JPS5929777B2 - 部屋内空気流制御方法及び部屋内空気流制御に使用される装置 - Google Patents
部屋内空気流制御方法及び部屋内空気流制御に使用される装置Info
- Publication number
- JPS5929777B2 JPS5929777B2 JP6077878A JP6077878A JPS5929777B2 JP S5929777 B2 JPS5929777 B2 JP S5929777B2 JP 6077878 A JP6077878 A JP 6077878A JP 6077878 A JP6077878 A JP 6077878A JP S5929777 B2 JPS5929777 B2 JP S5929777B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room
- blower
- ventilation
- air
- airflow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、換気時に室内に生じる気流の分布を制御す
る方法及びそのために使用される装置に関するものであ
る。
る方法及びそのために使用される装置に関するものであ
る。
従来、部屋の換気に用いられる換気扇は部屋からの排気
または部屋への吸気のいずれかひとつの形式で動作する
のが一般的であり、同時に吸排気が可能な換気扇は複雑
且つ高価となり取付は操作が面倒で換気能力も不十分に
なり易い。
または部屋への吸気のいずれかひとつの形式で動作する
のが一般的であり、同時に吸排気が可能な換気扇は複雑
且つ高価となり取付は操作が面倒で換気能力も不十分に
なり易い。
このため通常は換気扇を排気または吸気という単機能で
動作させその排気量または吸気量に相当する大気を部屋
の周壁に設けた吸気口あるいは窓、出入口等の開口部を
通じて室外より流入または室外に流出させて換気の目的
を達成している。
動作させその排気量または吸気量に相当する大気を部屋
の周壁に設けた吸気口あるいは窓、出入口等の開口部を
通じて室外より流入または室外に流出させて換気の目的
を達成している。
しかるに現実には部屋の構造は千差万別でありまた換気
扇の取付位置も異るため、換気時の室内の気流を任意に
制御することは困難な場合が多く、厨房室や作業室のよ
うに大量の換気を要する部屋の気流分布が適切でないと
換気が十分に行われず、他の部屋へ汚染大気が漏洩して
問題になることがあり、また在室者が気流にされて不快
感を訴えることも少ない。
扇の取付位置も異るため、換気時の室内の気流を任意に
制御することは困難な場合が多く、厨房室や作業室のよ
うに大量の換気を要する部屋の気流分布が適切でないと
換気が十分に行われず、他の部屋へ汚染大気が漏洩して
問題になることがあり、また在室者が気流にされて不快
感を訴えることも少ない。
この発明は部屋の状況に適する室内気流が得られるよう
、部屋の壁、扉、天井、床等の一部に送風装置を取付け
、室内気流が任意に切換えられるようにすることを目的
とする。
、部屋の壁、扉、天井、床等の一部に送風装置を取付け
、室内気流が任意に切換えられるようにすることを目的
とする。
第1図a及び第1図すはこの発明の一実施例を示す厨芳
室の断面図であり、図において1は調理をする部屋、2
はこの部屋の天井、3は上記部屋10床、4は上記部屋
10四方を囲む壁、5はこの壁に通路として設けられた
開口部、6はこの開口部に開閉可能に設けられた扉、γ
ばこの扉と対向する壁4の一面に設けられた換気装置、
8は食品を加熱調理するだめの鍋、9はこの鍋8を支持
し且つ加熱するための熱調理器、10はこの熱調理器を
所定の位置に支持するための置台、11は上記開口部5
の上方に位置し壁4に取付けられた送風装置であって換
気口11a及び送風機11bにより構成され、12はこ
の送風装置11及び上気換気装置Iの動作を制御するた
めの匍濁器である。
室の断面図であり、図において1は調理をする部屋、2
はこの部屋の天井、3は上記部屋10床、4は上記部屋
10四方を囲む壁、5はこの壁に通路として設けられた
開口部、6はこの開口部に開閉可能に設けられた扉、γ
ばこの扉と対向する壁4の一面に設けられた換気装置、
8は食品を加熱調理するだめの鍋、9はこの鍋8を支持
し且つ加熱するための熱調理器、10はこの熱調理器を
所定の位置に支持するための置台、11は上記開口部5
の上方に位置し壁4に取付けられた送風装置であって換
気口11a及び送風機11bにより構成され、12はこ
の送風装置11及び上気換気装置Iの動作を制御するた
めの匍濁器である。
第1図aは上記開口部5が上記扉6により閉鎖されてい
る場合を、第1図すは開口部5が開放されている場合を
示す。
る場合を、第1図すは開口部5が開放されている場合を
示す。
第1図aのように構成される部屋Iにおいて、熱調理器
9により鍋8を介して鍋8内の食品を加熱調理する場合
