JPS5929639B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPS5929639B2
JPS5929639B2 JP10981380A JP10981380A JPS5929639B2 JP S5929639 B2 JPS5929639 B2 JP S5929639B2 JP 10981380 A JP10981380 A JP 10981380A JP 10981380 A JP10981380 A JP 10981380A JP S5929639 B2 JPS5929639 B2 JP S5929639B2
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JP
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crystalline aluminosilicate
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slurry
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alkyl
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守康 村田
文雄 崔
順亮 美濃
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Kao Corp
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Kao Soap Co Ltd
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  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、洗浄剤組成物に関する。
更に詳しくは、特定製造法によつて製造された結晶性ア
ルミノケイ酸塩を含有する洗浄剤組成物に関する。洗剤
の主ビルダーであるトリポリリン酸ナトリウムは湖沼の
富栄養化問題が原因で洗剤中の配合量を少なくする努力
がはられれ、多数のトリポリリン酸ソーダの代替物質が
開発され提案されてきた。これらの代替物のうちで現在
最も重要視されているのが水不溶性のアルミノケイ酸塩
(ゼオライト)である。アルミノケイ酸塩は、古くは特
公昭26−1119号公報にその使用が開示されている
洗剤ビルダーであるが、近時、特開昭50一12381
、特開昭50−21009、特開昭50−53404、
特開昭50−70409等々の公開公報に再現される様
に再びその効果が注目されている。これらのアルミノケ
イ酸塩は下記の一般式(2)に示されるものである。X
゛(M’20又はM’O)・(Al2O3)・y゛(S
iO2)・W’(H2O)(2)(式中M゛はアルカリ
金属原子、M’はカルシウムと交換可能なアルカリ土類
金属原子、x’、y’、w’は各成分のモル数をあられ
し、一般的には0.7≦X“≦1.5、0.8≦y”≦
6、W゜は任意の正数である。
)上記一般式(2)で表わされる水に不溶のアルミノケ
イ酸塩のなかで最も重要なものは、完全結晶質の4A型
アルミノケイ酸塩〔Na2O−Al2O3・2.0Si
O2・ 4.5H2O〕であつて、現在、洗浄剤ピルダ
ーとして使用されているものである。4A型アルミノケ
イ酸塩に代表される結晶性アルミノケイ酸塩は、平均粒
径1〜10μの微粉末、100〜300μの噴霧乾燥二
次凝集体又は固型分40〜60%スラリー状で使用され
ている。
しかしながらこれら結晶性アルミノケイ酸塩は、いづれ
も共通した欠陥をもつものである。即ち、洗浄剤組成物
中のケイ酸塩と検地し不溶性物質の量が増大し(特に、
洗剤スラリー中での共存状態が生じると著るしい。)、
また、洗剤スラリーを噴霧して粉末にしたときの水分を
低下しすぎると、結晶性アルミノケイ酸塩同志の会合が
生じ不溶性物質が増大する。該物質は、結晶性アルミノ
ケイ酸塩の微細粒子とは異つて、長期にわたつて衣料を
洗浄していると次第に衣料に沈着累積し、衣料風合いを
そこなう欠点を有するものであつて、その洗浄剤ビルダ
一としての優越性から該欠点の改善が強く要望されてい
る。
本発明者らは、結晶性アルミノケイ酸塩の該欠点を除去
すべく鋭意研究を重ねて来たが、今般、特定な製造方法
により得られた結晶性アルミノケイ酸塩を使用すること
により該欠点が改善されることを見い出し本発明を完成
した。
本発明において使用される特定製造方法にかかわる結晶
性アルミノケイ酸塩は、次法により製造されることを要
する。
アルミナ源、シリカ源及びアルカリを公知のアルミノケ
イ酸塩製造方法で反応させ、次いで熱水結晶化させるこ
とによつて得られる反応生成物を無水物換算で30〜5
2重量%含有するPHl2.8以下の水性スラリーとし
、この水性スラリーにアルミン酸アルカリを添加、撹拌
した後に、水性スラリーの…を11以下に調整し、公知
