JPS5928160B2 - 励磁調整装置 - Google Patents

励磁調整装置

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JPS5928160B2
JPS5928160B2 JP53100460A JP10046078A JPS5928160B2 JP S5928160 B2 JPS5928160 B2 JP S5928160B2 JP 53100460 A JP53100460 A JP 53100460A JP 10046078 A JP10046078 A JP 10046078A JP S5928160 B2 JPS5928160 B2 JP S5928160B2
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JP
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voltage
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chopper
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JP53100460A
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邦彦 沢
繁則 木下
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、交流発電機の出力電圧制御をチョッパを用
いた発電機の励磁電流調整で行なう励磁調整装置に関す
る・発電機は、負荷の投入、しや断など急激な負荷変動
によりその出力電圧が変動する。
特に非常用発電機などインピーダンスの大きい発電機は
負荷変動による出力電圧変動が大きく、発電機から給電
屯れる他の負荷に悪影響を与える。従つて、発電機の出
力電圧を制御する制御装置は、急激な負荷変動にも応答
性良く発電機出力を制御できることが望まれる。また、
整流器などの負荷を持つ発電機では出力電圧波形が歪む
場合が多く、この場合にも制御装置は発電機出力電圧を
安定に制御できることが望まれる。第1図はブラシレス
交流発電機の従来の励磁装置を示す。
破線ブロック1は発電機を、2は励磁装置を、3は変圧
器を示す。発電機1の固定電機子11には次のようにし
て電圧を発生する。回転子12に設ける交流励磁機12
1の界磁13を励磁すると、交流励磁機121に交流電
圧が発生し、その出力をダイオード122で調整して発
電機界磁123を励磁して電機子11に交流電圧を発生
する。したがつ嵌、発電機1の出力電圧を制御するには
交流励磁機の界磁13の電流を制御する。この励磁電流
の制御は発電機1の出力を変圧器3を通してサイリスタ
整流器21に導き、電圧調節器22により発電機出力電
圧と設定器23の設定電圧とが等しくなるようにサイリ
スタ整流器21のサイリスタ導通角を制御することで行
なう。サイリスタ導通角制御は第2図に示すように、発
電機1の出力電圧(同図a)の零クロス点から角度αの
点でサイリスタを点弧する(同図b)。この結果、サイ
リスタ整流器21の出力電圧はbに示す斜線部分の波形
になる。この場合、発電機1の出力電圧が整流器負荷等
のためaに示すように歪むと、その零クロス点がβだけ
遅れるため、サイリスタの点弧タイミングも遅れること
により、制御b(不安定になつたり、最悪の場合は制御
不能になる。一方、電圧調節器22は、応答速度改善と
界磁電流を制限するための電流制限回路を持つ。
界磁電流検出は検出器24で行なう。さらに調節器22
はオフセットをなくすために比例(P)、積分(1)調
節器にしているが、第3図に示すように、TOで急激な
負荷増(同図b)があると電圧調節器t){直ちに応答
できず、発電機1の出力電圧(同図a)は電圧降下△V
gが発生し、この電圧降下は整定時間T後に元の電圧に
回復する。サイリスタ整流機21と電圧調節器22によ
る励磁調整では△G,Tが共に大きく、許容電圧変動幅
の小さい電源装置には不適格であつた。改良された従来
装置は、第4図に示すように、発電機1の出力電圧をダ
イオード整流器4で一旦直流に変換し、この直流電圧を
トランジスタ、サイリスタなどで構成したチヨツパ5を
介して交流励磁器の界磁13に加え、界磁電流の調整は
制卿装置6によるチヨツパ5の通流率制闘で行なう。
チヨツパ5の制岬装置6は、発電機電圧を一定にするた
めの発電機電圧調節器61と、界磁電流を制御するため
の界磁電流調節器62と、これら制岬のための電圧検出
器63、電流検出器64等を備える。上述の調節器6・
1,62はオフセツトをなくし応答速度を高めるための
PsI調節器又はP,I,D(微分)調節器回路に構成
する。50は界磁電流調節器62の出力に応じたオン・
オフ比でチヨツパ5を駆動する制岬回路である。
こうしたチヨツパ式によれば、第1図のサイリスタ式の
場合に問題となつた発電機電圧波形の歪みによる制御の
不安定さは解消できるが、制脚装置6が制制遅れを持つ
たP,I又はP,I,D制岬をするため、発電機電圧の
変動を元の状態に戻す早さ、すなわち応答速度が調節器
の応答速度で決まり、応答性を上げることも限界があつ
た。この発明の目的は、チヨツパ方式による励磁調整装
置において、発電機出力電圧変化に対する応−答性を向
上した励磁調整装置を提供するにある。第5図はこの発
明の一実施例を示し、第1図又は第4図と同じものある
いは同じ機能を有するものは同一符号で示す。変圧器3
の出力はダイオード整流器4で直流に変換し、この直流
電力をチヨツパ5を通して界磁13に供給し、チヨツパ
5の通流率(0N,0FF比)を制御して界磁13への
印加電圧制岬、すなわち発電機1の界磁電流を調整する
。51は界磁電流を変流するDCCT又はシヤント、5
2はチヨツパ5のオフ期間に界磁13の電流を環流させ
るためのフライホイールダイオード、41は直流電圧平
滑用のコンデンサである。