、熱調理器9より上方に向かう上昇気流が発生し、鍋8
からは食品が加熱されて発する水蒸気油煙、臭気等が発
生する。
9により鍋8を介して鍋8内の食品を加熱調理する場合
、熱調理器9より上方に向かう上昇気流が発生し、鍋8
からは食品が加熱されて発する水蒸気油煙、臭気等が発
生する。
これらの汚染大気を熱調理器9の上方に取付けられた換
気装置7により部屋1の外に排出する場合その排出量に
相当する大気を部屋1の外から吸引するための通気路が
必要であり、開口部5が扉6により閉ざされているため
、部屋1の内外を連通して壁4に取付けられた送風装置
11の換気口11aのみが通気路となり換気口11aを
通って部屋1外より流入する大気の量と換気装置7によ
り部屋1外に排出される大気の量とが相殺され部屋1内
の大気量の収支均衡が保たれる。
気装置7により部屋1の外に排出する場合その排出量に
相当する大気を部屋1の外から吸引するための通気路が
必要であり、開口部5が扉6により閉ざされているため
、部屋1の内外を連通して壁4に取付けられた送風装置
11の換気口11aのみが通気路となり換気口11aを
通って部屋1外より流入する大気の量と換気装置7によ
り部屋1外に排出される大気の量とが相殺され部屋1内
の大気量の収支均衡が保たれる。
この場合換気口11a内の通気路が水平になるよう構成
されているため部屋1外より流入する大気は換気口11
a内を通過する間に水平方向に整流され換気口11aよ
り部屋1内に流入した後も水平に進行する勢力を保ち、
換気口11aから遠く離れるに従い、徐々に下降し遂に
熱調理器9に到達するという軌跡を描いて主に部屋1の
上部にのみ気流を生じ下部に位置する人には気流による
不快感を与えることはない。
されているため部屋1外より流入する大気は換気口11
a内を通過する間に水平方向に整流され換気口11aよ
り部屋1内に流入した後も水平に進行する勢力を保ち、
換気口11aから遠く離れるに従い、徐々に下降し遂に
熱調理器9に到達するという軌跡を描いて主に部屋1の
上部にのみ気流を生じ下部に位置する人には気流による
不快感を与えることはない。
なお換気口11aと送風機11bとが一体に組立てられ
ることにより取付工事が容易となるので、短時間に取付
けられ工事のための費用が少くて済むという利点もある
。
ることにより取付工事が容易となるので、短時間に取付
けられ工事のための費用が少くて済むという利点もある
。
また第1図すのように開口部5が開放された部屋iVC
おいて換気装置7によシ排気が行われる場合、通路とし
て大きく開放された開口部5が通常は吸気のための通気
路の目的を果たす。
おいて換気装置7によシ排気が行われる場合、通路とし
て大きく開放された開口部5が通常は吸気のための通気
路の目的を果たす。
しかし、汚染大気の発生量が換気装置γの排気能力を超
える場合は、汚染大気のうち排出されない残留分が時間
経過とともに部屋1内に拡散しその一部は開口部5を通
じて部屋1から外部に漏洩するに到る。
える場合は、汚染大気のうち排出されない残留分が時間
経過とともに部屋1内に拡散しその一部は開口部5を通
じて部屋1から外部に漏洩するに到る。
この漏洩を防止するため送風機11bを作動させれば送
風機11bは部屋1外の大気を吸込み部屋1内に吐出す
るよう取付けられているので、換気装置Iの排気量に相
当する大気が補填されるとともに、吸気のだめの圧力損
失の負荷が換気装置Iから送風機11bに転化されるた
めの換気装置7の排気能力が見掛は上増加されることに
なり、汚染大気が部屋1の外に完全に排気される。
風機11bは部屋1外の大気を吸込み部屋1内に吐出す
るよう取付けられているので、換気装置Iの排気量に相
当する大気が補填されるとともに、吸気のだめの圧力損
失の負荷が換気装置Iから送風機11bに転化されるた
めの換気装置7の排気能力が見掛は上増加されることに
なり、汚染大気が部屋1の外に完全に排気される。
さらに送風機11bの吐出風が壁4面に沿い且つ下向き
になるよう送風機11が取付けられれば、空気幕により
開口部5が遮蔽されて開口部5からの汚染大気の漏洩が
確実に防止され、しかも開口部5における入幕の通行、
物品の入搬出には支障が生じない。
になるよう送風機11が取付けられれば、空気幕により
開口部5が遮蔽されて開口部5からの汚染大気の漏洩が
確実に防止され、しかも開口部5における入幕の通行、
物品の入搬出には支障が生じない。
この場合、部屋1の外部から吸引される大気は送風機1
1bから下向きに吐出され床3に達すると床3上を置台
10に向って進み換気装置7の吸込気流及び熱調理器9
からの上昇気流の影響を受は徐々に上昇傾向に転じて遂
に熱調理器9に到る軌跡を描く。
1bから下向きに吐出され床3に達すると床3上を置台
10に向って進み換気装置7の吸込気流及び熱調理器9
からの上昇気流の影響を受は徐々に上昇傾向に転じて遂
に熱調理器9に到る軌跡を描く。
このように換気時の吸気手段となる換気口11aまたは
