JPS5931303B2 - 無接点モ−タ - Google Patents

無接点モ−タ

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Publication number
JPS5931303B2
JPS5931303B2 JP2080576A JP2080576A JPS5931303B2 JP S5931303 B2 JPS5931303 B2 JP S5931303B2 JP 2080576 A JP2080576 A JP 2080576A JP 2080576 A JP2080576 A JP 2080576A JP S5931303 B2 JPS5931303 B2 JP S5931303B2
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JP
Japan
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rotor
stator
arc
stator coil
motor
Prior art date
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Expired
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JP2080576A
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English (en)
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JPS52103613A (en
Inventor
平太郎 中島
吉元 大村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS52103613A publication Critical patent/JPS52103613A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばレコードプレーヤのターンテーブル直
結モータに適用して好適な無接点モータの改良に係わる
従来のレコードプレーヤにおいては、その回転伝達部材
としてゴム製のアイドラやベルト等を使用したために加
工精度が悪く、回転むらの原因になる欠点を有する点に
かんがみ、ターンテーブルに駆動モータの回転軸を直結
することにより以上の欠点を除去するようにしていた。
したがってこの直結駆動モータの回転数はレコードの定
格回転数たる33−!−rpm又は45rpmと極めて
小さいので、モータのロータの外径は高速用モータのロ
ータに比較して大きくなり、かつロータの廻りに配設さ
れたステータは長大となる。
−その結果、巻線が多くなって作業工数が増加するため
、作業工数上不合理であった。
そのため改良案として、ロータの僅かな回転角にのみス
テータを配設して、巻線及び作業工数を減少するように
している。
しかしながら、このような構造のモータにおいては、逐
次巻線電流が流されて電流と磁極との間でフレミング左
手の法則による力が働く結果、回転トルクのみならず遠
心力が働くが、この遠心力は逐次力の方向が変わるため
、回転軸を振動させてしまい、ターンテーブル本来の機
能すなわち円滑な回転を得ることができない欠点を有す
る。
本発明は以上の点にかんがみ、以下に示すような構成を
採ることにより、この種の無接点モータに働く回転軸の
振動等をできるだけ防止するようにしたものである。
以下本発明無接点モータをターンテーブル直結モータに
適用した具体例について図面を参照しながら詳細に説明
しよう。
第1図はターンテーブル直結モータがプレーヤ・キャビ
ネットに取り付けられている状態を示した本発明の一態
様を示す中央縦断面図である。
この図において、1は無刷子型の直流モータを示し、こ
の直流モーターは、エンドブラケット兼用の上下のケー
シング2,3と、回転軸4に取り付けられたロータ5と
より構成される。
下部ケーシング3はプレーヤ・キャビネット6に取り付
けられる。
上部ケーシング2は下部ケーシング3に嵌合され、下部
ケーシング3と共に回転軸4の上下端を支承している。
一方、ロータ5は、カップ型の本体7の外周面に第2図
に示すような配置関係とした磁界を発生する環状の永久
磁石8が規則的に隣設されている。
この永久磁石8は円周上12波長(λ)に相当する着磁
