JPS5932206B2 - 圧延鋼板の自動板厚制御におけるロックオンタイミング決定方法 - Google Patents
圧延鋼板の自動板厚制御におけるロックオンタイミング決定方法Info
- Publication number
- JPS5932206B2 JPS5932206B2 JP50021353A JP2135375A JPS5932206B2 JP S5932206 B2 JPS5932206 B2 JP S5932206B2 JP 50021353 A JP50021353 A JP 50021353A JP 2135375 A JP2135375 A JP 2135375A JP S5932206 B2 JPS5932206 B2 JP S5932206B2
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- JP
- Japan
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- thickness control
- lock
- steel plate
- plate thickness
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼板のゲージメータ一方法による自動１ｉ４［
ＩＪ御におけるロックオンタイミング決定方法の改良に
関する。
ＩＪ御におけるロックオンタイミング決定方法の改良に
関する。
周知の如く鋼板の自動板厚制御は、鋼板が圧延機に噛み
込まれてから直ちに行なわれるのではなく、鋼板の先端
よりある長さのところから開始されるようになされてい
る。
込まれてから直ちに行なわれるのではなく、鋼板の先端
よりある長さのところから開始されるようになされてい
る。
換言すれば鋼板の先端部には、先端からある長さだけ板
厚無制御の部分が存在するようになされている。
厚無制御の部分が存在するようになされている。
この無制御部分は、品質的に好ましくないので精整段階
で切除されスクラップとなるのであるが、これが必要以
上に長い場合は歩留りの低下をきたし、この部分が長短
様々であるとライン上で適正な切除ケ所を決定するうえ
で不具合を生ずる。
で切除されスクラップとなるのであるが、これが必要以
上に長い場合は歩留りの低下をきたし、この部分が長短
様々であるとライン上で適正な切除ケ所を決定するうえ
で不具合を生ずる。
従って、この無制御部分は適正な長さを有せしめなけれ
ばならないことは勿論であるが、それが一定であること
が望ましい。
ばならないことは勿論であるが、それが一定であること
が望ましい。
しかるに、従来この無制御部分は、鋼板の圧延機への噛
み込み時から板厚制御装置のロックオンまでの一定時間
を適当なタイマー装置にセットして得られるようになさ
れていた。
み込み時から板厚制御装置のロックオンまでの一定時間
を適当なタイマー装置にセットして得られるようになさ
れていた。
従って噛み込み速度の変動により無制御長さも変ってい
た。
た。
即ち噛み込み速度が遅いときは無制御長さが短かくなり
、噛み込み速度が早いときは無制御長さが長くなるとい
う欠点が生じていた。
、噛み込み速度が早いときは無制御長さが長くなるとい
う欠点が生じていた。
本発明はかかる従来の欠点を除去し、噛み込み速度の変
動に関係なく、鋼板先端の無制御長さ部分を一定もしく
はほぼ一定になさしめんとするものである。
動に関係なく、鋼板先端の無制御長さ部分を一定もしく
はほぼ一定になさしめんとするものである。
そのため、ロックオンタイミング（ロックオンまでの時
間）を噛み込み速度の変化に応じて変化させるものであ
る。
間）を噛み込み速度の変化に応じて変化させるものであ
る。
本発明はゲージメータ一方法により自動板厚制御に適用
するものであるが、ゲージメータ一方法の自動板厚制御
はロールの圧下刃を検出して板厚を制御する方法である
。
するものであるが、ゲージメータ一方法の自動板厚制御
はロールの圧下刃を検出して板厚を制御する方法である
。
圧下刃Ｐと圧延後の板厚りとの間には、一般に
Ｐ＝Ｋ（ｈ−８ｏ）
の関係が成立する。
ここで、Ｓｏは無負荷時のロール設定間隙であり、Ｋは
ロールからハウジングまでを総合した圧延機のバネ定数
である。
ロールからハウジングまでを総合した圧延機のバネ定数
である。
従って
ｈ＝Ｓｏ＋Ｐ／に
となる。
いま目標とする板厚をｈ、板厚偏差を△ｈ 、ｈ−＋ｈ
＋△ｈとするとすると、ｈ＋△ｈ＝Ｓｏ＋Ｐ／に となり、故に板厚偏差は、 △ｈ＝Ｓｏ十Ｐ／に−ｈ で表わされる。
