JPS5929003B2 - 周波数特性調整回路 - Google Patents
周波数特性調整回路Info
- Publication number
- JPS5929003B2 JPS5929003B2 JP49063547A JP6354774A JPS5929003B2 JP S5929003 B2 JPS5929003 B2 JP S5929003B2 JP 49063547 A JP49063547 A JP 49063547A JP 6354774 A JP6354774 A JP 6354774A JP S5929003 B2 JPS5929003 B2 JP S5929003B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- frequency
- characteristic
- frequency characteristic
- adjustment circuit
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- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はたとえばオーディオアンプの音質調整回路等に
用いる周波数特性調整回路に関し、入力信号を2次の高
域遮断特性を有する回路と、2次の低域遮断特性を有す
る回路と、1個の2次の共振特性を有する回路とに印加
し、上記全ての回路の出力をそれぞれ適当なレベルで互
に混合回路で加算することにより、周波数特性の変化の
傾斜が12dB/オクタ一ブ以上の2次の階段特性を得
ることを目的とするものである。
用いる周波数特性調整回路に関し、入力信号を2次の高
域遮断特性を有する回路と、2次の低域遮断特性を有す
る回路と、1個の2次の共振特性を有する回路とに印加
し、上記全ての回路の出力をそれぞれ適当なレベルで互
に混合回路で加算することにより、周波数特性の変化の
傾斜が12dB/オクタ一ブ以上の2次の階段特性を得
ることを目的とするものである。
従来より音質調整用として用いられている周波数特性調
整回路ではその周波数特性の変化の傾斜は6dB/オク
ターブ以下の緩やかなものであるため、希望する周波数
帯域だけでなく不必要な帯域の特性まで変化してしまう
という欠点があった。
整回路ではその周波数特性の変化の傾斜は6dB/オク
ターブ以下の緩やかなものであるため、希望する周波数
帯域だけでなく不必要な帯域の特性まで変化してしまう
という欠点があった。
本発明は上記従来の欠点を除去するために入力信号を2
次の高域遮断特性を有する回路と、2次の低域遮断特性
を有する回路と、1個の2次の共振特性を有する回路と
に印加し、上記全ての回路の出力をそれぞれ適当なレベ
ルで互に混合回路で加算して2次の階段特性を得ること
により、12dB/オクタ一ブ以上の急峻な傾斜を有す
る2次の階段特性を得るように構成した周波数特性調整
回路を提供するものである。
次の高域遮断特性を有する回路と、2次の低域遮断特性
を有する回路と、1個の2次の共振特性を有する回路と
に印加し、上記全ての回路の出力をそれぞれ適当なレベ
ルで互に混合回路で加算して2次の階段特性を得ること
により、12dB/オクタ一ブ以上の急峻な傾斜を有す
る2次の階段特性を得るように構成した周波数特性調整
回路を提供するものである。
以下、本発明の一実施例について図面とともに説明する
。
。
図において1はT1なる伝達関数を有する2次高域遮断
回路、2はT2なる伝達関数を有する2次低域遮断回路
、3はT3なる伝達関数を有する2次共振回路、1a、
2a、3aはそれぞれの回路1.2.3の出力レベルを
調整するための可変抵抗器、4は上記3つの回路1.2
.3の出力を加え合わせる混合回路、a、bはそれぞれ
入力端子、出力端子である。
回路、2はT2なる伝達関数を有する2次低域遮断回路
、3はT3なる伝達関数を有する2次共振回路、1a、
2a、3aはそれぞれの回路1.2.3の出力レベルを
調整するための可変抵抗器、4は上記3つの回路1.2
.3の出力を加え合わせる混合回路、a、bはそれぞれ
入力端子、出力端子である。
ここで上記各回路1.2,3の伝達関数T1゜T2.T
3はそれぞれ(1) 、 (2) 、 (3)式のよう
に表わされる。
3はそれぞれ(1) 、 (2) 、 (3)式のよう
に表わされる。
但しω0:遮断遮断液数
ω:角周波数
Q:遮断周波数の肩の特性を決める定数
そして上記2次高域遮断回路1と2次低域遮断回路2の
みの場合の伝達関数T1+T2はここで とすると そして となる・ II したがって、上記2次高域遮断回路1と2次低域遮断回
路2の伝達関数T1.T2を図示すると第2図に示すよ
うになり、T1+T2の伝達関数はその傾斜が12dB
/オクターブの急峻な階段特性となる。
みの場合の伝達関数T1+T2はここで とすると そして となる・ II したがって、上記2次高域遮断回路1と2次低域遮断回
路2の伝達関数T1.T2を図示すると第2図に示すよ
うになり、T1+T2の伝達関数はその傾斜が12dB
/オクターブの急峻な階段特性となる。
しかしながら、このとき遮断周波数ω0以下の周波数帯
域では入力信号と出力信号の位相は等しいが、遮断周波
数ω0より高い周波数帯域では入力信号に対して出力信
号の位相が約90度遅れ、さらに両伝達関数T1.T2
のレベルが等しくなる周波数の附近ではほぼ180度近
く遅れるため、T1+T2の伝達関数は第2図に破線で
示すように伝達関数T1. T2のレベルが等しくなる
周波数の附近に谷を有する階段特性になってしまう。
域では入力信号と出力信号の位相は等しいが、遮断周波
数ω0より高い周波数帯域では入力信号に対して出力信
号の位相が約90度遅れ、さらに両伝達関数T1.T2
のレベルが等しくなる周波数の附近ではほぼ180度近
く遅れるため、T1+T2の伝達関数は第2図に破線で
示すように伝達関数T1. T2のレベルが等しくなる
周波数の附近に谷を有する階段特性になってしまう。
そこで上記実施例では(3)式に示したような伝達関数
T3を有する2次共振回路3の出力を上記伝達関数T1
+T2に加算して、谷を無くするように構成している。
T3を有する2次共振回路3の出力を上記伝達関数T1
+T2に加算して、谷を無くするように構成している。
すなわち伝達関数T3を加算した場合にはしたがって
但し
そして
となる。
したがって、2次共振回路3の出力レベルA3を変化さ
せることによりT1+T2+T3の伝達関係を変化させ
ることができ、第3図に示すようにこの2次共振回路3
