JPS5931896B2 - アナログ−デジタル変換器の差動非直線性補正回路 - Google Patents

アナログ−デジタル変換器の差動非直線性補正回路

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JPS5931896B2
JPS5931896B2 JP751877A JP751877A JPS5931896B2 JP S5931896 B2 JPS5931896 B2 JP S5931896B2 JP 751877 A JP751877 A JP 751877A JP 751877 A JP751877 A JP 751877A JP S5931896 B2 JPS5931896 B2 JP S5931896B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアナログ−デジタル変換器の特性改善に関する
アナログ−デジタル変換器(以下A−D変換器と称す)
の精度(Accuracy)は量子化エラー(Quan
tization Error)、差動直線性等によっ
て決まる。
A−D変換器のアナログ入力電圧がある直変化しでも出
力データに変化をきたさない範囲が存在し、A−D変換
器は士−!−LSBの不確定性を持っている。
第1図はこの量子化エラーのようすを示し、この量子化
エラーはA−D変換器では避けることのできない誤差で
ある。
従って、量子化エラーのみのA−D変換器が理想的なA
−D変換器とされている。
また第2図a、bは実際のA−D変換器の差動非直線性
のようすを示し、ある入力信号によって得られる出力デ
ータが次のデータに変化するために必要な入力電圧変化
は理想的には±ILSBでなくてはならないが、ある基
準点(例えば零点)を中心として第2図a、bのように
差動非直線の特性を示す。
そのため、実際のA−D変換器においては±I LS
B以下の極めて微小の入力端子の変動で、出力データが
次のデータに変化してしまい、前記基準点が非常に不正
確となっているものである。
前者の量子化エラーはA−D変換器の分解能に帰因して
いるため、A−D変換器をビット数が多く分解能の良い
ものとすることで容易に改善できるが、後者の差動非直
線性はA−り変換器の分解能を良くしたところで、前記
基準点の安定は向上するものでない。
そのため、この差動非直線性はA−D変換器を内蔵した
電子式計重機において、零点の安定性に大きな問題を有
していた。
そこで本発明はA−D変換器の差動非直線性を補正し、
零点の安定性を向上させることのできるハードウェアか
らなる差動非直線性補正回路を提供するものである。
まず本発明の詳細な説明する。
本発明の差動非直線性補正回路はA−D変換器の出力デ
ータを入力し、前記第2図a、t)の特性を第1図の理
想的な特性に近かづけ、零点の安定性を向上させようと
するものである。
該補正回路はA−D変換器量カデータD。
から但しH>hの 演算を行い、かつILSB以下の値を切り捨てた値を差
動非直線性補正後の値として出力するものである。
例えばH=5LSB 、h=2LsBとすると、第3図
に波線で示すように第2図すは零点から±3LSBで出
力データが変化し、零点の安定性が向上するとともに第
1図の理想的なA−D変換器に近かづき、差動非直線性
が補正されるものである。
従ってHの数値が大きくなるほど差動直線性は向上し、
hの値も大きいほど零点の安定性は向上するものである
前記で ILSB以下を切り捨てた値を出力する演算動作はソフ
トウェアで行うことは容易であるが、本発明は前記 でILSB以下の出力を 切り捨てた演算結果を出力するハードウェアからなる前
記補正回路を提供するものである。
以下本発明の一実施例を第4図に基づいて説明する。
第4図において、DI t D2 j D3 t D4
は4桁で出力されたA−D変換器の出力データDoを示
し、Dlが最下位桁の出力データを示す。
また出力テ゛−タD1.D2.D3.D4はそれぞれ1
−2−4−8コードの′do1do2do、 dos
+1 u ddda II″d2111 1
2 14 18ddd””+31 ds
2d34 a3g”22 24 28 で表わされている。
FAl、FA2.FA3゜FA4はそれぞれ4ビット−
2進並列の全加算回路で、前記出力データD1.D2.