の乾燥方法にて乾燥粉末化する。
以下に、更に製造方法を詳述する。本発明の原料として
は通常使用されているアルミナ源、シリカ源、アルカリ
源を用いることができ、特に限定されるものではないが
、アルミン酸アルカリ水溶液とケイ酸アルカリ水溶液を
原料として用いるのが一般的である。
アルミン酸アルカリ水溶液およびケイ酸アルカリ水溶液
は市販品を用いてもよいし、又水酸化アルミニウム、活
性アルミナ等のアルミニウム源あるいはケイ砂、含水固
体ケイ酸等のシリカ源を苛性アルカリで溶解しそれぞれ
の液を調製して用いることもできる。
これらは20るC〜60℃で反応させた後80〜90℃
で結晶化、熟成させる。
得られた反応生成物は通常、結晶性アルミノケイ酸塩無
水物に換算して、15%前後を含む水性スラリーであつ
てこれは済過により過剰のアルカリ分を含む母液と分離
する。
得られた結晶性アルミノケイ酸塩はさらに、水洗又は中
和により残余のアルカリ分を除去する。
一般に前述したような方法で合成結晶化して得た結晶性
アルミノケイ酸塩を含む反応液は余剰のアルカリ分を多
く含み、反応液の淵過分離によつて大部分を除去しても
、尚かなりのアルカリ分が付着残存している。これらア
ルカリ分は前述したように水洗又は中和により除去され
るが、通常水洗を繰り返すことによりこれを行なう。本
発明におけるアルカリ分の除去は、通常水による洗浄で
行なうが、酸、例えば炭酸ガス、希硫酸、希塩酸での中
和によつても行なうことができる。
もしも前述したアルカリ分の除去が不完全であると、換
言すれば、結晶性アルミノケイ酸塩の水性スラリーのP
h即ち、無水結晶性アルミノケイ酸塩として30〜52
重量%の水性スラリーとした時のPhが12.8より高
いと、該スラリー及びその後の水性スラリーの粘度が極
めて高くなつて、事後のアルミン酸アルカリ処理が不充
分となり本発明の効果は奏さない。結晶性アルミノケイ
酸塩濃度が、無水物換算で30重量%より低いか、若し
くは、52重量%を換えると本発明の効果を奏さないば
かりか、製造された結晶性アルミノケイ酸塩の粉末流動
性が、従来製造法にて製造された結晶性アルミノケイ酸
塩と同様に悪く好ましくない。この様にして得られた結
晶性アルミノケイ酸塩水性スラリーは更にアルミン酸ア
ルカリを添加することを要する。その添加量は、無水結
晶性アルミノケイ酸塩100重量部に対して、Al2O
3として0.1〜1.5重量部、好ましくは0.1〜1
重量部である。使用するアルミン酸アルカリは市販のア
ルミン酸ソーダ水溶液が好適である。添加するアルミン
酸アルカリの量が0.1重量部より少ないと本発明の効
果は得られず、また、必要以上多くなると、水性スラリ
ーの粘度が高くなる他、イオン交換性能、吸着性能など
が低下して好ましくない。アルミン酸アルカリを添加し
た結晶性アルミノケイ酸塩スラリーは、その水性スラリ
ーの…を11以下、好ましくは10.5以下に調整する
必要がある。ここに到つてもしもPhが11を越えるこ
とになれば、最終的に本発明の効果を発揮し得ず、この
為、PHの調整は厳密にしなければならない。次いで、
気流乾燥、噴霧乾燥等々公知の方法で乾燥し、必要に応
じて、更に微粉末に粉砕される。また、必要に応じては
、カルボキシメチルセルロース ポリビニルアルコール
等で顆粒造粒しても良い。かくして、得られる結晶性ア
ルミノケイ酸塩は一般式(2)に示される組成を持つも
のである。
Xq(Ml2O又はM?O)・Al2O3・y1(Si
O2)・Wf(H2O) (2)(式中、M1はア
ルカリ金属原子、M!1はカルシウムと交換可能なアル
カリ土類金属原子、X”,y゛,w1は各成分のモル数
をあられし、一般的には、0.7≦X≦1.5、0.8
≦y≦6w1は任意の正数である。
)洗浄剤ビルダ一としては、特に次の一般式(1)で示
されるものが好ましい。
Na2O−Al2O3・NSiO2・WH2O(1)(
ここで、nは1.8〜3.0、wは1〜6の数を表わす
)本発明は、これら特殊な結晶性アルミノケイ酸塩の製
造法に関するものではなく、該製造法により製造された
結晶性アルミノケイ酸塩を含有する洗浄剤組成物に関す
るものであつて、該結晶性アルミノケイ酸塩は、洗浄剤
組成物中1〜60重量%、 ましくは2〜40重量%、
更に好ましくは5〜30重量%配合される。
本発明は、特殊製造法にかかわる結晶性アルミノケイ酸
塩の他に、公知の洗浄剤組成物の成分がその使用目的に
応じて、任意に配合される。
界面活性剤としては、特に制約されるものはなく、単独
又は組合せて1〜50重量%、好ましくは5〜40重量
%配合される。陰イオン界面活性剤として次のものが例
示される。
1)平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖又
は分枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩2)平均炭素数
