JPS5931587B2 - 耐摩耗性複合部材の製造方法及びその装置 - Google Patents

耐摩耗性複合部材の製造方法及びその装置

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JPS5931587B2
JPS5931587B2 JP5322778A JP5322778A JPS5931587B2 JP S5931587 B2 JPS5931587 B2 JP S5931587B2 JP 5322778 A JP5322778 A JP 5322778A JP 5322778 A JP5322778 A JP 5322778A JP S5931587 B2 JPS5931587 B2 JP S5931587B2
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    • C21METALLURGY OF IRON
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    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/78Combined heat-treatments not provided for above
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、焼入れ可能な(硬化性)鋼からなる基材上に
気相から硬質材料を付着させることによつて耐摩耗性複
合部材を製造する方法及びその装置に関する。
焼入れ可能な(硬化性)鋼には,900〜1200℃で
気相からの付着により硬質材料をコーテイングし得るこ
とはドイツ連邦共和国特許第1924639号明細書か
ら公知である。
高合金鋼の場合に(ま6気相付着を硬化温度における複
合化処理として行うことができる。鋼は急冷によつて硬
化するが.この操作はオーステナイト−パーライト変態
を抑制する効果がある。また.1%の炭素及び5〜17
0のクロムを含有する低合金鋼を基材とする複合部材の
硬化(ゴ6気相付着とは無関係に行えることも知られて
いる。更に6蒸着によつて形成される硬質材料の被膜を
有する硬化鋼からなる複合部材は,圧力荷重に対して塑
性変形せずに耐える比較的大きな硬度を有していること
も知られている〔ベンダ一●ブレツヒエ・ローレ(Ba
nderBlecheROhre),1964,p.5
53〜559〕o従来の知贋こよれば,チタン炭化物又
は窒化物で被覆されかつ空気又は油で硬化可能な鋼から
なる機械部品及びその他の作業部品は,焼鈍条件下で水
蒸気及び揮発性金属化合物等の酸素を発生する化合物及
び/又は酸素を極度に除去した雰囲気中において,硬化
温度での焼鈍及び望ましくは急冷も行えば.上記被覆物
が剥離することなしに通常の熱処理によつて硬化するこ
とができる(ドイツ連邦共和国特許第1065442号
明細書)。
上述の゛成長法“により付着したチタン炭化物ぱ真空下
において1000℃以上の温度で分解することが知られ
ている〔キーフア一(Kieffer):ハルトシユト
ツフエ・ウント・ハルトメタレ(HantstOffu
ndHartmetalle),1953,p78〕。
上述の公知の方保により製造されかつ硬質材料で被覆さ
れた硬化Iの基材(ま.そのような複合部材に要求され
かつ鋼種に関し最高値として得られる硬度及び靭性を示
さない。
その上多くの場合.硬度の低下が鋼中に局在的に見受け
られ.これが原因で基材が応力下で塑性変形し.硬質材
料被膜の破壊をきたす。この理由は,上述した900〜
1200℃の温度での付着処理中の保持時間が長いため
に基材中に溶解する炭素の量がかなり増加し6硬質構潰
中の残留オーステナイト(即ち軟質成分)の割合が多く
なること(過硬化)にある。他の理由は6基材の靭性を
低下させる粗粒状物の形成である。もし.付着温度か用
いられる鋼の硬化温度と同程度若しく(まこれより窩い
場合.蒸着後の複合部材を急冷すると、基材中の上記の
構造的欠陥は特に顕著となる。また付着温度が鋼種の硬
化温度より低い場合には、硬化温度が通常1200℃以
上である高速度鋼のコーテイングに特(こ適用されるが
、付着後に部材を急冷する際にオーステナイト化が不十
分となり6基材の硬化不足(アンダーハードニング)と
共に組粒伏物の形 .″成をきたすこととなる。また.
