JPS5932276Y2 - 釣ざを用蓋兼糸巻リ−ル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は伸縮自在にした釣ざをの先端部に糸巻リール
を兼ねた蓋体を嵌着することにより道糸の取付と高値な
リールの取付を省いた釣ざを用貴兼糸巻リールに関する
ものである。

従来釣さをは使用する毎に道糸の着脱、魚釣用糸巻（リ
ール）を釣ざをに取付けなければならず、手間がかかり
、面倒くさく、夕方くらくなったり、夜明前のくらがり
ての取付作業で部品が見えなくなることも少くなく釣道
具は高値なため損失すると経済的に負担がかかり過ぎる
等の難点があり、これらを解決する為に創作したもので
ある。

しかるに本考案はこれらの問題を解消するために開発さ
れたもので、以下図面を参照しながら説明すれば、第１
、第２図に示したように三段または四段に伸縮する釣ざ
を７．８．９の先端部外周に嵌合される蓋体１の中間部
を内外に凹凸して糸巻凹部４を蓋体戊型持形成せしめ、
蓋体１の上部胴に複数個の針止孔２ａを穿孔し、次ぎに
蓋体１の前側面または前後側面相対的位置に三日月形上
下糸折溝３を穿設し、さらに下糸折溝３と下辺挿入口６
との中間部前後対象位置に、内外に挿通して嵌合溝５を
設け、嵌合溝の外側より魚釣ざを９を締付けるＯＵ形状
弾性環すを嵌合して糸と釣ざをおよび蓋体が不用意に脱
落しないようにした構成で、図中符号ａは蓋体内申間部
、１０は釣ざを９の上面止結具、２は蓋体上面、Ｈは釣
針である。

第３図は第１図のＢ−Ｂ線の横断面図で、蓋体１の内申
間部ａ内に外側より２番釣ざを７、その内側に３番釣ざ
を８、その内側に４番継釣ざを９が伸縮自在に釣ざを収
納部（図面省略）に短く収縮して内申空部に定置し、蓋
体１の下部内に収納された状態を示したものである。

また蓋体１は硬質透明樹脂材で透視されるので、蓋体の
下糸折溝３と下辺挿入口６との中間前後面に対象的に穿
設した嵌合溝５が透視されている。

第４図は第１図のＡ−Ａ線横断面図で、蓋体１の内申間
部ａに２番継釣ざを７．３番継釣ざを８．４番継釣ざを
９が伸縮自在に収納され、蓋体１の左右は欠かきされて
嵌合溝５が穿設されのおり、蓋体１の外周より嵌合溝５
に向って点線で示すようにＯＵ形状弾注環すを掛合して
嵌合溝５に嵌込むことにより、４番継釣ざを９の前端部
に蓋体１は釣ざをに嵌合しながら固着され他動によらさ
れば離脱しないように装着する。

第５図は本考案の蓋兼糸巻リールを４番継釣ざを９の前
端部に嵌挿固定した状態を示したもので、第６，７図は
使用実施例を示した図で、三または４番継釣ざを９の前
面中央部に取付られている。

道糸止結具１０に道糸の後端は給止され、第１゜２図に
示したように、蓋体１の上面２の周辺に穿孔した針止孔
２ａに釣針Ｈを蓋体の外側から引掛は道糸１２を二つ折
にして蓋体下部に穿った三日月形糸押溝３に挟持せしめ
ながら、蓋体１の中間部に凹凸して設けた糸巻凹部に道
糸１２を巻きつけ上昇し最後の余端を蓋体上部に穿った
三日月形上部糸押溝に嵌合挟持せしめ釣糸の巻取りを修
了し、釣ざを９の前端部に固定するために、下糸折溝と
釣ざを９を挿入する下辺挿入口６との間に穿設した嵌合
溝５の外側よりＯＵ形状弾性ｉｂを嵌込み固着し、四番
継釣ざを９、三番継釣ざを８、二番継釣ざを７と順次押
圧して釣ざを収納ざお内に第５図のように収納される。

道糸の巻き方は前述の逆でもよい。

次ぎに釣ざを使用するときは、３〜４番継釣ざを９，８
の前端より蓋体１を第６図のように離脱し、三日月形糸
押溝３より最後に挟持させた道糸１２の余端をはずし、
第７図のように釣ざを９の前端を支承し釣ざを８，７を
釣ざを収納部より引き出し蓋体１の中間の糸巻凹部４よ
り通約１２をほぐし蓋体上面２の外周に穿設した針止孔
より離脱して第７図のように道糸の中間に中継具１４を
介して二本〜三本に釣糸と釣針を分けて道糸に連結して
魚釣を簡単に楽しめるようにしたので、次のような効果
がある。

第１に蓋体１と道糸巻が一体になっているから、使用す
るたびに道糸、魚釣用糸巻取リールを着脱の手間がかか
らない。

２ 蓋体１の上面周に釣針Ｈを保持する針止孔２ａが複
数個穿孔されていて釣針を引掛け、糸巻凹部に道糸１２
が巻着して釣ざを９と共に釣ざを収納ざを（手元の釣ざ
をを言う）に付随しているから部品のふん失等がなく大
変便利である。

３ 蓋体の下糸折溝と下辺挿入口６との間前後に設けた
嵌合溝５に釣ざを９を挟持せしめる弾性環５がはめ込ま
れているから、釣ざをの振動等で不用意に蓋体、部品の
離脱がない。

以上説明したように構造が簡単で、初心者でも、リール
が省かれていて取付、操作が容易で、故障することもな
く、釣ざをと一体になるから、持運びも容易で、大変便
利で、実用上その効果は極めて有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の要部拡大側面図、第２図は要部拡大断
面図、第３図はＢ−Ｂ線断面図、第４図はＡ−Ａ線拡大
横断面図、第５図は収納状態を示す側面図で、第６図は
本考案を使用せんとする状態を示した側面図、第７図は
使用例を示す側面図である。 ａ；蓋体的中空部、ｂ；弾性環、１；蓋体、２；蓋体上
面、３；三日月形糸押溝、２ａ；針止孔、４：糸巻凹部
、５：嵌合溝、６；下辺挿入口、７；二番継釣ざを、８
；三番継釣ざを、９：四番継釣ざを、１０；道糸止結具
、１１；釣ざを収納部、１２；道糸、１３；釣針、１４
；中継具より成る。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 釣ざを９の先端部に嵌合される蓋体１の中間部を内外に
   凹凸して糸巻凹部４を形成せしめて蓋体を或渠し、蓋体
   １の上周面に針止孔２ａを複数個穿孔し、つぎに蓋体１
   の前側面または前後側面上下対象位置に三日月形上、下
   糸折溝３を設け、さらに下糸折溝３と下辺挿入口６との
   中間部前後に挿通し嵌合溝５を穿設し、嵌合溝の外側よ
   り釣ざを９を締付ける弾’ｅｆ＝ｆＪＵ ｂを嵌着する
   ように成型したことを特徴とした釣ざを用蓋兼糸巻リー
   ル。