10〜20の直鎖又は分枝鎖のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1分子内に平均0.5〜8モルのエチレン
オキサイドを付加したアルキル又はアルケニルエトキシ
硫酸塩3)平均炭素数10乃至20のアルキル基又はア
ルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩4)
平均10〜20の炭素原子をl分子中に有するオレフイ
ンスルホン酸塩5)平均10〜20の炭素原子を1分子
中に有するアルカンスルホン酸塩6)平均10〜24の
炭素原子51分子中に有する飽和又は不飽和脂肪酸塩7
)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基
を有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレンオキ
サイドあるいはプロピレンオキサイドあるいはブチレン
オキサイドあるいはエチレンオキサイド/プロピレンオ
キサイド=0.1/9,9〜9,9/0.1の比である
いはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイド=0.1
/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアルキル又は
アルケニルエーテルカルボン酸塩8)下記の式で表わさ
れるα−スルホ脂肪酸塩又はエステルさυ3L 〔式中Yは炭素数1〜3のアルキル基又は前記陰イオン
性界面活性剤の対イオン、Zは前記陰イオン性界面活性
剤の対イオンである。
R7は炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基
を表わす。〕ここで陰イオン性界面活性剤の対イオンと
してはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、
カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属イオン
、アンモニウムイオン、炭素数2又は3のアルカノール
基を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、トリイソプロパノールアミンなど)を挙げるこ
とができる。
両性界面活性剤としては次のものが例示される。R1O
〔式中R8は炭素数10〜20のアルキル基又はアルケ
ニル基を表わし、R,、RlOは炭素数1〜4のアルキ
ル基、p1は1〜3の整数、Xeeは−COO又は−S
O3基を表わす。
〕u しN2b 〔式中、Rは脂肪酸根、R,はH.Na又はCH2CO
OMを表わし、Zは、COOMlCH2COOM又はC
H−COOMを表わす。
MMは、Na,.H又は有機塩基を表わし、Gは、0H
1酸性塩又は陰イオン界面活性硫酸塩又は硫酸化物を表
わす。〕非イオン性界面活性剤としては、通常の洗剤組
成物に用いられるもので、あれば特に限定されるもので
はないが、例えば次のものを挙げることができる。
(A)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、1〜20モルのエチレンオキサイドイ付加
したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル(BI平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜
20モルのエチレンオキサイドを付加したポリオキシエ
チレンアルキルフエニルエーテル(0平均炭素数10〜
20のアルキル基又はアルケニル基を有し、1〜20モ
ルのプロピレンオキサイドを付加したポリオキシプロピ
レンアルキル又はアルケニルエーテル(9)平均炭素数
10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有し1〜2
0モルのブチレンオキサイドを付加したポリオキシブチ
レンアルキル又はアルケニルエーテル(E)平均炭素数
10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有し、総和
で1〜30モルのエチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドあるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサイ
ドイ付加した非イオン性活性剤(エチレンオキサイドと
プロピレンオキサイド又はブチレンオキサイドとの比は
0.1/9.9〜9.9/0.1)(F)下記の一般式
で表わされる高級脂肪酸アルカノールアミド又はそのア
ルキレンオキサイド付加物〔式中Rl,は炭素数10〜
20のアルキル基、又はアルケニル基であり、R,2は
H又はCH3であり、n1は1〜3の整数、m!は0〜
3の整数である。
〕(Q平均炭素数10〜20の脂肪酸とシヨ糖から成る
シヨ糖脂肪酸エステルH)平均炭素数10〜20の脂肪
