JPS593113B2 - 自己消弧形半導体素子の保護回路 - Google Patents

自己消弧形半導体素子の保護回路

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JPS593113B2
JPS593113B2 JP51104277A JP10427776A JPS593113B2 JP S593113 B2 JPS593113 B2 JP S593113B2 JP 51104277 A JP51104277 A JP 51104277A JP 10427776 A JP10427776 A JP 10427776A JP S593113 B2 JPS593113 B2 JP S593113B2
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JP
Japan
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circuit
gate
self
voltage
current
Prior art date
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Expired
Application number
JP51104277A
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English (en)
Other versions
JPS5330264A (en
Inventor
涼夫 斎藤
昭生 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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  • Thyristor Switches And Gates (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電気回路のスイッチング素子として自己消
弧形半導体素子(ゲートターンオフサイリスタと呼ばれ
、以下GTOと記す)を使用する 。
場合の保護に関するものである。GTOはゲートGとカ
ソードに間に所定の負のゲート信号を与えればターンオ
フ特性を回復するから、インバータ回路やチョッパ回路
等のスイッチング素子として使用すれば強制転流回路が
省略でき、装置の小形化、低コスト化が容易に達成でき
るメリットがある。
しかしGTO素子の欠点としては順方向電圧変化dv/
dt耐量が一般のサイリスタに比較して弱くGTOを応
用する場合の大きな問題点となつている。
5GT0のdv/ dt耐量を増加させる手段としては
、ゲートターンオフ直後のdv/ dt耐量より定常順
電圧印加時のdv/dt耐量が低い点より、ゲートター
ンオフ直後と同様に負のゲート信号を印加すれば定常順
電圧印加時のdv/ dt耐量も増加でき10ることが
実験的に確認されている。
ただGT0の消弧している期間全てに負のゲート信号を
印加するのではゲート回路の損失が非常に大きくなり回
路構成も大変複雑となる。従つて本発明の目的は、回路
構成の簡単な保護15回路で前述のGTOの欠点である
dv/ dt耐量を増加させるとともに、GT0(1)
dv/ dt耐量が問題となる期間のみ負のゲート信号
を印加してゲート回路の損失を減少させる自己消弧形半
導体素子の保護回路を提供するにある。
’0 以下本発明の一実施例を示す第1図及びその動作
波形を示す第2図を参照して本発明を説明する。
第1図において10はGTO) 11はコンデンサ11
1と抵抗器112とから成るスナバー回路で、この回路
はGTOに印加される電圧の変化をフ5 検出する検出
回路である。12はスナバー回路11に流れる電流を検
出する電流検出器でたとえば変流器を用いる。
13はGTOIOを消弧するためのゲート回路を示す。
尚、第1図には図示していないが、GTOIO■0 の
ゲートGには、このGTOIOを導通或は非導通にする
本来のゲート回路が、前述したゲート回路13と並列に
接続されている。
この本来のゲート回路は、GTOIOを導通させるため
には、ゲートGからカソードにへ流れるパルス電流を、
又■5GTOIOを非導通とするためには、反対にカソ
ードにからゲートG−電流れるパルス電流を供給する回
路である。ククー 第1図のGTOlOのアノードAとカソードKの間の電
圧変化EA−Kを第2図aに示す。
第2図aのt1〜T2の期間はGTOの消弧すべき期間
でT2〜T3の期間はGTOの導通すべき期間である。
第2図bはaの電圧変化に従つてスナバ一回路11に流
れる電流11を示し、第2図cはこの時にGTOlOの
カソードKとゲートGの間に流れる電流12を示す。尚
ゲート回路13は特に第1図のような回路に限定するも
のではなく電流11の変化を検出して出力された信号に
よりGTOlOのカソードKとゲートGの間に逆バイア
スをかけるような回路であればよい。例えば第1図の実
施例に示される如く抵抗器R、ツエナーダイオードZD
及びダイオードDから成る回路を用いれば第2図cのよ
うな電流12が流れる。第2図aにおいて時刻T4より
の変化を一例として説明すると、時刻T4でGTOlO
のアノードAとカソードK間の電圧が急減するとスナバ
一回路11の電流11は負の方向に流れこの信号により
ゲート回路13の電流12は負の方向に流れようとする
しかしこの時はツエナーダイオードZD及びダイオード
Dの特性によりゲートGとカソードKの間にバイアスは
かからない。この後アノードAとカソードKの間の電圧
