JPS5929678A - 光学活性化合物およびその製造方法 - Google Patents

光学活性化合物およびその製造方法

Info

Publication number
JPS5929678A
JPS5929678A JP13844682A JP13844682A JPS5929678A JP S5929678 A JPS5929678 A JP S5929678A JP 13844682 A JP13844682 A JP 13844682A JP 13844682 A JP13844682 A JP 13844682A JP S5929678 A JPS5929678 A JP S5929678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
formula
tocopherol
spectrum
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13844682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0212470B2 (ja
Inventor
Kichisaburo Hamamura
吉三郎 浜村
Kozo Akasaka
赤坂 光三
Yoji Yamagishi
山岸 洋二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eisai Co Ltd filed Critical Eisai Co Ltd
Priority to JP13844682A priority Critical patent/JPS5929678A/ja
Publication of JPS5929678A publication Critical patent/JPS5929678A/ja
Publication of JPH0212470B2 publication Critical patent/JPH0212470B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光学活性α−トコフェロールを製造する際に
有用な中間体である新規な光学活性化合物およびその製
造方法に関する。
更に詳しく述べれば。
一般式 1− (式中Aは式   Oで示される基または式一 で表わされる光学活性化合物およびその製造方法に関す
る。
d−α−トコフェロールは、天然に広く分布しているビ
タミンEの最も代表的なもので、そのもの自体のみなら
ず各種の誘導体は、医薬品2食品。
飼料などとして広く汎用されてあり、ビタミンEの中で
も極めて重要な物質である。
しかしながら、d−α−トコフェロールは天然物、主と
して植物油から単離しなければならず。
工業的に大量生産するには適さない。すなわち。
植物油中のd−α−トコフェロールの含量は極めて少量
であるために極めて多量の植物油を必要とし、しかもβ
、γ、δ一体などの同族体との分離精製が必要であり、
単離にも困難を伴なうという欠点がある。
そこで、光学活性α−トコフェロール、殊にd−α−ト
コフェロールを化学的に合成しようとする試みは種々な
されている(例えばH,Mayler。
0、 l5lerら、  He1v、 Chim、 A
cta、  46.650 (1963) ;J、W、
5cott、 W、 M、 Cort、 H,Harl
ey。
F、 T、 Bizzarro、 D、 R,Pan1
sh、 G、 5aucy、 J、A、C。
S。51.200(1974)、 52.174(19
75)。
He1v、 Chim、 Acta、 59.290 
(1976) ; K、 K、 Chan。
N、 Cohenら、J。Org、 Chem、 41
.3497.3512(1976)。
43、3435 (1978)など)が、工業的に有用
な方法は皆無である。
すなわち、従来提案されている方法はすべていずれかの
時点において中間物質でdi体の光学分割を必要とする
。この光学分割が必要であることは。
この分割により収率が30〜40%と大幅にダウンする
という大きな欠点があり、工業的な方法とはいい難い。
そこで本発明者等は、d1体の光学分割を必要としない
方法について長年研究を重ねた結果9次に示す方法によ
り、このことが可能であることを見い出し、ここに本発
明を完成するに至った。
本発明方法による合成方法の大略を図解すれば次のとお
りである。
〔前記の化学構造式においてt R11atおよび島は
同一または異なる水酸基の保護基を示す。又はハロゲン
原子を示す。記号マはこれに結合した置換基が紙の面の
上にあることを示し、記号璽は。
これに結合した置換基が紙の面の下にあることを示す。
記号5は両者の混合物を示す。〕前記に図解した方法に
よれば、天然d−α−トコフェロール、すなわち(2R
,4’R,8’R)−α−トコフェロールが得られる。
本発明を更に具体的に説明すれば次のとおりである。
まず出発物質として天然フィトール(I)を用い。
これにエナンチオセレクチブオキシデーション(ena
ntioselective oxidation )
の操作をおこない、2゜3−エポキシ体を得る。具体的
な方法の一例を示せば、ジクロルエタン、トリクロロエ
タンなどのハロゲン系炭化水素中で、天然フィトール(
I)、酒石酸ジエステル体、チタニウムテトライソプロ
ポキサイド、およびt−ブチルハイドロパーオキサイド
を約−70〜30°Cの温度で酸化をおこなう。酒石酸
エステル体としては9例えば酒石酸ジエチル。
酒石酸ジメチルなどが利用できるが、酒石酸ジエチルの
場合、 D−(−)−酒石酸ジエチルを用いれば前記に
示した立体構造を有する2、3−エポキシ体(11)の
みが得られるが、 L −(+l−酒石酸ジエチルを用
いれば次の立体構造を有する2、3−エボキこの2,3
工ポキシ体(■′)を原料とし、以後上記に図解した方
法と全く同様の操作をおこなうと。
光学活性α−トコフェロールとして(28,4’R。
8’R)−α−トコフエロールカ得ラうル。
本特許明細書においてはこの両者の製造法を含み9本発
明において光学活性α−トコフェロールとは、前述した