酸とグリセリンから成る脂肪酸グリセリンモノエステル
1)下記の一般式で表わされるアルキルアミンオキサイ
ド〔式中R,3は炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基であり、Rl4,R,5は炭素数1〜3のア
ルキル基である。
〕陽イオン界面活性剤としては次のものが例示さtる。
イ)ジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩 Z \ (、エリ ▲%7リ ここでR2,R3は炭素数10乃至26好ましくは14
乃至20のアルキル基、R4,R5は炭素数1乃至5好
ましくは1若しくは2のアルキル基、Xはハロゲン原子
、メチルサルフエート又はエチルサルフエートを表わす
(以下同様。)」)モノ長鎖アルキル4級アンモニウム
塩\−ン → ジ長鎖アルキルポリオキシエチレン4級アンモニウ
ム塩ノ ()′こ
こでnは1乃至20好ましくはl乃至10を表をす。
(以下同様。)L5、−一0\Vr44倉V/工l▲ノ ここでmはl乃至20好ましくはl乃至10を表わす(
以下同様)。
)モノ長鎖アルキルポリオキシエチレン4級アンモニウ
ム塩→ ビス(ヒドロキシアルキル)4級アンモニウム
塩(へ)アミド又はエステル結合を有する4級アンモニ
ウム塩ここで pはl乃至5好ましくは2若しくは3 を表わす。
(以下同様) 分子量1000〜 500,000 ここでS,tは累積基数を表わす。
四 ヒドロキシエチルセルロースのエピクロルヒ・ドリ
ン付加物にトリメチルアミンを加えて4級化して得られ
る生成物分子量20万乃至100万 団 アミノエチルアノリレートホスフエート/アクリレ
ート共重合物分子量1000〜 500,000 (ワ でん粉のエビクロルヒドリン付加物にトリメチル
アミンを加えて4級化して得られる生成物好ましい陽イ
オン性界面活性剤としては、上記(イ)、同、←0、(
→に示される4級アンモニウム塩である。
さらに具体的には、ジ牛脂アルキルジメチルアンモニウ
ムクロライド、モノ牛脂アルキルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、ジ牛脂アルキルジポリオキシエチレンア
ンモニウムクロライド、モノ牛脂アルキルモノメチルジ
ポリオキシエチレンアンモニウムクロライドが挙げられ
る。更に、次の各種アルカリ金属塩の1種又は2種以上
をビルダー成分として0〜50%含有することもできる
トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、メタリン酸塩等の縮
合リン酸塩、ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢
酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩等のアミノポリ酢
酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、グリコール酸塩等のオ
キシカルボン酸塩、ジグリコール酸塩等のエーテルカル
ボン酸塩、ポリアクリル酸、無水マレイン酸−ジイソブ
チレン共重合物、酢酸ビニルー無水マレイン酸共重合物
のアルカリ加水分解塩等の高分子電解質など。更にアル
カリ剤あるいは無機電解質として次に示すものの各種の
アルカリ金属塩の1種又は2種以上を組成物中l〜50
重量%、好ましくは5〜30重量%含有することができ
る。
ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩。また、有機アルカリ剤とし
て、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノ
エタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなどで
代表されるアルカノールアミン類を含有することもでき
る。更に再汚染防止剤として次に示す化合物の1種又は
2種以上を組成物中に0.1〜 5%含有することがで
きる。
ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースなど。
漂白剤として過炭酸ソーダ、過ホウ酸ソーダ、硫酸ナト
リウムー塩化ナトリウム過酸化水素付加物などを、又増
白剤として市販蛍光染料の他、香料、酵素(プロテアー
ゼ、アミラーゼ、リパーゼ)、青味付剤なども必要に応
じて配合することができる。
更に、水不溶性物質として、タルク、微粉末シリカ、粘
土、カルシウムシリケート(たとえば0hns−Man
viIl社のマイクロセルなど)も必要に応じて配合す
ることができる。一方次式(u)、(v)で示される従
来洗剤ビルダ一として公知の微粉、スラリー状の無定型
アルミノケイ酸塩も本発明の効果を損わない程度に必要
に応じて配合可能である。X(M2O)・Al2O2・
y(SlO2)・W(H2O) (u)(式中、Mは
ナトリウム及び/又はカリウム原子をあられし、X,.