送風機11bの選択により室内の気流分布を容易に切換
えることができる。
送風機11bの選択により室内の気流分布を容易に切換
えることができる。
第2図はこの発明の他の実施例を示す厨房室の断面図で
あり、1〜3及び7〜11は上記第1図と全く同一のも
のを示し、12は換気装置7及び送風機11bの作動を
制御させるための制御器である。
あり、1〜3及び7〜11は上記第1図と全く同一のも
のを示し、12は換気装置7及び送風機11bの作動を
制御させるための制御器である。
第2図のように送風装置11が取付けられるべき位置に
壁4が設けられていない場合は送風装置11が天井2に
も取付けられるよう構成されている。
壁4が設けられていない場合は送風装置11が天井2に
も取付けられるよう構成されている。
いま送風機11bの作動により送風機11bから床3に
到る空気膜が生じ、鍋8及び熱調理器9より発生する汚
染大気が空気膜を横断して部屋1の外へ漏洩することは
なく恰も空気膜の発生位置に壁4が存在するが如き機能
が発揮される。
到る空気膜が生じ、鍋8及び熱調理器9より発生する汚
染大気が空気膜を横断して部屋1の外へ漏洩することは
なく恰も空気膜の発生位置に壁4が存在するが如き機能
が発揮される。
しかも空気膜を境界とする部屋1とその隣接空間との間
に壁がなく視界及び行動範囲の面で快適な空間が確保さ
れる。
に壁がなく視界及び行動範囲の面で快適な空間が確保さ
れる。
さらに換気装置I及び送風機11b力泪動的に制御され
るよう、大気の組成や状態を感知し予め設定された制御
手順に基いて作動する制御器12が熱調理器9と換気装
置Iとの中間位置に設けられているので大気の温度、湿
度、気圧、酸素濃度等が検出されそれらの大気条件によ
り最適の換気方法75泪動的に選択される。
るよう、大気の組成や状態を感知し予め設定された制御
手順に基いて作動する制御器12が熱調理器9と換気装
置Iとの中間位置に設けられているので大気の温度、湿
度、気圧、酸素濃度等が検出されそれらの大気条件によ
り最適の換気方法75泪動的に選択される。
第3図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の断面図
であり、11,11a及び11bは上記第1図aと同一
のものを示し、13は送風機11bの吸気口、14は部
屋1の内外を連通する流路、15はこの流路14の中間
部と上記吸気口13との連通部。
であり、11,11a及び11bは上記第1図aと同一
のものを示し、13は送風機11bの吸気口、14は部
屋1の内外を連通する流路、15はこの流路14の中間
部と上記吸気口13との連通部。
16はこの連通部に設けられた寒流板、11はこの寒流
板16を回動可能に支持する支点である。
板16を回動可能に支持する支点である。
このように構成されている送風装置11の送風機11b
が運転される場合第3図に示されるように吸気口13が
部屋1に連通され部屋1外と遮断されるよう塞流板16
が操作されると送風機11bの作動により部屋1内を循
環する気流が生じる。
が運転される場合第3図に示されるように吸気口13が
部屋1に連通され部屋1外と遮断されるよう塞流板16
が操作されると送風機11bの作動により部屋1内を循
環する気流が生じる。
逆に塞流板16が支点17を中心として回動され部屋1
と吸気口13とが遮断される位置にあれば送風機11b
の吸気口13は部屋1外の空間とのみ連通されて送風機
1の作動により部屋1外の大気が部屋1内に流入され部
屋1は換気状態となる。
と吸気口13とが遮断される位置にあれば送風機11b
の吸気口13は部屋1外の空間とのみ連通されて送風機
1の作動により部屋1外の大気が部屋1内に流入され部
屋1は換気状態となる。
また流路14内において寒流板16が上記二つの位置の
中間にあれば、送風機11bの作動により上記二つの状
態が複合された形の気流が部屋1に生じる。
中間にあれば、送風機11bの作動により上記二つの状
態が複合された形の気流が部屋1に生じる。
このように送風機11bの吸気口13に連通する流路1
4の連通部15に設けられた塞流板16を切換えるだけ
で部屋1の換気気流を微細に調整することができる。
4の連通部15に設けられた塞流板16を切換えるだけ
で部屋1の換気気流を微細に調整することができる。
第4図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の断面図
であり、1 .4.11a、llb及び13は第3図と
全く同一のものを示し、18は送風機11bの吸気口1
3内に吸込気流を妨げるよう回転可能に設けられた塞流
板である。
であり、1 .4.11a、llb及び13は第3図と
全く同一のものを示し、18は送風機11bの吸気口1
3内に吸込気流を妨げるよう回転可能に設けられた塞流
板である。
このように構成されている送風機11bの作動により部
屋1が換気される場合、塞流板18の回転操作により吸