2者、すなわち(2R,4’R,8°R)−α−トコフ
ェロール、  (28,4’R,8’R)−α−トコフ
ェロールのいずれをも含む。
2.3−エポキシ体(■′)を原料としく28,4″R
18’R)−α−トコフェロールの製造方法についても
図解すれば次のとおりである。
(28,4’R,8’R)−α−トコ フェロール (mまたは(■′)から(IIDまたは(■′)に至る
工程は。
それぞれの2.3−エポキシ体を還元的に開裂せしめ(
皿または(■′)を得る工程である。還元的に開裂せし
めるには9例えば水素化アルミニウムリチウムを用いれ
ば好結果が得られる。この際溶媒としては9例えばジエ
チルエーテル、テトラヒドロフランなどのエーテル系溶
媒を用い、温度は特に限定されないが2通常は約−10
°C〜40°Cにおいて反応をおこなう。
(皿または(■′)から■または(■′)更に(■また
は(V′)に至る工程は、3の位置の水酸基は保護し。
1の位置の水酸基のみを酸化しアルデヒド基とする工程
である。
この際好ましくは、まず1の位置の1級水酸基のみに反
応する保護基で1の位置の水酸基を保護したうえで、3
の位置の3級水酸基を保護し1次いで1の位置の水酸基
の保護基のみを脱離せしめ。
一旦0■または(■′)とする。次いでWまたは(■′
)の1の位置の水酸基をアルデヒド基に酸化して(■ま
たは(V′)を得る。このプロセスを図解すれば次のと
おりである。
1l− (III −a) 12− 圃または(■′)より(III−a’)または(III
’−a)を製造する際は、■の位置の1級水酸基のみを
保護するわけであるが、1級アルコールのみに反応する
保護基を選択する。1級アルコールのみに反応する保護
基であればいかなる保護基をも選択することができる。
したがって上記の構造式においてR4は、1級アルコー
ルのみに反応しうる保護基を意味する。代表的なものを
述べれば、アシル化剤を用いてエステル体とする。すな
わち、具体的にはアセチルクロライド、プロピオニルク
ロライド。
ブチロイルクロライド、ピバロイルクロライドの如キカ
ルボン酸ハロゲニド、無水カルボン酸などを用いて対応
するエステル体とする。
カルボン酸クロライドを用いる方法は代表的な方法であ
るが、その際は特に限定されるわけではないが、ピリジ
ン、トリメチルアミン、トリエチルアミンなどのアミン
系溶媒を用い、温度は約0〜70°Cで反応をおこなう
。(III−a’)または(■′−a)から(III−
b)または(III’−b)に至る工程は。
3の位置の3級水酸基を保護する工程であるが。
保護基としては3級水酸基を保護しつる基であれば、い
かなる保護基をも選択することが可能である。したがっ
て」1記の構造式においてR1は、3級水酸基を保護し
うる保護基を意味する。但し、1の位置の水酸基の保護
基と異なるものとする。保護基の代表的なものをあげれ
ば、アルキル基、アリル基、アルコキシアルキル基、ア
ルアルキル基などをあげることができる。これらのうち
最もよ(使用され、好ましい結果を与えるものはメトキ
シメチレン基である。メトキシメチレン基で保護する場
合は2例えばジクロルエタン、ジクロルメタン。
ジエチルエーテルなどの溶媒中で、メトキシメチレンク
ロライド、メトキシメチレンブロマイドの如き、メトキ
シメチレンクロライドを反応させる。
得られた(IIT−b)若しくは(IIT’−b)は、
1の位置の保護基のみを除去せしめて■または(■′)
を得る。1の位置の保護基のみを除去する方法は。
3の位置の保護基を除去せず、1の位置の保護基のみを
除去できる方法であればいかなる方法でもよい。カセイ
ソーダ、カセイカリ、炭酸ソーダなど塩基性条件下でエ
ステル体を加水分解せしめてもよいが、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフランなどのエーテル系溶媒中で水素
化アルミニウムリチウムを用いて保護基を除去する方法
が簡便で好都合である。
■または(■′)からMまたは(V′)に至る工程は。
3の位置の水酸基を保護したまま、1の位置の水酸基を
アルデヒドに酸化する工程である。この場合、好ましい
方法としては例えばジクロルメタン。
ジクロルエタン、トリクロルエタンなどのハロゲン化炭
化水素系の溶媒下において、ピリジニウムクロロクロメ
ート(P、 C,C,) 、コリンズ試薬(無水クロム
酸−ピリジン)などのクロム酸系の酸化剤で酸化をおこ
なう。この際反応温度は特に限定されないが約0〜40
°Cでおこなう。
Mまたは(V′)から■または(■′)に至る工程は上
記の方法によって得られたMまたは(V′)と■とを反
応させて、nまたは(VII’)を得る工程である。
構造式■においてXは塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲ
ン原子を示す。■は2−ハロー3,5゜6−ドリメチル
ー1.4−ベンゾヒドロキノンの1.4の位置の水酸基
を保護基で保護したものを意味するが、R2およびR3
の定義は前記の(III−1))または(III’ −
b)で説明したものと同様である。すなわち保護基の代
表的なものをあげれば、アルキル基、アリル基、アルコ
キシアルキル基、アルアルキル基などをあげることがで
きるが、簡便でしかも好ましい結果を与えるものの一つ
は、メトキシメチレン基で保護したもの、すなわち2−
ハロー3,5.6−ドリメチルー1,4−ベンゾヒドロ
キノンジメトキシメチルエーテルがよく用いられる。
本工程の反応は金属マグネシウムを用いたグリニヤール
反応であるが、更に詳細に述べれば、ジエチルエーテル
、テトラヒドロフランなどエーテル系溶媒下で温度約0
〜50°Cにおいて、(Vlまたは(V’)、 (Vl
lおよび金属マグネシウムを反応させて■または(■′
)を得る。
原料として用いる■は1例えば次の方法により製造する
ことができる。すなわち3,5.6−トリメチルベンゾ
キノン(TMQ)を出発物質とし。
これにハロゲンを作用させて2の位置にハロゲンを導入
し9次いでこれを還元し水酸基とし、この水酸基を保護
し■とする。
■においてXが臭素原子+ RtおよびR5がメトキシ
