JPS5933915Y2 - 空気圧縮機 - Google Patents

空気圧縮機

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Publication number
JPS5933915Y2
JPS5933915Y2 JP1977155242U JP15524277U JPS5933915Y2 JP S5933915 Y2 JPS5933915 Y2 JP S5933915Y2 JP 1977155242 U JP1977155242 U JP 1977155242U JP 15524277 U JP15524277 U JP 15524277U JP S5933915 Y2 JPS5933915 Y2 JP S5933915Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
crank chamber
detector
main body
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977155242U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5480105U (ja
Inventor
和夫 拓植
Original Assignee
トキコ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トキコ株式会社 filed Critical トキコ株式会社
Priority to JP1977155242U priority Critical patent/JPS5933915Y2/ja
Publication of JPS5480105U publication Critical patent/JPS5480105U/ja
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Publication of JPS5933915Y2 publication Critical patent/JPS5933915Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空気圧縮機に関するものである。
この考案の目的とする点は、既存の空気タンク内に貯溜
した高圧空気を有効に利用して、クランク室内に潤滑油
を供給することができると共に、この給油に当たり、ク
ランク室内における潤滑油の波立ち現象などに影響され
ることなく、安定した作動により潤滑油量の適正な給油
化を図ることができ、かつ潤滑油容器をクランク室外部
に配設するに当たり、クランク室内の適正油面に影響さ
れることな(任意な位置に取付けることができる空気圧
縮機を提供することを目的とする。
以下、図面に基いて、この考案の一実施例を詳細に説明
する。
第1図と第2図はこの考案の一実施例を示すもので、1
0はクランク室であり、このクランク室10内には液面
レベル検出器11が配設されている。
この液面レベル検出器11は周囲にフロート12を配し
たリング状のマグネット13とこのマグネット13の中
空部に配したリードスイッチ14とで構成されており、
前記マグネット13はクランク室10内に供給される潤
滑油15上に浮かべられ、液面の変化に伴なって上下に
変化する。
一方リードスイッチ14はスイッチの略中央が潤滑油1
5の適正油面(油量)になるようにセットされ、クラン
ク室10の外方より臨ませたリード線16.16保持具
の両端で固定支持されている。
またクランク室10の側部下方には固定絞り弁17を取
付げた開口部18が設げられており、この開口部18に
は所定長の給油管19を介して潤滑油容器20が連結さ
れている。
そしてこの潤滑油容器20内部に貯溜される潤滑油15
がクランク室10に適宜供給できるようになっている。
一方前記リード線16の一端は遅延回路21、電源22
及びソレノイドバルブ23のコイル24を介して他のリ
ード線16の他端に接続されている。
また前記ソレノイドバルブ23は空気タンク25と前記
潤滑油容器20間を連通ずる接続管26の途中に配設さ
れ、前記空気源25から前記潤滑油容器20に送られる
高圧空気の送出・遮断をポー) 23 a t 23
bで交互切替で行ないうるようになっている。
また、上記実施例では液面レベル検出器11としてマグ
ネット13とリードスイッチ14によるもので説明した
が何らこの方式に限定するものではない。
なお、図中30は圧縮機、31は消音器、32はモータ
である。
以下、上記実施例における作用を説明する。
まず、クランク室10内の潤滑油15の油面が適正レベ
ルに保たれているときはリードスイッチ14が外周に配
したマグネット13の磁力によってOFF、即ち開いて
いる。
従ってソレノイドバルブ23は作動せず接続管26はポ
ー)23bと連通して大気に向は解放された状態となっ
ている。
しかして、前記油面が低下するとリードスイッチ14が
ON、即ち閉じられる。
従ってソレノイドバルブ23のコイルに電源22から所
定の電流が流れる。
そのためソレノイドバルブ23が作動しポー)23bを
ポー)23aK切替える。
従って接続管26が連通し、空気源25から所定の高圧
空気が潤滑油容器20に送気される。
そのため潤滑油容器20内の潤滑油15は上記高圧空気
に押圧されて給油管19及び固定絞り弁17を通って前
記クランク室10に送られる。
この給油によりクランク室10内の潤滑油15の液面は
上昇、即ち適正油面レベルに戻る。
そのため前記リードスイッチ14がOFFとなり、ソレ
ノイドバルブ23は再び元の位置に戻り、潤滑油容器2
0に連通した接続管26を大気に解放させる。
このように、既存の空気タンク25に貯溜された高圧空
気が潤滑油6の補給力として有効に利用される。
ところでクランク室20内の適正油面は例えばシリンダ
ーに潤滑油6が補給される際、相当に波立ち変化する。
そのためリードスイッチ14が0N−OFF動作な繰返
へすおそれがある。
そこで上記実施例ではリードスイッチ14と電源22間
に遅延回路21を介在させ、その防止を図った。