が増加してくるとき、電流11は正方向に流れ、この信
号により電流12は抵抗器Rとツエナーダイ泪一ドZD
で決まる電圧により逆バイアスするように流れる。この
ようにアノードAとカソードKの間の電圧が増加する時
に、ゲート回路13によりゲートGとカソードKの間に
逆バイアスがかかるためGTOlOのDv/Dt耐量を
高め、GTOlOを保護することが出来る。又ゲート回
路13の電流12は第2図cの如くGTOlOのアノー
ドAとカソードKの間の電圧が増加した時だけ流れるた
め常時逆バイアスをかけておく方式に比べ損失が非常に
減少して各回路素子の容量を小さくすることができる。
上記実施例において、例えば第2図においてGTOが非
導通となるべき時刻t1から時刻T2の期間の途中で、
何等かの理由でGTOのアノードAとカソードKの間の
電圧A−Kが零になつたとすれば、この場合には逆バイ
アスすべき電流12が流れないので不具合が生ずるよう
に考えられるが、しかし、GTOには順方向のDv/D
tが印加されていないので問題はない。
そして上記期間中に再び順方向で電圧が立ち上がれば、
正常G動作でDv/Dt耐量を高くできる。又、逆にG
TOが導通している状態で何等かの理由で電圧EA−K
が順方向降下電圧より上昇した場合は、本来導通である
べき期間に上記の作用で逆バイアス信号が与えられ、G
TOの動作に不具合を生ずるように考えられるが、上記
の逆バイアス電流を供給する回路は、GTOを非導通と
するパルス電流を供給するゲート回路とは全く別の意図
でその回路定数が選ばれるので問題ない。即ち、非導通
とするパルス電流は高いDi/Dtと、高い電流ピーク
値を持つたパルス電流であるのに対し、逆バイアス電流
はそれに比較して極めて低い電流でその目的を達成する
ことができるためである。第3図は本発明の他の実施例
を示す回路で第4図はその動作波形図である。
第3図において13はゲート回路、20はゲート回路1
3を制御する制御回路を示し、ゲート回路13は前述第
1図と同様ゲートGとカソードKの間に所定のバイアス
をかけられるものとする。制御回路20はGTOlOが
消弧すべき期間である時に抵抗器112の出力信号に応
じてゲート回路13に信号を与えるものである。第3図
ではスナバ一回路11に流れる電流を検出するのにスナ
バ一回路自身の構成要素である抵抗器112を用いてい
るが、第3図と第1図と異る点は検出された、信号をそ
のままゲート回路13の入力としないことだけで本質的
な保護方式の相違はない。第4図のA,b,cは第2図
のA,b,cと同様な電圧、電流を示す。第4図cのパ
ルス幅が第2図cに比べて長くなつているが、これは検
出器112により出力される信号の正負にわたつてゲー
ト回路13により逆バイアスを印加するようにしたため
であり、振動性の強い電圧変動に対して有効である。第
5図A,b,cはGTOに印加される電圧の変化を検出
する検出回路の変形例を示し、aは電流を検出するため
にダイオード14とフオトダイオード15を用いた例、
bは抵抗器112と並列にダイオード14を用いた例、
cはコンデンサ111だけた用いて電圧の変化を検出す
る例をそれぞれ示したものである。
以上説明のように本発明はGTOのアノードAとカソー
ドKの間に印加される電圧変動に応じた電流をスナバ一
回路等の検出回路で検出し、この検出信号によりゲート
GとカソードKの間に逆バイアスをかけるという簡単な
回路で、GTOのDv/Dt耐量を高くして保護すると
共に、Dv/Dt耐量を必要とする時のみ逆バイアスを
かけるようにしたものでゲート回路の損失を大幅に減少
させることも出来る自己消弧形半導体素子の保護回路を
提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は第1
図の動作波形図、第3図は本発明の他の実施例を示す回
路図、第4図は第3図の動作波形図、第5図は本発明に
用いる検出回路の変形例を示す回路図である。 10・・・・・・自己消弧形半導体素子、11・・・・
・・スナバ一回路、111・・・・・・コンデンサ、1
12・・・・・・抵抗器、12・・・・・・電流検出器
、13・・・・・・ゲート回路、14・・・・・・ダイ
オード、15・・・・・・フオトダイオード、20・・
・・・・制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自己消弧形半導体素子のアノード・カソード間の電
    圧の変化を検出する検出回路と、この検出回路の出力信
    号を入力信号として印加され、前記自己消弧形半導体素
    子が消弧状態で且つ順電圧が印加されている期間におい
    て、少なくとも前記順電圧が増大方向に変化している期
    間前記自己消弧形半導体素子のゲートとカソード間に逆
    バイアス電流を供給するゲート回路を具備してなる自己
    消弧形半導体素子の保護回路。
JP51104277A 1976-09-02 1976-09-02 自己消弧形半導体素子の保護回路 Expired JPS593113B2 (ja)

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JPS5330264A JPS5330264A (en) 1978-03-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224214U (ja) * 1985-07-27 1987-02-14

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