JPS5933374A - 接着剤 - Google Patents

接着剤

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JPS5933374A
JPS5933374A JP14203182A JP14203182A JPS5933374A JP S5933374 A JPS5933374 A JP S5933374A JP 14203182 A JP14203182 A JP 14203182A JP 14203182 A JP14203182 A JP 14203182A JP S5933374 A JPS5933374 A JP S5933374A
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melamine
phenol
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adhesive
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JP14203182A
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Kiyoji Sugiura
杉浦 喜代治
Taiji Negishi
泰治 根岸
Masaru Odagiri
小田桐 勝
Koji Morimoto
厚司 森本
Isao Kuruo
久留生 功
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はメラミン・フェノール共縮合樹脂(以種許容性
の高い木材用接着剤に関する。
従来、構造用合板およびコンクリート型枠用合板の製造
には、メラミン・尿素共縮合樹脂(以下MIJ F  
と略す)およびMPFが使用されてきた。
しかし乍も、これらの樹脂を用いて十分な接着効果を得
る為には、単板を十分乾燥する必要があり、通常含水率
を10重量%以下、高くてもたかだか12〜14重量%
止りに制御することが必要であった。しかし乍も、近年
原木収率向上のため、単板含水率を高くする必要が生じ
ており、その対策として前記樹脂の使用時に、配合する
小麦粉等の増量剤および水の量を減少させる方法、同時
に血 大豆粉、N粉、とうもろこしたん白などを用いる方法、
或は熱圧時間を延長させる等の方法が採られているが、
満足しうる方法は見出されていない。
また、近年ラワン材の枯渇に伴い、ラワン材以外の、ア
ビトン、クルイン等の南洋材、ダグラスファー、ヘムロ
ック等の針葉樹の利用が横側されてきたが、これらの材
はヤニ分が多く、十分な接着効果を得るために、単板含
水率を下げたり、接着剤の塗布量を上げたり、熱圧時間
を延長したり、樹脂の使用時にレゾルシノールを配合し
たりする方法が検討されている。しかし乍ら、いずれの
方法による場合も十分な接着効果は得られていない。
また特公昭57−19148には、水性エマルジョンに
疎水性の有機溶剤に溶解したイソシアネート基を有する
化合物と界面活性剤とを配合してなる接着剤が祈供され
、場合によりホルマリン系縮合樹脂を併用することもで
きることが開示されている。而してこの除用いらAしる
ホルマリン系縮合樹脂としては、尿素−ホルマリン(以
下[J I”と略す−)、メラミン−ホルマリン(以下
MPと略す)、Ml)F、フェノール−ホルマリン(以
下PFと略ス)系縮合樹脂を一用いることが示されてい
る。
しかし乍ら、上記のホルマリン系縮合樹脂のうち、Uト
”、MFおよびDMFを使用する場合は、使用する単板
含水率許容性および、単板材種許容性が狭く、20重量
%以上の高含水率単板を使用する場合は、パンクをおこ
したり、ヤニ分の多いアビトン材を使用する際には、十
分な接着力がえ鮭 らず使用し雅い。また、PFを使用した場合には、へ 配合した接着剤が異常増粘したり、短時間でゲル化L、
可使時間が短く、作業性は悪い。
本発明は上記の実情に鑑み20〜30重量%のような高
含水率の単板を用いても、またヤニ分り多い材種の単板
を使用しても、十分な接着力を有する合板がえられしか
も異常増粘が認められず可使時間も長い接着剤を提供す
ることを目的とするものである。
而して本発明は、ホルムアルデヒドとメラミン・フェノ
ールとのモル比が1.5〜3.5であり、メラミン含有
量10重量%以上、フェノール含有量3重量%以上およ
びメタノール含有量5〜20重量%であるメラミン・フ
ェノール共縮合樹脂に水性ラテックス及びインシアネー
ト基を有する化合物を配合してなる接着剤である。
本発明において用いられるメラミン・フェノール共縮合
樹脂は、メラミン樹脂にフェノールを共縮合させたもの