＋△ｈとするとすると、ｈ＋△ｈ＝Ｓｏ＋Ｐ／に となり、故に板厚偏差は、 △ｈ＝Ｓｏ十Ｐ／に−ｈ で表わされる。
そこで圧下刃Ｐをロードセルで検出し、△ｈ＝ｏとなる
ように圧下制御すればよい。
ように圧下制御すればよい。
これを第１図で説明する。
圧延機はワーク口−ル３．３′、バックアップロール４
，４′を駆動モーター２によって駆動し、圧下スクリュ
ー５、圧下スクリュー駆動用ギア６、ウオームギヤ７を
介して圧下モーター８によって圧下調節されるよう構成
され、鋼板１はこのように構成された圧延機によって圧
延伸長される。
，４′を駆動モーター２によって駆動し、圧下スクリュ
ー５、圧下スクリュー駆動用ギア６、ウオームギヤ７を
介して圧下モーター８によって圧下調節されるよう構成
され、鋼板１はこのように構成された圧延機によって圧
延伸長される。
１０は板厚制御装置、１１は板厚制御装置１０からの圧
下指令量により電源Ｓからの電力を受けて圧下モーター
に供給する電力制御装置、１２はタイマー装置、１３は
圧下刃を検出するロードセル、１４はロール間隙を検出
するポテンションメーターである。
下指令量により電源Ｓからの電力を受けて圧下モーター
に供給する電力制御装置、１２はタイマー装置、１３は
圧下刃を検出するロードセル、１４はロール間隙を検出
するポテンションメーターである。
いま板厚制御装置１０に板厚目標りが設定され、ポテン
ショメーター１４からロール間隙量信号Ｓｏを与えられ
て、鋼板１が圧延機に噛み込まれると、ロードセル１３
が圧下刃Ｐ信号を送り、タイマー１２はＰ信号を一定時
間遅延せしめて板厚制御装置１０に送り、板厚制御装置
は圧下量を計算して電力制御装置１１にワークロール３
．戟バックアップロール４，４′を圧下するに必要な電
力を圧下モーター８に供給すべく信号を発する。
ショメーター１４からロール間隙量信号Ｓｏを与えられ
て、鋼板１が圧延機に噛み込まれると、ロードセル１３
が圧下刃Ｐ信号を送り、タイマー１２はＰ信号を一定時
間遅延せしめて板厚制御装置１０に送り、板厚制御装置
は圧下量を計算して電力制御装置１１にワークロール３
．戟バックアップロール４，４′を圧下するに必要な電
力を圧下モーター８に供給すべく信号を発する。
かくして目標とする板厚りを有する鋼板が得られるので
あるが、鋼板の先端部には鋼板１が圧延機に噛み込んだ
ときのＰ信号がタイマー１２で遅延されただけに相当す
る長さの無制御部分が存在するのである。
あるが、鋼板の先端部には鋼板１が圧延機に噛み込んだ
ときのＰ信号がタイマー１２で遅延されただけに相当す
る長さの無制御部分が存在するのである。
そしてこの無制御部分の長さは、噛み込み速度即ち噛み
込み時のロール回転速度（駆動モーター２の回転速度）
の変動によって変動し一定しない。
込み時のロール回転速度（駆動モーター２の回転速度）
の変動によって変動し一定しない。
これが従来のロックオンタイミング決定方法である。
本発明は鋼板先端部の無制御長さを一定にするため、従
来のタイマー装置１２を、鋼板の噛み込み速度に従って
、出力の変化する関数発生器１２／とじた。
来のタイマー装置１２を、鋼板の噛み込み速度に従って
、出力の変化する関数発生器１２／とじた。
今噛み込み速度をｖ ｍ／ｍ 、噛み込みから、板制御
装置作動開始迄の時間をＩ ＳｅＣとすると、無制御長
さ１ｍは、ｌ＝ｔ・■となる。
装置作動開始迄の時間をＩ ＳｅＣとすると、無制御長
さ１ｍは、ｌ＝ｔ・■となる。
本発明は、このｌを一定にすることを目的としており関
数発生器は、■の変化にかかわらずｌを一定にするｔを
演算するものである。
数発生器は、■の変化にかかわらずｌを一定にするｔを
演算するものである。
これを第２図に依り説明すると、１５は速度検出発電機
であって、圧延機の駆動モータ２に直結されており、鋼
板１の噛み込み時の速度に比例した電圧を発生しその電
圧を関数発生器１２に出力する。
であって、圧延機の駆動モータ２に直結されており、鋼
板１の噛み込み時の速度に比例した電圧を発生しその電
圧を関数発生器１２に出力する。
この関数発生器１ｚは、ロードセル１３から、Ｐ信号が
入ってから、板厚制御装置に作動開始信号を出力する迄
の時間を、速度検出発電機１５の出力電圧の大きさに依
って、前述の関数に従って演算して、出力する。
入ってから、板厚制御装置に作動開始信号を出力する迄
の時間を、速度検出発電機１５の出力電圧の大きさに依
って、前述の関数に従って演算して、出力する。
結局、鋼板の噛み込み速度に応じて、作動する為、噛み