がなされているゴム製磁石である。
9は回転軸4を軸支する上下の軸受、10は回転軸4に
直結されたターンテーブルを夫々示している。
下部ケーシング3には、ロータ5の着磁面に対向するよ
うに円弧状コア11に複数組のコイルが巻装された一対
のステータ12A、12Bが取り付けられている。
これらステータ12A、12Bは第2図に示す如く、ロ
ータ5の回転軸2に対して互に軸対称位置に配置されて
いる。
すなわちステータ12A、12Bの円弧状コア11a、
11bは、ロータ5の廻りに全周に亘って配設するので
はなく、ロータ5の一部に対向するようにし、かつ一対
の円弧状コア11a、11bが軸対称関係となるように
配設されている。
しかもこの第1及び第2の円弧状コア11 a、1 l
bの両端部11c111dは第3図に示す如く、斜状
に切断されて直線状の勾配が形成されている。
この勾配が設けられた夫々の端部11c、11dの長さ
は、ロータ2の永久磁石8の着磁(鎖交磁束)の1波長
又はその整、数倍に設定している。
円弧状コア11a。11bの材料としては、軟鉄などの
軟磁性材料が用いられ、予め板状の軟鉄を平行四辺形状
に切断し、その後第3図に示す如く、所定のロータ2の
外径に対応する円弧状に成形して円弧状コア11a、1
1bを製作する。
なお、円弧状コアの平面形状は、例示以外に台形状にし
てもよく、上下が反対の形状にして用いることもさしつ
かえない。
一方、夫々の円弧状コア11a、11bには絶縁材で構
成されたステータコイル用ボビン15及びこのボビン1
5上に巻回されたステータコイル巻線14が取り付けら
れている(第1図及び第2図参照)。
ステータコイル巻線14は一対の円弧状コアIla、1
1bに対して3相結線とし、各々6個のボビン15に巻
線されている。
すなわち、第1のステータ巻線14Aは、まず第1の円
弧状コアIlaの側の第1のボビン15aに巻回され、
次に第4のボビン15dに、更に第2の円弧状コア11
bの側の第1のボビン15g1及び第4のボビン15j
に夫々巻回されている。
第2及び第3のステータ巻線14B、14Cも第1のス
テータ巻線14Aの巻回に準じて夫々巻回される。
そしてロータ5の永久磁石8の鎖交磁束の1波長(λ)
に対して第1、第2及び第3のステータ巻線14A、1
4B、14Cの全てが対応するようにし、したがって夫
々のボビン15の位置はその関係に設定される。
以上の如き配置関係とした結果、第1のステータ巻線1
4Aは夫々異なった4つの異なる位置から生ずる磁束が
得られ、しかも4個のボビン15a、15d、15g、
15jに巻回されたコイルに位置する4つの磁束は互に
軸対称の関係にある。
なお、第2及び第3のステータ巻線14B、14Cも図
に示す如く同様の関係に構成される。
ステータコイル用ボビン15は、第4図に示すように、
そのボビン15に予めコイル14を巻装しておき、しか
る後円弧状コア11に挿入固定されるため、その材料を
フレキシブルな材料例えば可撓性合成樹脂材により形成
される。
具体的には0.2〜3mmの厚さを有する長方形の連結
板16に既述した如き間隔を保持してコ字状ボビン15
a〜15fが固定されているものである。
連結板16の長さは、円弧状コア11に挿入一体化する
場合に、第3図に示すように勾配が設けられた両端部1
1c及び11dにかからないように設定し、その幅は円
弧状コア11の幅とほぼ同一に設定している。
コ字状ボビン15は第4図に示す如く、コイル14を巻
回するための上下の支持体11及び連結板16を利用し
た側体及びその両端に設けたつば体18より構成され、
上下の支持体17によってコイル巻線14を整層的に巻
回することができるようにしたものである。
つば体18の立上り部18aは、これを含む連結板16
と円弧状コア11とが一体となったステータ12を下部
ケーシング3に取り付けるために、つば体18の他の部
分より長めに形成されている。
そして第1図に示すように、その立上り部18aを下部
ケーシング3の溝3aに差込んで固持するようになされ
る。
第1図において20は位置検出素子を示し、これは無接
点型直流モータの回転制御を行なうために設けられ、そ
の制御に基づいて第1〜第3のステータコイル巻線に順
次電流を加えるようになすものである。
この位置検出素子20は例えば3個のホール素子で構成
され、第1〜第3の素子20a120b、20c力加−
夕5の環状磁石8の下面に対応する如く下部ケーシング
3に植込まれている。
そして各素子20a、20b、2Qcの間隔は夫々λ/
