JPS59325Y2 - 自走式浮橋 - Google Patents

自走式浮橋

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JPS59325Y2
JPS59325Y2 JP14823981U JP14823981U JPS59325Y2 JP S59325 Y2 JPS59325 Y2 JP S59325Y2 JP 14823981 U JP14823981 U JP 14823981U JP 14823981 U JP14823981 U JP 14823981U JP S59325 Y2 JPS59325 Y2 JP S59325Y2
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JP
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bridge
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vehicle
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bridge end
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JP14823981U
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JPS5854410U (ja
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勝敏 工藤
昭夫 若林
不二男 飯高
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防衛庁技術研究本部長
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、任意の場合に移動して応急的に橋梁を架設す
る水陸両用の自走式浮橋に関するものである。
従来、自走式浮橋においては橋梁の中間部を構成する橋
間車と橋梁の端部を構成する橋端車とがある。
該橋間車には、上部に旋回装置を介して橋間橋梁が回動
可能に設けられている。
また、橋端車には上部に旋回装置を介して橋端橋梁が回
動可能に設けられている。
なお、前記橋間橋梁は上部を車両が通過可能に構成した
橋梁であり、橋端橋梁は上部を車両が通過可能に構成し
た点においては橋間橋梁と同様であるが、河岸に接地す
る場合に便利なように、車体の一幅方向に所定長さを確
保できるように取付けられている。
ところで、前記橋間車および橋端車においては、所定の
浮上刃および橋梁幅を得るため車幅が広く、通常の道路
を走行する場合に障害となっていた。
このような不具合をなくすために第1図〜第4図に示す
構成のものが開発されている。
第1図は橋間車および橋端車を接続し、橋梁を構成した
状態を示す平面図、第2図は橋間車の正面図、第3図は
第2図に示した橋間車が河川等に浮いた状態を示す正面
図、第4図は橋端車の正面図である。
図において、1は橋間車、2は橋端車、3は前記橋間車
1および橋端車2の側面にヒンジを介して回動自在に設
けられた浮体で、通常の道路を走行する際に旋回させ車
体上部に移動して車幅を狭くシ、橋梁として使用する際
に車体側面に配置して所定の浮力を得るためのものであ
る。
4は橋間車1の上部に旋回装置5を介して回動自在に設
けられた橋間橋梁で、該橋間橋梁4も橋間車1同様に道
路走行時と橋梁構成時において幅を変えられる構成とな
っており、第3図に示すように橋梁として使用する際に
は橋縁体6を側面部より出して所定の幅を形成する構成
となっている。
7は橋端車2の上部に旋回装置5を介して回動自在に設
けられた橋端橋梁で、前記橋間橋梁4と同様に橋梁とし
て使用する際幅を広げるための橋縁体8を設けている。
ところが、該橋端橋梁7においては、前述のように車体
−幅方向に所定長さを確保するため、旋回装置5を介し
て橋端車2に取付ける際長手方向端部に寄った位置に取
付ける構成となっている。
このため、道路走行状態においては、該橋端橋梁7を二
つ折りにし、この上に浮体3を配置して第4図に示した
状態で走行しなければならず、高さが非常に高く走行時
において障害となるという欠点があった。
上記の点に鑑み本考案は、走行時の車幅を所定の幅以内
とするために旋回式の浮体を有した橋端車において、走
行時の高さを低くシ、該走行時における障害をなくすこ
とを目的としたものである。
本考案は、橋端橋梁を車体に支持している旋回装置を車
体長手方向に移動可能にし、該橋端橋梁を二つ折りにせ