メチレン基である場合を具体的に図解すると次のとおり
である。
■または(Vl[’)から■または(■′)に至る工程
は■または(■′)を脱水せしめて、■または(■′)
を得る工程である。種々の脱水方法のうち好ましい一例
をあげれば、Mlまたは(■′)を塩化チオニルなどで
クロル化した後5例えばDBN(1,5−ジアザビシク
ロ〔4,3,0〕ノネン−5)、 DBU (t5−ジ
アザビシクロ(5,4,O)ウンデセン−5)などを用
いて脱塩化水素せしめれば好収率でMIまたは(■′)
を得ることができる。
クロル化する際の溶媒としては2反応に関与しない不活
性溶媒ならいかなるものでもよいが9例エバジエチルエ
ーテル、ベンゼン、トルエン、テ     ゛トラヒド
ロフランなどを用い、特に限定されないが反応温度は約
0〜50°Cでおこなう。また脱塩化水素する際の溶媒
としては1例えばDMSO(ジメチルスルホキサイド)
、ベンゼン、トルエンなどの反応に関与しない溶媒を用
いる。
■Dまたは(■l’)からMまたは(XI’)に至る工
程は。
■または(■′)の側鎖の2重結合を還元せしめてMま
たは(XI’)を得る工程である。好ましい方法としで
は2例えばパラジウム−炭素、ラネーニッケル。
酸化白金、ロジウム−アルミナなどを用いて還元せしめ
る。この際温度は約0〜80°C2溶媒としては、エタ
ノール、メタノール、プロパツールナトのアルコール類
、 酢酸、ベンゼン、トルエン、エーテル類などを用い
ることができる。
朕または(X′)から■または(X′)に至る工程は。
母核および側鎖の保護基を除去し、更に酸化剤を用いて
酸化せしめてα−トコフエリルキノン(3)または(X
′)を得る工程であ4この際方法によっては。
次に示す構造式を有する中間体(IX−a)または(I
X’−a)を経由する。
上記の構造式に示した(IX−a)または(IX’ −
a)は単離して更に反応を進めてもよいし、単離せずに
反応を進め閃または(X′)を得てもよい。
保護基の除去には、保護基の種類により種々考゛えられ
るが、−例をあげれば酢酸、塩酸−メタノール、硫酸−
メタノールなどを用いるか、あるいはパラジウム−炭素
などで還元的に除去する方法などがあるが、除去しうる
方法であればいかなる方法でもよい。また酸化剤として
は1例えば二酸化鉛、酸化銀、過酸化水素、フレミー塩
などをあげることができるが、要するにヒドロキノン体
をキノン体としうるような酸化剤であればいかなるもの
でも使用可能である。
α−トコフエリルキノン〔■または(X’))から最終
物質光学活性−α−トコフェロール〔(至)または(X
I’) )に至る工程は、α−トコフエリルキノンを環
化せしめて光学活性−α−トコフェロールとする工程で
あるが1通常の方法9例えばメタノール、エタノール、
プロパツールなどのアルコール系溶媒、あるいは酢酸、
エーテル類などの極性溶媒中、約0〜90℃の温度にて
、d−カンファースルホン酸を添加するか、またはメタ
ノール溶媒中硫酸にて環化せしめ、最終物質光学活性α
−トコフェロールすなわち(2R,4’R,8’R)−
α−トコフェロールM、または(28,4’R,8’R
)−α−トコフェロール(M′)を得る。
本発明方法によって得られる(2R,4’R,8’R)
−α−トコフェロールは、天然に存在するd−α−トコ
フェロールと同一であることを物理化学的性状から確認
した。−例を示せば2本発明方法によって得られる(2
R,4’R,8’R)−α−トコフェロールのアセテー
ト体、及びに3 Fe (CN)6酸化物で天然のd−
α−トコフェロールのそれぞれの対応する物質と旋光度
を比較したところ両者は、一致した。
−1−記の本発明方法の各工程における中間体のうチ、
 (■1.  (n’)、 (1m、  (Tll’)
、 ([Vl、  (TV’)、 M、  (V’)。
■、(■′)、■、(■’)、 (IX)、 (IX’
)、 (III−a)、 (IIr’−a)、 (II
I−b)、 (I’−b)、 (IX−a)および(I
IX’−a)はいずれも新規化合物である。
本発明方法は、dβ分割を必要とせず、工業的に高収率
で光学活性α−トコフェロールを製造できる方法であり
、したがって本発明の価値は極めて高いものである。
以下に実施例を掲げるが1本発明がそれのみに限定され
ることがないことはいうまでもないことである。
実施例1゜ オールの合成 乾燥ジクロルメタン400m1を窒素気流−20〜−3
0℃に冷却しつつ、チタニウムテトライソプロポキサイ
ド11.4g(0,04モル)、L−f+)−酒石酸ジ
エチル8.249 (0,04モル)を徐々に滴下し、
同温にて10分間撹拌しておく。
ついで、天然フィトール12.9(0,04モル)の乾
燥ジクロルメタン溶液301nlを滴下し、5分後に無
水t−ブチルハイドロパーオキサイド0.08モルを含
むジクロルエタン溶液14.5 rnl (5,5mM
/iQを徐々に滴下し9滴下終了後も同温にて2時間撹
拌する。反応の終了はTLC(クロロホルム、ベンゼン
展開)にて原料の消失を確認する。
さらに同温にて撹拌しつつ、10%酒石酸水溶液Loo
m/!を加え9反応温度を徐々に室温(20〜25°C
)まで」1昇させる。
有機層を分別し、水洗、乾燥後、有機層を減圧濃縮する
と無色油状物12.4gを得る。これをジエチルエーテ
ル300m1に溶解し氷水にて冷却しつつ。
IN−水酸化す) IJウム水溶液120m1を加え3
0分間撹拌し、ジエチルエーテル層を分別、水洗、乾燥
後、溶媒留去すると、無色油状物12゜2gを得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル200 、
!il。
n−へキサン、酢酸エチルエステルを用いてクロマトグ
ラフィー精製し、標題化合物H,79の純品を得る。(
収率91.3%) 〔α北” = −4,4°(C=3.63.エタノール
)元素分析値:分子式C2oH4o029分子量312
.52として。
C圀   H(至) 理論値  76.86  12.90 実測値  77.14   12.75IRスペクトル
: 3.400cfIL−+にOH基による吸収NMRX 
ヘク) /l/ (cDcrs、  δppm):0.