3毎に位置設定されている(但し、λ一環状永久磁石8
の1波長)。
これらの素子20a。20b、20cと第1〜第3のス
テータコイル巻線14A、14B、14Cとの関係は、
第1のステータコイル巻線14Aの対面に回転磁石8の
N極が到来したとき、第1の素子20aの対面にもN極
が到来する如き関係とし、第2のステータコイル巻線1
4Bと第2の素子20b1第3のステータコイル巻線1
4Cと第3の素子20cも同様の関係とする。
各ホール素子20a、20b。20cが、λ/3に相当
する時間だけN極の磁束を拾うためには、第5図に示す
如く、環状磁石8の下面にλ力に相当する切欠き21が
形成された薄鋼板よりなる輪板22を貼着して行なう。
すなわちその切欠き21は、磁石8のN極の磁束が発生
する位置にのみ設けるようにする。
なお第1〜第3のステータコイル巻線14A、14B、
14Cの他方は互に接続され、電源供給端子23に接続
される。
したがって、第1の巻線14Aには、その対面をN極が
通過する時間のうち、λ乃に相当する時間だけ電流が供
給される。
換言すれば、第1の素子20aに対して回転磁石8のN
極が通過する時間のうち、稀に相当する時間だけ、N極
を拾い出力電圧を発生させることになる。
この出力電圧は第1の駆動回路24Aに導ひかれ、その
回路24Aの作動によって第1のステータ巻線14Aに
電流が供給されることになるので、ロータ5はフレミン
グ左手の法則による力によって回転される。
したがって、第1の素子20aがλ凶に相当する時間だ
け動作した後、引きつづき第2の素子20bが次のλ/
3に相当する時間だけ動作し、更に第3の素子20cが
次のλ/3に相当する時間だけ動作して結局回転が持続
される。
なお、各素子に作用する漏洩磁束は、切欠き部分のN極
の磁束だけであり、他の4へλに相当する部分では、輪
板22で磁路が閉じられており、漏洩磁束は発生しえな
い。
第1のステータコイル巻線14A及び第1の素子20a
に接続された第1の駆動回路24Aは次のように動作す
る。
まず第1の素子20aが輪板22の切欠き21に対応せ
ずN極束を拾っていないときにおける第1の素子20a
の出力は、所定の電圧にバイアスされた状態となる(電
源を例えば12Vとすると、出力は6V)。
このときトランジスタQ2のベース電圧をバイアス電圧
より微少電圧だけ高い関係に設定しておくことによりト
ランジスタQ1が不導通、トランジスタQ2が導通状態
となる。
このときトランジスタQ3はベース電圧が得られず、不
導通状態である。
したがって、出力トランジスタQ4もベース電圧が得ら
れず不導通状態となり、結局、第1のステータコイル巻
線14Aには電流が供給されない。
次に、ロータ(磁石)が回転して切欠き21の部分が第
1の素子20aに対応したときは、出力電圧が生じ、そ
のバイアス電圧より高い電圧がトランジスタQ1 に供
給される。
したがってトランジスタQ1は導通状態となり、トラン
ジスタQ2が不導通状態となる。
このときトランジスタQ1のコレクタ電圧が下がり、ト
ランジスタQ3のベース電流が生じて導通状態となる。
したがって、トランジスタQ3のコレクタ電圧が発生し
て出力トランジスタQ4のベース電流が生じることによ
り第1のステータコイル巻線14Aに電流が供給される
なお、第2のステータコイル巻線14B及び第2の素子
20bに接続された第2の駆動回路24B1および第3
のステータコイル巻線14C及び第3の素子20cに接
続された第3の駆動回路24Cは、第1の駆動回路24
Aとほぼ同様に構成され、同様の動作を行なう。
この場合、第1のステータコイル巻線14A1第2のス
テータコイル巻線14B1第3のステータコイル巻線1
4Cに次々に時分割された電流が供給される結果、第3
のステータコイル巻線14Cから第1のステータコイル
巻線14Aへの電流供給は直ちに行なわれる。
しかも第1のステータ12A及び第2のステータ12B
との間に広い無磁場が存在しているので、ロータ5の1
回転中にはトルクむらが発生し、よって回転軸4の微少
な振動を誘起することになる。
しかしながら、各ステータ12A、12Bの円弧状コア
11a、11bの両端部11c、11dが斜状に形成さ
れかつその長さが磁石8の鎖交磁束の1波長又はその整
数倍に設定されているので、第3のステータコイル巻線
14Cへの電流供給時では各円弧状コア11 a 。
11bの両端部11c、lldにもそれに伴なう磁場が
形成され、かつその磁場領域は漸次減少して消失し、し
