JPS5928143Y2 - 回転斜板式圧縮機 - Google Patents
回転斜板式圧縮機Info
- Publication number
- JPS5928143Y2 JPS5928143Y2 JP7479379U JP7479379U JPS5928143Y2 JP S5928143 Y2 JPS5928143 Y2 JP S5928143Y2 JP 7479379 U JP7479379 U JP 7479379U JP 7479379 U JP7479379 U JP 7479379U JP S5928143 Y2 JPS5928143 Y2 JP S5928143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swash plate
- cylinder block
- bearing
- compressor
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は斜板の回転によりピストンを往復動せしめてポ
ンプ作用を行う回転斜板式圧縮機において、斜板のスラ
スト荷重を支えるスラストベアリングのシリンダブロッ
ク側のレースの回転に因るシリンダブロック受座部端面
の摩耗を防止するようにした構成を提供するものである
。
ンプ作用を行う回転斜板式圧縮機において、斜板のスラ
スト荷重を支えるスラストベアリングのシリンダブロッ
ク側のレースの回転に因るシリンダブロック受座部端面
の摩耗を防止するようにした構成を提供するものである
。
従来の回転斜板式圧縮機は例えば第１図に示すように、
斜板１が圧縮機の駆動軸２に固装されるとともにその周
縁部にてボールベアリング３及びシュー４を介してピス
トン５に係合しており、駆動軸２の回転に伴う斜板１の
回転によりピストン５がシリンダブロック６に形成され
たシリンダボアＩ内を往復動してポンプ作用を行うよう
にされている。
斜板１が圧縮機の駆動軸２に固装されるとともにその周
縁部にてボールベアリング３及びシュー４を介してピス
トン５に係合しており、駆動軸２の回転に伴う斜板１の
回転によりピストン５がシリンダブロック６に形成され
たシリンダボアＩ内を往復動してポンプ作用を行うよう
にされている。
斜板１のボス部１ａの前後両側において２個のスラスト
ベアリング８，８が駆動軸２に嵌装され、該スラストベ
アリング８，８（／ｉ２枚のレース８ｂ。
ベアリング８，８が駆動軸２に嵌装され、該スラストベ
アリング８，８（／ｉ２枚のレース８ｂ。
８６間に複数のニードル８ａを挾んだ状態で前記斜板ボ
ス部１ａとシリンダブロック６．６の対応中央受座部６
ａ、６ａ間に介装されて斜板１によるスラスト荷重を支
えるようにされている。
ス部１ａとシリンダブロック６．６の対応中央受座部６
ａ、６ａ間に介装されて斜板１によるスラスト荷重を支
えるようにされている。
この構成にかいて斜板１の回転に伴いスラストベアリン
グ８の斜板側レース８ｃが共に回転しニードル８ａが転
動するが、ニードル８ａのころがり抵抗によりそのシリ
ンダブロック側のレース８ｂも回転せられシリンダブロ
ックの中央受座６ａの対向端面に対し摺動し、そのため
耐摩耗性の低い材質、例えばアルミニウムより成るシリ
ンダブロックのレース受座の対向端面が摩耗し、予め定
められているシリンダブロックの中央受座部と斜板のボ
ス部間のスラストクリアランスが増大するようになり、
異音が発生するのみならず圧縮機の性能が低下する原因
を成していた。
グ８の斜板側レース８ｃが共に回転しニードル８ａが転
動するが、ニードル８ａのころがり抵抗によりそのシリ
ンダブロック側のレース８ｂも回転せられシリンダブロ
ックの中央受座６ａの対向端面に対し摺動し、そのため
耐摩耗性の低い材質、例えばアルミニウムより成るシリ
ンダブロックのレース受座の対向端面が摩耗し、予め定
められているシリンダブロックの中央受座部と斜板のボ
ス部間のスラストクリアランスが増大するようになり、
異音が発生するのみならず圧縮機の性能が低下する原因
を成していた。
従って、本考案は従来スラストベアリングに対し圧縮機
の軸方向外側にあって駆動軸とシリンダブロックの中央
受座部間に介装されて駆動軸をラジアル方向に支えてい
たラジアルベアリングを該シリンダブロックの中央受座
部端面に装着しそのケース端面にてスラストベアリング
