JPS5928741Y2 - 油圧ばめ仕組装置 - Google Patents
油圧ばめ仕組装置Info
- Publication number
- JPS5928741Y2 JPS5928741Y2 JP5663478U JP5663478U JPS5928741Y2 JP S5928741 Y2 JPS5928741 Y2 JP S5928741Y2 JP 5663478 U JP5663478 U JP 5663478U JP 5663478 U JP5663478 U JP 5663478U JP S5928741 Y2 JPS5928741 Y2 JP S5928741Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- hydraulic fitting
- fitting
- press
- fitting mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧ばめ仕組装置の改良に関するものである。
従来内燃機関共の他で多数使用されているクラッチ装置
等において、軸に軸継手等を圧入せしめる際には、第１
図の油圧はめ仕組装置の従来例に示すように、図示され
ていない内圧用ポンプにより高圧にされた油圧Ｅを軸継
手２の外側に設けたニップル３から、軸継手２と軸１と
の圧入面に導入して、内圧をかける一方、図示されてい
ない押圧用ポンプからの油圧Ｆを油圧ばめ仕組装置４を
構成する油圧シリンダー５内に導入し、油圧シリンダー
支え６に対し間座７に第１図中の矢印方向Ａの押込圧を
発生させ、前記内圧および押込圧を交互に加えながら間
座７と軸１の端部との間隙、即ちストロークＳがゼロに
なるまで押し込み、テーパーＴを有する軸１に軸継手２
を圧入する。
等において、軸に軸継手等を圧入せしめる際には、第１
図の油圧はめ仕組装置の従来例に示すように、図示され
ていない内圧用ポンプにより高圧にされた油圧Ｅを軸継
手２の外側に設けたニップル３から、軸継手２と軸１と
の圧入面に導入して、内圧をかける一方、図示されてい
ない押圧用ポンプからの油圧Ｆを油圧ばめ仕組装置４を
構成する油圧シリンダー５内に導入し、油圧シリンダー
支え６に対し間座７に第１図中の矢印方向Ａの押込圧を
発生させ、前記内圧および押込圧を交互に加えながら間
座７と軸１の端部との間隙、即ちストロークＳがゼロに
なるまで押し込み、テーパーＴを有する軸１に軸継手２
を圧入する。
しかしながら、上記の従来例では油圧を用いて軸１の長
手方向Ａで示す押圧力を発生させるため、油圧ばめ仕組
装置４の構造が複雑となり、また吐出圧がそれぞれ相違
せる油圧ポンプを二種類必要とするので製作費がかさみ
、重量も重くなり、持ち運びが不便であるという欠点が
ある。
手方向Ａで示す押圧力を発生させるため、油圧ばめ仕組
装置４の構造が複雑となり、また吐出圧がそれぞれ相違
せる油圧ポンプを二種類必要とするので製作費がかさみ
、重量も重くなり、持ち運びが不便であるという欠点が
ある。
そこで第２図の他の従来例の油圧ばめ仕組装置では、押
込圧を押え金部材８を介し、軸１に螺着した押えボルト
９による締付けによって、軸継手２を軸１に圧入してお
り、その構造が簡単になっているが、この場合も内圧用
ポンプと押えボルト９をタイミング良く交互に操作しな
ければならず、その操作に熟練を要し、組立工数が増加
するという欠点があった。
込圧を押え金部材８を介し、軸１に螺着した押えボルト
９による締付けによって、軸継手２を軸１に圧入してお
り、その構造が簡単になっているが、この場合も内圧用
ポンプと押えボルト９をタイミング良く交互に操作しな
ければならず、その操作に熟練を要し、組立工数が増加
するという欠点があった。
そこで本考案は前記従来の欠点を解消するため、油圧ば
め仕組装置の操作を簡単にし、どのような場所でも圧入
操作を行なえるようにすると共に、分解時における軸継
手が軸から外れる際の衝撃を緩和し、分解操作時の危険
防止も計ることを目的としたものである。
め仕組装置の操作を簡単にし、どのような場所でも圧入
操作を行なえるようにすると共に、分解時における軸継
手が軸から外れる際の衝撃を緩和し、分解操作時の危険
防止も計ることを目的としたものである。
即ち本考案は圧入面に内圧をかけながら、押えボルト締
付力による長手方向の押込圧にて圧入を行う油圧ばめ仕
組において、該押えボルトと共に移動する押え金部材と
被圧入部材間に弾性部材を装着せしめてなる油圧ばめ仕
組装置から構成される。
付力による長手方向の押込圧にて圧入を行う油圧ばめ仕
組において、該押えボルトと共に移動する押え金部材と
被圧入部材間に弾性部材を装着せしめてなる油圧ばめ仕
組装置から構成される。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第３図は本考案の実施例における油圧ばめ仕組装置の一
部断面の側面図である。
部断面の側面図である。
第３図においては第２図の従来例の油圧ばめ仕組装置４
と同じ部品は同じ部品番号で示しているが、相違点とし
ては押え金部材８とそれに対向する軸継手２の側面部の
間に弾性部材としてコイル状の巻ばね１０を装着したこ
とである。
と同じ部品は同じ部品番号で示しているが、相違点とし
ては押え金部材８とそれに対向する軸継手２の側面部の
間に弾性部材としてコイル状の巻ばね１０を装着したこ
とである。
即ち第３図に示すごとく、方向Ａの押込圧を巻ばね１０
のような弾性部材で発生させるようにしたものである。