蒸着の際にガス中の水素が基材中に拡散して周知の水素
脆性(脆化)を生じるので6基材は更に劣化する。その
他の大きな欠点として.チタン炭化物で被覆されかつ硬
化可能な鋼からなる基材は6ドイツ連邦共和国特 1許
第1065442又は1142486号明細書に基いて
,蒸着後に油浴で急冷して硬化させると、油浴中の酸素
生成化合物又は吸着酸素により表面酸化を受け,耐摩耗
性が減少することが挙げられる。本発明の目的(ま、最
高硬度及び靭性を有する硬化可能な鋼からなる基材上に
,酸化されていない硬質材料の被覆を形成することがで
きる新規な方法を提供することである。
即ち6本発明は,900〜1200℃の温度で6j硬化
可能な鋼からなる基材上に気相から硬質材料を付着させ
ることにより耐摩耗性複合部材を製造する方法において
,(a)内部に加熱手段を設置した反応室中で前記硬質
材料を前記基材上に付着させる工程。
(b)この付着処理された基材に対して900〜120
0℃の温度にて減圧ドで後加熱処理を施す工程。
(c)この後加熱処理後に、減圧下.又は酸素及び水素
が存在しない雰囲気中で、前記付着処理された基材に対
して550〜900℃の温度で中間加熱処理を施す工程
(d)望ましくは前記中間加熱処理後すぐに、減圧下6
又は酸素及び水素が存在しない雰囲気中で6前記付着処
理された基材を所定の硬化温度に加熱し、次いで酸素及
び水素が存在しない雰囲気又は急冷浴(例えば油浴)中
で例えば常法により急冷する工程。
を夫々具備することを特徴とする方法に係るものである
本発明に用いる硬質材料は6周期律表の第〜第族の金属
の炭化物,窒化物、硼化物及び珪化物、或いはその金属
の合金,更にはこの合金と上記金属化合物との混合物で
あつてよい。
これら硬ノ質材料の付着(ま6炭化水素及び水素からな
り、必要に応じて窒素及び/又はアンモニアを含む混合
物中にて,不活性のキヤリアガスを用い,900〜12
00℃の温度で上記金属のハロゲン化物を気相で分解す
ることにより行つてよいが6これはいわゆるCVD法と
して知られている。
被覆されるべき基材の加熱は,通常反応室全体を外部か
ら加熱することにより行つてよい(例えばドイツ運邦共
和国特許第1085744号明細書参照)が6構造上の
理由から1100℃以上にすることができない。本発明
においては、基材の加熱は実際上直接行つてよい。
即ち6反応室内に設けた電気的な加熱装置(Heizl
eiter)により基材を900〜1200℃の所望の
被覆処理(分解)温度に加熱できる。この結果、加熱時
間を短縮し、気相での被覆処理温度を1100℃以上に
昇温でき、従つて反応時間を著しく短縮して気相での被
覆法の経済効率を大いに高めることができる。また本発
明によれば,反応室内においてフアンにより反応ガス混
合物を循環させて6反応時間を短縮するのが望ましい。
被処理物上への反応ガスの流速を高めることにより6化
学反応の促進,即ち硬質材料被膜の形成速度を高めるこ
とができる。さらに本発明の方法及び装置によれば、処
理されるべき基材を反応室内において高温の1350℃
、例えば高速度鋼からなる基材の硬化温度にまで迅速に
加熱することができる。
硬化可能な鋼からなる基材上への硬質材料の付着におい
ては、0,5〜20μ厚さの被膜を形成するのに通常1
分〜3時間を要し、次いで被覆された基材は900〜1
20『Cの分解(付着)温度と同温度で後加熱処理を行
なう。この後加熱処理は6基材及び硬質被膜に含まれる
ガス、特に水素を周知の水素脆性の回?のために除去す
ることを目的として.101〜10−4トルの減圧下で
約5〜60分行うのがよい。圧力10−4トル及び12
00℃の温度においても硬質材料被覆が破壊(分解)し
なかつたことは驚ろくべき事実であつた。しかしながら
水素脆性を回避するためとはいえ900−1200℃の
高温において長時間保持すると2組織中に分散している
炭化物から炭素が基地中に多量に固溶され、これに伴な
い炭化物による結晶粒粗大化抑制機能が損なわれていき
,そのためオーステナイト粒子は不連続成長をして急速
に粗大化していく。
これにより基材の靭性が低下する。また基材中に溶解し
た炭素の量が増加してオーステナイトが安定化し、この
ために急冷の際に低硬度の残留オーステナイトの大きな