D3゜D4に対応して設けられ、それぞれに出力データ
D1.D2.D3.D4が入力されている。
また、全加算回路FA1においては被加数のdot
d02d04 dos”の他に1−2−4−8コード
の加数”i o 1i ”が入力されている。
他の全加算回路FA2.FA3.FA4において、加数
入力端子は全て論理レベル″0”に接続されている。
Pは判別回路で、2つの入力端子R,Sを持ち、入力端
子Sが論理レベル”1″にあるとき他方入力端子Rの論
理レベル゛1″をインビットして出力するものである。
いま、入力端子Rには全加算回路FA、のキャリー出力
信号C1が入力され、入力端子Sには前記出力データD
、のI ao8t?が入力されている。
また、該信号”a o8nは全加算回路FA2に下位桁
からのキャリー信号として接続されている。
Jl 、+2 t +3は純2進−BCD変換回路で、
それぞれ前記全加算回路FA2.FA3.FA4に対応
して設けらへ全加算回路FA2.FA3.FA4出力の
純2進数を入力し、BCD信号に変換して出力している
ここで、それぞれの純2進−BCD変換回路J1゜+2
.+3の1−2−4−8−16コードの出力信号をそれ
ぞれ”0o20o40o80.1C2″”0□2 01
4 018 021 C3””02□ 024028
03□ C4″とする。
なお、前記純2進−BCD変換回路J1の信号−1c
211は次桁の全加算回路FA3にキャリー信号きして
入力され、純2進−BCD変換回路J2の信号C3は全
加算回路FA4にキャリー信号として入力されているo
Dlo 、D20 t D3o 、D40は該補正回
路出力信号で、それぞれBCD信号で、A−D変換器差
動非直線性補正後の出力データを表わしている。
I)toが最下位桁の補正出力データをを示し、D20
t I)so j D40が順次上桁の出力データを
示す。
ここで前記出力データD1゜は前記判別回路P出力信号
O61と純2進−BCD変換回路J1の出力信号″00
2’004ooa 011 ”の内、1−2−4−8
コードで′0o1002 004 oos ”を出力
信号としている。
以下同様にD205 I)30はそれぞれ 011 0
12o14o18”“0□102□ 0240□8″で
ある。
ここで最上桁の出力データD40は該補正回路入力デー
タD。
が4桁であるため1−2−4−8:I−ト(7)うち、
1−2”を純2進−BCD変換回路J3のoat o
3□″とし、”4−8”は常に論理レベル”0″に接続
されている。
例えば、A−D変換器出力データD。
が1゜進数表現で(1234)という値であったとする
と、前記演算を行うと該補正回路出力D 3,4)、、
/D1oには 247という値の信号が発生するはずである。
該補正回路にA−D変換器の出力データD。
のD4 j D3 j D2 、DIにそれぞれ8−4
−2−1コードのBCD信号000110010100
1110100が入力されると、全加算回路FA1では
’aos d04 d02 dol ”の信号”
o i o o ”と加数であるBCD信号” 11
01 ”とが加算され、10001 ”のうち5ビット
目信号C1を前記判別回路Pの入力端子Rに入力する。
このとき、他方の入力端子Sはd。8が論理レベル”0
″であるため、該判別回路Pは入力端子Rをインヒビッ
トせず0゜1として論理レベル”1”を出力する。
全加算回路FA2においては、前記出力テ゛−タD2の
”dts di4d12 dll”の信号”001
1”と出力データDIの“do8″からのキャリー信号
との加算を行い、その結果を純2進−BCD変換回路J
1出力する。
ここでao811が論理レベルn Ottでキャリー信
号がないため、全加算回路FA2は’ 0011 ”を
出力している。
該信号″0011”は純2進−BCD変換回路J1の出
力信号002 004 ooa O□1″に110
0 ”と出力され、補正後の最下位桁のデータD 10
のoo8004 002 001 ”にBCD信号で”
0111 ”が出力される。
更に、全加算回路FA3においては純2進−BCD変換
回路J。
の入力信号がBCD和で10以下の値であったため、下
位桁からのキャリー信号C2は入力されず、前記出力デ
ータD3の’0010”が純2進−BCD変換回路J2
に入力され、該変換回路J2は°0゜1018 0□4
o12”として” o i o o ”を出力する。
従ってD20の0,8o14o、2o、、”にはBCD
信号テ” 0100 ”が出力される。
同様に純2進−BCD変換回路J3出力゛0310□8
024 o22”として” 0001 ”が出力さ
れ、D (D ” 0゜、30240 o22o21”にはBCD信号で’ 0010 ”が出
力される。
このときD40は’ o o o o”テする。
従ってD30/ D20/ DtoにはBCD信号00
101010010111が発生している。
該信号は、10進数表現すると(247)で、前記仮定
と一致している。
また、A−D変換器出力データが「98」の場合、A−
D変換器の出力データD2 j DIにそれぞれ、8−
4−2−1コードのBCD信号1001/1000が入
力される。
全加算回路FA1では加数信号” i i o i ”
とが加算され、10101”のうち5ビツト目の信号C
7を判別回路Pに入力する。
ここでA−D変換器出力データD1のd。
8が論理レベル゛′1′′であるため、前記C1の論理
レベル゛1″をインヒビットし t+ Oo1+1は論
理レベル”0″となる。
全加算回路FA2においては前記出力データD2の”d
18 d14 ct1□ d、 、 uの信号”
l 001 ”と出力デ゛−タD1の信号N do8I
