JPS5931402B2 - 粗形鋼片の胴部を引き伸ばす装置 - Google Patents

粗形鋼片の胴部を引き伸ばす装置

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Publication number
JPS5931402B2
JPS5931402B2 JP15925576A JP15925576A JPS5931402B2 JP S5931402 B2 JPS5931402 B2 JP S5931402B2 JP 15925576 A JP15925576 A JP 15925576A JP 15925576 A JP15925576 A JP 15925576A JP S5931402 B2 JPS5931402 B2 JP S5931402B2
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JP
Japan
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shaped steel
rough
stretching
roll
rolls
Prior art date
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Expired
Application number
JP15925576A
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English (en)
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JPS5384856A (en
Inventor
和夫 渡辺
秀紀 時田
浩衛 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPS5384856A publication Critical patent/JPS5384856A/ja
Publication of JPS5931402B2 publication Critical patent/JPS5931402B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、従来形鋼圧延に使用されている粗形鋼片を
、可能な限り共有化するために有効な粗形鋼片の胴部を
引き伸ばす装置に関するものである。
従来、H形鋼などの大形形鋼においては、第1図に示す
ような粗形鋼片1を素材として圧延する方法がとられて
いる。
特に、フランジの幅が100m7IL以上、ウェブの高
さが200u+以上の大サイズの形鋼においては、各々
のサイズに対して専用の寸法を有した粗形鋼片が素材と
して用いられている。
このような各種寸法の粗形鋼片は、現在のところ分塊圧
延あるいは連続鋳造によって製造されているが、分塊圧
延においてはその圧延能率上、鋼片型数は可能な限り少
ないことが望まれ、連続鋳造においても、その鋳型替え
時間を省くため、同様に粗形鋼片数はできるだけ少なく
することが望まれている。
そこで本発明は、フランジ幅が同一サイズの形鋼製品に
対しては、同一の粗形鋼片からその胴部(以下ウェブと
称する)を引き伸ばして第1図に破線で示す粗形鋼片1
′として、ウェブ高さの異なる分を補償することによっ
て、同一 の粗形鋼片をフランジ幅が同一でウェブ高さ
の異なる形鋼製品の圧延において共通の素材として使用
することを可能ならしめ、分塊圧延あるいは連続鋳造の
工程単線、能率向上等を図るために行なったものである
第2図に、本発明における圧延機(成形機)の構成を示
す。
駆動又は無駆動の片持ち機構の4本のロール2,3,4
,5が同−断面内にあり、材料6のウェブ7を引き伸ば
す作用をするようになつている。
第3図において、8は粗形鋼片のフランジ部である。
すなわち、第3図に示すように、ロール2’ 、 3’
と4’、5’のロール間隔lを、材料である粗形鋼片の
内幅mより大なる状態となるように設定すれば、材料の
進行に伴ない、通常の圧延とは異なり相対するロールが
存在しないため、ウェブ7′は引き伸ばされる。
第3図において、8′は粗形鋼片のフランジ部である。
このとき、第4図に示すような片持ちロールの軸心に若
干の傾角αを持たせることによって、ウェブのA部に若
干の圧下を加えることは、ウェブの一様な変形を生じさ
せるために効果的である。
このように粗形鋼片のウェブを引き伸ばすことによって
、粗形鋼片の型数を集約するためには、その品種構成上
受くともウェブ内幅を100m鰍上引き伸ばすことを必
要とするが、通常の方法では引き伸ばしを行なうロール
の径が小さいため、引き伸ばし量が犬なるときはロール
への材料の噛込みが不良となり易い。
そのため1パス当り100龍ものウェブ引き伸ばしは困
難であり、リバース圧延を行なうことが必要とされる。
これを可能にするために、ロール2〜5はウェブ幅方向
に、1パス毎に移動可能な構造となっている。
材料である粗形鋼片のウェブ厚が異なる場合は、胴長の
異なるロールを使用するか、もしくはロールを上、下方
向に移動可能な構造としているので側段支障はない。
また、短時間に少ないパス回数でウェブの引き伸ばしを
行なうには、噛込力を増すため押込み力を付加すること
を必要とする。
押込み力は、第5図に示すように直接機械的なプッシャ
ー9によって加える方法、あるいは第6図に示すように
、補助的なロール10,11を用いる方法などが考えら
れる。
プッシャーにより押込み力を付加する場合には、原則と
して片持ちロール2〜5は駆動することを必要としない