気口13の吸込抵抗が変えられ部屋1外より流入する大
気の流量が無段階に制御されるので部屋1の状態に適合
する換気量を任意に設定できる。
屋1が換気される場合、塞流板18の回転操作により吸
気口13の吸込抵抗が変えられ部屋1外より流入する大
気の流量が無段階に制御されるので部屋1の状態に適合
する換気量を任意に設定できる。
第5図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の断面図
であり、1,4,11a、Ilb及び13は第4図と全
く同一のものを示す。
であり、1,4,11a、Ilb及び13は第4図と全
く同一のものを示す。
送風機11bの吸気口13の一部は換気口11aの一部
に連通しこの連通部に回動可能に仕切板19が設けられ
ている。
に連通しこの連通部に回動可能に仕切板19が設けられ
ている。
このように構成されている送風機11bの作動により部
屋1が換気される場合、通常は仕切板19により換気口
11aと吸気口13とが隔離されているが、部屋1内に
発生する汚染大気量が著しく多く通常より換気量の増加
が望まれるときは仕切板19の操作により吸気口13が
換気口11aに連通され吸気口13の断面積が拡大され
るので送風機11bによる換気能力が増強される。
屋1が換気される場合、通常は仕切板19により換気口
11aと吸気口13とが隔離されているが、部屋1内に
発生する汚染大気量が著しく多く通常より換気量の増加
が望まれるときは仕切板19の操作により吸気口13が
換気口11aに連通され吸気口13の断面積が拡大され
るので送風機11bによる換気能力が増強される。
即ち特に断面積の犬なる吸気口が備えられることなしに
仕切板19の操作により同等の効果が得られる。
仕切板19の操作により同等の効果が得られる。
第6図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の断面図
であり、1,4,11a、11b及び13は第4図と全
く同一のものを示し、換気口11aの中間部において換
気口11aと吸気口13とが連通し、この連通部に三方
向弁20が設けられている。
であり、1,4,11a、11b及び13は第4図と全
く同一のものを示し、換気口11aの中間部において換
気口11aと吸気口13とが連通し、この連通部に三方
向弁20が設けられている。
このような構成において、換気口11aが使用される場
合は三方向弁20の操作により部屋1の内外に換気口1
1aが連通され、送風機11bにより部屋1が換気され
る場合は換気口11aの部屋1外に連通ずる部分と吸気
口13とが三方向弁20の操作によって連通され、送風
機11bにより部屋1の大気が循環される場合は、換気
口11aの部屋1側に連通ずる部分と換気口13とが三
方向弁20の操作によって連通される。
合は三方向弁20の操作により部屋1の内外に換気口1
1aが連通され、送風機11bにより部屋1が換気され
る場合は換気口11aの部屋1外に連通ずる部分と吸気
口13とが三方向弁20の操作によって連通され、送風
機11bにより部屋1の大気が循環される場合は、換気
口11aの部屋1側に連通ずる部分と換気口13とが三
方向弁20の操作によって連通される。
このように三方向弁の操作により送風装置11の機能が
容易に切換えられる。
容易に切換えられる。
第7図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の断面図
であり、1.4.11a、および11bは第4図と全く
同一のものを示し、21は換気口11a内に回転可能に
設けられた塞流板である。
であり、1.4.11a、および11bは第4図と全く
同一のものを示し、21は換気口11a内に回転可能に
設けられた塞流板である。
このような構成の換気口11a及び換気装置γにより部
屋1が換気される場合、寒流板21による換気口11a
の空気抵抗が躍小のときに部屋1の換気量は最大となる
。
屋1が換気される場合、寒流板21による換気口11a
の空気抵抗が躍小のときに部屋1の換気量は最大となる
。
いま所要の換気量が上記最大換気量より小であって室温
仇持その他の理由により換気量の制御を要する場合は、
塞流板21の操作により換気口11aの空気抵抗が無段
階に調整できるので容易に適正換気量が設定される。
仇持その他の理由により換気量の制御を要する場合は、
塞流板21の操作により換気口11aの空気抵抗が無段
階に調整できるので容易に適正換気量が設定される。
第8図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の一部破
砕断面図である。
砕断面図である。
換気口11aに流入する気流が換気口11aを通過し換
気口11a外に流出するまでに少くとも一回はその気流
の向きが屈曲されるよう換気口11aが構成されている
ため換気口11aを通じて部屋1内外相互に視線が貫通
することがなく防犯上有効である。
気口11a外に流出するまでに少くとも一回はその気流