ず伸ばしたままの状態で車体長さ内に収納可能な構成と
し、道路走行状態における車体高さを橋間車とほぼ同等
な長さとし、該走行状態において障害とならないように
したことを特徴とするものである。
次に本考案を第5図〜第13図に示す一実施例によって
説明する。
第5図は本考案による橋端車の一実施例の河川等におけ
る浮上状態を示す側面図、第6図は第5図に示した橋端
車の道路走行状態における側面図、第7図は第6図の正
面図、第8図は第5図の正面図、第9図は第5図に示し
た橋端車の橋梁構成状態における旋回装置を示した平面
図、第10図は旋回装置の走行状態を示した平面図、第
11図は第9図のA−A断面図、第12図は第9図のB
−B断面図、第13図は第12図においてシリンダを伸
ばした状態を示す断面図である。
なお、第7図および第8図においては便宜上運転室の図
示を省略した。
図において、前記従来例と同一符号は同一部材を示して
いる。
9は橋端車2を運転するための運転室、10は該橋端車
2が河川等に入った場合に推進力となるプロペラである
なお、橋端橋梁7は甲板部13および斜板部14をヒン
ジ11を介して屈曲可能に接続した構成となっており、
内部に設けた橋梁端昇降装置であるシリンダ12により
、河岸に接地する該橋端橋梁7の端部の高さ調整を行な
う。
また、該橋端橋梁7の橋間橋梁との接続端には結合金具
15が設けられている。
互は前記橋端橋梁7を車体に対して回動可能に支持する
旋回装置で、本旋回装置Eは橋端車2の車体長手方向に
移動可能に構成されている。
したがって、第6図および第7図に示すように橋端橋梁
7を車体長手方向へ移動させ、橋端車2の車体がら突出
る該橋端橋梁7の長さを短くできる。
このため、従来のように橋端橋梁7を二つ折りにする必
要がない。
なお、該橋端車2が河川等に浮んだ状態が第8図に示さ
れている。
次に前記旋回装置5の詳細を第9図〜第13図により説
明する。
図において、二点鎖線により示すのが橋端橋梁7である
第9図は橋端橋梁7を橋端車2の幅方向に配置した状態
を示し、第10図は橋端橋梁7を橋端車2の長手方向に
配置した状態を示している。
16は橋端橋梁7を旋回させ車体幅方向において車体に
固定するための固定装置で、第11図に示すように橋端
橋梁7を構成する側梁に設けられたピン受18に案内さ
れシリンダ19によって突出する固定ピン20を嵌入す
ることにより、該橋端橋梁7を車体に対して固定する。
21は台車で、上部に前記従来例と同様の旋回装置22
が設けられ、該旋回装置22を介して橋端橋梁7を支持
している。
台車21には車輪23が設けられており、橋端車2上面
の長平方向に設置されたレール24上を走行する構成と
なっている。
なお、台車21の走行は車輪23を駆動する駆動装置2
5を制御することによって行なわれる。
また、前記旋回装置22は台車21に装着された旋回軸
受26、旋回台27、該旋回台27に固着されたリング
ギア28、該リングギア28に噛合うピニオンギア29
および該ピニオンギア29を駆動するモータ30によっ
て構成されている。
したがって、該モータ30を制御することによって旋回
台27を介して橋端橋梁7を旋回させることが゛て゛き
る。
ところで、橋端橋梁7を旋回装置22および台車21に
よって旋回または前後移動する際に、該橋端橋梁7が固
定装置16に当る。
これを避けるために、昇降装置31が前記旋回装置22
の上部に設けられている。
この昇降装置31の構成を第12図によって説明する。
該昇降装置31は前記旋回台27と橋端橋梁7に固着さ
れた枕ばり32との間にピン33.34にて結合され、
ピン35により屈曲可能なリンク36.37および該リ
ンク36.37を屈曲あるいは伸長させるためのシリン
ダ38より構成されている。
なお、39は橋端橋梁7を下降した際に該橋端橋梁7を
受けるストッパである。
このような構成において、道路走行時には第10図に示
すように橋端橋梁7を車体長手方向に配置し、台車21
によって該橋端橋梁7の車体より突出する長さが最短と
なる位置に移動させ、該橋端橋梁7の上部に浮体3を旋
回させることにより配置し、第7図に示す状態で走行を
行なう。
次に河川等において、他の橋間車1と連結して橋梁を構
成する場合は、まず、浮体3を旋回させて車体側面に配
置し、次にシリンダ38を伸長して橋端橋梁7を上昇さ
せる。
そして、台車21の駆動装置25を制御して該台車21
を車体中央部位置まで移動させ、その後旋回装置22の
モータ30を制御して橋端橋梁7を該橋端車2の車体方
向へ配置する。
なお、これらの作動と同時に橋縁体9を突出させて、橋
端橋梁7の幅を拡張する。
次に前記伸長したシリンダ38を縮めて該橋端橋梁7を