帯域が基材中に形成される。従つて本発明では結晶粒を
前述した粗大粒子から再度微細粒子に変換させるもので
あり、その方法として基材を恒温変態図におけるいわゆ
る鼻の部分に移行させることによつて粗大なオーステナ
イト結晶粒から微細なパーライトへと変態させ.その時
オーステナイト基地中に多量に固溶していた炭素は微細
な炭化物として析出するようにしたものである。そのた
め後述する硬化処理に先立つて基材組織を微粒伏のパー
ライトに完全に変化させるために,硬化可能な鋼からな
る基材上に硬質材料が被覆されかつ脱ガスされた複合部
材を次の段階で中間加熱処理する。この中間加熱処理に
おいては、複合部材を被覆処理温度から鋼種に応じた5
50〜900℃の温度に急冷し.この温度を5分〜12
時間6好ましくは15分〜6時間保持してよい。また被
覆処理及び脱ガスされた複合部材の550−900℃に
おける中間加熱処理は6鋼種に応じて1分間当り0.4
〜100℃の冷却速度で冷却することによつても行なう
ことができる。この中間加熱処理は、減圧下6又は酸素
及び水素が存在しない雰囲気下で行うが、この雰囲気下
でも同様の効果を奏しかつ硬質被膜に影響を及ぼすこと
はない。酸素及び水素が存在しない雰囲気としては,例
えば酸素及び水蒸気の残留含有量が1P[以下となるま
で精製された希ガスが挙げられる。本発明における次の
操作段階においては,中間加熱処理により微粒状パーラ
イト組織とした被覆基材を10−1〜10−4トルの減
圧F,又は酸素及び水素が存在しない雰囲気中で6硬化
鋼(基材)の硬化温度、通常750〜1350℃に加熱
する。
所望の硬化温度に到達すると,被覆された基材を,例え
ば予め脱ガスされた油浴中若しくは酸素及び水素が存在
しない雰囲気下で急冷する。本発明に適する基材として
は6空気若しくは油による急冷で加工硬さ(実用硬度)
に達する以下の硬化鋼である(DIN材料名称)のが望
ましい。
表面焼入鋼、例えばCl5;16MnCr5;20Cr
M02窒化鋼,例えば34CrA16:31CrM0V
9熱処理鋼,例えばC45;C6O;90Mn4:42
CrM04ボールベアリングW4,例えば100Cr6
:100CrM06ばね鋼,例えばCKlOl;51M
n7:50CrV4非合金工具鋼.例えばClOOWl
;C67W3冷間加工用工具鋼、例えば120Cr5;
X2lOCrl2;Xl55CrVMOl2l;Xl6
5CrMOVt2;X2lOCrWl2熱間加工用工具
鋼,例えばX4OCrMOV5l;X32CrMOV3
3;X38CrMOV5l鋳造又は焼結高速度鋼,例え
ばS6−5−2;Sl2−1−4−5;SlO−4−3
−10;S3−3−2バルブ鋼,例えばX4OMnCr
l8;X8OCrNiSi2O耐食及び耐酸鋼,例えば
X4OCrl3;X45CrMOl5;X55CrMO
l4本発明の方法により製造される耐摩耗性複合部材と
しては6(非切削冷間成形用の)成型工具.例えば絞り
加工6薄片化、検度(度盛り),曲げ加工6圧印加工6
プレス加工,スタンピング.穴抜き加工用等の工具が挙
げられる。
さらには、切削工具,リーマ一、ネジタツプ,平削り及
び穴あけ工具のような切削成形用工具も挙げられる。本
発明に基いて製造される他の耐摩耗性複合部材には.焼
結部品及びプラスチツク部品の製造用工具等が挙げられ
る。本発明による耐摩耗件複合部材は工具として使用さ
れるだけでなく.機械、装置及びアクセサリ一部品等に
も使用される。本発明により製造される耐摩耗性複合部
材の基材は,この基材に関する可能な最大の、及び複合
部材の用途に関する最適なHRc=72までの硬度を示
す。
均一に微粒子化された硬質組.織によつて基材中の局在
した軟質領域の形成(軟質化)を避けることができ、こ
の結果硬質材料被膜の基材への保持をすべての箇所にお
いて均一になし,基材の局在化したへこみ(非平坦部分
)等により被膜が破壊するようなことは起り得ない。さ
らに.その微粒子状構造及び水素が存在しないことによ
り、本発明による複合部材の基材は.この基材について
の可能な最高の硬度を示す。
その上、硬質材料被膜は酸化されることがない。本発明
による方法は6気相被覆(蒸着)6後加熱処理.中間加
熱処理及び急冷工程が1つの装置又は構造ユニツトで行
なえる装置において実施するのが望ましい。即ち、本発