のシリンダブロック側レースを支えるようにしてシリン
タブロック中央受座部の対向端面の摩耗を避けるように
した回転斜板式圧縮機を提供するものである。
の軸方向外側にあって駆動軸とシリンダブロックの中央
受座部間に介装されて駆動軸をラジアル方向に支えてい
たラジアルベアリングを該シリンダブロックの中央受座
部端面に装着しそのケース端面にてスラストベアリング
のシリンダブロック側レースを支えるようにしてシリン
タブロック中央受座部の対向端面の摩耗を避けるように
した回転斜板式圧縮機を提供するものである。
以下本考案の一実施例を第２図について説明すると、斜
板１がそのボス部１ａにて駆動軸２に固装され、該ボス
部１ａの前後両側とシリンダブロック６．６の中央受座
部６ａ、６ａ間にはスラストベアリング８，８が介装さ
れている。
板１がそのボス部１ａにて駆動軸２に固装され、該ボス
部１ａの前後両側とシリンダブロック６．６の中央受座
部６ａ、６ａ間にはスラストベアリング８，８が介装さ
れている。
シリンダブロック６の中央受座部６ａ、６ａの先端面に
開口して取付孔６ｂｓ６ｂが穿設され、該取付孔にはラ
ジアルベアリング９，９のケース１０，１０が圧入され
ている。
開口して取付孔６ｂｓ６ｂが穿設され、該取付孔にはラ
ジアルベアリング９，９のケース１０，１０が圧入され
ている。
該ラジアルベアリング９，９は従来は第１図に示す通り
、シリンダブロック６゜６の中央受座部６ａ、６ａ内に
埋設されて装着されていたものである。
、シリンダブロック６゜６の中央受座部６ａ、６ａ内に
埋設されて装着されていたものである。
ラジアルベアリング９，９のケース１０，１０はその大
部分がシリンダブロック中央受座部６ａ。
部分がシリンダブロック中央受座部６ａ。
６ａの取付は孔６ｂ、６ｂ内に挿入され、そ４４板側端
面が中央受座部６ａ、６ａの端面より若干突出してスラ
ストベアリング８のシリンダブロック側レース８ｂと当
接している。
面が中央受座部６ａ、６ａの端面より若干突出してスラ
ストベアリング８のシリンダブロック側レース８ｂと当
接している。
このラジアルベアリング９のケース１０（／′ｉ実質的
に外レースを成し、第３図に示すように両側面に駆動軸
２が貫通する中心孔１０ａ、１０ａが形成されよ全体と
して円筒形を呈し第２図に示すように内レースを兼ねた
駆動軸２とケース１０内面間に複数個のニードル１１が
転勤可能に配設されている。
に外レースを成し、第３図に示すように両側面に駆動軸
２が貫通する中心孔１０ａ、１０ａが形成されよ全体と
して円筒形を呈し第２図に示すように内レースを兼ねた
駆動軸２とケース１０内面間に複数個のニードル１１が
転勤可能に配設されている。
該ケース１０は耐摩耗性に優れた材料、例えば鋼鉄や特
殊合金から作られている。
殊合金から作られている。
ラジアルベアリング９は駆動軸２に嵌め込筐れた後、シ
リンダブロック６の受座部端面孔６ｂ内に挿着され、互
いに突合わされた左右のシリンダブロック６，６に軸方
向に貫設された図示しない締付ポルトを締付けることに
よりケース１０の突出端面にて該ラジアルベアリングと
斜板１間に介装されたスラストベアリング８を斜板１に
対し押圧するように取付けられる。
リンダブロック６の受座部端面孔６ｂ内に挿着され、互
いに突合わされた左右のシリンダブロック６，６に軸方
向に貫設された図示しない締付ポルトを締付けることに
よりケース１０の突出端面にて該ラジアルベアリングと
斜板１間に介装されたスラストベアリング８を斜板１に
対し押圧するように取付けられる。
以上のように、スラストベアリング８のシリンダブロッ
ク側レース８ｂはシリンダブロック受座部６ｂの端面よ
り若干突出したラジアルベアリング９のケース１０の端
面に当接しているので、圧縮機の運転時において斜板１
の回転に伴イ、スラストベアリング８のニードル８ａの
ころがり抵抗によりレース８ｂが該ケース１０端面上を
摺動しつつ回転するが、該ケース１０は鋼鉄等の耐摩性
に優れた材料力・ら出来ているの・ら摩耗せず、従って
シリンダブロック受座部６ａの端面の摩耗が防止され、
異音の発生や圧縮機の性能低下等の欠陥を回避すること
ができる。
ク側レース８ｂはシリンダブロック受座部６ｂの端面よ
り若干突出したラジアルベアリング９のケース１０の端
面に当接しているので、圧縮機の運転時において斜板１