87(d、 6H,J=6Hz) 1.30(s、 3H) 2.20(m、 IH,D、O添加消失)2.97(d
d、 LH) 3.48〜4.00 (m、 2H) MSスペクトル: M”−812,m/e=294(M−18)実施例2゜ 乾燥ジクロルメタン200 m 、チタニウムテトライ
ソプロポキサイド5.7J (0,02モル)、D−(
−1−酒石酸ジエチル4.2 fl (0,02モル)
、天然フィトール5p(0,02モル)、無水t−ブチ
ルハイドロパーオキサイド0.04モル分を含むジクロ
ルエタン溶液7.3m(5,5mM/m)、10%酒石
酸50d、IN−水酸化ナトリウム水溶液60−を用い
て実施例1と同様に操作し、目的の標題化合物無色油状
物5.6gを得る。(収率89.7%) (α):’=+4.3’(C=2.8.  エタ/ −
/し)IR,NMR,MSスペクトルは実施例1で得た
ものと同一であった。
実施例 リチウムアルミニウムハイドライドO,T69゜(0,
02モル)をテトラヒドロフラン100dに懸濁し。
5℃にて撹拌しつつ(28,38)−エポキシ、 (3
R。
7R,IIR) −3,7,11,15−テトラメチル
ヘキサデカン−1−オール6.249 (0,02モル
)を含むテトラヒドロフラン溶液20−を30分を要し
て滴下し。
滴下終了後同温にてさらに2時間撹拌し、 TLCにて
原料の消失を確認する。
ついで水0.8m、15%水酸化ナトリウム溶液0.8
 id 、水2.4dを用いて余剰のリチウムアルミニ
ウムハイドライドを分解後1反応を濾過し、FI液を濃
縮すると無色油状の標題化合物を6.1g得る。
収率は定量的である。
元素分析値:分子式C7゜H,,02,分子量314.
54として C(4)   H□□□ 理論値   76.3’l   13.46実測値  
 76.10  13.57IRスペクトル 3.400、−1にOH基の吸収あり NMRx ヘクトル(CD C7!、、  δppm)
:0.86(d、 6H,J=6Hz) 1.24 (a、 3H) 2.40 (ba、 IH,D、O添加消失)2.84
 (ba、 IH,D20添加消失)3.65〜4.0
0 (m、 2H) MSスペクトル: M”=314. m/e=296 (M−18)実施例
4゜ リルユ孔尤寒辷づピ弘旦昌影=1ラフf tb二1ゴづ
シL乙二上−針二2オニシブ針1店リチウムアルミニウ
ムハイドライド1.52.9(0,04モル)、テトラ
ヒドロフラン200mJ、 (2R。
3R)−エポキシ、 (38,7R,IIR) −3,
7,11,15−チトラメチルヘキサデカン−1−オー
ル12.48p(0,04モル)を用いて実施例3と同
様に操作し。
無色油状物の標題化合物12.39を得る。収率は定量
的である。
IR,NMR,MSスペクトルは実施例3で得たものと
同一であった。
(:) (38,7R,IIR) −3,7,11,15−テト
ラメチルヘキサデカン−1,3−ジオール6.39 (
0,02モル)をピリジン501に溶解し、06Cにて
撹拌しつつ。
ピバロイルクロライド2.9 !i(0,024モル)
を滴下し5滴下終了後も同温にて1時間撹拌し1反応終
了とする。
反応液は5%塩酸水溶液200 mlに分散し、生成物
ハシエチルエーテル100 mlにて抽出し、抽出液は
水洗、乾燥後溶媒留去し、 TLCモノスポット(ベン
ゼン展開)のエステル体7.7gを得る。
(11) 上記に得たピバロイルエステル体7.7gをジクロルメ
タン100コに溶解し、室温にてN、 N−ジメチルア
ニリン2゜9 g(0,024モル)を加えて撹拌しつ
つメトキシメチルクロライド1.9.9 (0,024
モル)を徐々に滴下する。滴下終了後4時間同温にて反
応させTLCにて原料の消失を確認した後2反応液を5
%塩酸水溶液100 ml中に分散し、ジエチルエーテ
ル200 mlにて生成物を抽出し、抽出液は水洗。
乾燥後溶媒留去して、無色油状物8.2gを得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル150g、
n−ヘキサン、酢酸エチルエステルを用いてクロマトグ
ラフィー精製し、89の無色油状物を得る。(収率95
%) 〔α北5= + 2.13°(C=6.34.  エタ
ノール)元素分析値:分子式C27H54o41分子量
442.70としてC□□□   H爾 理論値   73.25   12.30実測値   
73.86  12.45IRスペクトル: 1.745CnL−1にエステル基による吸収ありNM