+からのキャリー信号との加算を行い、 1001← d18 d14 d12 dll
”この1010 ”は純2進数であるため純2進−BC
D変換回路J1を介してBCD表現に修正してc201
1 008 004 002として”i o o o
o ”と出力される。
従って、このとき、補正後の最下位桁のデータD1oの
”oo8oO4oo2oo、”はo o o o ”と
なる。
全加算回路FA3においては、前記A −D変換器出力
データD3が’ o o o o ”であるが、純2進
−BCD変換回路J1からのキャリー信号があるため、
”o□1 018 0□4 o12”として”000
1”を出力し、D20の’o18o14o、2o、”は
” o o i o ”を出力する。
従ってD 20 / D 10にはA−D変換器の差動
非直線性補正後のBCD信号001010 O00が発
生している。
該信号を10進数表現すると(20)であり、による演
算結果と一致した値が出力されている。
上記実施例において、A−D変換器出力データを4桁と
したが0桁であっても同様である。
以上説明のように本発明の差動非直線性補正回路による
と、ビット数が多く分解能の良いアナログ−デジタル変
換器を使用するだけで、零点の安定性が向上したアナロ
グ−デジタル変換が可能である。
よってアナログ−デジタル変換器を内蔵した電子式計重
機等の零点の信頼性が著しく向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は理想的なアナログ−デジタル変換器の入出力特
性図、第2図a、bは実際のアナログ−デジタル変換器
の入出力特性図、第3図は本発明による差動非直線性補
正後のアナログ−デジタル変換器入出力特性図、第4図
は本発明の一実施例を示す差動非直線性補正回路のブロ
ック図である。 FA、、FA2.FA3.FA4・・・・・・4ビット
−2進並列全加算回路、Jl、J2.J3・・・・・・
純2進−BCD変換回路、P・・・・・・判別回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アナログ−デジタル変換器の0桁の出力データ(D
    l、D2.D3・・・・・・D、 )に対応した4ビッ
    ト−2進並列の全加算回路(FAlt FA2 t F
    A31・・・FA、)と、2つの入力端子R,Sを持ち
    、該入力端子Sが論理レベル”■”にあるとき他方入力
    端子Hの論理レベル″1”をインヒビットして出力する
    判別回路と、純2進−BCD変換回路(Jl。 J2.・・・J n−1)とを設け、全加算回路FA1
    において前記アナログ−デジタル変換器出力データの最
    下位桁の1−2−4−8コードのBCD信号D1” d
    ot do2 do4 dos”と、同じく1−2−
    4−8コードのBCD信号″1011”とを加算し、か
    つ前記出力データD1の”a8.99を次桁へのキャリ
    ー信号として全加算回路FA2に入力し、前記出力デー
    タのBCD信号D2”att d12 d14
    d18”との演算を行うとともに、該全加算回路FA2
    出力の演算結果を前記純2進−BCD変換回路J1を介
    して1−2−4−8コードの信号 002 004
    ooa 011”に変換し、該純2進−BCD変換回路
    J、のキャリー信号を全加算回路FA3に下位桁からの
    キャリー信号として入力し、該全加算回路FA3におい
    て前記出力データD3との演算を行い、該全加算回路F
    A、出力の演算結果を純2進−BCD変換回路J2を介
    して1−2−4−8コードの信号″0.2014018
    02□″に変換し、該純2進−BCD変換回路J2のキ
    ャリー信号を全加算回路FA4に下位桁からのキャリー
    信号として入力し、以下同様に0桁まで構成し、前記全
    加算回路FA1の出力するキャリー信号と、前記最下位
    桁の出力データD、の”do、 Uとをそれぞれ前記判
    別回路の入力端子R,Sに接続し、該判別回路出力信号
    O61と前記純2進−BCD変換回路J1の出力信号”
    0o20o4008 011 ”との内、”oot
    002004 ooa ”を前記アナログ−デジタル
    変換器の差動非直線性補正後の最下位桁の出力信号とす
    るとともに、純2進−BCD変換回路J、の出力信号”
    o、1”と前記純2進−BCD変換回路J2の出力信号
    ”012 014 0□80□1パとの内、”01゜0
    12 014 018 ”を前記補正後の最下位桁の次
    桁の出力信号として以下同様に差動非直線性補正信号を
    出力するように構成したことを特徴とするアナログ−デ
    ジタル変換器の差動非直線性補正回路O
JP751877A 1977-01-25 1977-01-25 アナログ−デジタル変換器の差動非直線性補正回路 Expired JPS5931896B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621345Y2 (ja) * 1989-08-31 1994-06-08 ピップフジモト株式会社 ゴキブリ捕獲器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621345Y2 (ja) * 1989-08-31 1994-06-08 ピップフジモト株式会社 ゴキブリ捕獲器

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