JPS593132B2 - ガラスセンイキヨウカセメントセイヒンノセイゾウホウ - Google Patents
ガラスセンイキヨウカセメントセイヒンノセイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS593132B2 JPS593132B2 JP50073729A JP7372975A JPS593132B2 JP S593132 B2 JPS593132 B2 JP S593132B2 JP 50073729 A JP50073729 A JP 50073729A JP 7372975 A JP7372975 A JP 7372975A JP S593132 B2 JPS593132 B2 JP S593132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- cement paste
- glass fiber
- glass fibers
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガラス繊維で強化された耐熱不燃セメント製
品の製造法に関するものである。
品の製造法に関するものである。
従来よりガラス繊維強化セメント製品の成形法としては
、パントレーアップ法、ハンドレーサクシヨン法、スプ
レーサクション法、プレミツクス法等が知られている。
、パントレーアップ法、ハンドレーサクシヨン法、スプ
レーサクション法、プレミツクス法等が知られている。
上記パントレーアップ法及至ハンドレーサクシヨン法は
成形型の上に手作業でセメントペーストと帯状ガラス繊
維（ガラスクロス、ガラスチョップトストランドマット
等）を積層する方法であるために、成形能率があがらな
い、熟練作業者を必要とする、ガラス繊維強化セメント
製品の品質バラツキが大きい等の欠点を有する。
成形型の上に手作業でセメントペーストと帯状ガラス繊
維（ガラスクロス、ガラスチョップトストランドマット
等）を積層する方法であるために、成形能率があがらな
い、熟練作業者を必要とする、ガラス繊維強化セメント
製品の品質バラツキが大きい等の欠点を有する。
又、前記スプレーサクション法は、ガラス繊維ローピン
グ等をスプレーガンで所定の長さに切断し、切断したガ
ラス繊維とセメントペーストを同時にサクション可能な
成形型の土に吹きつける方法であるため、パントレーア
ップ法及至ハンドレーサクシヨン法に比し成形能率はあ
がるが、より成形に熟練を必要とし、ガラス繊維強化セ
メント製品の品質バラツキが大きい等の欠点を有する。
グ等をスプレーガンで所定の長さに切断し、切断したガ
ラス繊維とセメントペーストを同時にサクション可能な
成形型の土に吹きつける方法であるため、パントレーア
ップ法及至ハンドレーサクシヨン法に比し成形能率はあ
がるが、より成形に熟練を必要とし、ガラス繊維強化セ
メント製品の品質バラツキが大きい等の欠点を有する。
又、前記プレミツクス法は、切断したガラス繊維とセメ
ントペーストを成形前に混ぜ合わせる方法であるが、混
ぜ合わせ中にガラス繊維が損傷を受け、セメント製品の
強度が小さくなる傾向にあり、また混ぜ合わせ中にガラ
ス繊維ストランドが単繊維化しやすくガラス繊維をセメ
ントペースト中に均等に分散しにくい。そのためガラス
繊維とセメントペーストの混ぜ合わせ作業性が悪く高度
の混ぜ合わせ技術を持つてしてもトラブルが多く且つセ
メント製品の品質バラツキが大きいという欠点を有する
。本発明は、従来より知られている前記ガラス繊維強化
セメント製品の成形法における成形作業性が悪く、セメ
ント製品の品質が安定しないという欠点を解決する事を
目的とするガラス繊維強化セメント製品の製造法に関す
るものである。
ントペーストを成形前に混ぜ合わせる方法であるが、混
ぜ合わせ中にガラス繊維が損傷を受け、セメント製品の
強度が小さくなる傾向にあり、また混ぜ合わせ中にガラ
ス繊維ストランドが単繊維化しやすくガラス繊維をセメ
ントペースト中に均等に分散しにくい。そのためガラス
繊維とセメントペーストの混ぜ合わせ作業性が悪く高度
の混ぜ合わせ技術を持つてしてもトラブルが多く且つセ
メント製品の品質バラツキが大きいという欠点を有する
。本発明は、従来より知られている前記ガラス繊維強化
セメント製品の成形法における成形作業性が悪く、セメ
ント製品の品質が安定しないという欠点を解決する事を
目的とするガラス繊維強化セメント製品の製造法に関す
るものである。
本発明のガラス繊維強化セメント製品製造装置の実例を
概略図、第１図、第２図に示す。
概略図、第１図、第２図に示す。
製造装置概略図第１図において、１はガラス繊維である
が、このガラス繊維１をカツタ一装置２で所定の長さに
切断し、コンベアー５で送り出されるセメントペースト
を塗布した下面シート３上に連続的に均等に落下させる
。
が、このガラス繊維１をカツタ一装置２で所定の長さに
切断し、コンベアー５で送り出されるセメントペースト
を塗布した下面シート３上に連続的に均等に落下させる
。
次いで、セメントペースト７を塗布した上面シート４を
かぶせる。しかる後加圧や振動等によりセメントペース
トをガラス繊維に充分浸み込ませる。次いで必要に応じ
てサクシヨン装置により余剰の水分を除去し、従来より
知られている成形法例えばプレス成形、オートクレープ
成形等により硬化成形する。製造装置概略図第２図は、
本質的には製造装置概略図第１図と同様の装置であるが
、厚さ約１０１！１以上の肉厚ガラス繊維強化セメント
製品の製造に適した製造装置で、２段カツタ一方式にな
つている点とセメントペーストを均等に流下可能なセメ
ントペースト供給装置６を有し、セメントペースト７を
塗布した２枚のシートの間にガラス繊維とセメントペー
スト７を連続的に層状に重ねるように供給する点が異な