Rスペクトル(CDCも、δppm):0.86(d、
 6H,J=6Hz) 1.20(s、 9H) 1.24(s、 3H) 1.85(t、 2H,、J−7Hz)3.37(s、
 3H) 4.16(t、 2H,J=7Hz) 4.70(s、 2H) MSスペクトル M”=442 (曲 リチウムアルミニウムハイドライド1g(0,028モ
ル)をジエチルエーテル50 mlに懸濁し、室温下に
撹拌しつつ、上記に得た化合物8gを含むジエチルエー
テル溶液30m、lを徐々に滴下し1滴下終了後も室温
にて1時間撹拌する。
ついで反応液を氷水にて冷却しつつ、水1ml。
15%水酸化す) IJウム溶液1ml、水3mlを加
えて余剰のリチウムアルミニウムハイドライドを分解し
9反応液を濾過後、F液を濃縮して、無色油状の標題化
合物6.5gを得る。(収率95%)〔α〕85−+1
゜8°(Cニア、50.エタノール)元素分析値:;分
子式C2□H4603,分子量358.6としてC(支
)    H% 理論値   73.74   12.93実測値   
73.36   13.28IRスペクトル: 3.450(1−+にOH基による吸収ありNMRスペ
クトル(CDCも、δppm):0.86(d、 6H
,J=6Hz) 1.28(s、 3H) 2.80(t、 IH,J=5Hz、 D20添加消失
)3.28(s、 3H) 3.78(q、 2H,J=5Hz、 D20添加1 
t。
J=5出に変化) 4.72(s、 2H) MSスペクトル: M+=358. m/e=340(M−18)m/e 
= 327 (M−31) 実施例6゜ (3R,7R,IIR) −3,7,11,15−テト
ラメチルヘキサデカン−1,3−ジオール6.39 (
0,02モル)を用いて実施例5の(11,(lil、
曲)と同様に操作して。
無色油状の標題化合物6.4gを得る。(全収率89.
3%) 〔α〕;5−−1.8°(C=3.59.エタノール)
IR,NMR,MSスペクトルは実施例5で得たものと
同一であった。
実施例7゜ (38,7R,IIR) −3,7,11,15−テト
ラメチル−3−メトキシメチレンオキシヘキサデカン−
1−オール 3.69 (0,01モル)をジクロルメタン50Wl
lに溶解し、室温下にて撹拌しつつピリジニウムクロロ
クロメ−) (FCC) 6.49 (0,03モル)
を4回に分けて添加する。
反応液はただちに黒褐色となり、TLO(クロロホルム
)にて原料消失を確認後1反応液が白濁するまでジエチ
ルエーテルを滴下する。
ついで反応液を70リジル50gを用いて濾過し。
F液を濃縮し淡黄色油状物8.7gを得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル70g。
n−へ牛サン、ジエチルエーテルにてクロマトグラフィ
ー精製し、無色油状の標題化合物3.19を得る。(収
率87.196) [α〕’:、’ = +6.66°(0=2.1. 工
1 / −ル)元素分析値:分子式C2,H4,O,、
分子量356.6としてC(1)    H(1) 理論値   74.10    12.44実測値  
 73.89   12.73IRスペクトル: 1.730 CIIL−1にカルボニル基による吸収N
MRx ベクトル(CDCも、δppm):0.86(
d、 6H,J=6Hz) 1.32(s、 3H) 2.52(t、 2H,J=3Hz) 3.36(s、 3H) 4.72(s、 2H) 9.80〜9.97(m、 LH) MSスペクトルニ M ” = 356 実施例8゜ 一アールの合成 (3R,7R,IIR)−3,7,11,15−テトラ
メチル−3−メトキシメチレンオキシヘキサデカン−1
−オール 5.49(0,015モル) 、  ジクロルメタン8
0n+7.ピリジニウムクロロクロメ−) 9.69 
(0,045モル)を用いて、実施例7と同様に操作し
、無色油状の標題化合物4.8gを得る。(収率89.
796)(α’];:’=−6.45@(C=2.17
.−1− タ/ −/l/)IR,NMR,MSスペク
トルは実施例7で得たものと同一であった。
実施例9゜ 金属マグネシウム0.249 (0,01モル)に乾燥
テトラヒドロフラン20dを加え、室温にてエチレンジ
ブロマイド1〜2滴を添加して金属マグネシウムを活性
化後、2−プロモー3.5.6−) IJメチル−1,
4−ベンゾヒドロキノンジメトキシメチルエーテル3.