降下させる。
そして、橋端橋梁7内に設けたシリンダ12によって斜
板部14が河岸に接地するようにする。
また、この状態から道路走行状態にするにはシリンダ1
2によって橋端橋梁7を水平な平板状とし、その後の作
動は上記と逆の作動となる。
上述のような構成によれば、道路走行状態において、橋
端橋梁7を車体長手方向に移動させることにより該橋端
橋梁7と車体との全長をほぼ一致させ、従来のように二
つ折りにすることなしに車体上に搭載できる。
したがって、該橋端橋梁7上部に浮体3を配置しても、
従来のものより橋端橋梁7の厚さ分だけ高さを低くでき
る。
また、前記構成によれば橋端橋梁7の固定および移動等
に伴なう各装置をコンパクトに構成することができる。
ところで前記一実施例においては、橋端橋梁7を旋回あ
るいは前後移動させる際に、橋端橋梁7を昇降させなけ
れば橋端橋梁7と固定装置16とが接触する位置に配置
されているため、昇降装置31を設けた構成について説
明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、前
記橋端橋梁を前後移動あるいは旋回させる際に該橋端橋
梁7の下縁が固定装置16と接触しないように逃げ部を
形成するか、あるいは、固定装置16の設置位置を前記
橋端橋梁7の旋回あるいは前後移動を考慮した部分とす
れば、前記昇降装置31を設ける必要はない 以上説明したように本考案によれば、橋端車の道路走行
時における高さを従来のものよりも低くし橋間車と同程
度の高さとすることができるため、道路走行時の障害を
なくすことができる。
また、上記のような構成によれば、各機器をコンバク1
〜にまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は橋間車および橋端車を接続し橋梁を構成した状
態を示す平面図、第2図は橋間車の正面図、第3図は第
2図に示した橋間車が河川等に浮いた状態を示す正面図
、第4図は橋端車の正面図、第5図は本考案による橋端
車の一実施例の河川等における浮上状態を示す側面図、
第6図は第5図に示した橋端車の道路走行状態における
側面図、第7図は第6図の正面図、第8図は第5図の正
面図、第9図は第5図に示した橋端車の橋梁構成状態に
おける旋回装置を示した平面図、第10図は旋回装置の
走行状態を示した平面図、第11図は第9図のA−A断
面図、第12図は第9図のB−B断面図、第13図は第
12図においてシリンダを伸は゛した状態を示す断面図
である。 2・・・・・・橋端車、3・・・・・・浮体、7・・・
・・・橋端橋梁、16・・・・・・固定装置、21・・
・・・・台車、22・・・・・・旋回装置、23・・・
・・・車輪、24・・・・・・レール、25・・・・・
・駆動装置、31・・・・・・昇降装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水上および陸上を移動可能な車体と、水上移動時に前記
    車体の側面郡部に配置され、かつ、陸上移動時に車体上
    部に搭載可能に該車体に取付けられた浮体と、上面を車
    両等が走行可能に構成し、かつ、橋梁構成時において河
    岸に接地するとともに車体上に搭載される橋端橋梁と、
    前記橋端橋梁を車体上において旋回可能に支持し、かつ
    、該橋端橋梁と車体との間に配置された旋回装置とから
    戊る自走式橋梁において、前記車体上面での長手方向に
    配置されたレールと、該レール上を移動し、かつ、前記
    旋回装置を上部に設は支持する台車と、橋梁構成時に前
    記橋端橋梁と車体上面の対向する位置に設けられ、かつ
    、該橋端橋梁を車体に対し固定する固定装置とから成る
    自走式浮橋。
JP14823981U 1981-10-09 1981-10-09 自走式浮橋 Expired JPS59325Y2 (ja)

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JP14823981U JPS59325Y2 (ja) 1981-10-09 1981-10-09 自走式浮橋

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Publication Number Publication Date
JPS5854410U JPS5854410U (ja) 1983-04-13
JPS59325Y2 true JPS59325Y2 (ja) 1984-01-07

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