JPS5930987Y2 - 異常接触検知スイッチ - Google Patents

異常接触検知スイッチ

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Publication number
JPS5930987Y2
JPS5930987Y2 JP9760580U JP9760580U JPS5930987Y2 JP S5930987 Y2 JPS5930987 Y2 JP S5930987Y2 JP 9760580 U JP9760580 U JP 9760580U JP 9760580 U JP9760580 U JP 9760580U JP S5930987 Y2 JPS5930987 Y2 JP S5930987Y2
Authority
JP
Japan
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switch
piece
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window
case
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Expired
Application number
JP9760580U
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English (en)
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JPS5720743U (ja
Inventor
正彦 永井
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ドアや窓の挾まれ検知スイッチ、回転軸の異
常振れ検知スイッチ等に有用な異常接触検知スイッチに
関するものである。
従来、エレベータや電車などにはドア挾まれ時に開扉す
る装置が用いられているが、人の指や着衣の一部が挾ま
れた程度では検知できない構成になっているため、非常
に危険であった。
また、装置は大がかりとなっており、コスト高を招いて
いた。
一方、自動車等においては、両側ガラス窓や天窓を電動
で開閉させる装置が用いられているが、小型軽量で低コ
ストの挾まれ検知スイッチがないため、人の手や指が挾
まれた場合に即座に開扉できない状態のままユーザが乗
用している。
しかしこの場合、現在の自動車等の電動モータの馬力か
らすれば、人の首、腕、指等を挾んだ場合、傷害を与え
る可能性があり、危険性が潜在している。
本考案は上記問題点に鑑み、人の指や着衣の一部など極
めて小さなものが挾まれた場合でもその状態を検知でき
、また、回転軸の異常振れ等を検知できる小型軽量の異
常接触検知スイッチを提供することを目的とするもので
゛ある。
以下本考案を挾まれ検知スイッチに適用した例につき図
面を参照して詳細に説明する。
第1図及び第2図において、1は柔軟性を有しかつ弾力
性に富んだ略筒状のスイッチケースで、このスイッチケ
ース1はゴム材若しくは樹脂材によりあらかじめ五面体
に展開形成されており、各面体は切り込み2,2・・・
・・・の個所で折り曲げられて立方体状に組み立てられ
、各接合面が強力な接着剤若しくは熱溶着等により接合
されている。
こうして組立てられたスイッチケース1の内部には密封
された空間3が存在する。
ドアや窓に当接させる壁部1Aの内壁には、スイッチケ
ース1の長手方向に沿って複数個のスイッチ片4−11
,4−2・・・・・・が順次配列されている。
各スイッチ片4 t、4 2・・・・・・は導電性金
属板よりなっており、各スイッチ片4−.,4−2・・
・・・・の基部4Aは壁部IAの内壁面に接着剤若しく
は熱溶着により固着されている。
各スイッチ片4 1.4 2・・・・・・の先端部4B
は順次となりのスイッチ片の基部4Aの背面に当接して
おり、各スイッチ片4−.,42・・・・・・はそれぞ
れとなりのスイッチ片を押え込む方向に弾力性をもたせ
である。
ここでは、一端側のスイッチ片4−0の基部4Aにはス
イッチケース1の外部に突出する端子4Cが一体に形成
され、他端側のスイッチ片4−nの先端部4Bと壁部1
Aとの間には接触片5が設けられ、該接触片5の一端は
壁部1Aに固定され他端5Aはスイッチケース1の外部
に突出して端子を構成している。
スイッチ片4−1,4−2・・・・・・及び接触片5は
スイッチケース1が展開状態にあるときにスイッチケー
ス1に固着される。
なお、ここでは、端子4C,5Aはスイッチケース1の
上下両端部に突出しているが、2つの端子をスイッチケ
ース1の一端部にまとめて配設するようにしてもよい。
この場合、例えば、壁部1Aを貫通したリード線で一方
の端子とスイッチ片4−、とを繋ぐようにすることがで
きる。
スイッチケース1の壁部1Aと対峙する側の壁部にはサ
ツシ6に係合可能な頭部1Bが形成されており、この頭
部1Bはサツシ6内に挿入された後接着剤等で固着され
る。
上記構成の異常接触検知スイッチにおいて、壁部1Aに
ドア、窓等が接触しでいないときは、各スイッチ片4
=、4 2・・・・・・は順次重なり合った状態即ち
閉成状態に保たれる。
また、壁部1Aにドア、窓部が当ると、壁部1Aは直線
状態を保ったまま図中左方に変位するため、灸スイッチ
片4−.,42・・・・・・は閉成状態に保たれる。
一方、第3図に示すように、壁部1Aとドア、窓等との
間に指などの障害物7が挾まれると、その部分が局部的
に変形し、その部分に配設されているスイッチ片(ここ
ではスイッチ片4−m)の先端部4Bがそのとなりのス
イッチ片(ここではスイッチ片4−n)の基端4Aから
離れる。
即ち開成する。
第4図は上記構成の異常接触検知スイッチを自動車の電
動式窓開閉制御回路に組み込んだ例を示すもので、ここ
では、上記構成の異常接触検知スイッチ10は模式的に
示されている。
なお、該スイッチ10のスイッチケースはガラス窓が当
接する側のエツジ部のモールディングや、窓の外枠側ル
ーフサイドのウェザ−ストリップと一体に若しくはモー
ルディングの内側に平行に設けることができる。
第4図において、電源11の電流はヒユーズ12、メイ
