JPS5931151B2 - 磁気バブル記憶装置の試験方法 - Google Patents
磁気バブル記憶装置の試験方法Info
- Publication number
- JPS5931151B2 JPS5931151B2 JP52112374A JP11237477A JPS5931151B2 JP S5931151 B2 JPS5931151 B2 JP S5931151B2 JP 52112374 A JP52112374 A JP 52112374A JP 11237477 A JP11237477 A JP 11237477A JP S5931151 B2 JPS5931151 B2 JP S5931151B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- minor
- storage device
- loop
- magnetic bubble
- bubble storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、メジャー・マイナーループ構成によるフィー
ルド・アクセス形磁気バブル記憶装置における不良品検
出の試験方法に関するものであり、特に、不良マイナー
ループを電気的に無視しても誤動作が生ずるエラーモー
ドに対する試験方法に関するものである。
ルド・アクセス形磁気バブル記憶装置における不良品検
出の試験方法に関するものであり、特に、不良マイナー
ループを電気的に無視しても誤動作が生ずるエラーモー
ドに対する試験方法に関するものである。
従来より磁気バブル記憶装置においてマイナーループの
不良が原因となるエラーモードとしては(1)バブルの
欠け(入力情報゛1”が゛o”になる)(2)バブルの
ビットずれ(バブルが1ビットずれるため″1”が゛o
”に、゛o”が゛1’’になる)(3)バブルのループ
ずれ(バブルが隣りのループに移るため、一方のループ
内の゛1”が゛o’’になり、もう一方のループ内の゛
o”が゛1”になる)が知られており、これらのエラー
モードに対してはバイアス磁界に直流、サイン波、パル
ス、三角波等を用い、レベルを変動させることにより、
又は振幅を変動させることにより、バイアス磁界マージ
ンの上限又は下限を測定して不良マイナーループを検出
する試験法(特開昭51−137337号、特開昭51
−139737号、特開昭51一140529号)やマ
イナーループに試験パターンを入力し、出力側にボード
(入力情報゛1’’が゛o’’になるエラー)が出れば
不良ループとして検出する試験法(特開昭52−603
5号)などが提案されている。
不良が原因となるエラーモードとしては(1)バブルの
欠け(入力情報゛1”が゛o”になる)(2)バブルの
ビットずれ(バブルが1ビットずれるため″1”が゛o
”に、゛o”が゛1’’になる)(3)バブルのループ
ずれ(バブルが隣りのループに移るため、一方のループ
内の゛1”が゛o’’になり、もう一方のループ内の゛
o”が゛1”になる)が知られており、これらのエラー
モードに対してはバイアス磁界に直流、サイン波、パル
ス、三角波等を用い、レベルを変動させることにより、
又は振幅を変動させることにより、バイアス磁界マージ
ンの上限又は下限を測定して不良マイナーループを検出
する試験法(特開昭51−137337号、特開昭51
−139737号、特開昭51一140529号)やマ
イナーループに試験パターンを入力し、出力側にボード
(入力情報゛1’’が゛o’’になるエラー)が出れば
不良ループとして検出する試験法(特開昭52−603
5号)などが提案されている。
そして、これらの試験で検出された不良ループは当該不
良マイナーループを何等かの電気的手段で無視すること
により、完全に除去することができる特性を有している
ので、不良マイナーループを電気的手段により無視し、
それ以外の欠陥のないマイナーループだけを活用するよ
うにしていた。しかしながら、本発明者はメジャー・マ
イナーループ構成による磁気バブル記憶装置におけるマ
イナーループのエラーモードを詳細に観察することによ
つて上記3つのエラーモード以外に下記のエラーモード
が存在することを発見した。
良マイナーループを何等かの電気的手段で無視すること
により、完全に除去することができる特性を有している
ので、不良マイナーループを電気的手段により無視し、
それ以外の欠陥のないマイナーループだけを活用するよ
うにしていた。しかしながら、本発明者はメジャー・マ
イナーループ構成による磁気バブル記憶装置におけるマ
イナーループのエラーモードを詳細に観察することによ
つて上記3つのエラーモード以外に下記のエラーモード
が存在することを発見した。
(4)バブルの分裂(一つのバブルが分裂して二つ以上
のバブルになる)(5)バブルの不正発生(全くバブル
の無い所から不正バブルが湧出る)そして、この2つの
エラ〒モードは、当該不良マイナーループを電気的手段
によつて無視しても誤動作が生じてしまう(平均的には
10時間に1回程度の割合で)特性を有することが明ら
かとなつた。
のバブルになる)(5)バブルの不正発生(全くバブル
の無い所から不正バブルが湧出る)そして、この2つの
