JPS5931716A - アレルギ−性疾患治療剤 - Google Patents
アレルギ−性疾患治療剤Info
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- JPS5931716A JPS5931716A JP58127528A JP12752883A JPS5931716A JP S5931716 A JPS5931716 A JP S5931716A JP 58127528 A JP58127528 A JP 58127528A JP 12752883 A JP12752883 A JP 12752883A JP S5931716 A JPS5931716 A JP S5931716A
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- JP
- Japan
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- therapeutic agent
- allergic
- immunoglobulin
- allergic disease
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- Prior art date
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/06—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies from serum
- C07K16/065—Purification, fragmentation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/08—Antiallergic agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/06—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies from serum
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K2039/505—Medicinal preparations containing antigens or antibodies comprising antibodies
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K2317/00—Immunoglobulins specific features
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ＩｇＥ 仲介アレルギー性疾患の新規な治
療剤に関するものである。
療剤に関するものである。
ＩｇＥ（免疫グロブリンＥ）は、感作されたアレルゲン
に対してアレルギー性を有する個体の反応を仲介するこ
とが知られている。このようなアレルギー反応は、全身
性の場合、例えば過敏性ショックまたは多発性アレルギ
ーと、器官特異性の場合とがある。アレルギー反応の個
々の例としては、呼吸器系のもの（アレルギー性喘息、
アレルギー性鼻炎等）、皮ふ性のもの（アレルギー性成
ふ炎、じんましん等）、胃腸性のもの、眼性のもの、そ
の他が含まれる。
に対してアレルギー性を有する個体の反応を仲介するこ
とが知られている。このようなアレルギー反応は、全身
性の場合、例えば過敏性ショックまたは多発性アレルギ
ーと、器官特異性の場合とがある。アレルギー反応の個
々の例としては、呼吸器系のもの（アレルギー性喘息、
アレルギー性鼻炎等）、皮ふ性のもの（アレルギー性成
ふ炎、じんましん等）、胃腸性のもの、眼性のもの、そ
の他が含まれる。
アレルギー性疾患、特に子供の呼吸器アレルギーの治療
にガンマグロブリンの筋肉内注射を用いることが知られ
ている。しかし、比較研究によると、このような治療は
無効であることがわかった（すなわち、治療例で得た結
果は偽薬投与例の結果より顕著によくはなかった）。
にガンマグロブリンの筋肉内注射を用いることが知られ
ている。しかし、比較研究によると、このような治療は
無効であることがわかった（すなわち、治療例で得た結
果は偽薬投与例の結果より顕著によくはなかった）。
驚＜へきことに、アレルギー性疾患が免疫グロブリンの
静脈内投与により効果的に治療できることが判明した。
静脈内投与により効果的に治療できることが判明した。
したがって、この発明は、静脈注射可能な多価完全免疫
グロブリン（ＩｇＧ）の有効量を投与することからなる
、ＩｇＥ仲介アレルギー性疾患の治療法を提供するもの
である。
グロブリン（ＩｇＧ）の有効量を投与することからなる
、ＩｇＥ仲介アレルギー性疾患の治療法を提供するもの
である。
この発明による処理対象として好ましいのは、呼吸器系
アレルギー性疾患、例えばアレルギー性喘息およびアレ
ルギー性鼻炎（枯草熱）、特に感染症に続発する呼吸器
系アレルギー、例えば気管支感染症に続発するアレルギ
ー性気管支炎である。
アレルギー性疾患、例えばアレルギー性喘息およびアレ
ルギー性鼻炎（枯草熱）、特に感染症に続発する呼吸器
系アレルギー、例えば気管支感染症に続発するアレルギ