込み速度の変動にかかわらず、鋼板先端部の無制御長さ
を一定に保つことができるのである。
込み速度の変動にかかわらず、鋼板先端部の無制御長さ
を一定に保つことができるのである。
以上説明したところから明らかなように本発明によれば
圧延機の噛み込み速度の変動によって生ずる鋼板先端部
の無制御部分の長短を解消し、常にこれを一定長さにす
ることができるので、歩留りの向上と精整段階での無制
御部切除位置を決定するうえに便宜となり製造ラインの
円滑な運転に資するところ大なる利点がある。
圧延機の噛み込み速度の変動によって生ずる鋼板先端部
の無制御部分の長短を解消し、常にこれを一定長さにす
ることができるので、歩留りの向上と精整段階での無制
御部切除位置を決定するうえに便宜となり製造ラインの
円滑な運転に資するところ大なる利点がある。
第１図は従来のゲージメータ一方法による自動板厚制御
の概要を示す図、第２図は本発明の一実施例を示す図。 １：鋼板、２：駆動モーター、３，３’：ワークロール
、４，４’：バックアップロール、８：圧下モーター、
１０：板厚制御装置、１２：タイマー装置、１ｚ：関数
発生器、１３：ロードセル、１４：ポテンショメーター
、１５：速度発電機。
の概要を示す図、第２図は本発明の一実施例を示す図。 １：鋼板、２：駆動モーター、３，３’：ワークロール
、４，４’：バックアップロール、８：圧下モーター、
１０：板厚制御装置、１２：タイマー装置、１ｚ：関数
発生器、１３：ロードセル、１４：ポテンショメーター
、１５：速度発電機。
Claims (1)
- １ 鋼板が圧延機に噛み込まれてから板厚制御装置がロ
ックオンされるまでの時間を噛み込み速度に応じて変化
させることにより、上記ロックオン時間と噛み込み速度
との積で定まる鋼板の無制御長さを噛み込み速度に関係
なく一定となるようにすることを特徴とする鋼板の自動
板厚制御におけるロックオンタイミング決定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50021353A JPS5932206B2 (ja) | 1975-02-20 | 1975-02-20 | 圧延鋼板の自動板厚制御におけるロックオンタイミング決定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50021353A JPS5932206B2 (ja) | 1975-02-20 | 1975-02-20 | 圧延鋼板の自動板厚制御におけるロックオンタイミング決定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5195965A JPS5195965A (ja) | 1976-08-23 |
| JPS5932206B2 true JPS5932206B2 (ja) | 1984-08-07 |
Family
ID=12052721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50021353A Expired JPS5932206B2 (ja) | 1975-02-20 | 1975-02-20 | 圧延鋼板の自動板厚制御におけるロックオンタイミング決定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932206B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62135014U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-25 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5471754A (en) * | 1977-11-21 | 1979-06-08 | Kawasaki Steel Corp | Controlling method for lock-on |
-
1975
- 1975-02-20 JP JP50021353A patent/JPS5932206B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62135014U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5195965A (ja) | 1976-08-23 |
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