明は複合部材を室温にまで冷却せずに.また装置から取
り出さずに、気相被覆、後加熱処理、中間加熱処理及び
急冷を相前後して行なえる気相被覆処理用装置に関する
。本発明による装置(ま、900〜1200℃で,硬化
可能な鋼からなる基材上に気相から硬質材料を付着させ
て耐摩耗性複合部材を製造する装置において、理解容易
のために第1図〜第3図に例示した装置に付された符号
を参照して述べると、(a)望ましくは.操作用ドア2
、及び壁面上の冷却手段を有する真空気密性の鋼製容器
1。(b)望ましくは少なくとも2つの相対する壁部に
設置された例えば電気的加熱手段4と共に望ましくはラ
ツク18を収容した状態で前記容器1内に設けられた特
耐熱性材料からなる気密反応室3。
(c)容器1を貫通して対向壁を通じて反応室3に通じ
る反応ガス又は反応液蒸気供給用導入管5,5a,及び
廃ガス用導出管6(特に閉鎖可能なパイプ)。
(d)望ましくは、容器1及び反応室3の換気及び通気
用の閉鎖可能な導管7。
(e)反応室3内に設けられたフアン8。
(f)フアン8のほぼ回転面で反応室3の側壁に設けら
れた閉鎖可能な開口96及び反応室3の底部に設けられ
た開鎖可能な開口10。
(g)反応室3の壁部と加熱手段4との間の間隙又は壁
面の開口部9を閉じるための調整可能なガス案内手段1
1。
(h)反応室3の壁部と容器1との間の間隙内に設けら
れた熱交換器19。
を夫々具備することを特徴とする装置に係るものである
図1において、1はドア2を有する真空気密性の鋼製金
属容器を示す。
容器1の壁部に設けられた冷却手段,例えば溶接により
固定された冷却管又は冷却板は図示されていない。ドア
2は、グラフアイト,モリブデン,タングステン等の耐
熱性材料からなる気密反応室3を閉じている。この反応
室内には6詳細には示されてはいない被処理物収納用の
ラツク18が設けられている。バルブ付きパイプ7は容
器1の排気及び反応室3の換気に用いられる。
5aは反応ガス又は反応液蒸気導入用の閉鎖可能な導管
を示す。
容器1を貫通して反応室3内に達するフアン8は反応ガ
ス混合物及び冷却ガスの循環に使用する。第2図は本発
明による装置の例をさらに詳細に示したものである。
電気的加熱手段4は6反応室3の少くとも2つの相対す
る壁部に取りつけられ、被処理物を1350℃まで加熱
することができる。6は廃ガスを排出するための閉鎖可
能な導管を示す。
9及び10は反応室3の壁部及び底面に設けられた閉鎖
可能な開口を夫々示す。
11は.反応室3の壁部に設けられた蓋又はスライド板
の如きガス案内手段であり.気相からの付着処理中には
壁面開口9を閉じ、被処理物の冷却中には開口9を開け
る作用をなす。
よた冷却中にはこれらの手段11は反応室3の壁と加熱
手段4との間の空間を閉じ.これによつて,加熱手段4
と反応室3の壁部との間のガスの流れを停止させ、壁面
開口9を通じてガス流を反同室3の壁部と容器1との間
隙内に流入させる。8は、ガス導入管5を通じて反応室
3へ供給された反応ガス6及び被処理物の冷却時におけ
る冷却用ガスを循環させるためのフアンを示す。
板伏又は管状の熱交換器19は.ガスの上記循環中に冷
却用ガスを冷却するためのものである。気相からの付着
処理時のガスの流れは第2図の左半分において示し、冷
却時のガスの流れはその右半分において示した。ポンプ
12により、四塩化チタン等の液伏反応材料を6この蒸
発温度まで予熱された供給導管5へ供給する。この供給
導管の加熱は6例えばこの導管に巻きつけた電気的加熱
手段20により行なうのが望ましい。第3図は本発明に
よる装置の他の例を示す。この装置では6実質的に同じ
大きさの第2の鋼製容器14が容器1の前面に設けられ
ている。この第2の容器は第1の容器1のドア2の側に
開口を有しているが,この開口1ままたドア2により閉
ざされている。この場合,ドア2はスライド可能に構成
されているのが適当である。容器14の他の側にはドア
13が設けられている。容器14の底部は急冷浴,例え
ば油浴を受入れる桶状に構成されている。15は.被処
理物の入つたラツク18を反応室3から6容器14で形
成される急冷及び硬化室へ移動させるためのロールの如
き移送手段である。
さらにこの硬化室には,油冷による冷却を行なう場合に