ー性気管支炎である。
処理には治療と予防が含まれ、換言すると急性アレルギ
ー性発作の改善、および慢性アレルギー患者における急
性発作の予防が含まれる。
ー性発作の改善、および慢性アレルギー患者における急
性発作の予防が含まれる。
多価完全Ｉｇとは、（例えば高ペプシン濃度で）分解さ
れていず、７Ｓ−ＩｇＧ抗体の構造的並びに機能的完全
性を保持したものを意味する。好ましいものは、ＰＨ４
における緩和な酸性化を含む修正アルコール低温沈殿法
により血清分画から得られたものである。適当なものは
、スイス・レッド・クロス社が生産しサンド社がサンド
グロブリン（商標）として販売する免疫グロブリンＳＲ
Ｃである。氷晶の試験管内挙動は、Ｊ、レーマー等［種
々の静脈内投与用免疫グロブリン製剤の特性決定。
れていず、７Ｓ−ＩｇＧ抗体の構造的並びに機能的完全
性を保持したものを意味する。好ましいものは、ＰＨ４
における緩和な酸性化を含む修正アルコール低温沈殿法
により血清分画から得られたものである。適当なものは
、スイス・レッド・クロス社が生産しサンド社がサンド
グロブリン（商標）として販売する免疫グロブリンＳＲ
Ｃである。氷晶の試験管内挙動は、Ｊ、レーマー等［種
々の静脈内投与用免疫グロブリン製剤の特性決定。
１０種々の静脈内投与用免疫グロブリン製剤の蛋白組成
、抗体含量および特性決定。■、補体活性化およびスタ
フィロコッカス蛋白Ａへの結合」（ボックス・サンギニ
ス第４２巻第２号第６２−７３および７４−８０頁、１
９８２年）に記載されている。
、抗体含量および特性決定。■、補体活性化およびスタ
フィロコッカス蛋白Ａへの結合」（ボックス・サンギニ
ス第４２巻第２号第６２−７３および７４−８０頁、１
９８２年）に記載されている。
Ｉｇは、滅菌生理食塩水中２−６％溶液、好ましくは３
％溶液の形で静脈内注入により投与するのが好適である
。３％溶液の適当な注入速度は、例えば最初の１５分間
は１０ないし２０滴／分、次の１５分間は２０ないし３
０滴／分、その後は４０ないし５０滴／分である。
％溶液の形で静脈内注入により投与するのが好適である
。３％溶液の適当な注入速度は、例えば最初の１５分間
は１０ないし２０滴／分、次の１５分間は２０ないし３
０滴／分、その後は４０ないし５０滴／分である。
最適効果を得るためには、Ｉｇを１週間の期間、好まし
くは連続日に、２ないし５回の注入により投与するのが
望ましい。１回の治療で投与する全用量は、０．０５な
いし２ｇ／体重〜が好ましく、０．２ないし０．５ｇ／
ＫＰがさらに好ましい。１回の注入で投与するＩｇ量は
約１０ｇ以下が好ましく、約６ｇ以下がさらに好ましい
。
くは連続日に、２ないし５回の注入により投与するのが
望ましい。１回の治療で投与する全用量は、０．０５な
いし２ｇ／体重〜が好ましく、０．２ないし０．５ｇ／
ＫＰがさらに好ましい。１回の注入で投与するＩｇ量は
約１０ｇ以下が好ましく、約６ｇ以下がさらに好ましい
。
治療コースは、３週間または必要に応じてそれ以上の間
隔で反復することができる。例えば、花粉誘発枯草熱に
敏感な患者は、花粉シーズンの始めに毎年予防または治
療コースを１回受けることができる。多発性アレルギー
またはアレルギー性喘息のような非局所アレルギー性疾
患では、このようなアレルギー性疾患にＩｇＥレベルの
上昇が伴なうので、治療効果を血液ＩｇＥレベルの測定
により監視することができる。
隔で反復することができる。例えば、花粉誘発枯草熱に
敏感な患者は、花粉シーズンの始めに毎年予防または治
療コースを１回受けることができる。多発性アレルギー
またはアレルギー性喘息のような非局所アレルギー性疾
患では、このようなアレルギー性疾患にＩｇＥレベルの
上昇が伴なうので、治療効果を血液ＩｇＥレベルの測定
により監視することができる。
静脈内Ｉｇ治療による副作用は認められない。
治療は特に年令１４才以下の子供に有効である。
以下の試験例および実施例はこの発明を説明するもので
ある。
ある。
試験例１゜
アレルギー性鼻炎（枯草熱）の治療
慢性アレルギー性鼻炎の３６オの婦人に、静脈注射可能
な完全Ｉｇ （サンドグロブリン−商標名）６ｇの静脈
内注入を２回施した（全量０．２ ｇ／体重即に相当）
。患者の症状は２−４週間の期間著しく軽快した。
な完全Ｉｇ （サンドグロブリン−商標名）６ｇの静脈
内注入を２回施した（全量０．２ ｇ／体重即に相当）
。患者の症状は２−４週間の期間著しく軽快した。
試験例２゜
多発性アレルギーの治療
多発性アレルギー症候群の６０才の男子にサンドグロブ
リン６ｇの注入を５回施した（全量０．４３ｐ／体重へ
）。血液ＩｇＥを監視すると、ＩｇＥ濃度は治療後当初
値の半分に低下し、患者の状態は顕著に改善された。
リン６ｇの注入を５回施した（全量０．４３ｐ／体重へ
）。血液ＩｇＥを監視すると、ＩｇＥ濃度は治療後当初
値の半分に低下し、患者の状態は顕著に改善された。
試験例３゜
気管支喘息の治療
２か月間咳にかかっている３才の女児が、喘息性気管支
炎および気管支肺炎と診断された。入院の際、女児は肺
への波及の生理学的兆候をもち、Ｘ線は浸潤の散在を示
した。検査ではＩｇＥ値が僅かに上昇し、ＩｇＥに特異
的な放射アレルギー固相検査法（ＲＡＳＴ）は動物表皮
細胞とチキンアルブミンに陽性を示した。入院中、Ｉｇ
Ｅ値がさらに上昇し女児は喘息発作におそわれた。
炎および気管支肺炎と診断された。入院の際、女児は肺