かる後第1のステータコイル巻線14Aへの電流供給が
行なわれることにより、それに伴なう磁場の領域が漸次
増大する如く変化するため、ロータ5の1回転中におけ
る微少なトルクむらはほとんど防止されることになる。
しかも、円弧状コア11a、11bの両端部11c、1
1dの長さに上述の如くに設定したことにより、円弧状
コア、11a、11bに形成された磁場の長さが回転磁
石8に形成された鎖交磁束の整数倍に完全に対応するの
で、磁気的エネルギーの漏洩はほとんどなくなり、結局
、ロータ5の回転トルクの脈動変化を極小とすることが
できる。
以上説明した如く本発明によれば、無接点モータのステ
ータ巻線が巻回された円弧状コアをロータの回転軸に対
して軸対称位置に設けると共に、円弧状コアの両端部に
勾配を設けたので、ロータのトルクむらの発生を最小限
に抑えることができる。
したがって、回転軸の微小な振動を許容範囲内に置くこ
とができ、結局このモータをターンテーブル直結型モー
タとして使用する場合にはターンテーブルのワウフラッ
タを極力抑制することが可能となり、電気的・機械的性
能を維持することができる。
更にその円弧状コアの両端部の勾配の長さを回転磁石の
鎖交磁束の1波長又はその整数倍に設定するようにした
ので、磁気的エネルギーの漏洩を防止し、ロータの回転
トルクの脈動変化を極小とすることができる。
なお上述の具体例の説明において、インナーロータ型モ
ータの説明に依拠したが、アウタロータ型モータにも適
用しうろことは容易に理解される。
また位置検出素子及び駆動方法は同様例示的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はターンテーブル直結無刷子型直流モータの一例
を示す縦断面図、第2図はロータ及びステータの配置及
びモータの駆動回路の説明に供する線図、第3図は円弧
状コアの例を示す斜視図、第4図はステータコイル用ボ
ビンの例を示す一部破断斜視図、第5図は回転磁石及び
位置検出素子の関係を示す下面図である。 1は無刷子型直流モータ、4はその回転軸、5はロータ
、8は永久磁石、11は円弧状コア、12A、12Bは
夫々ステータ、11c、11dは夫々その両端部、14
はステータコイル、20は位置検出素子、21は切欠き
、22は輪板、24A、24B、24Cは夫々駆動回路
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円周方向に順次具なる環状磁石を有するロータと、
    該ロータの着磁面に対向する如く配された円弧状コアに
    複数組のコイルが巻装されたステータとを有し、上記複
    数組のコイルに上記ロータの回転位置に応じて通電する
    ようにした無接点モータにおいて、上記円弧状コアを上
    記ロータの回転軸に対して対称位置に設けると共に、上
    記円弧状コアの両端部に夫々上記環状磁石の鎖交磁束の
    1波長又はその整数倍の長さの勾配を設けてなる無接点
    モータ。
JP2080576A 1976-02-27 1976-02-27 無接点モ−タ Expired JPS5931303B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2080576A JPS5931303B2 (ja) 1976-02-27 1976-02-27 無接点モ−タ

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JPS52103613A JPS52103613A (en) 1977-08-31
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ID=12037247

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926789Y2 (ja) * 1977-09-22 1984-08-03 ソニー株式会社 レコ−ドプレ−ヤ
JPS63117276U (ja) * 1987-01-19 1988-07-28
GB2624364A (en) * 2022-09-22 2024-05-22 Wilson Benesch Ltd A motor for a turntable and associated methods

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