19 g(0,01モル)を含む乾燥テトラヒドロフラ
ン溶液10m1を徐々に滴下し9滴下終了後2時間撹拌
、還流して金属マグネシウムを溶解させ。
グリニヤール試薬を調製する。
このグリニヤール試薬に(38,7R,IIR)−3゜
7、1.1.15−テトラメチル−3−メトキシメチレ
ンオキシヘキサデカン−1−アール2.85.9(0,
008モル)を含む乾燥テトラヒドロフラン溶液15m
1を滴下し2滴下終了後1時間撹拌、還流して反応終了
とする。
反応液は飽和塩化アンモニウム溶液100m1に分散し
、生成物はジエチルエーテル100 mlにて2回抽出
し、水洗、乾燥後溶媒留去して淡黄色油状物5.5gを
得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル100I、
n−ヘキサン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラ
フィー精製し、無色油状の標題化合物3.8gを得る。
(収率79゜7%) 〔α)H5−−4,58°(C=2.4. エタノール
)元素分析値:分子式C35Ho4o71分子量596
.9とシテC%    H(1) 理論値   70.43    10.81実測値  
 ?0.30    11.011Rスペクトル: 3.500 cm−+にOH基による吸収ありNMRス
ペクトル(CDC乙 δppm):0.86(d、 6
H,J=7Hz) 2.18(s、 3H) 2.20(s、 3H) 2.42(d、 3H,J=2Hz) 3.40(s、 3H) 3.63(s、 6H) 3.76〜3.96(m、 LH,D20添加消失)4
.75(d、 2H,J=2Hz) 4.88(s、 2H) 4.96(s、 2H) 5.28〜5.57 (m、 1.H)MSスペクトル
: M”=596 実施例10゜ 金属マグネシウム0.12 fl (0,005モル)
、乾燥テトラヒドロフラン15w1.エチレンジブロマ
イド1滴、2−ブロモ−3,5,6−)ジメチル−1,
4−ベンゾヒドロキノンジメトキシメチルエーテル1.
6 、)il (0,005モル)、  (3R,7R
,IIR) −3,7,11゜15−テトラメチル−3
−メトキシメチレンオキシヘキサデカン−1−アール1
.49 (0,004モル)を用い実施例9と同様に操
作し、無色油状の標題化合物1.8gを得る。(収率7
5.6 % )((t ):’ = + 5.87°(
C=5.14. :r−タノール)IR,NMR,MS
スペクトルは実施例9で得たものと同一であった。
実施例11゜ 2−((3’S、 7’R,11’R) −3’、 7
’、  11’、  15’−テトラメチル−3′−メ
トキシメチレンオキシ−1′−ヒドロキシへキサデカニ
ル)−3,5,6−)リフチル−1,4ベンゾヒドロキ
ノンジメトキシメチルエーテル1.8 g(0,003
モル)をジエチルエーテル50耐に溶解し、氷水にて5
°Cに冷却下撹拌しつつ。
ピリ2冫3 を徐々に滴下し,30分間撹拌して反応終了とする。
反応液は596塩酸水溶液5Q mlに分散し,生成物
はジエチルエーテル50dにて抽出,水洗,乾燥後溶媒
留去して,粗生成物1.9gを得る。(このもののIR
スペクトルではOH基の吸収が消失している。)ここに
得たクロル化体1.9gをジメチルスルフォキサイド3
0 mlに溶解し,1,5−ジアザビシクロ(4, 3
, O)ノネン−5 (DBN) 2 、9を添加して
】00°Cにて30分間撹拌し,ついで氷水100m1
中に分散し,生成物はジエチルエーテル100m/+に
て抽出,水洗,乾燥後溶媒留去して淡黄白色油状物1、
8gを得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル50g。
n−ヘキサン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラ
フィー精製し,無色油状の標題化合物1.5gを得る。
(収率86.4%) 〔α):’ =−10.08°(C=7.8,エタノー
ル)元素分析値:分子式C3,H6206,分子量57
8.85としてC(至)    H(財) 理論値   72.62     10.80実測値 
  72.98    11.07NMRスペクトル(
CDC乙,δppm):0、87(d, 6H, J=
7Hz)1、44(s, 3H) 2、23(s, 6H) 2、27(s, 3H) 3、40(s, 3H) 3、57(s, 3H) 3、63(s, 3H) 4、75(q, 2H, J=6Hz)4、85(a,
 2H) 4、90(s, 2H) 5、90(d, LH, J=17Hz)6、52(d
, IH, J=17Hz)MSスペクトル: M += 578 実施例12。
合成 2 − ((3’R, 7’R, 11’R) −3’
, 7’, 11’, 15’ −テトラメチル−82
−メトキシメチレンオキシ−11−ヒドロキシへキサデ
カニル)−3.  5. 6−) 9メチル−1,4−
ベンゾヒドロキノンジメトキシメチルエーテル1.29
 (0,002モル)、ジエチルエーテル30WLl、
ピリジ2ツ (0.0056モル)、 DBNl.3Iiを用いて,
実施例11と同様に操作し,無色油状の標題化合物0.