の向きが屈曲されるよう換気口11aが構成されている
ため換気口11aを通じて部屋1内外相互に視線が貫通
することがなく防犯上有効である。
第9図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の断面図
であり、1,4及び11bは第4図と全く同一のものを
示す。
であり、1,4及び11bは第4図と全く同一のものを
示す。
送風機11bの吐出口22において相互に傾斜し、それ
ぞれにより吐出風が異る方向に偏向される複数の偏向翼
からなる拡風翼23が設けられており、送風機11bの
吐出風は拡風翼23により拡散され部屋1内に気流が広
く分散されるので局所換気を避けることができ、また流
速の低下によって在室者の不快感が解消される。
ぞれにより吐出風が異る方向に偏向される複数の偏向翼
からなる拡風翼23が設けられており、送風機11bの
吐出風は拡風翼23により拡散され部屋1内に気流が広
く分散されるので局所換気を避けることができ、また流
速の低下によって在室者の不快感が解消される。
第10図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の断面
図であり、1,4,11bは第9図と全く同一のものを
示し、5は壁4下部に設けられた開口部、22は送風機
11bの吐出口、24は吐出口22の先端に設けられた
校風板である。
図であり、1,4,11bは第9図と全く同一のものを
示し、5は壁4下部に設けられた開口部、22は送風機
11bの吐出口、24は吐出口22の先端に設けられた
校風板である。
送風機11bの吐出風は校風板24により、収束される
ので流速の大きい空気幕により下流にある開口部5が効
率よく遮蔽され、また気流が部屋1に拡散されることが
ない。
ので流速の大きい空気幕により下流にある開口部5が効
率よく遮蔽され、また気流が部屋1に拡散されることが
ない。
第11図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の断面
図であり、1,4,11b及び22は第9図と全く同一
のものを示す。
図であり、1,4,11b及び22は第9図と全く同一
のものを示す。
送風機11bの吐出口22において個々に回動可能な導
翼25が設けられており送風機11bの吐出風は導翼2
5の傾斜角の変化に従って、拡散または収束または偏向
されるので、部屋1内部の状況に合わせて気流の状態を
切換えることができる。
翼25が設けられており送風機11bの吐出風は導翼2
5の傾斜角の変化に従って、拡散または収束または偏向
されるので、部屋1内部の状況に合わせて気流の状態を
切換えることができる。
第12図はこの発明の他の実施例を示す送風装置の斜視
図であり、11b及び22は第9図と全く同一のものを
示す。
図であり、11b及び22は第9図と全く同一のものを
示す。
26は送風機11bの吐出口22に設けられた導翼であ
って、回転可能に設けられた第二軸27に軸線と傾斜角
度をもたせて結合され、この第二軸27の一端には結合
輪28が固定され、この結合輪28を駆動するよう駆動
輪29が回転可能に設けられた第−軸30に固定され、
この第−軸30の一端は電動機よりなる駆動源31に結
合され、上記第−軸30の他端は送風機11bの回転翼
32に結合されている。
って、回転可能に設けられた第二軸27に軸線と傾斜角
度をもたせて結合され、この第二軸27の一端には結合
輪28が固定され、この結合輪28を駆動するよう駆動
輪29が回転可能に設けられた第−軸30に固定され、
この第−軸30の一端は電動機よりなる駆動源31に結
合され、上記第−軸30の他端は送風機11bの回転翼
32に結合されている。
このように構成されているので、送風機11bの作動の
ため電動機31が通電されると第−軸30とともに回転
翼32及び駆動輪29が回転し駆動輪29から結合輪2
8に回転力が伝達されて、第二軸27及び導翼26が回
転する。
ため電動機31が通電されると第−軸30とともに回転
翼32及び駆動輪29が回転し駆動輪29から結合輪2
8に回転力が伝達されて、第二軸27及び導翼26が回
転する。
しかるに導翼26は第二軸27の軸線に対し傾斜して取
付けられているため、第二軸27の回転とともに吐出口
22から吐出される吐出風と導翼26とのなす角度が常
時変化し吐出風は常に変化する角度で偏向を受けること
になる。
付けられているため、第二軸27の回転とともに吐出口
22から吐出される吐出風と導翼26とのなす角度が常
時変化し吐出風は常に変化する角度で偏向を受けること
になる。
このような送風装置11を壁4に取付けて運転すれば、
送風機11bの吐出風は部屋1内に拡散され部屋1全体
が広く換気される。
送風機11bの吐出風は部屋1内に拡散され部屋1全体
が広く換気される。
第13図はこの発明の他の実施例を示す図で第13図a
は送風装置の駆動部を示す斜視図、第13図す及び第1