の出力レベルA3を適当なレベルで加え合わせることに
より上記両伝達関数T1.T2の交叉する附近に発生す
る周波数特性の谷を無くすることができ、さらにこのレ
ベルを調節することにより、この附近の周波数を変化さ
せることができる。
せることによりT1+T2+T3の伝達関係を変化させ
ることができ、第3図に示すようにこの2次共振回路3
の出力レベルA3を適当なレベルで加え合わせることに
より上記両伝達関数T1.T2の交叉する附近に発生す
る周波数特性の谷を無くすることができ、さらにこのレ
ベルを調節することにより、この附近の周波数を変化さ
せることができる。
以上のように本発明による周波数特性調整回路は周波数
特性の変化の傾斜が12dB/オクタ一ブ以上の2次の
階段特性を得ることができるものであり、しかも高域遮
断回路、低域遮断回路、共振回路の出力レベルを適当に
調節することにより、得られた周波数特性のレベルの低
い方の折れ曲り附近に発生する谷をなくしたり、その附
近の周波数特性を任意に変化させることができるもので
あるから、音響機器等で周波数特性を補正する場合に、
希望する周波数帯域だけを増強することが可能となり、
さらに帰還増幅器等と組合わせることによって音質調整
回路としても用いることができるという優れた効果を有
するものである。
特性の変化の傾斜が12dB/オクタ一ブ以上の2次の
階段特性を得ることができるものであり、しかも高域遮
断回路、低域遮断回路、共振回路の出力レベルを適当に
調節することにより、得られた周波数特性のレベルの低
い方の折れ曲り附近に発生する谷をなくしたり、その附
近の周波数特性を任意に変化させることができるもので
あるから、音響機器等で周波数特性を補正する場合に、
希望する周波数帯域だけを増強することが可能となり、
さらに帰還増幅器等と組合わせることによって音質調整
回路としても用いることができるという優れた効果を有
するものである。
第1図は本発明の一実施例における周波数特性調整回路
を示すブロック図、第2図、第3図は上記実施例の周波
数特性図である。 1・・・・・・2次高域遮断回路、2・・・・・・2次
低域遮断回路、3・・・・・・2次共振回路、1a、2
a、3a・・・・・・可変抵抗器、4・・・・・・混合
回路、a・・・・・・入力端子、b・・・・・・出力端
子。
を示すブロック図、第2図、第3図は上記実施例の周波
数特性図である。 1・・・・・・2次高域遮断回路、2・・・・・・2次
低域遮断回路、3・・・・・・2次共振回路、1a、2
a、3a・・・・・・可変抵抗器、4・・・・・・混合
回路、a・・・・・・入力端子、b・・・・・・出力端
子。
Claims (1)
- 1 人力信号を2次の高域遮断特性を有する回路と、2
次の低域遮断特性を有する回路と、1個の2次の共振特
性を有する回路とに印加し、上記全ての回路の出力をそ
れぞれ適当なレベルで互に混合回路で加算して2次の階
段特性を得るように構成したことを特徴とする周波数特
性調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49063547A JPS5929003B2 (ja) | 1974-06-04 | 1974-06-04 | 周波数特性調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49063547A JPS5929003B2 (ja) | 1974-06-04 | 1974-06-04 | 周波数特性調整回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50155157A JPS50155157A (ja) | 1975-12-15 |
JPS5929003B2 true JPS5929003B2 (ja) | 1984-07-17 |
Family
ID=13232354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49063547A Expired JPS5929003B2 (ja) | 1974-06-04 | 1974-06-04 | 周波数特性調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929003B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62250334A (ja) * | 1986-04-23 | 1987-10-31 | Resuka:Kk | 粘弾性測定装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007024895B4 (de) * | 2007-05-29 | 2015-08-27 | Epcos Ag | Multiband-Filter |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3116462A (en) * | 1959-03-24 | 1963-12-31 | Blonder Tongue Elect | Audio-tone control circuit |
JPS495371A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-18 |
-
1974
- 1974-06-04 JP JP49063547A patent/JPS5929003B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3116462A (en) * | 1959-03-24 | 1963-12-31 | Blonder Tongue Elect | Audio-tone control circuit |
JPS495371A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-18 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62250334A (ja) * | 1986-04-23 | 1987-10-31 | Resuka:Kk | 粘弾性測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50155157A (ja) | 1975-12-15 |
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