すなわち、この遅延回路21は、リードスイッチ14の
スイッチ状態が一定時間以上継続したとき。
ソレノイドバルブ23の作動状態を切換えることにより
、作動の安定化を図るようになっている。
ちなみに、潤滑油6の波立ち現象によるリードスイッチ
14の0N−OFF動作の繰返しを回避するために、例
えばクランク室20内に波避は用の隔壁を設けようとす
ると、その隔壁の成形が極めて面倒であることから、ク
ランクケース自体の制作が難しくなるといった問題を招
来する。
またクランク室10の開口部18に固定絞り弁17を取
付け、クランク室10内の油面と潤滑油容器20内の油
面との水頭差で潤滑油15がクランク室10内へ自然に
流入しないよう配慮している。
以上説明したように、この考案に係る空気圧縮機によれ
ば、既存の空気タンクに貯溜した高圧空気を有効に利用
して、潤滑油を補給する構成であるから、油ポンプなど
の特別な給油力の発生源を備える必要がなく、この種圧
縮機を簡単に構成し提供することができる。
また、潤滑油容器を配設するに当たり、クランク室の適
正油面の位置による制約を受けることなく、任意な位置
に取付けることができて、その取付は位置の設定に選択
の自由度があり、そのため設計、制作上きわめて有利で
ある。
また、液面レベル検出器に遅延回路を接続しているから
、クランク室内における潤滑油の波立ち現象による悪影
響を未然に回避して、作動の安定化を図り、潤滑油容器
からクランク室内への給油量を正確に制御することがで
きる。
また給油管を長くすることも可能であるのでクランク室
に生じる熱がこれを伝わって潤滑油容器を加熱すること
もない。
そのため加熱による潤滑油の劣化は起らない。
また潤滑油容器形状も取付は位置が許す限り大きいもの
を使用することができる。
そのため長期間の自動給油が可能になる。
また給油管をクランク室の側部あるいは底部の任意な位
置に取付けることができてきわめて有利である等種々の
優れた効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の空気圧縮機を示す側面図、第2図は
この考案の潤滑油給油部の給油系路と給気系路並びに電
気回路を同じに示した要部構成説明図である。 10・・・・・・クランク室、11・・・・・・液面レ
ベル検出器、15・・・・・・潤滑油、20・・・・・
・潤滑油容器、23・・・・・・ソレノイドバルブ、2
5・・・・・・空気源、26・・・・・・接続管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機本体と、該本体を駆動するモータと、前記本体よ
    り吐出される高圧空気を貯溜する空気タンクと、前記本
    体のクランク室内に潤滑油を補給すべく設けられた潤滑
    油容器とからなる空気圧縮機において、前記クランク室
    内には該室内の潤滑油の液面レベルを検出する検出器を
    設け、前記空気タンクと前記潤滑油容器とを接続管路に
    より接続し、該管路途中には、前記検出器からの信号に
    より該管路を連通、遮断するソレノイドバルブを設け、
    前記検出器から開閉弁間の信号経路途中には、前記検出
    器からの信号が所定時間以上継続した時点から該信号を
    前記ソレノイドバルブに導く遅延回路を設けたことを特
    徴とする空気圧縮機。
JP1977155242U 1977-11-18 1977-11-18 空気圧縮機 Expired JPS5933915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977155242U JPS5933915Y2 (ja) 1977-11-18 1977-11-18 空気圧縮機

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JP1977155242U JPS5933915Y2 (ja) 1977-11-18 1977-11-18 空気圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5480105U JPS5480105U (ja) 1979-06-07
JPS5933915Y2 true JPS5933915Y2 (ja) 1984-09-20

Family

ID=29144093

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JP1977155242U Expired JPS5933915Y2 (ja) 1977-11-18 1977-11-18 空気圧縮機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535584Y2 (ja) * 1991-03-19 1997-05-14 三菱重工業株式会社 密閉型圧縮機の保護装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4323786Y1 (ja) * 1965-02-17 1968-10-07
JPS525083A (en) * 1975-07-01 1977-01-14 Isamu Yanase Polishing ring

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316006Y2 (ja) * 1974-04-30 1978-04-27

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4323786Y1 (ja) * 1965-02-17 1968-10-07
JPS525083A (en) * 1975-07-01 1977-01-14 Isamu Yanase Polishing ring

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JPS5480105U (ja) 1979-06-07

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