転載置台４は加熱室１
より取外しが可能で、孔や突起物のない滑らから加熱室
１が得られ、掃除がし易い構造となつている。加熱室の
底面は非磁性体の金属で磁界を通す。このようなもので
構成される高周波加熱装置において、回転駆動手段であ
る回転載置台４に電界攪拌手段である電界攪拌羽根１０
を設け、回転載置台４に対し回転自在にして、回転載置
台４の回転によつて１駆動力を得ながら異つた回転数で
回転するようにしたものが本発明である。
電界攪拌羽根１０は一般に金属で構成され、高周波を反
射、変化させる如く巾、傾斜をもたせてある。１１は電
界攪拌羽根１０の回転ボスで、回転載置台４に固定され
た回転軸１２に取付けられ、軸受の役目で回転軸１２を
摺動回転する。
射、変化させる如く巾、傾斜をもたせてある。１１は電
界攪拌羽根１０の回転ボスで、回転載置台４に固定され
た回転軸１２に取付けられ、軸受の役目で回転軸１２を
摺動回転する。
回転載置台４が回転すると、回転軸１２と回転ボス１１
の摺動力で回転ボス１１と回転ポス１１に固定された電
界攪拌羽根１０は回転する。しかしながら電界攪拌羽根
１０は空気の抵抗を受け、回転が遅れる。回転受皿３の
回転数と違う回転数で電界攪拌羽根１０が回転すると、
食品に対する電界分布が色々と変化し、食品近傍の電界
攪拌効果が得られ、更に定在波が色々変化する中で食品
が回転するため、非常に効果的に均一加熱調理ができる
。１３は載置台カバーで、プラスチツク等の高周波損失
の少い高周波透過材で構成されている。
の摺動力で回転ボス１１と回転ポス１１に固定された電
界攪拌羽根１０は回転する。しかしながら電界攪拌羽根
１０は空気の抵抗を受け、回転が遅れる。回転受皿３の
回転数と違う回転数で電界攪拌羽根１０が回転すると、
食品に対する電界分布が色々と変化し、食品近傍の電界
攪拌効果が得られ、更に定在波が色々変化する中で食品
が回転するため、非常に効果的に均一加熱調理ができる
。１３は載置台カバーで、プラスチツク等の高周波損失
の少い高周波透過材で構成されている。
第２図は他の実施例で、第２図において、２１は加熱室
、２２はマグネトロン、２３は回転受皿、２４は回転受
皿２３を回転させる回転受け、２５は駆動モータ、３２
は駆動回転軸で駆動モータ２５の駆動力を回転受皿２３
まで伝達するものである。
、２２はマグネトロン、２３は回転受皿、２４は回転受
皿２３を回転させる回転受け、２５は駆動モータ、３２
は駆動回転軸で駆動モータ２５の駆動力を回転受皿２３
まで伝達するものである。
このような実施例高周波加熱装置において、電界攪拌羽
根３０を回転ポス３１で、駆動回転軸３２に回転自在に
設けたものが本発明の別の実施例である。駆動回転軸３
２、回転受皿２３が回転すると駆動回転軸３２と回転ボ
ス３１の摺動力で回転し、空気抵抗で遅れた回転数で、
電界攪拌羽″゜根３０は回転するものであり、前述の如
く、非常に効果的均一加熱調理が得られる。以上説明し
たように本発明によれば電界攪拌羽根の回転駆動機構を
特別に設けないで、回転受皿の回転機構丈で、加熱むら
の少い高周波加熱装置が得られる。
根３０を回転ポス３１で、駆動回転軸３２に回転自在に
設けたものが本発明の別の実施例である。駆動回転軸３
２、回転受皿２３が回転すると駆動回転軸３２と回転ボ
ス３１の摺動力で回転し、空気抵抗で遅れた回転数で、
電界攪拌羽″゜根３０は回転するものであり、前述の如
く、非常に効果的均一加熱調理が得られる。以上説明し
たように本発明によれば電界攪拌羽根の回転駆動機構を
特別に設けないで、回転受皿の回転機構丈で、加熱むら
の少い高周波加熱装置が得られる。
また回転受皿、回転駆動手段も加熱室より取外せ、電界
攪拌手段も加熱室に無い、掃除のし易い均一加熱調理で
きる高周波加熱装置も得られる。
攪拌手段も加熱室に無い、掃除のし易い均一加熱調理で
きる高周波加熱装置も得られる。
第１図は本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の正面
断面図、第２図は他の実施例を示す正面断面図である。 １・・・・・加熱室、２・・・一・・マグネトロン、ａ
・・・・・・回転受皿、４・・・・・・回転載置台、７
・・・・・・駆動磁石、８・・・・・・永久磁石、１０
・・・・・電界攪拌羽根。
断面図、第２図は他の実施例を示す正面断面図である。 １・・・・・加熱室、２・・・一・・マグネトロン、ａ
・・・・・・回転受皿、４・・・・・・回転載置台、７
・・・・・・駆動磁石、８・・・・・・永久磁石、１０
・・・・・電界攪拌羽根。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 食品を加熱する高周波加熱室と、加熱室に高周波を
給電する高周波発振器であるマグネトロンと、食品を載
せ加熱調理する加熱室内に設けた回転受皿と、回転受皿
を載せ回転受皿を回転させる回転駆動手段とを具備し、
回転受皿に対し回転自在の電界攪拌手段を回転駆動手段
に設けたことを特徴とする高周波加熱装置。 ２ 上記回転駆動手段として回転載置台を具備し、この
回転載置台に回転載置台に対し回転自在の電界攪拌羽根
を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
の高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1694777A JPS5933950B2 (ja) | 1977-02-17 | 1977-02-17 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1694777A JPS5933950B2 (ja) | 1977-02-17 | 1977-02-17 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53101754A JPS53101754A (en) | 1978-09-05 |
| JPS5933950B2 true JPS5933950B2 (ja) | 1984-08-18 |
Family
ID=11930314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1694777A Expired JPS5933950B2 (ja) | 1977-02-17 | 1977-02-17 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933950B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101131335B1 (ko) | 2005-10-17 | 2012-04-04 | 엘지전자 주식회사 | 전자레인지 |
-
1977
- 1977-02-17 JP JP1694777A patent/JPS5933950B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53101754A (en) | 1978-09-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4136271A (en) | Microwave oven | |
| US4717802A (en) | Microwave oven rotisserie assembly | |
| JPH11108369A (ja) | 電子レンジ用スタラー | |
| CN102961055A (zh) | 同向搅拌烤炉及其相关方法 | |
| JP2006190659A (ja) | 電子レンジのターンテーブル装置 | |
| JPS5933950B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| CN101586822A (zh) | 微波炉腔体内的搅拌风扇 | |
| CN203088800U (zh) | 同向搅拌烤炉 | |
| US4163141A (en) | Microwave oven | |
| JP2004087503A (ja) | 撹拌機能付き容器 | |
| JP3910115B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH0332620A (ja) | 電気天ぷら鍋 | |
| JPS6035997Y2 (ja) | 加熱調理器 | |
| KR0182535B1 (ko) | 전자렌지의 전자파산란장치 | |
| JPS5824400Y2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS605519Y2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS5812718B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH0752662Y2 (ja) | 電気炊飯器 | |
| JPS5823195Y2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS5825589Y2 (ja) | 回転棚付き高周波加熱装置 | |
| JP2600147B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| KR970004680B1 (ko) | 전자렌지의 트레이 구동장치 | |
| KR0136055Y1 (ko) | 전자레인지 | |
| JPS6337474B2 (ja) | ||
| JPS6323916Y2 (ja) |