でも、フェノール樹脂にメラミンを共縮合させたもので
も、またメラミンとフェノールとホルムアルデヒドとを
一括して共縮合させたものでも、フェノール樹脂とメラ
ミン樹脂とを混合もしくは共縮合したものでもよい。ま
た、さらにそれらの樹脂と尿素またはレゾルシノールと
を共縮合させてもよい。
ホルムアルデヒドとメラミン・フェノールとのモル比は
1.5〜3.5であることが必要である。1.5より低
いと、樹脂中のメチロール基が少なく、イソシアネート
基との反応が不十分で、十分な接着力を得ることはでき
ない。モル比が3.5以上になるとイソシアネート基と
の反応性が早すぎ可使時間が短く、実用にたえない。メ
ラミン・フェノール共縮合樹脂におけるメラミン含有量
は10重量%以上、フェノール含有量は3重唱°%以上
であることが必要である。メラミンまたはフェノールの
含有量のいずれかがこの値に達しない場合は、所期の耐
水性がえられない。一方、含有量の上限は特に制限はな
いが、製造価格の上昇をさけるためタノール含有量は5
〜20重肴%の範囲であることが好ましい。この際5重
量%より低いと配合した接着剤の経時増粘がはげしく、
可使時間が短くなる。また20重量%より多いと遊離の
メタノールによりイソシアネート基が消費され、所期の
耐水性かえられない。
本発明における水性ラテックスとは、ブタジェン、イソ
プレンの如き共役ジエンに、これらと共重合するモノマ
ー、例えばスチレン、メチルメタアクリレート、アクリ
ロニトリルの如き各種ビニールモノマーを共重合させた
もの、クロロプレンラテックス、ブチルゴムラテックス
、ポリ塩化ビニリデンラテックス、ポリ塩化ビニルエマ
ルジョン、ポリブタジェンラテックス、エチレン−酢酸
ビニール共重合体エマルジョン、ポリ酢酸ビニルエマル
ジョンと、するいはこれらのエマルジョンにカルボキシ
ル基、N−メチロール基、N〜アルコキシメチル基、グ
リシジル基、β−メチルグリシジル基、水酸基、アミン
基、アミド基、酸無水物基、よりなる群から選ばれた架
橋しうる反応基を少くとも1種側鎖に有する反応性モノ
マーの少くとも1種を乳化共重合させたいわゆる変性ラ
テックスである。メラミン・フェノール樹脂に対スる水
性ラテックスの割合は、特に限定はしないが重量比で5
/95〜9515の範囲が好ましい。さらに好ましくは
30/’70〜70/30の範囲である。
本発明におけるイソシアネート基を有する化合物として
は、分子中に2個以上のイソシアネート基を含むものな
ら何れでもよく、例えば、トリレンジイソシアネー) 
(TI)I ) 、4− /I’−ジフェニルメタンイ
ソシアネー) (1vlI)I ) 、ヘギサメチレン
ジイソシアネー) (1−(fvll) I ) 、キ
シリレンジイソシアネー)(XLN)イソポンジイソシ
アネート(IDI)等があげられる。
またイソシアネート基を有する化合物として、その重合
物、例えばポリインシアネートとポリオールヤ混合した
もの、プレポリマー、即ちポリオールと過剰のポリイソ
シアネートであらかじめポリマー化したNGO末端のプ
レポリマー、あるいは過剰のポリオールで予めポリマー
化したOH末端のプレポリマーに使用時にポリイソシア
ネートを過剰に添加して得られるポリマーを用いても差
支えない。
イソシアネート化合物または重合物の配合割合は、特に
制限はないが、MDFと水性ラテックスとの合計量の1
00重量部に対して1〜30重量部の範囲が好ましい。
配合割合が1部より低いと、所期の耐水接着力が得難く
、また30重量部より多いと、経時増粘がはげしく可使
時間が短い。
本発明の実施に於いては、イソシアネート基を有する化
合物を疎水性の溶剤、すなわち水と殆んど相互溶解性が
なく且つイソシアネート系化合物またはその重合物と相
互溶解性を有する溶剤、に溶解して配合してもよいが、
疎水性の溶剤に溶解しなくても接着剤の経時増粘は安定
であり且つ可使時間も長いので、疎水性溶剤を配合しな
くても充分な性能が得られる。
また、本発明の実施においては、界面活性剤を配合して
もよいが、配合しなくても充分な耐水性を示し且つ経時
増粘も少く粘度安定性もよい。
本発明の実施に於いては、従来より合板製造に用いられ
ている増量剤としての小麦粉の他に、大麦粉、米粉、木
粉、タルク、クレー等を用(・たり、仮接着向上を目的
とするポリビニールアルコール等の化合物、従来、接着
力向上対策として用いられている血粉、大豆粉およびと
うもろこし粉等を併用することはさしつがえない。
本発明の接着剤を用いる場合は、従来技術では使用でき
なかった20〜30重量%のような高含水率単板を用い
ても実用上十分な接着力を有する合板の製造が可能であ
る。また、ヤニ分の多いアビトン材や針葉樹単板を使用
