JPS5928744B2 - エンジン発電機の回転速度制御装置 - Google Patents

エンジン発電機の回転速度制御装置

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JPS5928744B2
JPS5928744B2 JP54023980A JP2398079A JPS5928744B2 JP S5928744 B2 JPS5928744 B2 JP S5928744B2 JP 54023980 A JP54023980 A JP 54023980A JP 2398079 A JP2398079 A JP 2398079A JP S5928744 B2 JPS5928744 B2 JP S5928744B2
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JP
Japan
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generator
engine
speed
switching transistor
excitation
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JP54023980A
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利通 鈴木
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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  • Arc Welding Control (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば工事現場などで照明灯および電動工具な
どの一般負荷または溶接負荷などの電源として用いられ
るエンジン発電機で、とくにそのエンジンの燃料節約と
、騒音防止等の目的で発電機の無負荷時には該発電機の
出力電圧で励磁され可動鉄心を吸引することにより、エ
ンジンの調速機を経済速度(低速度)位置に保持し、発
電機の負荷時には前記励磁を遮断して該エンジンの調速
機を高速位置に移行するようにした電磁装置を有するエ
ンジン発電機の回転速度制御装置の改良に関するもので
ある。
従来この種装置においては発電機の負荷電流をリードリ
レーなどの接点式リレーで検出し、このリレーの検出信
号により、エンジンの調速機を低速位置から高速位置に
移行するようにした電磁装置の励磁を開閉する電磁開閉
器を作動させるのが通例であったため、装置全体が大型
となり、これを配置するためのスペース上の問題点があ
ると共に、製造コストも高価となる欠点があった。
さらに接点式リレーにその接点の損耗などにより動作が
不確実になるなどの不利な点があった。
そこで、本発明にこの回転速度制御装置を接点式リレー
を全く用いることなく、長期に亘り正確に制御でき、装
置全体を大巾に小型化することをその目的とするもので
あって、このため、発電機の無負荷時には該発電機の出
力電圧で励磁されてエンジンの調速機を経済速度(低速
度)位置に保持し、前記発電機の負荷時には前記励磁を
遮断して該エンジンの調速機を高速位置に移行するよう
にした電磁装置を有するエンジン発電機において前記電
磁装置に流れる励磁電流をオン、オフするスイッチング
トランジスタと、前記発電機の負荷電流を検出するホー
ル効果素子を組み込んだ集積回路素子とを設け、前記ス
イッチングトランジスタを前記集積回路素子の出力端子
電圧で制御するように構成したことを特徴とするもので
ある。
以下第1図に示す本発明一実施例について説明すると、
1は調速機2を有するエンジン、3はこのエンジン1に
駆動される発電機で、この発電機3は電機子4と分巻界
磁コイル5と調整抵抗6とよりなっている。
7は照明灯、電動工具などの一般負荷、8はその開閉器
、10は電磁装置で、この電磁装置10は電磁コイル1
1とマスクダイオード12と可動鉄心13とよりなり、
この可動鉄心13はレバー機構14を介してエンジン1
の調速機2に連結されている。
そして、この電磁装置10は電磁コイル11が発電機3
の出力電圧で励磁されていると@は、可動鉄心13が吸
引され、エンジン1の調速機2を経済速度(低速度)位
置に保持し、その励磁が遮断されているときは、前記エ
ンジン1の調速機2を高速度位置に移行するように構成
されている。
つぎに、15は定電圧回路部で、この定電圧回路部は抵
抗16と、ツェナーダイオード17と、トランジスタ1
8と平滑用のコンデンサ19とよりなっている。
20は前記電磁装置100制御回路部で、この制御回路
部20は電磁コイル11の励磁電流をオン・オフするよ
うに接続したスイッチングトランジスタ21と、抵抗2
2と、前記発電機3の負荷電流を検出するだめの検出コ
イル23を巻装した鉄心24と、この鉄心24の磁気回
路内に装着したホール効果素子を組み込んだ集積回路素