への波及の生理学的兆候をもち、Ｘ線は浸潤の散在を示
した。検査ではＩｇＥ値が僅かに上昇し、ＩｇＥに特異
的な放射アレルギー固相検査法（ＲＡＳＴ）は動物表皮
細胞とチキンアルブミンに陽性を示した。入院中、Ｉｇ
Ｅ値がさらに上昇し女児は喘息発作におそわれた。
局所的ステロイド投与と通常の治療はほとんど無効であ
ったが、サンドグロブリンを各回０．４ｇ／体重に７の
用量で５回注入治療すると、アレルギー性発作の減少と
共に喘息が著しく改善された。
ったが、サンドグロブリンを各回０．４ｇ／体重に７の
用量で５回注入治療すると、アレルギー性発作の減少と
共に喘息が著しく改善された。
実施例１
下記組成の注射用溶液を製造した。
多価完全免疫グロブリン（サンドグロブリン）・・・・
・・・・・・・・３ｇ 生理食塩水 適量加えて１００−する。
・・・・・・・・３ｇ 生理食塩水 適量加えて１００−する。
特許出願人 サンド・アクチェンゲゼルシャフト代理人
弁理士青山 葆 外１名 １３１−
弁理士青山 葆 外１名 １３１−
Claims (6)
- （１）静脈注射可能な形態の多価完全免疫グロブリンの
有効量からなる、アレルギー性疾患治療剤。 - （２）アレルギー性疾患が呼吸器系アレルギー性疾患で
ある、特許請求の範囲第１項記載の治療剤。 - （３）アレルギー性疾患が感染症に続発するアレルギー
性気管支炎である、特許請求の範囲第２項記載の治療剤
。 - （４）多価完全免疫グロブリンがｐ Ｈ４における緩和
な酸性化を含む修正アルコール低温沈殿法により血清分
画から得られたものである、特許請求の範囲第１項記載
の治療剤。 - （５）免疫グロブリンを、２ないし５回の静脈注入によ
り、１回の治療で投与する全用量として０゜０５ないし
２ｇ／体重に７を投与できるようにした、特許請求の範
囲第１項記載の治療剤。 - （６）１回の注入で投与する免疫グロブリンの量が約６
ｇ以下である、特許請求の範囲第５項記載の治療剤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB8220235 | 1982-07-13 | ||
| GB8220235 | 1982-07-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5931716A true JPS5931716A (ja) | 1984-02-20 |
Family
ID=10531629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58127528A Pending JPS5931716A (ja) | 1982-07-13 | 1983-07-12 | アレルギ−性疾患治療剤 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931716A (ja) |
| BE (1) | BE897227A (ja) |
| IT (1) | IT1237341B (ja) |
| PH (1) | PH20047A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60252428A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-12-13 | スイス・レツド・クロス | 春季結膜炎処置剤 |
| CN111565753A (zh) * | 2018-01-05 | 2020-08-21 | 网络免疫学有限公司 | 血浆免疫球蛋白和抗原特异性免疫球蛋白的组合用于修饰免疫系统和治疗或预防变应性疾病 |
-
1983
- 1983-07-06 BE BE1/10828A patent/BE897227A/fr not_active IP Right Cessation
- 1983-07-11 PH PH29205A patent/PH20047A/en unknown
- 1983-07-12 JP JP58127528A patent/JPS5931716A/ja active Pending
- 1983-07-12 IT IT8348665A patent/IT1237341B/it active
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60252428A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-12-13 | スイス・レツド・クロス | 春季結膜炎処置剤 |
| CN111565753A (zh) * | 2018-01-05 | 2020-08-21 | 网络免疫学有限公司 | 血浆免疫球蛋白和抗原特异性免疫球蛋白的组合用于修饰免疫系统和治疗或预防变应性疾病 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT8348665A0 (it) | 1983-07-12 |
| IT1237341B (it) | 1993-05-31 |
| PH20047A (en) | 1986-09-11 |
| BE897227A (fr) | 1984-01-06 |
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