しても十分な接着力を有する合板の製造が可能であり、
その実施は極めて容易であり実用上の制置は高い。しか
も接着剤溶液は異常増粘することもなく、可使時間も長
く、安定である。
次に、実施例により本発明を具体的に゛説明する。
尚、実施例中の%は重量%を、部は重量部を示す。
実施例1 メラミン・フェノール共縮合樹脂(モル比;ポルムアル
デヒド/゛(メラミン+フェノール)=2.5、メラミ
ン含有量20%、フェノール含有量10%、メタノール
含有量12%)50部にN−メチロール基変性スチレン
−ブタジェン乳化重合物(玉井東圧化学K K製、商品
名ポリラック−750)50部部およびクルードMDI
(三井日曹ウレタン(株)製、商品名MDI−CR20
0) 10部をミキサーにて攪拌しながら混合し接着剤
をえた。この接着剤 100部を通常合板工場に於て実
施されていると同様に、増量剤として小麦粉13部、水
19部および硬化剤として粉末塩化アンモニウム0.5
部と共に攪拌混合して合板用接着剤配合糊を得、該配合
糊を使用して下記接着条件で合板を製造し、その性能を
表1に示した。
□接着条件□ 単板構成 1.6+3.6+1.6+3.6+1.6m
/inの各厚みからなるラワン単板の5層構成 塗付量 359/900cl 堆積時間    20分 冷圧条件    12kg1cr&15分熱圧条件  
  10に9/舗 120°04外米実施例2〜5 表1に示すようなメラミン愉フェノール共縮合樹脂と水
性ラテックス及びイソシアネ−1・基を有する化合物な
表1に示す割合で配合し接着剤をえた。この接着剤に実
施例1と同様に小麦粉、水、硬化剤を攪拌混合して得ら
れた配合糊により、実施例1と同一の接着条件にて合板
を製造し、その性能を表1に示した。
比較例1〜■4 表2に示すようなホルマリン系樹脂及びメラミン・フェ
ノール共縮合樹脂と水性ラテックス及びイソシアネート
基を有する化合物を表1に示す割合で配合し接着剤をえ
た。この接着剤に実施例1と同様に小麦粉、水、硬化剤
を攪拌混合して得た配合糊により実施例1と同一の接着
条件にて合板を製造し、その性能を表2に示した。
手  続  補  正  書 昭和57年1り月!日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第142031号 2、発明の名称 接着剤 3、補正をする者 明細書の1発明の詳細な説明」の欄 1)明細書の1頁下より7行のl’−F、MPFJとあ
るを[MPFJと訂正する。
2)同6頁8行の1MDFJとあるを[MUFJと訂正
する。
′5)同6頁11行の[DMFJとあるを「MUFJ 
と訂正する。
4)同7頁8行の「イソボンジイソシアネート」とある
を「インホロンジイソシアネート」 と訂正する。
5)同7頁末行の「MDF」とあるを「MPF」と訂正
する。
6)同12頁表中下から4行のrJAS  FIJとあ
るをrJAS  TIJと訂正する。
7)同13貞表中下から4行のrJAsFIJとあるを
「JAS  TIJと訂正する。
8)同12頁表中下行の「JAS  FIJ とあるを
1’−JAS  TIJと訂正する。
9)同14貞表中下から8行のrMPF/LX/NC0
Jとあるを削除する。
10)同14頁表中下から4行の「JAS F■」とあ
るをrJAS  TIJと訂正する。
11)同12頁表中下行のrJAs  FIJとあるを
rJAs  TIJと訂正する。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホルムアルデヒドとメラミン・フェノールとのモ
    ル比が1.5〜3.5であり、メラミン含有量10重量
    %以上、フェノール含有量3重量%以上およびメタノー
    ル含有量5〜20重量%であるメラミン・フェノール共
    縮合樹脂に、水性ラテックス及びイソシアネート基を有
    する化合物を配合してなる接着剤。
JP14203182A 1982-08-18 1982-08-18 接着剤 Granted JPS5933374A (ja)

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JP14203182A JPS5933374A (ja) 1982-08-18 1982-08-18 接着剤

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JPS5933374A true JPS5933374A (ja) 1984-02-23
JPH0251949B2 JPH0251949B2 (ja) 1990-11-09

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