被処理物を収納するラツク18を急冷浴中に降下させる
ための手段(特に図示せず)が設けられている。フアン
16は、基本の急冷をガス流で十分に行える場合に6酸
素又は水素を含まないガス伏急冷媒体を循環させるため
に用いられる。容器14の排気及び換気は導管17を通
じて行なうが、これによつて油浴の脱ガスも行える。本
発明の方法は多くの利点を有する。即ち、酸化を受けて
いない硬質材料被膜を硬化可能な鋼に強固に付着させた
ものからなる耐摩耗性複合部材を製造することができる
。この場合6全ての鋼が使用可能であり6その必要な実
用硬度を油又はガス中での急冷により得ることができる
。また均一な微粒状でかつ水素が存在しない組織である
ため、本発明の方法により硬質材料で被覆された基材は
.この基材に対して要求されかつ可能な限り大きくて均
一な硬度及び靭性を確実に再現性良く示す。本発明の方
法により製造された複合部材は高い耐摩耗性を有するば
かりでなく、使用される鋼に関して最大限許容される機
械的負荷に対しても対応し得る負荷能力を有するもので
ある。本発明の方法によれば6W4製基材の過硬化又は
アンダーハードニングのみならず、粗大粒子の形成をも
防止することができる。本発明の方法の他の有利な点は
、ガスの循環に 二よつて付着処理時間を非常に短くす
ることができる一方.被処理物を室温まで冷却せずにま
た個々の操作段階間において装置から取り出すことなく
1つの装置で全処理工程を実施し得るという高経済性に
ある。
本発明の方法を実施するための気相付着処理装置は、特
に基材の硬化温度が1200℃を越える場合にも,反応
室内に設けられた加熱手段により複合部材の製造を完全
に行なうことができるという利点を有する。この装置の
別の利点は6全ての導管が容器の壁部を貫通しており.
これによつてドアと導管の接続とは別個に行えることに
ある。部材を出し入れする際に全導管及び支持手段を被
覆処理の前後に上部に据え付けなければならない従来の
レトルト(例えばドイツ連邦共和国特許第185744
号明細書)に比較して,本発明の装置は6単にドアを操
作するのみでよい。こうしてかなり作業経費を節減でき
る点は,被覆処理に際する経済的操作に関する他の利点
でもある。次に本発明を以下の具悔例によつてさらに詳
細に説明する。
例 1(比較例) 約0.9%の炭素,4%のクロム65%のモリブデン,
1.8%のバナジウム及び6.5%のタングステンを含
有し,寸法が8φ×90m7!Lである高速度鋼S6−
5−2(材料番号S).1,3343)製のねじタツプ
を、ドイツ連邦共和国特許第1085744及び114
2486号明細書に基づき、硬質材料を気相から付着さ
せるための熱処理炉中にて常法によりチタン炭化物で被
覆した。
この被覆処理温度は1080℃とし.加熱手段は反応室
外に配置した。キヤリアガスとして使用される水素には
.1%のメタン及び等量の四塩化チタンを混合した。1
時間反応後、メタン炭化物(TiC)被膜は厚さ7μと
なつた。
被覆終了後、ねじタツプをその支持装置と共に油浴に浸
漬し,被覆処理温度から急冷した。1時間ずつ2回の焼
戻しを行つた後のタツプの硬度はHRc=57であつた
TiC被膜の表面は酸化のために青色を呈した。ねじタ
ツプ中の水素濃度は基材1009当り5.9m1であつ
た。このねじタツプを,アルミニウム−シリコン合金、
銅又は真ちゆうからなる部品に内側ねじ(雌ねじ)を切
るのに用いた場合,このねじタツプの寿命1ま被覆処理
しないねじタツプよりも短かかつた。
また塑性変形も生じたが、この理由としては.この種の
用途に要求されるHRc=65/66に比べて基材硬度
がHRc二57にしかならず.その強度又は硬度及び耐
焼戻し性が不十分であることが挙げられる。この理由は
6上記鋼種の硬化温度が1220〜1240℃であるた
めに、1080℃の被覆処理温度からねじタツブを急冷
した場合に(ま硬化不足(アンダーハードニング)が生
じることに帰因する。
炉材物質の耐熱強度及び酸化安定性の理由から,上記被
覆処理温度(まドイツ連邦共和国特許第1085744
号明細書に基づく外部加熱型可動式反応容器について許
容し得る最高温度であり6従つて上述の硬化温度はこの
ような装置では達成することができない。さらに基材は
水素の吸着によつて脆性を示した。また6上記被覆処理