補助ロール10,11は、その機能上駆動することを必
要とし、しかも可能な限り片持ちロールに近接して置か
れるが、ウェブの引き伸ばしを行なうために番九両ロー
ルの間隔Sは材料である粗形鋼片のフランジ厚よりも少
くとも太き(することが必要である。
本発明の効果を更に向上させる方法として、第7図に示
すように一台の装置内に複数組のロールを併設すること
が考えられる。
すなわち、材料は先スロール2,3,4,5によってウ
ェブを引き伸ばされ、次いでロール2’、 3’、 4
’、 5’、さらにロール2“、3“ 41,5Nによ
って段階的にウェブの引き伸ばしが行なわれる。
この方法によって、■パスあたりの可能なウェブ引き伸
ばし量が増大され、少ないパス回数で、能率的に成形を
行なうことが可能となる。
なお、4本の片持ちロールによるウェブ引き伸ばし圧延
中に、適当な段階において、ウェブ厚みを一様に変形さ
せることを目的として、通常の圧延機でウェブに軽い圧
下を加える場合もあるが、これも本発明の一応用例とし
本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
本装置の一実施例として、第8図に製品圧延工場の粗圧
延機の前に、本発明による装置を設置した場合を示す。
本装置12によって先ず素材のウェブの引き伸ばしが行
なわれ、その後通常の圧延機13〜15によってこれが
製品にまで圧延される。
本装置は、製品圧延工場のみならず、分塊圧延工場の分
塊圧延機の後、あるいは第9図に示すように連続鋳造工
場の連続鋳造機16の後に設置され、材料17のウェブ
な本装置18〜20によって引き伸ばすことによって粗
形鋼片の月数を最少化せしめ、そのため連続鋳造での鋳
型交換数を減少ならしめることが可能となり、その効果
は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来用いられている粗形鋼片の形状を示す。 第2図は、本発明による装置で、4本の片持ちロールに
て材料のウェブ部を引き伸ばす状態を示す。 第3図は、第2図を上面からみた図である。 第4図(ζ第2図の片持ちロールに傾角を持たせた場合
の図である。 第5図は、第2図において押込み力を付加するために、
プッシャーを設けた場合の図である。 第6図(ζ第2図において押込力を付加するために、ガ
イドロールを設けた場合の図である。 第7図は、第2図において、片持ちロールを圧延方向に
複数組設けた場合の図である。 第8図は、′本発明の一実施例を示した図である。 第9図は、同じく本発明の他の実施例を示とだ図である
。 1・・・・・・粗形鋼片、1′・・・・・・ウェブを引
き伸ばした後の粗形鋼片の形状、2,3,4,5・・・
・・・片持ちロール、6・・・・・・材料、7,7′・
・・・・・ウェブ部、8・・・・・・フランジ部、2’
、 3’、 4’、 5’・・・・・・片持ちロール、
9・・・・・・プッシャー、10,11・・・・・・ガ
イドロール、12・・・・・・引き伸ばし装置、13,
14,15・・・・・・通常の圧延機、16・・・・・
・連続鋳造機、17・・・・・・圧延材料、18,19
,20・・・・・・引き伸ばし装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 その外周面が略H形状の粗形鋼片のフランジ部内面
    に当接するとともに、その一端を回転自在に支承された
    ロールを有してなる粗形鋼片の胴部を引き伸ばす装置。 2 その外周面が略H形状の粗形鋼片のフランジ部内面
    に当接するとともに一端を回転自在に支承された4個の
    ロール組を、圧延方向に複数段タンデムに装置1ルてな
    る粗形鋼片の胴部を引き伸ばす装置。 3 その外周面が略H形状の粗形鋼片のフランジ部内面
    に当接するとともに一端を回転自在に支承されたロール
    を有してなる圧延機において、被圧延材を圧延ロールに
    押込む加圧装置を設けてなる粗形鋼片の胴部を引き伸ば
    す装置。 4 その外周面が略H形状の粗形鋼片のフランジ部内面
    に当接するとともに一端を回転自在に支承されたロール
    を有してなる圧延機において、前記フランジ部内面に当
    接するロールの圧延方向前段に、フランジ部外側面にそ
    の外周面が当接する強制御駆動される一対以−Lのロー
    ルを設けて被圧延材を押込むように構成してな乞粗形鋼
    片の胴部を引き伸ばす装置。
JP15925576A 1976-12-30 1976-12-30 粗形鋼片の胴部を引き伸ばす装置 Expired JPS5931402B2 (ja)

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JPS5384856A JPS5384856A (en) 1978-07-26
JPS5931402B2 true JPS5931402B2 (ja) 1984-08-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59202101A (ja) * 1983-05-04 1984-11-15 Nippon Steel Corp フランジを有する形材の圧延方法

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Publication number Publication date
JPS5384856A (en) 1978-07-26

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