ンスイッチ13及び継電器14のメーク接点Mを介して
電動窓スイッチ15の可動接点Nに導かれており、可動
接点Nを固定接点Uに接続するとモータ16は窓を閉じ
る方向に回わり、固定接点りに接続するとモータ16は
窓を開く方向に回わるようになっている。
メインスイッチ13と接点りとの間に継電器14のブレ
ーク接点Bが接続され、継電器14のコイル17とアー
スとの間に異常接触検知スイッチ10の両端子4 C,
5Aが接続されている。
窓が開いているとき、及び、窓が正規に閉じた時は、前
述した如くスイッチ10は閉成状態を保つため、コイル
17は励磁状態に保たれる。
したがって、モータ16は可動接点Nの切換えに応じて
正逆回転作動する。
可動接点Nを固定接点Uに接続して窓を閉じさせている
時に人の指等が挾まれると、スイッチ10が開成するた
めコイル17が解磁されてブレーク接点Bが閉じ、可動
接点Nへの通電が断たれると同時に固定接点り側に直接
通電される。
このため、モータ16はスイッチ10に指等が圧接して
いる開窓を開く方向に回転する。
そして、指等が取除かれると、窓は再び閉じる方向に駆
動される。
第5図は第4図に示す適用例の変形例を示すもので、こ
こではメインスイッチ13と電動窓スイッチ15の可動
接点Nとの間に上記構成の異常接触検知スイッチ10の
両端子4C,5Aが接続されている。
したがって、窓等に手が挾まれてスイッチケース1が局
部変形すると、スイッチ10が開成してモータ16への
通電が断たれ、窓が停止する。
以上−実施例及びその適用例につき説明したが、本考案
は上記態様のみに限られず、例えば次のような変形例も
包含する。
■ スイッチケースは四角筒状、断面略コ字状等の形状
であってもよい。
また、スイッチケースはサツシ等に係合する頭部を有し
ていなくてもよい。
この場合、接着剤、両面粘着テープ等で窓枠、ドア枠等
に貼付けるようにすればよい。
■ 異常接触検知スイッチを複数個の窓に取付けるとき
は、メインスイッチとアースとの間の制御回路を複数個
並列に設けるようにすればよい。
■ スイッチケースを回転軸の周囲に環状に配設するよ
うにすれば、回転軸の異常振れを検知し得ることとなる
から、回転停止機構にも活用できる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、スイ
ッチケースの接触面となる壁部を局部的に変形させる程
度の力でスイッチ片が開成するから、人の指や着衣の一
部などの極めて小さな障害物の挾まれ状態を検知できる
こととなり、エレベータ、電車、自動車等の挾まれ検知
スイッチ等として用いれば扉、窓等の動力開閉装置の安
全性を高めることができる。
しかも、小型軽量で製作も極めて容易であるから、コス
トダウン、取付容易化等が図れる。
また、開閉制御回路への組込みも簡単に行なえるから、
既存の開閉装置の改善を容易に行なうことか゛できる。
更に、回転軸の異常振れ検知スイッチとしても用いるこ
とができるなど利用価値は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す異常接触検知スイッチ
の縦断面図。 第2図は第1図におけるA−A線断面図。 第3図は第1図に示すスイッチの作動状態を示す断面図
。 第4図は第1図に示すスイッチの適用例を示す窓開閉制
御回路図。 第5図は第1図に示すスイッチの別の適用例を示す窓開
閉制御回路図。 1・・・・・・スイッチケース、1A・・・・・・壁部
、4−、.42・・・・・・スイッチ片、4A・・・・
・・基部、4B・・・・・・先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾力性を有する略筒状のスイッチケースと、該スイッチ
    ケースの長手方向に沿って順次配列される複数個のスイ
    ッチ片とからなり、各スイッチ片の基部がスイッチケー
    スの内壁面に固定され、各スイッチ片の先端部が順次と
    なりのスイッチ片の基部に当接していることを特徴とす
    る異常接触検知スイッチ。
JP9760580U 1980-07-11 1980-07-11 異常接触検知スイッチ Expired JPS5930987Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9760580U JPS5930987Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 異常接触検知スイッチ

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JP9760580U JPS5930987Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 異常接触検知スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5720743U JPS5720743U (ja) 1982-02-03
JPS5930987Y2 true JPS5930987Y2 (ja) 1984-09-03

Family

ID=29459371

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9760580U Expired JPS5930987Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 異常接触検知スイッチ

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JPS60154536U (ja) * 1984-03-24 1985-10-15 フクビ化学工業株式会社 複合パネル板

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Publication number Publication date
JPS5720743U (ja) 1982-02-03

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