後に6別の真空硬化炉を用いて1220℃で硬化し.次
いで油浴又は窒素流により急冷し,更に550℃で焼戻
し又は焼き入れを行つた場合には,ねじタツプの基材の
硬度はHRc=60/61となつたが、これもまた硬化
不足であつた。さらに基材組織(ま.ジユナイダーグラ
フ(Snyder−Graff)によるインターセプト
6(61ntercept)の粗大粒子状であつた。ね
じタツブの水素含有量は基材1009当り1m1であつ
た。実際に(まこのねじタツプは被覆処理しないものよ
り寿命が短かかつた。例 2(実施例) 例1で用いた高速度鋼からなるねじタツプを本発明の方
法及び装置により処理した。
第1図及び第2図を参照すれば,ねじタツブはラツク1
8に固定し6これをドア2を開放してからラツク18を
反応室3内へ装入した。そしてドア2を閉め、導管7に
よつて鋼製容器1及び反応室3内の圧力を10−3トル
に設定した。次に、内部加熱手段4によつてねじタツプ
をその被覆処理温度(1150℃)にまで直接加熱した
。この温度に達すると反応室3及び容器1に導管7を通
じて、酸素及び酸素放出物質を精製除去したアルゴンを
供給した。次いで.キヤリアガスとしての高純度の水素
で希釈された1%濃度のメタンを導人管5aから反応室
3内に供給し6また高純度の水素で希釈された等量の四
塩化チタンを導入管5から反応室3内へ供給した。四塩
化チタン蒸気の導入管5を130℃に加熱し供給ポンプ
12からの液伏の四塩化チタンを蒸発させた。廃ガスは
導出管6を通じて反応室から除去した。さらにフアン8
を作動させ、反応室内の蒸気流に付加的な循環運動を起
こさせた。この際、ガスは加熱手段4と反応室3の側壁
との間を上方から下方へ通過し、加熱手段4の他の面側
で被処理物に沿つて下方から上方へと移動した。20分
後,チタン炭化物被膜の厚さは7μとなつた。
そこでガス及び四塩化チタン蒸気の供給を停止し.フア
ン8の操作も停止した。チタン炭化物で被覆されたねじ
タツプから水素を除去するために上記被覆処理扁度(1
150素C)で20分間,反応室3及び容器1内の圧力
を10−3トルに設定した(後加熱処理)。この後加熱
処理後,反応室の温度調節器を750℃に設定し、反応
室3及び容器1には精製により酸素及び酸素放出性成分
を除去した窒素を導管7を通じて充たし6フアン8を作
動させた。
そして案内手段11を操作して,反応室の側壁に設けら
れかつそれまで閉じていた開口9を開放し.他方加熱手
段4と反応室3の側壁との間隙を閉じ,さらに反応室の
底部に存在しかつそれまで閉じていた開口10を開放し
た。こうした開口の開放とフアン8の回転とにより、窒
素は壁面開口9を通じて反応室3と容器1との間の空間
に流入し,容器1内に配した熱交換器19に沿つて流れ
.次いで底部に存する開口10を通じて反応室3内に戻
された。このガス循環によつてTiCで被覆されかつ水
素を含まないねじタツプを750℃に冷却した。次いで
この温度において.基材の組織が完全に微粒状パーライ
トに変化するまで6時間硬化時間で中間加熱処理を行な
つた。次に被処理物を.この例で用いられた高速度鋼の
通常の硬化温度である1220℃に加熱し,この温度か
ら上述のガス循環により室温まで冷却した。550℃で
従来のように1時間ずつ2回の焼入れを行なつたところ
,硬度はHBc=67となつた。
基材(まシユナイダーグラフによるインターセプト15
の微粒子構造であつた。
基材中の水素含有量は基材1009当り0.08m1で
あつた。本方法により処理したねじタツプの寿命]丸ア
ルミニウム−シリコン合金の加工においては被覆処理し
ないものの3倍であり6銅及び真ちゆうの加工の場合に
は被覆処理しないものの5倍であつた。例 3(比較例
)炭素1%及びクロム1.5%を含有する10φX4O
mmの低合金鋼100Cr6(材料番号屑1,2067
)製の液圧バルブ用の制御ピストンに対し.ドイツ連邦
共和国特許第1085744及び1142486号明細
書に基づく熱処理炉中で気相から硬質材料を付着させ6
従来公知の方法によりチタン炭化物で被覆した。
この付着温度は950℃であり、4時間反応後のチタン
炭化物被膜の厚み(ま12μであつた。この被覆処理の
終了後.制御ピストンと共に支持装置をオイルバスに浸
