JPS5930208B2 - 流動体の組成比測定方法及び装置 - Google Patents

流動体の組成比測定方法及び装置

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JPS5930208B2
JPS5930208B2 JP9734778A JP9734778A JPS5930208B2 JP S5930208 B2 JPS5930208 B2 JP S5930208B2 JP 9734778 A JP9734778 A JP 9734778A JP 9734778 A JP9734778 A JP 9734778A JP S5930208 B2 JPS5930208 B2 JP S5930208B2
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JP
Japan
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fluid
composition ratio
diaphragm
legs
measuring
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JP9734778A
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JPS5524626A (en
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衛 神田
「おさむ」 鈴木
章介 石渡
充郎 林
清平 三井
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Daito Giken KK
Original Assignee
Daito Giken KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は例えば、まだ固まらないコンクリート又はモル
タル等のように流動性を有するコロイド溶液の流動体の
特定粒子と分散媒、例えばセメント・水比を高精度に測
定する測定方法及び装置に関するものである。
(従来技術) 本出願人は先に、特開昭51−134685号公報に記
載した如くまだ固まらないコンクリート又はモルタル中
に球形の1個の振動部材を挿入して所定の振動を与える
と、振動部材は骨材粉に殆ど関係なく水に浮遊したセメ
ント粒子の密度に略逆比例した応答振幅が検出されるこ
とを実験的に確認し、これによりセメント・水比を直接
測定することを発明した。
しかし乍らセメント・水比の変化に対して振幅値の勾配
が小さく又砂利の影響を全くうけないが、砂の影響を僅
かに受ける場合があわ唯1個の振動部材を振動させるの
で反作用を生じ、高精度を得難いという欠点があつた。
又、本出願人は先に特願昭52−22499号明細書及
び図面に記載した如く1対の振動板を一定間隔で対向し
て平行に配設し、対向方向に接近と離反を繰り返すよう
逆位相で振動させることを考えた。しかし反作用はない
が流動体全体が振動し抵抗が大きく高精度が得難いとい
う欠点があつた。
(目的)本発明は1対のプレート状の振動板の方向性を
変え、振動板の側面に層流を生ぜしめ、該層流が流動体
の粘性抵抗の差により大きく変化し振動板の振動値の差
として大きく検知できるようにして前記従来技術より更
に精度を高め実用上の価値を増すことを目的としている
(構成) 本発明は流動体中の同一平面上に1対のプレート状の振
動板を挿入し、該平面に沿つて接近と離反を繰返す逆位
相で振動し得る如くなし、加振された振動板が流動体の
流体摩擦とつり合つて一定の振動値となつた時の振動値
を検知して流動体中の特定粒子と分散媒の組成比を測定
する方法及び該方法を実施するための装置であり、組成
比の差を振動板の振幅値の差として大きく検知でき高精
度で組成比の測定ができることを特徴としている。
次に添付図面に示した本発明の一実施例について詳細に
説明する。1は上部に把持部1aを有する測定機本体で
、内面上部に固定された軸受2に1対の脚部3の上端を
重合枢着し、その先端に取り付けたプレート状の振動板
4が同一平面内を揺動し得るようにしてある。
5は左右単一方向の正弦振動を発生する電磁振動式振動
源で、その両側に1対の脚部3の上部内面を固定し、1
対の脚部3の中間部両側はスプリング6で支持しその下
部に取り付けた圧動型受信素子7は外部に設置された指
示計8に連結されている。
9は同じく外部に設置された発振増幅機で、前記電磁振
動式振動源5に連結されている。
振動板4は厚さ1?のプレート状で、上端を円弧面4a
とし、両側は上方に端面角θ(π/3γAd)を有する
傾斜面4bとなつている。次に作用について説明する。
発振増幅機9から電磁振動式振動源5を駆動することに
よう、1対の脚3には振動板4の板面方向に沿つて接近
と離反を繰ク返す逆位相の振動が与えられる。この振動
板4を測定試料である流動体10中に挿入する。振動板
4の界面と流動体10の間に振動板4と接触する部分で
最も速度が大きく、振動板4からはなれるに従つて次第
に速度が小さくなるような層流が生ずる。該層流のでき
方は流動体の組成比の違いからくる粘性抵抗によつて大
きく変化し振動板の振幅値の差として大きく検知できる
。振動板4が流体摩擦とつb合つて一定の振幅になつた
時、該振幅値を圧電型受信素子7によう検出し、指示計
8で測定する。第2図は70Hzの駆動振動数で、セメ
ント・水比(C/W)が1.47〜2.5の範囲の6種
類のまだ定まらないコンクリートの振動変位を測定した
グラフである。
このグラフによるとセメント・水比(C/W)と測定し
た振動変位A(Wn)とは直線式A=−1.325・C
/W+4.513として得られることが判る。従つてこ
の関係式を測定機の検量線として予め求めておくことに
よう、配合の未知なまだ固まらないコンクリートでも、
本発明方法、装置によシ振幅値を求めれば、そのセメン
ト・水比(C/W)の組成比を求めることができる。コ
ンクリートの場合は駆動振動数を砂利,砂等の骨材を振
動させない値にする必要がある。(効果)本発明による
とプレート状の振動板を特定粒子と分散媒からなる流動
体中でその振動板の板面に沿つて振動させているので、
本来塑性的な物性を示す流動体も液状化傾向が強まう、
振動板に接触する部分では最も大きい速度の層流を振動
板から離れるに従つて次第に小さい速度の層流を生じ、
この流体摩擦により振動板にダンピングを生ずるので振
動板が一定の振幅値でバランスする。
又1対の振動板が逆位相で振動するため反作用がなく、
流動体が有する固有振動と一致した強制振動を与えてい
るので、組成比の差を振動値の差として大きく検知でき
、従つて第2図に示す関係式が得られ高精度で組成比が
測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例要部切断正面図、第2図
は本発明によるセメント・水比と測定変位を示すグラフ
である。 1・・・・・・測定機本体、2・・・・・・軸受、3・
・・・・・脚部、4・・・・・・振動板、5・・・・・
・電磁振動式振動源、6・・・・・・コイルスプリング
、7・・・・・・圧電型受信素子、8・・・・・・指示
計、9・・・・・・発振増幅機、10・・・・・・流動
体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流動体中の同一平面上に1対のプレート状の振動板
    を挿入し、該平面に沿つて接近と離反を繰返す逆位相で
    振動し得る如くなし、加振された振動板が流動体の流体
    摩擦とつり合つて一定の振幅値となつた時の振幅値を検
    知して流動体中の特定粒子と分散媒の組成比を測定する
    如くなした流動体中の特定粒子と分散媒の組成比測定方
    法。 2 1対の脚部上端を同一平面内を該平面に沿つて振動
    し得る如く枢着し、両脚部間に該脚部に対して同一パル
    ス逆位相の振動を与える振動源を配設し両脚部中間をス
    プリングにより支持すると共に先端に同一平面内を該平
    面に沿つて接近、離反を繰り返し振動し得るプレート状
    の振動板を取り付け前記脚部中間に振幅値を検知する受
    信素子を取り付け指示計に連結した流動体中の特定粒子
    と分散媒の組成比測定装置。
JP9734778A 1978-08-11 1978-08-11 流動体の組成比測定方法及び装置 Expired JPS5930208B2 (ja)

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JP6651076B1 (ja) * 2019-10-15 2020-02-19 メイク株式会社 振動式粘度計

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