なお、コンデンサ41はチヨツパ5のオフ時に変圧器3
等の交流側のインダクタンス分に蓄えられている電磁エ
ネルギーを吸収し、かつダイオード整流器4のスナバ一
を兼ねている。チヨツパ5の制脚装置6において、63
は発電機の出力電圧の大きさを検出し、適当な信号レベ
ルに変換する電圧検出器、−64は変流器51の出力を
適当な信号レベルに変換する電流検出機である。
65は発電機出力電圧の変動が所定値より大きくなつた
ときにその変動幅に応じた微分信号を出力する非線形微
分補償回路である。
第6図は非線形微分補償回路65の動作(a)と特性(
b)を示す。同図aにおいて、t1での発電機の電圧V
llのΔ9,の変化は規定値よりも大きな電圧降下であ
るから補償回路65の出力Vll5には正の微分出力腎
出す。また、T2でのVllの変化△Y2も規定値より
大きな電圧上昇であるから出力6,には負の微分出力を
出す。そして、T3でのVllの変化Δ93は規定値よ
りも小さいので出力V65には微分出力を出さない。こ
うした動作をする補償回路65の特性は第6図bに示す
ように、電圧変化零点から士△GOの規定値だけ不感帯
を持ち、±△V9O以上の変化入力には該入力レベルに
応じた微分出力を出す。61は設定器23と電圧検出器
63および補償回路65の各出力を入力とする電圧調節
器であり、出力電圧が常に設定値になるようチヨツパ5
の通流率を制帥するための出力を得る。
なお、電圧調節器61はオフセツトを小さくするために
P,l調節器とする方が好ましい。66は電圧調節器)
61の出力と電流検出器64の出力とを比較する電流比
較器であり、その出力がチヨツパ5のオン,オフ信号と
なる。
67は電流比較器66の信号に応じてチヨツパ5を十ン
・オフ5駆動する駆動回路である。
こうした構成により、発電機の出力は一旦直流に変換し
、チヨツパにより界磁制岬するため、発電機電圧の歪み
による影響は殆んど受けず、安定した制帥ができる。
そして、電王調節器61の出力と電流検出器64の出力
とを比較してチヨツパoのオン・オフ制却するため、電
圧調節器の出力と界磁電流との間に偏差があれば遅れな
しにチヨツパを制脚でき、しかも電圧調節器の入力に非
線形微分補償回路を持つため大きな負荷の入、断にも電
圧調節器での応答性も優れ、負荷急変による発電機電圧
の変動幅Δ9、整定時間Tを大幅に改善できる。第7図
は負荷急変時の各部波形を示す。
TOで負荷増があると、発電機11の出力電圧11は急
激に下り、電流111は急激に上昇する。このとき、V
llの変化が規定値Δ90以上にあると補償回路65の
出力V65には正の微分信号が出され、電圧調節器61
の出力V6lは発電機11の出力Vllを元の状態に戻
すべく増大するb卜、微分信号も加えられるためその変
化率が高く、Vllを元の状態に戻す動作が強勢される
。比較器65はT。では界磁電流が負荷急変前の状態に
あるため、電圧調節器61の出力増大でチヨツパ5をオ
ンさせる(65)。このオン期間はチヨツパ5の出力電
流が電圧調節器61の出力V6lを越えるまで継続する
。従つて、負荷急変時には電圧調節器61が負荷急変を
迅速に検出し、この検出から遅れなくチヨツパの通流率
を変える制御ができる。なお、実施例ではブラシレス交
流発電機における交流励磁機の界磁制岬をする場合を示
したが、これは発電機の界磁を直接に制岬することもで
きる。
以上明らかにしたとおり、この発明によれば、発電機電
圧の波形歪みにより制帥性が影響されることなく、しか
も応答性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の励磁調節装置を示すプロツク図、第2図
、第3図は第1図の制(資)動作を説明するための波形
図、第4図は従来のチヨツパ方式による励磁調整装置を
示すプロツク図、第5図はこの発明の一実施例を示すプ
ロツク図、第6図は第5図における非線形微分補償回路
の動作及び特性を示す図、第7図は第5図の動作を説明
するための各部波形図である。 1:ブラシレス交流発電機、3:変圧器、4:ダイオー
ド整流器、5:チヨツパ、6:制岬装置、61:電圧調
節器、63:電圧検出器、64:電流検出器、65:非
線形微分補償回路、66:比較器、67:5駆動回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流発電機の出力を変換した直流電力をチョッパの
    入力にし、このチョッパの出力を上記交流発電機の界磁
    入力にし、上記チョッパの通電率制御で上記交流発電機
    の出力電圧を制御する励磁調整装置において、上記チョ
    ッパの制御装置は、上記交流発電機の電圧設定値と該発
    電機の電圧検出値とこの出力変動幅が所定値を越えたと
    きの該変動幅に応じた微分信号とを入力とする電圧調節
    器と、この電圧調節器の出力と上記交流発電機の界磁電
    流検出値との大小に応じて上記チョッパのオン・オフ信
    号を出力する比較器とを備えたことを特徴とする励磁調
    整装置。
JP53100460A 1978-08-19 1978-08-19 励磁調整装置 Expired JPS5928160B2 (ja)

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JP53100460A JPS5928160B2 (ja) 1978-08-19 1978-08-19 励磁調整装置

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JP53100460A JPS5928160B2 (ja) 1978-08-19 1978-08-19 励磁調整装置

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JPS5529223A JPS5529223A (en) 1980-03-01
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