つている。本発明のセメント塗布用シート材料としては
、サクシヨンを働かせない場合は、撥水性があり、通気
性の少ないポリエチレンシート、塩化ピニルシート等の
合成樹脂系シートを用いても良いが、サクシヨンを働か
せる場合は、湿潤強度の大きい不織布、織布、紙シート
、細孔を有する合成樹脂系シート等の吸水性と通気性を
有するシート材料が好ましい。
かぶせる。しかる後加圧や振動等によりセメントペース
トをガラス繊維に充分浸み込ませる。次いで必要に応じ
てサクシヨン装置により余剰の水分を除去し、従来より
知られている成形法例えばプレス成形、オートクレープ
成形等により硬化成形する。製造装置概略図第２図は、
本質的には製造装置概略図第１図と同様の装置であるが
、厚さ約１０１！１以上の肉厚ガラス繊維強化セメント
製品の製造に適した製造装置で、２段カツタ一方式にな
つている点とセメントペーストを均等に流下可能なセメ
ントペースト供給装置６を有し、セメントペースト７を
塗布した２枚のシートの間にガラス繊維とセメントペー
スト７を連続的に層状に重ねるように供給する点が異な
つている。本発明のセメント塗布用シート材料としては
、サクシヨンを働かせない場合は、撥水性があり、通気
性の少ないポリエチレンシート、塩化ピニルシート等の
合成樹脂系シートを用いても良いが、サクシヨンを働か
せる場合は、湿潤強度の大きい不織布、織布、紙シート
、細孔を有する合成樹脂系シート等の吸水性と通気性を
有するシート材料が好ましい。
本発明のセメントペーストとは、ポルトランドセメント
、アルミナセメント等の水硬性セメント粉末又は、水硬
性セメント粉末と各種セメント混和剤を水中に分散せし
めたものを意味する。
、アルミナセメント等の水硬性セメント粉末又は、水硬
性セメント粉末と各種セメント混和剤を水中に分散せし
めたものを意味する。
セメントペースト中に適量の高膨張性シリカ（モンモリ
ナイト、エアロジル等）、石灰、ドロマイト、各種合成
樹脂エマルジヨン、各種ゴムラテツクス等を添加する事
によりセメント塗布用シートとセメントペーストとの馴
染みが良くなり、シートへのセメントペーストの塗布作
業が改善されるＯ以下実施例により本発明を説明する。
ナイト、エアロジル等）、石灰、ドロマイト、各種合成
樹脂エマルジヨン、各種ゴムラテツクス等を添加する事
によりセメント塗布用シートとセメントペーストとの馴
染みが良くなり、シートへのセメントペーストの塗布作
業が改善されるＯ以下実施例により本発明を説明する。
実施例 １
第１図において、１はガラス繊維ローピングであるが、
このガラス繊維ローピング１をカツタ一装置２で２５１
１の長さに切断し、コンベアー５で送り出される紙質下
面シート３の上面にアルミナセメントペーストを塗布し
、ペースト上面に均等に落下させ、コンベアー５で送る
。
このガラス繊維ローピング１をカツタ一装置２で２５１
１の長さに切断し、コンベアー５で送り出される紙質下
面シート３の上面にアルミナセメントペーストを塗布し
、ペースト上面に均等に落下させ、コンベアー５で送る
。
次いで、アルミナセメントペーストを塗布した上面シー
ト４をコンベア５で送られてきたガラス繊維の上よりか
ぶせ、多段加圧ローラーで加圧し、アルミナセメントペ
ーストをガラス繊維に充分浸み込ませる。次いでサクシ
ヨンし、余剰の水分を除去する０このようにして得られ
たものを２枚の鉄板に挟み、荷重５０９／Ｃｄでポリエ
チレンシートに包み湿気を含んだ状態で７日間保持した
ものの試験成績は次表の通りである。水／セメント比が
小さいほど、又、ガラス繊維含有率が１０〜１５％の範
囲で曲げ強度が高い。
ト４をコンベア５で送られてきたガラス繊維の上よりか
ぶせ、多段加圧ローラーで加圧し、アルミナセメントペ
ーストをガラス繊維に充分浸み込ませる。次いでサクシ
ヨンし、余剰の水分を除去する０このようにして得られ
たものを２枚の鉄板に挟み、荷重５０９／Ｃｄでポリエ
チレンシートに包み湿気を含んだ状態で７日間保持した
ものの試験成績は次表の通りである。水／セメント比が
小さいほど、又、ガラス繊維含有率が１０〜１５％の範
囲で曲げ強度が高い。
上記ガラス繊維強化セメント板は、プレミツクス法によ
り成形したガラス繊維強化セメント板の曲げ強度に比し
約４０％高く、曲げ強度のバラツキも半分以下になつて
いる〇実施例 ２ 第２図に卦いて、ガラス繊維ローピング１をカツタ装置
２で２５ｍｍ１こ切断し、コンベアー５で送り出される
細孔を有するポリエチレン製下面シート３の上面にポル
トランドセメントペーストを塗布し、ペースト上面に均
等に落下させコンベアー５で送る。
り成形したガラス繊維強化セメント板の曲げ強度に比し
約４０％高く、曲げ強度のバラツキも半分以下になつて
いる〇実施例 ２ 第２図に卦いて、ガラス繊維ローピング１をカツタ装置
２で２５ｍｍ１こ切断し、コンベアー５で送り出される
細孔を有するポリエチレン製下面シート３の上面にポル
トランドセメントペーストを塗布し、ペースト上面に均
等に落下させコンベアー５で送る。
次いで、このガラス繊維面士にセメントペースト供給装
置６より普通ポルトランドセメントペーストを均等に所
定量流下し、その上面に、カツタ一装置２′で２５詣に
切断したガラス繊維を均等に落下させる。次いで普通ボ
ルトランドセメントペーストを塗布した細孔を有するポ
リエチレン製上面シート４を、送られてきたガラス繊維
の上面よりかぶせ、多段加圧ローラーで加圧し普通ポル
トランドセメントペーストをガラス繊維に充分浸み込ま
せる。次いでサクシヨンし余剰の水分を除去する。この
ようにして得られたものを２枚の鉄板に挟み、荷重５０
９／０ＩＬを加え、ポリエチレンシートに包み、湿気を
含んだ状態で７日間保持したものの試験成績は次表の通
りである。
置６より普通ポルトランドセメントペーストを均等に所