漬することによつて、上記付着温度から急冷した(ドイ
ツ連邦共和国特許第1142486号明細書)。TiC
被膜は酸化を受け,亀裂や部分的な剥離が見られた。基
材の硬度はこの種の鋼において得られかつ要求されるH
Rc=62に比べHRc=32と低かつた。被覆処理後
、基材(鋼)の通常の硬化温度である830℃で別の真
空硬化炉中で硬化を行ない6次いで油浴中で急冷したと
ころ6チタン炭化物被膜にダメージは見られなかつた。
しかし,基材の硬度(まHRe=45と非常に小さかつ
た。さらに基材の組織は粗大粒子状であつた。例 4(
実施例) 例3に使用した同じ鋼種製のピストンバルブに対し.本
方法及び急冷用油浴付きの装置により例1で最初に述べ
た方式で1020℃にてチタン炭化物を被覆した。
30分反応後6被覆の厚みは12μとなつた。
この被覆処理温度及び10−3トルの圧力下で後加熱処
理を行なつて基材から水素を除去した後、被処理物をガ
ス循環により700℃に冷却し6この温度下に15分間
保持して基材組織を微粒伏のパーライトに完全に変化さ
せた。次に、被処理物をその基材の硬化温度(830℃
)に加熱した。導管17により容器14内を10−3ト
ルの圧力に設定し,これによつて急冷用の油浴の脱ガス
を行なつた。容器14内のガス圧が反応室3及び容器1
内と同じになつた後6TiC被覆したピストンバルブを
油中で急冷するためにドア2を開放し6被処理物の入つ
たラツク18を運搬手段15及び上下動手段により容器
14内の油浴中に浸漬した。冷却されたTiC被覆ピス
トンバルブはドア13を通じて被覆装置から取り出した
。TiC被覆はダメージを受けず、酸化もされず、銀色
の光沢を示した。180′Cで1時間焼き戻しを行なつ
た後2ピストンバルブの基材は要求硬度HRc=62を
示し,また特に微粒状組織を有していた。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第1図は被
覆処理室の側面からみた断面図、第2図は同処理室の前
面からみた断面図6第3図は急冷装置を付設した別の被
覆処理装置の側面からみた断面図である。 なお図面に用いられている符号において,2・・・・・
・操作用ドア、3・・・・・・反応室64・・・・・・
加熱手段.8・・・・・・フアン、11・・・・・・ガ
ス案内手段.15・・・・・・移送装置616・・・・
・・フアン、18・・・・・・ラツク619・・・・・
・熱交換器620・・・・・・加熱装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 900〜1200℃の温度から急冷することにより
    、硬化可能な鋼からなる基材上に気相から硬質材料を付
    着させることにより耐摩耗性複合部材を製造する方法に
    おいて、(a)内部に加熱手段を設置した反応室中で前
    記硬質材料を前記基材上に付着させる工程。 (b)この付着処理された基材に対して900〜120
    0℃の温度にて減圧下で後加熱処理を施す工程。 (c)この後加熱処理後に、減圧下、又は酸素及び水素
    が存在しない雰囲気中で、前記付着処理された基材に対
    して550〜900℃の温度で中間加熱処理を施す工程
    。 (d)減圧下、又は酸素及び水素が有在しない雰囲気中
    で前記付着処理された基材を所定の硬化温度に加熱し、
    次いで酸素及び水素が存在しない雰囲気又は急冷浴中で
    急冷する工程。 を夫々具備することを特徴とする方法。 2 中間加熱処理後すぐに、付着処理された基材を硬化
    温度に加熱し、次いで油浴中で常法により急冷する、特
    許請求の範囲の前記第1項に記載の方法。 3 後加熱処理及び中間加熱処理に際して反応室内の圧
    力を10^−^1〜10^−^4トルに設定する。 特許請求の範囲の前記第1項又は第2項に記載の方法。
    4 付着処理及び脱ガス処理された複合部材を付着温度
    から550〜900℃の中間加熱処理温度に急冷する、
    特許請求の範囲の前記第1項〜第3項のいずれか1項に
    記載の方法。 5 中間加熱処理を5分〜12時間行なう、特許請求の
    範囲の前記第1項〜第4項のいずれか1項に記載の方法
    。 6 付着処理及び脱ガス処理された複合部材の中間加熱