3図Cは送風装置が壁jK取付けられそれぞれ吐出口を
下向き及び水平にして運転される場合の断面図である。
は送風装置の駆動部を示す斜視図、第13図す及び第1
3図Cは送風装置が壁jK取付けられそれぞれ吐出口を
下向き及び水平にして運転される場合の断面図である。
第13図aにおいて29は駆動輪。
30は上記駆動輪29及び駆動源をなす電動機31及び
回転翼32と回転可能に一体に結合された第−軸、33
は上記回転翼32及び一組の案内板35からなる横流形
送風機、36は上記案内板35が上記回転翼34の周囲
に回動できるよう上記案内板35が固定された連結環、
37は台輪A3に:固定されこの台輪38の回転中に間
欠的に上記連結環36に押下刃を与える棒A139は上
記台輪A38の中心が固定されている第二軸であって他
端に上記駆動輪29から回転力を受けるよう結合軸A4
0が固定されている。
回転翼32と回転可能に一体に結合された第−軸、33
は上記回転翼32及び一組の案内板35からなる横流形
送風機、36は上記案内板35が上記回転翼34の周囲
に回動できるよう上記案内板35が固定された連結環、
37は台輪A3に:固定されこの台輪38の回転中に間
欠的に上記連結環36に押下刃を与える棒A139は上
記台輪A38の中心が固定されている第二軸であって他
端に上記駆動輪29から回転力を受けるよう結合軸A4
0が固定されている。
41は台輪B42に固定されこの台輪B42の回転中に
上記枠A37と交互に上記連結環36に押下刃を与える
棒B143はこの台輪B42の中心が固定されている第
三軸であって、他端に上記駆動輪29から回転力を受け
る結合軸B44が固定されている。
上記枠A37と交互に上記連結環36に押下刃を与える
棒B143はこの台輪B42の中心が固定されている第
三軸であって、他端に上記駆動輪29から回転力を受け
る結合軸B44が固定されている。
このように構成されている送風機11bの駆動部におい
て、電動機31が運転されると回転翼32の回転により
横流形送風機が作動し、一方電動機310回転力は1駆
動輪29から結合軸A40及び結合軸B44に、さらに
第二軸39及び第三軸43を通じて台輪A38及び台輪
B42に伝達され、台輪A38に固定されている棒A3
7及び台輪B42に固定されている棒B41もそれぞれ
の先端が円を描いて回転する。
て、電動機31が運転されると回転翼32の回転により
横流形送風機が作動し、一方電動機310回転力は1駆
動輪29から結合軸A40及び結合軸B44に、さらに
第二軸39及び第三軸43を通じて台輪A38及び台輪
B42に伝達され、台輪A38に固定されている棒A3
7及び台輪B42に固定されている棒B41もそれぞれ
の先端が円を描いて回転する。
しかるに棒A37と棒B41とは第−軸30を中心とし
て常に対称となるよう位置しているので連結環36は棒
A37及び棒B41により両端に交互に押下刃を受け、
第−軸30を中心として周期的に振動し、連結環36に
固定された案内板35及び案内板35によって形成され
る吐出口22も回転翼32の周囲を回動することになる
。
て常に対称となるよう位置しているので連結環36は棒
A37及び棒B41により両端に交互に押下刃を受け、
第−軸30を中心として周期的に振動し、連結環36に
固定された案内板35及び案内板35によって形成され
る吐出口22も回転翼32の周囲を回動することになる
。
第13図す及び第13図Cは第13図aの送風装置の駆
動部が結合された横流形送風機からなる送風機11bの
吐出口22が下方向及び水平方向となる状態を示す。
動部が結合された横流形送風機からなる送風機11bの
吐出口22が下方向及び水平方向となる状態を示す。
このように送風機11bが横流形送風機33で構成され
る場合、その案内板35の回動により吐出風の向きが変
えられ、特に案内板35が電動機31により回動される
ことにより吐出風が常に向きを変え乍ら室内に拡散され
るので部屋1の換気効率の向上が図られる。
る場合、その案内板35の回動により吐出風の向きが変
えられ、特に案内板35が電動機31により回動される
ことにより吐出風が常に向きを変え乍ら室内に拡散され
るので部屋1の換気効率の向上が図られる。
ところで上記説明では換気装置について吸気動作の場合
のみを述べたが、その他の動作形態にも適用できること
はいうまでもない。
のみを述べたが、その他の動作形態にも適用できること
はいうまでもない。
この説明は以上説明したとおり、送風機と換気口とを部
屋の周壁に一体に取付は換気装置の動作時に、換気口に
より生じる気流と、独立して制御可能な送風機により生
じる気流とが異るよ5Kしたので、部屋の状況に適する
気流分布が選択できるという効果がある。
屋の周壁に一体に取付は換気装置の動作時に、換気口に
より生じる気流と、独立して制御可能な送風機により生
じる気流とが異るよ5Kしたので、部屋の状況に適する
気流分布が選択できるという効果がある。