エラ〒モードは、当該不良マイナーループを電気的手段
によつて無視しても誤動作が生じてしまう(平均的には
10時間に1回程度の割合で)特性を有することが明ら
かとなつた。
これより、この2つのエラーモードの不良ループに対し
ては従来から知られていたエラーモードの不良ループに
対する対策とは違つた対策を取らなければならない。検
出手段も前記従来より知られていたエラーモードの検出
手段とは異なつた、短時間の内に不良ループを確実に見
出すことのできる新しい検出手段を見出すことが必要に
なつた。本発明は以上の状況に基づき、上記(4)又は
(5)のエラーモードによるマイナーループ内の磁気バ
ブルの誤動作の発生頻度を高めるようにしたもので、以
下その内容を詳細に説明する。
ては従来から知られていたエラーモードの不良ループに
対する対策とは違つた対策を取らなければならない。検
出手段も前記従来より知られていたエラーモードの検出
手段とは異なつた、短時間の内に不良ループを確実に見
出すことのできる新しい検出手段を見出すことが必要に
なつた。本発明は以上の状況に基づき、上記(4)又は
(5)のエラーモードによるマイナーループ内の磁気バ
ブルの誤動作の発生頻度を高めるようにしたもので、以
下その内容を詳細に説明する。
図は試験に使用したメジヤ一・マイナーループ構成の磁
気バブル記憶装置の概略図を示したもので、1はメジヤ
ーループ、20〜2130はマイナーループ群、3は読
出し/書込み回路であり、マイナーループ234で(4
)又は(5)のモードのエラーが発生した場合で説明す
る。
気バブル記憶装置の概略図を示したもので、1はメジヤ
ーループ、20〜2130はマイナーループ群、3は読
出し/書込み回路であり、マイナーループ234で(4
)又は(5)のモードのエラーが発生した場合で説明す
る。
該記憶装置の記憶容量は64Kbit1周波数100K
Hz1磁界450eの回転磁界で駆動した時のバイアス
磁界マージンは±5.80e1バイアス磁界設定値はバ
イアス磁界マージン中央値で97.80eである。さて
、該記憶装置を不正発正による誤動作の発生しやすい条
件、すなわちバイアス磁界を通常の設定値より3.80
e低い940eに設定して、234のマイナーループに
゛O゛を、他のマイナーループに″0゜゛,81゛を含
む任意の情報パタンを書込み、誤動作発生頻度を測定し
.たところ、平均10時間に一回の割合で誤動作が発生
した。
Hz1磁界450eの回転磁界で駆動した時のバイアス
磁界マージンは±5.80e1バイアス磁界設定値はバ
イアス磁界マージン中央値で97.80eである。さて
、該記憶装置を不正発正による誤動作の発生しやすい条
件、すなわちバイアス磁界を通常の設定値より3.80
e低い940eに設定して、234のマイナーループに
゛O゛を、他のマイナーループに″0゜゛,81゛を含
む任意の情報パタンを書込み、誤動作発生頻度を測定し
.たところ、平均10時間に一回の割合で誤動作が発生
した。
また、234のマイナーループを電気的に無視し、他の
マイナーループに″0゛,”1゛を含む任意の情報パタ
ンを書込み、誤動作発生頻度を測定したところ同様の結
果を得た。これに対し、本発明の実験例は次の通りであ
る。
マイナーループに″0゛,”1゛を含む任意の情報パタ
ンを書込み、誤動作発生頻度を測定したところ同様の結
果を得た。これに対し、本発明の実験例は次の通りであ
る。
実験例 1バイアス磁界を940e1回転磁界を450
eに保ち、234のマイナーループに″01,″1nを
含む任意のパタンを書込み、他のマイナーループに10
1を書込み、マイナーループ234以外のマイナールー
プの゛0゛情報を観測したところ、平均50秒で″01
が″11に変る誤動作を感知することができた。
eに保ち、234のマイナーループに″01,″1nを
含む任意のパタンを書込み、他のマイナーループに10
1を書込み、マイナーループ234以外のマイナールー
プの゛0゛情報を観測したところ、平均50秒で″01
が″11に変る誤動作を感知することができた。
実験例 2
回転磁界を設定値から20e小さい430eに設定して
同様の測定をおこなつたところ、試験条件は更に加速さ
れ、平均6秒で60゛が″11に変る誤動作を感知する
ことができた。
同様の測定をおこなつたところ、試験条件は更に加速さ
れ、平均6秒で60゛が″11に変る誤動作を感知する
ことができた。
以上説明したように本発明によれば、従来から知られて
いた不良マイナーループを電気的手段で無視することに
よつて、誤動作が生じなくなるエラーモードとは異なる
エラーモードである磁気バブルの不正発生又は分裂のエ
ラーモードを短時間のうちに正確に感知することができ
、磁気バブル記憶装置の誤動作防止のための試験方法と
して優れた効果が期待される。
いた不良マイナーループを電気的手段で無視することに
よつて、誤動作が生じなくなるエラーモードとは異なる
エラーモードである磁気バブルの不正発生又は分裂のエ
ラーモードを短時間のうちに正確に感知することができ
、磁気バブル記憶装置の誤動作防止のための試験方法と
して優れた効果が期待される。
図はメジヤ一・マイナーループ構成の磁気バブル記憶装
置の概略図である。 1・・・・・・メジヤーループ、20〜2,,0・・・