    処理を1分当り0.4〜100℃の冷却速度で冷却する
    ことによつて550〜900℃の範囲で行なう、特許請
    求の範囲の前記第1項〜第3項のいずれか1項に記載の
    方法。 7 硬化温度を750〜1350℃に設定する、特許請
    求の範囲の前記第1項〜第6項のいずれか1項に記載の
    方法。 8 高速度鋼からなる基材とこの基材上に気相から付着
    させた硬質材料被膜とからなりかつ切削、成形作業に用
    いられる耐摩耗性複合部材であつて、前記硬質材料から
    なる表面被膜を有する前記基材がHRc=60〜72の
    硬度を有しかつシュナイダーグラフによるインターセプ
    ト10〜20の粒度を有する複合部材を製造する、特許
    請求の範囲の前記第1項〜7項のいずれか1項に記載の
    方法。 9 基材上に気相から硬質材料被膜を付着させる装置に
    おいて、(a)加熱手段を収容した状態で容器内に配置
    された気密反応室。 (b)前記容器を貫通して前記反応室内に通じている反
    応ガス又は反応液蒸気供給用導入管及び廃ガス導出管。 (c)前記反応室内に配置されているファン。 (d)このファンのほぼ回転面において前記反応室の側
    壁に設けられた閉鎖可能な第1開口。(e)前記反応室
    の定部に設けられた閉鎖可能な第2開口。 (f)前記反応室と前記加熱手段との間の間隙又は前記
    第1開口を閉じるための調整可能なガス案内手段。 (g)前記反応室と前記容器との間に配置された熱交換
    器。 を夫々具備することを特徴とする装置。 10 操作用ドア及び壁面上の冷却手段を有する真空気
    密性の鋼製容器と、少なくとも2つの相対する壁部に設
    置された電気的加熱手段と共にラックを収容した状態で
    前記容器内に配置された耐熱材料製気密反応室と、前記
    容器を貫通しかつ対向壁を通じて前記反応室に通じる反
    応ガス又は反応液蒸気供給用導入管と、前記容器及び前
    記反応室の排気及び通気用の閉鎖可能な導管とを夫々具
    備する、特許請求の範囲の前記第9項に記載の装置。 11 反応液を供給するためのガス導入管が供給ポンプ
    に接続されている、特許請求の範囲の前記第9項又は第
    10項に記載の装置。 12 ガス導入管の周囲に加熱手段が設けられている、
    特許請求の範囲の前記第9項〜第11項のいずれか1項
    に記載の装置。 13 実質的に同じ大きさの第2の容器が気密容器の操
    作用ドア側に設置され、前記第2の容器にこの壁面側の
    冷却手段と操作用ドアとが夫々設けられ、前記第2の容
    器の下部が冷却液を収容するための容器として構成され
    、ラックを被処理物と共に前記気密反応室から前記第2
    の容器内へ移動させかつ前記被処理物を急冷浴中に浸漬
    させるための移送手段が配置され、前記第2の容器天井
    部にファンと排気及び通気用導管とが設けられている、
    特許請求の範囲の前記第10項〜第12項のいずれか1
    項に記載の装置。
JP5322778A 1977-05-09 1978-05-02 耐摩耗性複合部材の製造方法及びその装置 Expired JPS5931587B2 (ja)

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DE000P27207734 1977-05-09
DE19772720773 DE2720773A1 (de) 1977-05-09 1977-05-09 Verfahren und vorrichtung zur herstellung von hartstoffbeschichteten verschleissfesten verbundkoerpern

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Publication Number Publication Date
JPS5415482A JPS5415482A (en) 1979-02-05
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