第1図a及び第1図すはこの発明の一実施例を示す厨房
室の断面図、第2図はこの発明の他の実施例を示す厨房
室の断面図、第3図〜第11図はこの発明のさらに他の
実施flJt示す送風装置の断面図、第12図はこの発
明のさらに他の実施例を示す送風装置の斜視図、第13
図aはこの発明のさらに他の実施例を示す駆動部を示す
斜視図、第13図す及び第13図Cは第13図aK示す
駆動部を組込んだ実施例を示す送風装置の断面図である
。 図において、1は部屋、4は壁、Iは換気装置、11は
送風装置、11aは換気口、11bは送風a12け制御
器、13は吸気口、14は流路、15は連通部、16,
18及び21は塞流板、19は仕切板、20は三方向弁
、22は吐出口、23は拡風翼、24は校風板、25及
び26は導翼、31は駆動源、33け横流形送風機、3
5は案内板である。 なお各図中、同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。
室の断面図、第2図はこの発明の他の実施例を示す厨房
室の断面図、第3図〜第11図はこの発明のさらに他の
実施flJt示す送風装置の断面図、第12図はこの発
明のさらに他の実施例を示す送風装置の斜視図、第13
図aはこの発明のさらに他の実施例を示す駆動部を示す
斜視図、第13図す及び第13図Cは第13図aK示す
駆動部を組込んだ実施例を示す送風装置の断面図である
。 図において、1は部屋、4は壁、Iは換気装置、11は
送風装置、11aは換気口、11bは送風a12け制御
器、13は吸気口、14は流路、15は連通部、16,
18及び21は塞流板、19は仕切板、20は三方向弁
、22は吐出口、23は拡風翼、24は校風板、25及
び26は導翼、31は駆動源、33け横流形送風機、3
5は案内板である。 なお各図中、同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 換気装置を備えた部屋の周壁に換気口及び上記換気
装置と独立して制御できる送風機を上記送風機により生
じる気流と、上記換気装置の作動時に上記部屋において
上気換気口により生じる気流とが異る方向になるように
配設し、上気換気装置及び上気送風機を任意に作動させ
ることにより、上記部屋内に異る方向の気流を選択的に
生じさせる部屋内空気流制御方法。 2 部屋の内または外または両者を占める大気の化学的
組成または物理的状態を感知して予め設定された手順に
従い換気装置及び送風機が制御されることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の部屋内空気流制御方法。 3 それぞれ部屋の周壁に設けられそれぞれにより生じ
る気流の方向が異る換気口と送風機とを一体に組合わぜ
てなる部屋内空気流制御に使用される装置。 4 送風機がその吸気口の外側に部屋の内外に連通ずる
流路を有すると共に、上記流路の中間部に上記送風機の
吸気口を連通し、この連通部に切換え可能な塞流板が設
けられていることを特徴とする特許請求の範囲第3項記
載の部屋内空気流制御に使用される装置。 5 送風機の吸気口に開閉自在の塞流板が設けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の部屋内
空気流制御に使用される装置。 6 送風機の吸気口の一部を換気口に連通し、この連通
部に回動可能な仕切板が設けられたことを特徴とする特
許請求の範囲第3項記載の部屋内空気流制御に使用され
る装置。 I 送風機の吸気口が換気口の中間部に連通し、この連
通部に部屋の内及び外及び上気吸気口のうち三者を任意
に選択的に連通ずる三方向弁が設けられていることを特
徴とする特許請求の範囲第3項記載の部屋内空気流制御
に使用される装置。 8 換気口に開閉自在の寒流板が設けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第3項記載の部屋内空気流制
御に使用される装置。 9 換気口の流路が屈曲されていることを特徴とする特
許請求の範囲第3項記載の部屋内空気流制御に使用され
る装置。 10送風機がその吐出口に設けられた拡風翼を有してい
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の部屋内
空気流制御に使用される装置。 11 送風機がその吐出口に設けられた絞風板を有し
ていることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の部
屋内空気流制御に使用される装置。 12送風機がその吐出気流を拡散または収束または偏向
させる回動可能な導翼を吐出口に有してりることを特徴
とする特許請求の範囲第3項記載の部屋内空気流制御に
使用される装置。 13導翼が駆動源により常時回動されることを特徴とす
る特許請求の範囲第12項記載の部屋内空気流制御に使
用される装置。 14 送風機が横流形送風機により構成され、その案内