子25とよりなっている。
しかして、前記集積回路素子25に前記定電圧回路15
に接続された入力端子T1 と、出力端子T2と、接地
端子T3とよりなり、その内部の構成は第2図に示すよ
うに入力回路部26と、ホール効果素子部27と、増幅
回路部28と、トリガ回路部29と、出力回路部30と
よりなり、そのホール効果素子部27に磁束が作用した
とき出力回路部30の出力トランジスタ31がオン状態
となるように構成されているものである。
以上のように構成された第1図に示す本発明第1実施例
の装置に、まずエンジン1を手動その他の方法で始動し
て回転させろと、発電機3ばこのエンジン1に駆動され
て回転し、その発電機3の出力電圧は定電圧回路部15
の抵抗16と制御回路部20の抵抗22を介してスイッ
チングトランジスタ21にベース電流を流すので、この
スイッチングトランジスタ21はオン状態になる。
そこで、前記発電機3の出力電圧により電磁装置10の
励磁コイル11に励磁電流が流れ、これにより可動鉄心
13が吸引され、レバー機構14を介してエンジン1の
調速機2を経済速度(低速度)位置に保持する。
そとで、エンジン1は所定の経済速度で回転し、発電機
3を駆動するようになる。
つぎに、開閉器8を閉路して発電機3の出力電圧でこの
開閉器8を介して照明灯、電動工具などの一般負荷7に
通電すると、その一般負荷Iに流れる電流は制御回路部
20の検出コイル23にも分流するので、鉄心24に磁
束が発生し、この磁束によりホール効果素子を組み込ん
だ集積回路素子25の出力回路部30の出力トランジス
タ31をオン状態に移行させる。
これにより該集積回路素子25の出力端子T2と接地端
子T3は短絡に近い状態となるので、今まで抵抗22を
介して流れていたスイッチングトランジスタ21のベー
ス電流が側路され、該スイッチングトランジスタ21は
オフ状態となる。
そこで、電磁装置10の励磁コイル11に今まで流れて
いた励磁電流は遮断され、これにより可動鉄心13に吸
引されなくなるので、エンジン1の調速機2は高速度位
置に移行し、発電機3を高速で回転させるようになり、
その発電機3の出力電圧は所定値まで上昇して一般負荷
7に開閉器8を介して通電するようになる。
そして、つぎに開閉器8を開路することにより一般負荷
7に今まで流れていた通電を遮断したときは、制御回路
20の検出コイル23に流れる電流も遮断されろことに
なり、これにより鉄心24の磁束は減少する。
そこで、集積回路素子25の出力回路部30にある出力
トランジスタ31がオフ状態となり、スイッチングトラ
ンジスタ21がオンするので、これにより電磁装置10
の励磁コイル11に発電機3より励磁電流が流れ、可動
鉄心13が吸引される。
この可動鉄心13の吸引によりレバー機構14を介して
エンジン1の調速機2を低速度位置に移行させ、エンジ
ン1を経済的な低速度に低下させる。
上述した第1図に示す本発明一実施例の動作を要約する
と下記のようになる。
(イ)発電機3により一般負荷7に通電を開始するとほ
ぼ同時にエンジン1は高速回転に移行する。
(ロ)つぎに、一般負荷7の通電を遮断するとほぼ同時
にエンジン1は元の経済的な低速回転に復帰する。
ところで、上記の第1図に示す本発明一実施例の動作は
発電機を照明灯、電動工具などの一般負荷の電源として
用いろ場合は問題ないが、アーク溶接の電源として用い
る場合においては上記(ロ)項の動作が問題となる。
すなわち、アーク溶接は溶接棒を母材に近接させること
により該溶接棒と母材との間にアークを連続的に飛ばし
て溶接するのであるが、そのアークは一時的にわずかの
時間遮断する場合があり、この場合上記(ロ)項の動作
のようにその都度エンジンの回転速度が低下するのは溶
接作業上または1騒音防止の面からもまことに好ましく
ないのである。
第3図および第4図の本発明他の実施例は制御回路に設
けた集積回路素子の出力端子とスイッチングトランジス
タの入力端子間に遅延回路を接続することによシ発電機
をアーク溶接の電源として用いてもよいようにしたもの
を示している。
まず、第3図に示す実施例を説明すると、この図におい
て第1図と同一符号のものは第1図のものと同一またに
等動部分を示しており、その第1図の構成と異なるとこ
ろは発電機3の出力端に溶接棒Yと母材Xとよりなる溶
接負荷9を接続した点と、制御回路部20の集積回路素
子25の出力端子T2とスイッチングトランジスタ21
の入力端子(ベース端子)との間に抵抗R1,R2とコ
ンデンサC1とよりなる遅延回路を接続した点にある。
この第3図に示す本発明他の実施例は上記のように構成
されているので、溶接負荷の溶接棒Yk母材Xに近接さ
せて溶接作業を開始するときは第1図に示す実施例と同
様にエンジン1の回転速度を高速に移行させるが、つぎ
に溶接棒Yを母材Xから離れさせて溶接作業が終了する
と、遅延回路を構成する抵抗R,,R2とコンデンサC
1の時定数によりスイッチングトランジスタ21F′i
所定の時間遅延してオン状態となるので、これにより前