・・・マイナーループ群、234・・・・・・不良マイ
ナーループ、3・・・・・・読出し/書込み回路。
置の概略図である。 1・・・・・・メジヤーループ、20〜2,,0・・・
・・・マイナーループ群、234・・・・・・不良マイ
ナーループ、3・・・・・・読出し/書込み回路。
Claims (1)
- 1 メジャー・マイナーループ構成によるフィールドア
クセス形磁気バブル記憶装置の試験において、マイナー
ループ群の内、任意のマイナーループに“1”と“0”
で構成される情報を入力し、当該マイナーループの両隣
のマイナーループに“0”情報を入力し、当該両隣のマ
イナーループのいずれか一方又は両方のマイナーループ
の出力が“1”に変つた時、当該磁気バブル記憶装置を
不良とすることを特徴とする磁気バブル記憶装置の試験
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52112374A JPS5931151B2 (ja) | 1977-09-19 | 1977-09-19 | 磁気バブル記憶装置の試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52112374A JPS5931151B2 (ja) | 1977-09-19 | 1977-09-19 | 磁気バブル記憶装置の試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5445543A JPS5445543A (en) | 1979-04-10 |
JPS5931151B2 true JPS5931151B2 (ja) | 1984-07-31 |
Family
ID=14585078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52112374A Expired JPS5931151B2 (ja) | 1977-09-19 | 1977-09-19 | 磁気バブル記憶装置の試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931151B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59180880A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | Fujitsu Ltd | 磁気バブルメモリ素子の試験方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51137337A (en) * | 1975-05-23 | 1976-11-27 | Hitachi Ltd | Testing system for a magnetic bubble chip |
JPS51139737A (en) * | 1975-05-29 | 1976-12-02 | Fujitsu Ltd | Measuring method for magnetic bubble devices |
JPS51140529A (en) * | 1975-05-30 | 1976-12-03 | Hitachi Ltd | Test method of magnetic bubble memory element and it's test equipment |
JPS526035A (en) * | 1975-06-30 | 1977-01-18 | Ibm | Method of testing magnetic bubble domain chip |
-
1977
- 1977-09-19 JP JP52112374A patent/JPS5931151B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51137337A (en) * | 1975-05-23 | 1976-11-27 | Hitachi Ltd | Testing system for a magnetic bubble chip |
JPS51139737A (en) * | 1975-05-29 | 1976-12-02 | Fujitsu Ltd | Measuring method for magnetic bubble devices |
JPS51140529A (en) * | 1975-05-30 | 1976-12-03 | Hitachi Ltd | Test method of magnetic bubble memory element and it's test equipment |
JPS526035A (en) * | 1975-06-30 | 1977-01-18 | Ibm | Method of testing magnetic bubble domain chip |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5445543A (en) | 1979-04-10 |
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