JPS5932589Y2 - Alメツキ装置 - Google Patents

Alメツキ装置

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Publication number
JPS5932589Y2
JPS5932589Y2 JP1592482U JP1592482U JPS5932589Y2 JP S5932589 Y2 JPS5932589 Y2 JP S5932589Y2 JP 1592482 U JP1592482 U JP 1592482U JP 1592482 U JP1592482 U JP 1592482U JP S5932589 Y2 JPS5932589 Y2 JP S5932589Y2
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JP
Japan
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pump
cryopump
exhaust
plating
vacuum chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP1592482U
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English (en)
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JPS58121367U (ja
Inventor
恭治 木ノ切
十一 恩田
嘉規 伊藤
久裕 道藤
Original Assignee
株式会社徳田製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、クライオポンプを使用したAIメッキ装置に
係り、特にクライオポンプダウン現象を時短することが
可能なAIメッキ装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、アクリル成形ディスクにAIを蒸着あるいはスパ
ッタリングする場合に用いられるAIメッキ用真空槽に
排気ポンプ系統を接続してなるAIメッキ装置において
上記真空槽の排気ポンプ系統として、上記真空槽にクラ
イオポンプと荒抜き用回転ポンプを並列に接続してなる
排気ポンプ系統がある。
クライオポンプは排気速度が大きく清浄な真空が得られ
る利点があるが。
このポンプは溜込み式ポンプのため、クライオポンプ内
の吸着ガスを一定時期に排出してポンプ再生を行なわな
ければならない。
上記A1メッキ装置の排気ポンプ系統の場合、例えば1
68時間毎に再生するものであるが、実際に稼動した結
果、1サイクル9分として数十回のサイクルで、クライ
オパネル面(約10°K)の温度が200Kになり冷凍
機のコンプレッサが停止するというクライオポンプダウ
ン現象が発生した。
種々原因を調査した結果、これは、真空槽内でのAl蒸
着時にAIとH2Oが反応を起こし、多量のH2が発生
したことによるもので、数十回のサイクルでクライオポ
ンプのH2に対する最大排気容量(16Std、l)を
越え、H2の排気ができなくなり、H2がクライオパネ
ル面の温度を上昇させたためであることがわかった。
そのため、従来装置では上記クライオポンプダウン現象
の発生により数十回のサイクルでポンプ再生を行なわな
ければならないという欠点を有している。
また上記欠点は、大型で大容量の分子ポンプや拡散ポン
プの使用により回避することも一方法であるが、当然な
がらコストが非常に高くなるばかりでなく、大電力、大
きな設置容積を占める等多くの欠点を有する。
〔考案の目的〕
本考案は、上記欠点を解消することを目的としてお、す
、クライオポンプダウン現象の発生を防止でき、簡単な
装置の付加でしかも表両なA1メッキ装置を提供するも
のである。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するため、本考案に係るAIメッキ装置
は、AIメッキ用真空槽に、荒抜き用回転ポンプとN2
吸着用チャコールパネルを有しないクライオポンプと、
N2排気用拡散ポンプとを並列に接続し、上記拡散ポン
プに補助ポンプを直列に接続してなる排気ポンプ系統を
接続して構成されており、N2の排気をクライオポンプ
で行なわず、拡散ポンプで行なうようにしたものである
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
図面は本考案に係るAIメッキ装置の一実施例を示した
もので、AI蒸着用真空槽1に、荒抜き用回転ポンプ2
、N2吸着用チャコールパネルを有しないクライオポン
プ3、N2排気用拡散ポンプ4をそれぞれ2方弁6a、
6b、6cを介して並列に接続し、さらに拡散ポンプ4
に補助ポンプ5を直列に接続している。
荒抜き回転用ポンプ2は、真空槽1の排気開始時に2方
弁6aを開路して使用されるものであり、ある程度Al
蒸着用真空槽1内の排気を行なった後、2方弁6b、6
cを開路してクライオポンプ3と拡散ポンプ4、補助ポ
ンプ5によって排気を行なうものである。
本実施例の場合、クライオポンプ3はN2吸着用チャコ
ールパネルを取外しているので、N2排気能力を有さず
、その他のN20.N2,02等の排気を行なうもので
、拡散ポンプ4がN2の排気を行なうものである。
そのため、AI蒸着用真空槽1内のAlとN20との反
応により、多量に発生したN2の排気が速やかに行なわ
れることになり、クライオポンプ3内のクライオパネル
面のわずかな温度上昇はあるが、冷凍機が停止する温度
までは至らず、クライオポンプダウン現象の発生を防止
することができる。
また、AIを蒸着する1サイクルにおいて、約lccの
N20がクライオポンプ3内に吸着し、クライオポンプ
再生のサイクルである168時間使用後は約1000c
cのN20が吸着することになる。
クライオポンプのN20に対する排気容量は3000
Std、Iであるため、使用上の不都合はないが、ポン
プ再生時に、より速くN20を排出するためにクライオ
ポンプ内に高温N2ガスを多量に流入させ、クライオポ
ンプ冷却パネルを常温に戻して1000ccのN20を
液体状態で排出することが望ましい。
なお、以上はA1蒸着の場合を例として述べたが、AI
スパッタリングの場合も同様であることは言うまでもな
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案は、AIメッキ用真空槽に、荒
抜き用回転ポンプと、N2吸着用チャコールパネルを有
さないクライオポンプと、N2排気用拡散ポンプとを並
列に接続し、上記拡散ポンプに補助ポンプを直列に接続
してなる排気ポンプ系統を接続してメッキ装置を構成し
たことにより、N2の排気をクライオポンプで行なわず
、分子ポンプで独立して行なうので、AIメッキ用真空
槽内で多量に発生したN2を速やかに排出することがで
き、クライオポンプダウン現象の発生を防IF。
することができるという効果を有する。
また、大型、大容量の分子ポンプ等を使用する場合に比
較してコストが安くすみ、また経費効率が犬である等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す系統図である。 1・・・・・・A1蒸着用真空槽、2・・・・・・荒抜
き周回転ポンプ、3・・・・・・クライオポンプ、4・
・・・・・拡散ポンフ′、 5・・・・・・補助ポンプ
、6・・・・・・2方弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. AIメッキ用真空槽に排気ポンプ系統を接続してなるA
    Iメッキ装置において、上記排気ポンプ系統は荒抜き用
    回転ポンプと、H2吸着用チャコールパネルを有しない
    クライオポンプと、H2排気用拡散ポンプとを並列に接
    続し、かつ上記拡散ポ刀°に補助ポンプを直列に接続し
    てなるAIメッキ装置。
JP1592482U 1982-02-09 1982-02-09 Alメツキ装置 Expired JPS5932589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1592482U JPS5932589Y2 (ja) 1982-02-09 1982-02-09 Alメツキ装置

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JP1592482U JPS5932589Y2 (ja) 1982-02-09 1982-02-09 Alメツキ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58121367U JPS58121367U (ja) 1983-08-18
JPS5932589Y2 true JPS5932589Y2 (ja) 1984-09-12

Family

ID=30028316

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JP1592482U Expired JPS5932589Y2 (ja) 1982-02-09 1982-02-09 Alメツキ装置

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JPS58121367U (ja) 1983-08-18

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