JPS5933590Y2 - 棒状体に取付ける緊締装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はベランダ、バルコニー、窓格子等及びフェン
ス等の各棒状体に枠付パネル又は目隠しパネル等の各種
覆体な簡単確実に唯人でも装着できるようにした棒状体
に取付ける緊締装置に関するものである。

従来この種のベランダ及びバルコニー等の棒状体に各種
のパネル又は目隠しパネル等を張着する場合は、パネル
と棒状体とを直接クリンプ止めしたり、針金又は紐等を
以って締結するため、大変に不体裁であると共に、風圧
及び外力に対して容易に破損しやすく、且つ安定感が大
変に悪Ｌ・欠点と、素人では補修及び取付位置の変更が
容易にできなＬ・と云う欠点等がある。

また、縁枠を設けたパネルを格子等の棒状体に取付ける
ものも散見されるが、緊締装置につＬ・ては確実なもの
がな゛く、増付後に大変に不安が残るものである。

そこで、この考案はこの様な従来の欠点を改良せしめた
もので、ベランダ、バルコニー等の各種棒状体に増付け
る取付枠の内部に摺動自在な支持具を収納し、この支持
具に数個の挿入孔を穿設すると共に、挿入孔に針金等を
挿通し、その針金の両端な該挿通孔に差込み捲締めした
もので、従って、この考案によれば、各種の異なる断面
形状を有する棒状体や、大小の径の異なる棒状体にも自
由に調整して締め付けができる効果と唯人でも着脱が簡
単にできる特徴がある。

この考案の１実施例を図面につ（・て説明すると、ベラ
ンダ、フェンス及び面格子等の縦又は横力向の各種断面
形状の棒状体１，１には、目隠し等のパネル９を張設し
た取付枠２を当接する。

この取付枠２の内部には、各種断面形状の挿入溝８を形
成し、その収納溝８には摺動自在な支持具３を挿入する
。

この支持具３には所安間隔に数個の挿入孔１０，１０・
・・・・・を穿設せしめる。

該挿入孔１０゜１０には、各種の針金４を挿通する。

次に該針金４を棒状体１に捲着すると共に、その両端を
締付環５に設けた挿通孔６，６に挿入する。

７は該締付環５の蓋体を示すもので、１１は、針金４を
締付環５に挿通した時の仮止め用の締め何部で、１２は
、該締付環５の回動によって生ずる捲締め部を示したも
のである。

この考案は上記の如き構成からなり、ベランダ、フェン
ス及び面格子等の各棒状体１に用Ｌ・るには、目隠り等
のパネル９を張着した取付枠２の内部に収納される支持
具３に棒状体１０幅に合う位置の挿入孔１０，１０に針
金４を挿通し、この針金４を棒状体１に捲着けと同時に
、その先端を締付環５の挿通孔６，６に挿し込んで、仮
止め用の締め何部１１で締付環５を取付け、次に該締付
環５を回動する事によって針金４を締め付けて、棒状体
１に取付枠２を緊締固定するものである。

以上この考案によれば、ベランダ、バルコニー及び窓格
子等の各種形状の棒状体に枠付パネル又は目隠し用の各
種パネル等を容易確実に固定でき、且つ強固に緊締され
るので強風に十分対応できる効果がある。

そして、取枠性の内部に摺動自在に収納した支持具は、
各種棒状体の間隔に対応して移動できるので取付上大変
に便利である。

また、支持具に設けた挿入孔によって、棒状体の径の大
小に応じて針金等の挿通位置を適宜変更し容易に調整で
きると共に、各種断面形状の棒状体にも寸法を合わせて
使用できると云う優れた実用的な効果がある。

更に、針金の両端を差込む挿通孔を設けた締付環は、各
針金の捲締め作業が大変に簡便であると共に、緊締が確
実強固にできる優れた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の１実施例を示すもので、第１図はこの
考案の支持具を分離した１部欠除した斜面図、第２図は
同しく針金の挿通状態の断面図、第３図は針金を締め付
けた断面図、第４図は締付環の捲締め後に蓋体をした断
面図、第５図イ２口は他の実施例を示す平面図である。 符号１は棒状体、２は取付枠、３は支持具、４は針金、
５は締付環、６は挿通孔、９はパネル、１０は挿入孔テ
ある。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 各種の棒状体に当接する取付枠には、内部に摺動自在な
   支持具を収納せしめ、前記支持具には数個の挿入孔を穿
   設すると共に、該挿入孔には各種の針金を挿通せしめ、
   該針金は棒状体を介してその先端な回動自在の締付環に
   設けた挿通孔に差込み捲締めした事を特徴とする棒状体
   に竜付ける緊締装置。