のような弾性部材で発生させるようにしたものである。
ここで、１１は巻はね１０を正しい位置に保つためのば
ね保持部材であり、また弾性部材としては本実施例の巻
ばね１０に拘泥せず、所定の押込用のストロークＳを有
し、ばねアクションを有するものであればいかなる弾性
部材でも有効である。
ね保持部材であり、また弾性部材としては本実施例の巻
ばね１０に拘泥せず、所定の押込用のストロークＳを有
し、ばねアクションを有するものであればいかなる弾性
部材でも有効である。
また方向Ａに大きな押圧力を必要としたり、油圧ばめ仕
組装置４が大形になる場合は、第３図で破線で示したよ
うに、延長した押えボルト９Ａを設け、別体の押え金部
材８Ａと締付ボルト１２を追加して装着すれば良い。
組装置４が大形になる場合は、第３図で破線で示したよ
うに、延長した押えボルト９Ａを設け、別体の押え金部
材８Ａと締付ボルト１２を追加して装着すれば良い。
更に油圧ばめを分解する時には適当なりッション材を弾
性部材の代りに装着すれば、分解時、軸継手２が外れる
衝撃が緩和され危険防止をはかることもできる。
性部材の代りに装着すれば、分解時、軸継手２が外れる
衝撃が緩和され危険防止をはかることもできる。
従って本考案の油圧ばめ仕組装置を用いることにより、
油圧ポンプは内圧用ポンプのみ必要で、その装置を小型
軽量に、且つコンパクトに構成でき、部品点数も少くな
り、加工工数が少くなるので安価に製作できると共に、
熟練者でなくても油圧ばめ操作が可能となるので組立工
数が短縮できるという効果がある。
油圧ポンプは内圧用ポンプのみ必要で、その装置を小型
軽量に、且つコンパクトに構成でき、部品点数も少くな
り、加工工数が少くなるので安価に製作できると共に、
熟練者でなくても油圧ばめ操作が可能となるので組立工
数が短縮できるという効果がある。
また、この油圧ばめ仕組装置はコンパクトで、持ちはこ
びが容易で作業性も良いため、現地で手軽に操作が可能
であり、更に大きな軸から小さな軸まで汎用性に富むば
かりでなく、大きな軸でも小さな工具で容易に作業がで
きるという利点がある。
びが容易で作業性も良いため、現地で手軽に操作が可能
であり、更に大きな軸から小さな軸まで汎用性に富むば
かりでなく、大きな軸でも小さな工具で容易に作業がで
きるという利点がある。
更ｉこ前述のよう（こ油圧ばめ分解時の危険防止をはか
る上でも極めて有効な考案である。
る上でも極めて有効な考案である。
尚、本考案の油圧ばめ仕組装置は油圧ばめを使用する動
力伝達装置一般（こ対して有効である。
力伝達装置一般（こ対して有効である。
第１図及び第２図はそれぞれ、従来例及び他の従来例の
油圧ばめ仕組装置の一部断面の側面図、第３図は本考案
の実施例における油圧ばめ仕組装置の一部断面の側面図
である。 １・・−・・・軸、２・・・・・・軸継手、４・・・・
・・油圧ばめ仕組装置、８，８Ａ・・・・・・押え金部
材、９，９Ａ・・・・・・押え部材、１０・・・・・・
巻ばね。
油圧ばめ仕組装置の一部断面の側面図、第３図は本考案
の実施例における油圧ばめ仕組装置の一部断面の側面図
である。 １・・−・・・軸、２・・・・・・軸継手、４・・・・
・・油圧ばめ仕組装置、８，８Ａ・・・・・・押え金部
材、９，９Ａ・・・・・・押え部材、１０・・・・・・
巻ばね。
Claims (1)
- 圧入面に内圧をかけながら、押えボルト締付力による長
手方向の押込圧にて圧入を行う油圧ばめ仕組において、
該押えボルトと共に移動する押え金部材と被圧入部材間
に弾性部材を装着せしめてなる油圧ばめ仕組装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5663478U JPS5928741Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | 油圧ばめ仕組装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5663478U JPS5928741Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | 油圧ばめ仕組装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54159284U JPS54159284U (ja) | 1979-11-07 |
| JPS5928741Y2 true JPS5928741Y2 (ja) | 1984-08-18 |
Family
ID=28953717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5663478U Expired JPS5928741Y2 (ja) | 1978-04-27 | 1978-04-27 | 油圧ばめ仕組装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928741Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-27 JP JP5663478U patent/JPS5928741Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54159284U (ja) | 1979-11-07 |
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