記溶接作業の終了後所定の時間遅延して電磁装置10が
作動してエンジン1を所定の経済的な低速回転に復帰さ
せるのである。
第4図に示す本発明他の実施例は制御回路20の集積回
路素子25の出力端子T2とスイッチングトランジスタ
210入力端子(ベース端子)との間に抵抗R3,R4
,R5,R6とコンデンサC2と、基準電圧端子T4、
入力端子T5および出力端子T6を有する電圧比較作動
素子VCとよりなる遅延回路を接続したものである。
この第4図に示す実施例の遅延回路は第3図に示す実施
例に比較して部品点数が多くなる不利はあるが、そこに
接続されているコンデンサC2の容量は大巾に小さくす
ることができるので、装置全体を小型化できるという利
点がある。
以上の説明で明らかのように本発明によれば、発電機の
無負荷時には該発電機の出力電圧で励磁されてエンジン
の調速機を経済速度(低速度)位置に保持し、前記発電
機の負荷時には前記励磁を遮断して該エンジンの調速機
を高速位置に移行するようにした電磁装置を有するエン
ジン発電機において、前記電磁装置に流れる励磁電流を
オン、オフするスイッチングトランジスタと、前記発電
機の負荷電流を検出するホール効果素子を組み込んだ集
積回路素子とを設け、前記スイッチングトランジスタを
前記集積回路素子の出力端子電圧で制御するようにした
ものであるから、従来の接点式リレーを用いたものに比
較して装置全体を大巾に小型化できるので、これを配置
するスペースも少なくてよく、また、さらに消費電力を
極めて少なくすることが可能であるのみならず、動作が
長期に亘り確実であり、故障もないので、その実用的顕
著な効果大なるものがある。
さらに、その制御回路中に遅延回路を接続することによ
り発電機の負荷が溶接負荷であっても、その溶接に好適
な作動をさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例装置の電気回路図、第2図は同
装置の集積回路素子を説明するためのブロック図、第3
図および第4図は本発明他の実施例装置の電気回路図で
ある。 図中、1にエンジン、2に調速機、3は発電機、γに一
般負荷、9は溶接負荷、10は電磁装置、15は定電圧
回路部、20は制御回路部、21はスイッチングトラン
ジスタ、23は検出コイル、24は鉄心、25はホール
効果素子を組み込んだ集積回路素子、C1,C2はコン
デンサ、VCは電圧比較作動素子である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発電機の無負荷時には該発電機の出力電圧で励磁さ
    れてエンジンの調速機を経済速度(低速度)位置に保持
    し、前記発電機の負荷時には前記励磁を遮断して該エン
    ジンの負荷時には前記励磁を遮断するようにした電磁装
    置を有するエンジン発電機において、前記電磁装置を制
    御する制御回路部と、この制御回路部に前記発電機の出
    力電圧を所定の電圧にして印加する定電圧回路部とを設
    けると共に、前記制御回路部には、前記電磁装置に流れ
    る励磁電流をオン・オフするスイッチングトランジスタ
    と前記発電機の負荷電流を検出するホール効果素子を組
    み込んだ集積回路素子とを設け、前記スイッチングトラ
    ンジスタを前記集積回路素子の出力端子電圧で制御する
    ようにしたことを特徴とするエンジン発電機の回転速度
    制御装置。 2 前記集積回路素子の出力端子と前記スイッチングト
    ランジスタの入力端子間に遅延回路を接続したことを特
    徴とする特許請求範囲第1項記載のエンジン発電機の回
    転速度制御装置。
JP54023980A 1979-02-28 1979-02-28 エンジン発電機の回転速度制御装置 Expired JPS5928744B2 (ja)

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JPS55117050A JPS55117050A (en) 1980-09-09
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JPH0323836Y2 (ja) * 1980-09-17 1991-05-23
JPS58125666U (ja) * 1982-02-19 1983-08-26 デンヨ−株式会社 エンジン駆動型溶接機の自動緩速装置
JPS58202344A (ja) * 1982-05-20 1983-11-25 Kenjiro Ando 電動工具のスイツチ操作によるエンジンのコントロ−ル装置
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JPS6063047U (ja) * 1983-10-08 1985-05-02 株式会社クボタ 回転速度制御装置付きエンジン

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