の回転に伴イ、スラストベアリング８のニードル８ａの
ころがり抵抗によりレース８ｂが該ケース１０端面上を
摺動しつつ回転するが、該ケース１０は鋼鉄等の耐摩性
に優れた材料力・ら出来ているの・ら摩耗せず、従って
シリンダブロック受座部６ａの端面の摩耗が防止され、
異音の発生や圧縮機の性能低下等の欠陥を回避すること
ができる。
尚、図示例ではラジアルベアリングとしてニードルを使
用したものが用いられているが、ラジアルボールベアリ
ング等信のタイプのラジアルベアリングの使用も勿論可
能である。
用したものが用いられているが、ラジアルボールベアリ
ング等信のタイプのラジアルベアリングの使用も勿論可
能である。
また、ラジアルベアリングのケースも図示例のものに限
らず、要するに外レース普たは内レースの両方普たは一
方の端面がスラストベアリング８の受座面として利用し
得る形状のものであればよい。
らず、要するに外レース普たは内レースの両方普たは一
方の端面がスラストベアリング８の受座面として利用し
得る形状のものであればよい。
第１図は従来タイプのスラストベアリング受座機構を備
えた回転斜板式圧縮機、第２図は本考案のスラストベア
リング受座機構を備えた回転斜板式圧縮機、第３図は第
２図の圧縮機に使用されているラジアルベアリングのケ
ースの斜視図である。 １・・・・・・斜板、２・・・・・・駆動軸、６・・・
・・・シリンダブロック、８・・・・・・スラストベア
リング、９・・・・・・ラジアルベアリング、１０・・
・・・・ラジアルベアリングケース。
えた回転斜板式圧縮機、第２図は本考案のスラストベア
リング受座機構を備えた回転斜板式圧縮機、第３図は第
２図の圧縮機に使用されているラジアルベアリングのケ
ースの斜視図である。 １・・・・・・斜板、２・・・・・・駆動軸、６・・・
・・・シリンダブロック、８・・・・・・スラストベア
リング、９・・・・・・ラジアルベアリング、１０・・
・・・・ラジアルベアリングケース。
Claims (1)
- 駆動軸と圧縮機外枠体を成すシリンダブロックの中央受
座部間にラジアルベアリングを、且つ該駆動軸に固装さ
れた斜板と該シリンダブロック中央受座部間にスラスト
ベアリングを夫々介装して成る回転斜板式圧縮機におい
て、前記ラジアルベアリングを前記シリンダブロック中
央受座部の端面に装着し耐摩耗性に優れた材料より成る
該ベアリングの枠体構成部材にて前記スラストベアリン
グのシリンダブロック側レースを支えるようにしたこと
を特徴とする回転斜板式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7479379U JPS5928143Y2 (ja) | 1979-06-02 | 1979-06-02 | 回転斜板式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7479379U JPS5928143Y2 (ja) | 1979-06-02 | 1979-06-02 | 回転斜板式圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55176491U JPS55176491U (ja) | 1980-12-18 |
| JPS5928143Y2 true JPS5928143Y2 (ja) | 1984-08-14 |
Family
ID=29308361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7479379U Expired JPS5928143Y2 (ja) | 1979-06-02 | 1979-06-02 | 回転斜板式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928143Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-02 JP JP7479379U patent/JPS5928143Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55176491U (ja) | 1980-12-18 |
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