板が回動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載の部屋内空気流制御に使用される装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077878A JPS5929777B2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 部屋内空気流制御方法及び部屋内空気流制御に使用される装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077878A JPS5929777B2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 部屋内空気流制御方法及び部屋内空気流制御に使用される装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54152344A JPS54152344A (en) | 1979-11-30 |
JPS5929777B2 true JPS5929777B2 (ja) | 1984-07-23 |
Family
ID=13152079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6077878A Expired JPS5929777B2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 部屋内空気流制御方法及び部屋内空気流制御に使用される装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929777B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6769724B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2020-10-14 | Necプラットフォームズ株式会社 | ファン装置、及びその制御方法 |
JP2022076130A (ja) * | 2020-11-09 | 2022-05-19 | 株式会社 ジャパンテクノエンジニアリング | 空調システム |
-
1978
- 1978-05-22 JP JP6077878A patent/JPS5929777B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54152344A (en) | 1979-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4539353B2 (ja) | 空気調和装置 | |
TR201815067T4 (tr) | Fanlı konvektör. | |
CN106958862A (zh) | 空调室内壁挂机及其控制方法 | |
CN107166515A (zh) | 空调室内壁挂机及其控制方法 | |
JP2005315531A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
WO2012127662A1 (ja) | 浴室乾燥機 | |
AU2008261322A1 (en) | Modular ventilation system | |
JPS5929777B2 (ja) | 部屋内空気流制御方法及び部屋内空気流制御に使用される装置 | |
JP2007270714A (ja) | 送風装置 | |
CN115218278B (zh) | 导风组件及空调器 | |
US3021696A (en) | Vent and exhaust arrangement for air conditioning unit | |
JPH07110154A (ja) | 送風装置 | |
JP2001116309A (ja) | 換気空調システム | |
KR20180032316A (ko) | 건축물의 실내공기 배출용 환풍기 및 그것을 포함하는 환풍장치 | |
JP4052216B2 (ja) | 空調装置 | |
JP2000241000A (ja) | 建物と給気ガラリ | |
JP3450988B2 (ja) | 換気装置 | |
JPH11190537A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP3773511B2 (ja) | 建物 | |
JP3454191B2 (ja) | 換気装置 | |
JP4304402B2 (ja) | 浴室換気装置 | |
JP4894392B2 (ja) | 送風装置 | |
KR100454877B1 (ko) | 환풍장치 | |
KR102345137B1 (ko) | 급기장치 및 급기장치의 제어방법 | |
JP2003307334A (ja) | ファンコイルユニット |