JPS5932042Y2 - 静電容量型記録媒体再生装置 - Google Patents

静電容量型記録媒体再生装置

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JPS5932042Y2
JPS5932042Y2 JP11672080U JP11672080U JPS5932042Y2 JP S5932042 Y2 JPS5932042 Y2 JP S5932042Y2 JP 11672080 U JP11672080 U JP 11672080U JP 11672080 U JP11672080 U JP 11672080U JP S5932042 Y2 JPS5932042 Y2 JP S5932042Y2
Authority
JP
Japan
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recording medium
needle
disk
carriage
carbon fiber
Prior art date
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Expired
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JP11672080U
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English (en)
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JPS5740147U (ja
Inventor
正義 内田
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は静電容量型記録媒体再生装置に係り、特に再生
針を収納保持するキャリッジにカーボンファイバ刷子を
懸吊して設けこれを回転記録媒体に接触させてなる構成
とすることにより、回転記録媒体に帯電した静電気を逃
がして再生針と回転記録媒体との間での放電現象の発生
を無くし、再生針の電極の保護を図りつる静電容量型記
録媒体再生装置を提供することを目的とする。
静電容量型情報記録媒体(ディスク)は、合成樹脂製盤
であり、取扱い中に静電気が帯電する。
静電気が多く帯電すると、再生針をディスクに添接させ
るとき及びディスクより離すときに、再生針の電極とデ
ィスクとの間に放電が起こり、電極が不要に損傷すると
いう事大な欠点があった。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下図面と共
にその一実施例について説明する。
第1図は本考案になる静電容量型情報記録媒体再生装置
の要部の一部横断平面図、第2図及び第3図は夫々第1
図中■−■線及び…−…線に沿う縦断面図である。
静電容量型情報記録媒体再生装置1は、金属板を折曲げ
て筐体状としてなるキャリッジ2が静電容量型情報記録
媒体(ディスク)3の上側をその半径方向(矢印R1t
R2方向)に移動し、キャリッジ2内の再生針4が矢印
A方向に回転するディスク1のトラックを相対的に添接
走査し、情報信号を再生する構成としである。
ディスク1のトラックは情報信号に応じたピットパター
ンとしてなり、表面に誘電被膜が被着しである。
再生針4は背面に電極を被着形成してなる構成としであ
る。
再生針の電極によりピットパターンが静電容量の変化と
して検出され、情報信号が検出される。
この信号検出のために、キャリッジ2内には、金属板製
の同軸共振器筐体5が設けてあり、再生針4の電極と共
振器の中心導体6とが金属リボン7を介して電気的に接
続しである。
なお、再生針4はピックアップアーム8の先端に固着し
である。
ピックアップアーム8の基部側はゴム製部材9により回
動可能に支持してあり、アーム8は、アーム基部側に圧
入しである永久磁石片10に対向配設しである針昇降コ
イル11に制御電流を流すことにより垂直面内で回動し
、再生針4が昇降動作する。
捷た、ディスク3はターンテーブル12上に載置固定さ
れて回転する。
15は本考案の要部をなす導電性を有するカーボンファ
イバ刷子であり、キャリッジ2の下面に固定しである金
属製保持部材16の下端に固定してあり、静電気除去用
刷子として機能する。
これにより、カーボンファイバ刷子15は、保持部材1
6、キャリッジ2、及び筺体5を介して中心導体6の基
部6aと電気的に接続された状態にある。
また、カーボンファイバ刷子15は、キャリッジ2中矢
印R1方向端、即ち内側端2aに配設してあり、キャリ
ッジ移動時にディスク3の上面に添接する位置1で下方
に延在している。
再生針4の電極とディスク3との間での放電は、再生針
4をディスク3に添接させるとき及びディスク3より離
すときに起こりうるが、本考案においては、このときに
カーボンファイバ刷子15がディスク3の上面に接触し
ているため、上記放電は起こらない。
即ち、ディスク再生に際して、キャリッジ2は第1図中
部点鎖線で示す待機位置より矢印矢R1方向に移動し、
上昇している再生針4がディスク3の外周近傍に対向す
る位置に到ったときに、再生針4が下降してディスク3
に添接して再生を開始する。
このとき、キャリッジ2の内側端2aはディスク3に一
部か\つた状態にあり、カーボンファイバ刷子15は既
にディスク3の上面に接触している。
従ってディスク3とキャリッジ2とが短絡された状態に
あり、ディスク3の上面の電位と再生針4の電極の電位
とが同電位となり、再生針添接時に再生針とディスク3
との間での放電は起こらない。
また、再生終了又は中断に際して、再生針4が上動され
るが、このときカーボンファイバ刷子15はなおもディ
スク3に接触した状態にある。
このため、再生針4がディスク3の上面より離れるとき
にもこの間での放電は起こらない。
寸た、カーボンファイバ刷子が再生針昇降動作に関連し
て上下動し、再生針がディスクに接触する前に刷子がデ
ィスクに接触し、再生針がディスクより離れた後に刷子
がディスクより離れる構成とすることも出来、同様の効
果を奏する。
また、上記のカーボンファイバ刷子15を設けることに
より、ディスククランプ機構を利用しての静電気除去手
段を特別に設ける必要がなくなり、装置の構成はそれだ
け簡略化される。
上述の如く、本考案になる静電容量型記録媒体再生装置
によれば、再生針を収納保持するキャリッジにカーボン
ファイバ刷子を懸吊し、再生針がディスクに添接すると
き及びディスクより離れるときに、カーボンファイバ刷
子がディスクに接触しておりディスクとキャリッジとが
短絡する構成としであるため、極めて簡単な構成により
再生針の電極とディスクとの間での放電の発生を確実に
防止することが出来、然して放電が原因での再生針の電
極の損傷を無くすることが出来る等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる静電容量型情報記録媒体再生装置
の要部の一部横断平面図、第2図及び第3図は夫々第1
図中ll−11線及びIII−III線に沿う縦断面図
である。 1・・・静電容量型情報記録媒体再生装置、2・・・キ
ャリッジ、3・・・静電容量型情報記録媒体(ディスク
)、4・・・再生針、5・・・同軸共振器筐体、6・・
・中心導体、6a・・・基部、7・・・金属リボン、8
・・・ピックアップアーム、12・・・ターンテーブル
、15・・・カーボンファイバ刷子、16・・・保持部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 情報信号がピットパターンとして記録しである回転記録
    媒体を電極を有する再生針により相対的に走査して情報
    信号を静電容量の変化として検出して再生する装置にお
    いて、該再生針を保持して該回転記録媒体の半径方向に
    移動するキャリッジにカーボンファイバ刷子を懸吊して
    なり、再生時に該カーボンファイバ刷子が該回転記録媒
    体の上面に接触して該回転記録媒体と該キャリッジとを
    短絡する構成の静電容量型記録媒体再生装置。
JP11672080U 1980-08-18 1980-08-18 静電容量型記録媒体再生装置 Expired JPS5932042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11672080U JPS5932042Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 静電容量型記録媒体再生装置

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JP11672080U JPS5932042Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 静電容量型記録媒体再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS5740147U JPS5740147U (ja) 1982-03-04
JPS5932042Y2 true JPS5932042Y2 (ja) 1984-09-08

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JP11672080U Expired JPS5932042Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 静電容量型記録媒体再生装置

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JP2020177105A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 株式会社ブイ・テクノロジー 露光用ミラー、露光用ミラーの製造方法、および該露光用ミラーを備える露光装置

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Publication number Publication date
JPS5740147U (ja) 1982-03-04

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