9gを得る。(収率77、8%) 〔α児’ = + 11.81 @( C= 2.07
,エタノール)IR, NMR, MSスペクトルは実
施例11で得たものと同一であった。
実施例13。
」( 2 − ( (3’S, 7’R,  11’R) −
3’, 7’,  11’,  15’−テトラメチル
−3′−メトキシメチレンオキシ−1′−へキサデセニ
ル) −3. 5. 6−ドリメチルー1.4−ベンゾ
ヒドロキノンジメトキシメチルエーテル1、5 g(0
.0026モル)を予め水素ガス置換した5%パラジウ
ム−炭素0.5gを含むエタノール溶液50m1に溶解
し,室温下2時間撹拌することにより水素ガス吸収は終
了する。
反応液を沢過し,P液を濃縮すると無色油状の標題化合
物1.45 9を得る。収率は定量的である。
( (1 ):’ = − 4.58°( C=3.5
, 1 タ/ − ル)  元素分析値:分子式C35
H6oO69分子量576、83としてC圀    H
□□□ 理論値   72;87    10.48実測値  
 73.15    10.65NMRスペクトル(C
DC乙,δppm):0、87(d, 6H, J=6
Hz)2、20(s, 6H) 2、25(s, 3H) 2、52 〜2.84 ( m, 2H )3、40(
s, 3H) 3、62(s, 6H) 4、76(s, 2H) 4、88(s, 2H) 4、89(s, 2H) MSスペクトル: M”=576 実施例14。
2 − ( (3’R, 7’R,  11’R) −
3’, ?’, 11’, 15’−テトラメチル−3
′−メトキシメチレンオキシ−1′−へキサデセニル)
 −3. 5. 6−ドリメチルー1.  4−ベンゾ
ヒドロキノンジメトキシメチルエーテル1、06 9 
(0.002モル)、5%パラジウム−炭素0.3g,
エタノール40i1を用いて実施例13と同様に操作し
,無色油状の標題化合物1.04 flを得る。
(cり:’=+5.02” (C=4.8,  x タ
/ −ル)IR,NMR,MSスペクトルは実施例13
で得たものと同一であった。
実施例15。
(11 2 − [: (3’S, ?’R,  11’R) 
−3’, ?’,  11’,  15−テトラメチル
−3′−メトキシメチレンオキシへキサデカニル) −
3. 5. 6−ドリメチルー1,4−ベンゾヒドロキ
ノンジメトキシメチルエーテル1.45 9(0.00
25モル)をテトラヒドロフラン20111に溶解し,
室温にて撹拌しつつ10%塩酸水溶液201R1を滴下
し1滴下終了後も同温にて1時間撹拌して反応終了とす
る。
反応液を水50dに分散し.生成物はジエチルエーテル
50dにて2回抽出する。ついで抽出液に二酸化鉛2g
を添加し,室温にて1時間撹拌後9反応液をr過,乾燥
後溶媒留去して,黄色油状物1、4gを得る。このもの
を60〜80メツシユのシリカケル3.0p,n−ヘキ
サン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラフィー精
製し、黄色油状のα−(3’S )−メトキシメチルト
コフエリルキノン1.1gを得る。(収率89.6%) 〔α):0−−3.27°(C= 1.69.エタノー
ル)元素分析値:分子式C3,H,0,、分子量490
.7としてC(1)    H% 理論値   ’15.8’/     11.09実測
値   76.18    11.36IRスペクトル
: 1.640CIn−+にp−ベンゾキノンの吸収ありN
MRスペクト#(CDC乙、δppm):0.87(d
、 6H,J=6Hz) 2.02(s、 6H) 2.04(s、 3H) 2.36〜2.62 (m、 2H) 3.40(s、 3H) 4.75(s、 2H) MSスペクトル: M+=490. m/e=429 (M−61)上記に
得たα−(3’S)−メトキシメチルトコフエリルキノ
ン1.19 (0,0022モル)をメタノール30m
1に溶解し、室温にて撹拌しつつ10%塩酸水溶液20
m1を滴下し、さらに5時間反応させた後、水50m1
を加え、生成物はジエチルエーテル5Q mlにて2回
抽出し、水洗、乾燥後溶媒留去して赤黄色油状物1.1
.、!9を得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル25g。
n−ヘキサン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラ
フィー精製することにより赤黄色油状の標題化合物0.
9gを得る。(収率89%)〔α井0−+1.08°(
C= 1.0.6.  エタノール〕元素分析値二分子
式C2,H5oO39分子量446.69としてC彌 
   H圀 理論値   7’/、97    11.28実測値 
  78.15    11.411Rスペクトル: 3.450c1rL−1にOH基の吸収1.640 C
TL−+にp−ベンゾキノンの吸収ありNMRスペクト
ル(CDCも、δppm):0.87(d、 6H,J
=7Hz) 1.24(s、 3H) 2.00(s、 6H) 2.03(s、 3H) 2.44〜2.70 (m、 2H) MSスペクトル: M”=446. m/e=428(M−18)実施例1
6゜ (:) 2− ((3’R,7’R,11’R) −!9’、 
 7’、  11’、  15’−テトラメチル−3′
−メトキシメチレンオキシへキサデカニル)−3,5,
6−)リメチル−1,4−ベンゾヒドロキノンジメトキ
シメチルエーテル1g(0,0017モル)、テトラヒ
ドロフラン15m、10%塩酸水溶液151.二酸化鉛
1.5gを用いて実施例15の(i)と同様に操作して
、黄色油状のα−(3’R)−メトキシメチルトコフェ
リルキノン0.759を得る。(収率89.996) 〔α)20 == + 3.Bo(C=4.39.エタ
ノール)IR,NMR,MSスペクトルは実施例15の
(:)で得たものと同一であった。
(11) 上記に得たα−(3’R)メトキシメチルトコフエリル
キノン0.75 fl (0,0015モル)、メタノ
ール20肩1.1096塩酸水溶液151111を用い
て実施例15の+I+)と同様に操作し、赤黄色油状の
標題化合物0.61を得る。(収率89.596) 〔α)H0=−t、ot” (c=ia、a、エタノー
ル)nR,NMR,MS x ヘ9 ) ルハ実施例+
5ノ(li)テ得たものと同一である。
実施例17゜ (28,4’R,8’R)−α−トコフェロールの合成
2− ((S’S、 7’R,11’R) −3’、 
7’、 11’、 15’−テトラメチル−3′−ヒド
ロキシヘキサデカニル〕−3,5,6−1−ツメチル−
1,4−ベンゾキノン0.9.9(0,002モル)を
メタノール20 mlに溶解し、これにd−カンファー
スルホン酸1.9 (0,004モル)ヲ添加し、室温
にて15時間撹拌する。
ついで9反応液を氷水50 ml中に分散し、生成物は
ジエチルエーテル50m1にて2回抽出し、抽出液は十
分に水洗し乾燥後、溶媒留去すると淡黄色油状物0.8
5 !qを得る。
このものは60〜80メツシユのシリカゲル30g。
n−ヘキサン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラ
フィー精製し、無色油状の標題化合物を0.8.9得る
。(収率93%) 〔α〕二〇= +0.85°(C= 1.15.ベンゼ
ン)K3Fe(ON)e酸化生成物: 〔α冗0−−29.6°(C= 1.70.  イソオ
クタン)ここに得られた(28.4’R,8’R)−α
−トコフェロールを乾燥ピリジン、無水酢酸を用いてア
セチル化して(2S、 4’R,8’R)−α−トコフ
ェリルアセテートを定量的収率で得る。
〔α)2oニー2.25°(C= 1.1.エタノール
)実施例18゜ (2R,4’R,8’R)−α−トコフェロールの合成
2− ((3’R,7’R,11’R) −3’、 ?