y,wは次の微値範囲内にある各成分のモル数を表わす
ものである)0.7くXく1.2 1.6≦y≦2.8 Wはoを含む任意の正数) X(M2O)・Al2O3・Y(SiO2)・Z(P2
O5)・ω(H2O) (v)(式中MはNa又はKを
、X,.Y,.Z、ωは次の数値の範囲内にある各成分
のモル数を表わす。
0.20くXく1.100.20〈Y≦4.000.0
01<.Zく0.80ω:0を含む任意の正数) 蛍光染料、たとえば次の構造式(w)、(x)、(y)
、示されるものも配合することができる。
本発明の洗浄剤組成物の製造方法は、特に制約なく、特
殊製造法結晶性アルミノケイ酸塩は、洗浄剤スラリー中
、若しくは、洗浄剤組成物の他成分スラリー噴霧乾燥物
中に入れる等、公知の方法いづれも可能である。
以下に、実施例をもつて本発明を詳細に説明するが、本
発明は、これら実施例に制約されるものではない。
実施例 1 本発明に使用する結晶性アルミノケイ酸塩の製造例。
60℃に保持したアルミン酸ナトリウム水溶液(Al2
O3−10重量%,Na2O−9.5重量(/I))1
0249と、同じく60℃に保持したケイ酸ナトリウム
水溶液(SiO2二12重量%,Na2O=4重量0/
))10009とを混合し、生成物スラリーが均一とな
る程度に攪拌しながらl時間反応させた。
次いで、得られた生成物スラリーを昇温して、80℃で
6時間結晶化熟成させた。
得られた結晶性アルミノケイ酸塩を含むスラリー中の結
晶性アルミノケイ酸塩濃度は、無水物換算で14重量%
であつた。
次いでこのスラリーをガラスフイルタ一を用いて減圧済
過し、付着する過剰のアルカリ分を除去する為に、水洗
を繰返し、結晶性アルミノケイ酸塩無水物換算で58重
量%の脱水ケーキを得た。
次に該脱水ケーキに水を加えて、形晶性アルミノケイ酸
塩無水物換算で47重量%にスラリー濃度を調整した。
この時のスラリーのPhは12.8であつた。このスラ
リーにアルミン酸ナトリウムを結晶性アルミノケイ酸塩
無水物100重量部に対してAl2O3として1,0重
量部添加し、攪拌しながらこのスオリ一の…が10とな
るまで炭酸ガスを吹込んで中和を行なつた。
この時の吹込所要時間は40分であつた。次に、聞調整
後のスラリーは、熱風乾燥機を用いて150℃にて4時
間乾燥した。
乾燥物は、0.3nφのフイルタ一を備えたM−2型奈
良式自由粉砕機にて解砕し、結晶性アルミノケイ酸塩粉
体を得た。
得られた結晶性アルミノケイ酸塩粉体は、l−5μの粒
径のものを99重量%以上持つ、流動性に優れた水分1
8%の白色粉体であつた。(洗浄剤配合) 温度60℃にて、下記組成から成る混合物を60%含む
水性スラリーを乾燥し、洗浄剤粉末を得た。
この粉末の105℃、2時間乾燥後の揮発分は2%であ
つた。(不溶性残査測定法) 洗浄剤粉末0.13gを40℃に加温した水道水100
CCに添加し、10分間、マグネチツクスタラー法によ
つて攪拌・溶解した。
ヌツチエ上にろ紙を敷き、その上に、直径約6】の円形
に切りぬいた黒色の綿プロード(40番手)を置ぎ、ヌ
ツチエ下部のろ過鐘から吸引する。
この黒色布上に前述の加温溶液を注ぎ吸引ろ過する。
黒色布上に残留した白色の不溶性残渣の量を視覚的に判
定し、次のランク評価を行なつた。評点 不溶性残渣残
存状況 1 黒布上に残渣が多量に残り白くみえる。
2 黒布上に残渣が少量に残り若干白くみえる。
3 黒布上に残渣かほとんど残らずほとんど白くみえな
い。
評価結果第1表に示す。
第1表 実施例 2 実施例1の本発明で使用する結晶性アルミノケイ酸塩の
製造例において、アルミン酸ナトリウムをアルミノケイ
酸塩に対して0.5重量部添加した以外は同じ製造方法
で、結晶性アルミノケイ酸塩を製造して次の洗浄剤を水
性スラリー噴霧乾燥する方法で製造したが、結晶性アル
ミノケイ酸塩の供給も容易であつて、また、製造した洗
浄剤組成物を使い木綿衣料を10回、30回連続洗浄し
たが風合の低下は認められなかつた。
洗浄剤配合

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結晶性アルミノケイ酸塩を含有する洗浄剤組成物に
    おいて、結晶性アルミノケイ酸塩がアルミナ源とシリカ
    源を反応させ、熱水結晶化させて得られる反応生成物を
    、無水物換算で30〜52重量%含有するpH12.8
    以下の水性スラリーにアルミン酸アルカリを添加し、次
    いでスラリーのpHを11以下に調整し乾燥することに
    よつて得られる結晶性アルミノケイ酸塩であることを特
    徴とする洗浄剤組成物。 2 結晶性アルミノケイ酸塩が、次の一般式(1)で表
    わされるものである特許請求の範囲第1項記載の洗浄剤
    組成物。 Na_2O・Al_2O_3・nSiO_2・wH_2
    O(ここでnは1.8〜3.0、wは1〜6の数を表わ
    す。 )3 添加アルミン酸アルカリの量が、反応生成物の無
    水物換算100重量部に対してAl_2O_3表示で、
    0.1〜1.5重量部である特許請求の範囲第1項若し
    くは第2項記載の洗浄剤組成物。
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