定量流下し、その上面に、カツタ一装置２′で２５詣に
切断したガラス繊維を均等に落下させる。次いで普通ボ
ルトランドセメントペーストを塗布した細孔を有するポ
リエチレン製上面シート４を、送られてきたガラス繊維
の上面よりかぶせ、多段加圧ローラーで加圧し普通ポル
トランドセメントペーストをガラス繊維に充分浸み込ま
せる。次いでサクシヨンし余剰の水分を除去する。この
ようにして得られたものを２枚の鉄板に挟み、荷重５０
９／０ＩＬを加え、ポリエチレンシートに包み、湿気を
含んだ状態で７日間保持したものの試験成績は次表の通
りである。
図面はいずれも本発明の実施例に関する製造装置の１例
を示す概略図であり、第１図は実施例１における製造装
置、第２図は実施例２における製造装置である。
を示す概略図であり、第１図は実施例１における製造装
置、第２図は実施例２における製造装置である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ セメントペーストを塗布した２枚のシートの間に、
切断したガラス繊維を連続的に供給し、セメントペース
トを切断したガラス繊維に含浸せしめ、次いで硬化させ
る事を特徴とするガラス繊維強化セメント製品の製造法
。 ２ セメントペーストを塗布した２枚のシートの間に、
切断したガラス繊維とセメントペーストを連続的に層状
に供給し、セメントペーストを切断したガラス繊維に含
浸せしめ、次いで硬化させる事を特徴とするガラス繊維
強化セメント製品の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50073729A JPS593132B2 (ja) | 1975-06-19 | 1975-06-19 | ガラスセンイキヨウカセメントセイヒンノセイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50073729A JPS593132B2 (ja) | 1975-06-19 | 1975-06-19 | ガラスセンイキヨウカセメントセイヒンノセイゾウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51150516A JPS51150516A (en) | 1976-12-24 |
| JPS593132B2 true JPS593132B2 (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=13526600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50073729A Expired JPS593132B2 (ja) | 1975-06-19 | 1975-06-19 | ガラスセンイキヨウカセメントセイヒンノセイゾウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593132B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995023690A1 (en) * | 1994-03-04 | 1995-09-08 | Tingley Daniel A | Wood laminates with aramid fibers in the glue line and processes for making |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7670520B2 (en) * | 2003-09-18 | 2010-03-02 | United States Gypsum Company | Multi-layer process for producing high strength fiber-reinforced structural cementitious panels with enhanced fiber content |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5125519A (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-02 | Mitsubishi Mining & Cement Co | Garasuseniirisementoban no seizoho |
-
1975
- 1975-06-19 JP JP50073729A patent/JPS593132B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5125519A (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-02 | Mitsubishi Mining & Cement Co | Garasuseniirisementoban no seizoho |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995023690A1 (en) * | 1994-03-04 | 1995-09-08 | Tingley Daniel A | Wood laminates with aramid fibers in the glue line and processes for making |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51150516A (en) | 1976-12-24 |
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