’、  11’、  15’−テトラメチル−3′−ヒ
ドロキシヘキサデカニル〕−3,5,6−−)ジメチル
−1,4−ベンゾキノン0.6.9 (0,0013モ
ル)、メタノール20d、d−カンファースルホン酸0
.659 (0,0026モル)を用いて実施例17と
同様に操作し、無色油状の標題化合物0.529を得る
。(収率90.3%) UVスペクトル(エタノール) λmix =292mμ; E’二=69.7〔α):
’ = −2,76°(C= 1.07.ベンゼン)K
3Fθ(ON)e酸化生成物; 〔α児’ = +29.8°(C= 1.05.  イ
ソオクタン)アセチル体: 〔α)H0= + 3.49°(C=1.1. エタノ
−斥)特許出願人 エーザイ株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 で表わされる化合物。
  2. (2)天然フィトールに、エナンチオセレクチプオキシ
    デションをおこなうことを特徴とする次の一般式
JP13844682A 1982-08-11 1982-08-11 光学活性化合物およびその製造方法 Granted JPS5929678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13844682A JPS5929678A (ja) 1982-08-11 1982-08-11 光学活性化合物およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13844682A JPS5929678A (ja) 1982-08-11 1982-08-11 光学活性化合物およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5929678A true JPS5929678A (ja) 1984-02-16
JPH0212470B2 JPH0212470B2 (ja) 1990-03-20

Family

ID=15222187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13844682A Granted JPS5929678A (ja) 1982-08-11 1982-08-11 光学活性化合物およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5929678A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5153337A (en) * 1991-05-10 1992-10-06 American Cyanamid Company Stereo and enantioselective synthesis of tetrahydro-5-substituted-3-methylene-2-furanmethanols

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5153337A (en) * 1991-05-10 1992-10-06 American Cyanamid Company Stereo and enantioselective synthesis of tetrahydro-5-substituted-3-methylene-2-furanmethanols

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0212470B2 (ja) 1990-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Eletti-Bianchi et al. A two-step synthesis of (E)-4-chloro-2-methylcrotonaldehyde from isoprene. An unprecedented oxidative chlorination of a 1, 3-diene monoepoxide by cupric chloride
KR100418450B1 (ko) 칸타크산틴의 제조방법
CN106986768B (zh) 制备α,β-不饱和或α-卤代酮和醛的方法
US4433159A (en) Synthesis of optically active d-alpha tocopherol
JPH054981A (ja) ヒドロキノン誘導体
JP3878204B2 (ja) パクリタキセル及びパクリタキセル前駆体に至るグリコシド置換化パクリタキセル類の酸化並びに中間体として形成した新規タキサン化合物
JPS5929678A (ja) 光学活性化合物およびその製造方法
JPS6013781A (ja) 光学活性化合物の製造方法
JPH0316333B2 (ja)
US5254704A (en) Optically active epoxides and a process for the production thereof
US4395561A (en) Synthesis of 3-hydroxyoxetane
JPS63122644A (ja) 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンの製造方法
JPS5929628A (ja) 光学活性化合物
JPS5931726A (ja) 光学活性化合物
JPS6140230B2 (ja)
JPS6042775B2 (ja) 1,7−オクタジエン−3−オン及びその製造方法
JPS63239238A (ja) 光学的活性カルボニル化合物の製造法
JPS62209045A (ja) アミノオキシテルペンアルコ−ル類及びその製造方法
CA1239647A (en) INTERMEDIATE FOR THE SYNTHESIS OF OPTICALLY ACTIVE D- .alpha. TOCOPHEROL
JPS62209072A (ja) 光学活性α−トコフエロ−ルの製造方法
JPS6253982A (ja) 1−アルコキシ−1,4a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−7−メチレン−6−オキソシクロペンタ〔C〕ピラン−4−カルボン酸アルキルエステル及びその製造方法
JPS62209035A (ja) ジオ−ル誘導体の製造方法
JPS6165877A (ja) ヒドロキシラクトン類
JPS6236018B2 (ja)
JPH0733379B2 (ja) 光学活性α−トコフエロ−ルの製造方法