JPH109129A - 斜板式圧縮機 - Google Patents

斜板式圧縮機

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JPH109129A
JPH109129A JP8185418A JP18541896A JPH109129A JP H109129 A JPH109129 A JP H109129A JP 8185418 A JP8185418 A JP 8185418A JP 18541896 A JP18541896 A JP 18541896A JP H109129 A JPH109129 A JP H109129A
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JP
Japan
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swash plate
cylinder block
plate
boss
thrust bearing
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Withdrawn
Application number
JP8185418A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ichikawa
寿夫 市河
Katsuhiko Arai
克彦 新井
Seiji Yoshii
清司 吉井
Katsutoshi Enomoto
勝利 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な調整をしなくとも斜板に適度なプレロ
ードを与えることができる斜板式圧縮機を提供する。 【解決手段】 スラスト軸受9,10と斜板20のボス
部21との間に、環状プレート70,80を装着した。
この環状プレート70,80の外径は、環状プレート7
0,80に隣接するスラスト軸受9,10のリヤ側レー
ス52、フロント側レース61の外径よりも大きい。斜
板20にプレロードをかけたとき、環状プレート70,
80の外周縁部70a,80aが荷重に応じて弾性変形
するので、斜板20に加わる過剰なプレロードは吸収さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は斜板式圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の斜板式圧縮機の縦断面図で
ある。
【0003】斜板式圧縮機のフロント側のシリンダブロ
ック1とリヤ側のシリンダブロック2とは互いに軸方向
に対向接合されている。接合されたシリンダブロック
1,2の一端にはバルブプレート3等を介してフロント
ヘッド4が固定され、他端にはバルブプレート5等を介
してリヤヘッド6が固定されている。
【0004】シリンダブロック1,2の中心部には駆動
軸7が配設され、この駆動軸7には斜板20が固定さ
れ、斜板20はフロント側スラスト軸受109及びリヤ
側スラスト軸受110により回転可能に支持されてい
る。斜板20は接合されたシリンダブロック1,2の内
部に形成された斜板室11に収容されている。
【0005】シリンダブロック1,2には複数のシリン
ダボア12が設けられている(図3では1つのシリンダ
ボア12だけが見えている)。各シリンダボア12は駆
動軸7に平行であって、駆動軸7を中心とする円周方向
に所定間隔おきに配置されている。各シリンダボア12
内にはピストン13が摺動可能に収容されている。各シ
リンダボア12内にはピストン13を挟んで両側に圧縮
室14,15が形成されている。ピストン13はシュー
16,17を介して斜板20に連結されている。
【0006】シリンダブロック1の中心部にはフロント
側ボス部30が一体に設けられている。フロント側ボス
部30は、駆動軸7のフロント側端部を回転可能に支持
する。フロント側ボス部30は、フロント側スラスト軸
受109を介して斜板20のボス部21に突き当たって
いる。
【0007】シリンダブロック2の中心部にはリヤ側ボ
ス部40が一体に設けられている。リヤ側ボス部40
は、駆動軸7のリヤ側端部を回転可能に支持する。リヤ
側ボス部40は、リヤ側スラスト軸受110を介して斜
板20のボス部21に突き当たっている。
【0008】図4は図3の斜板式圧縮機の一部を示す拡
大断面図である。
【0009】フロント側スラスト軸受109は、環状の
フロント側レース109aと、環状のリヤ側レース10
9bと、両レース109a,109bによって挟まれた
複数のニードルローラ109cとからなる。
【0010】リヤ側スラスト軸受110は、環状のフロ
ント側レース110aと、環状のリヤ側レース110b
と、両側レース110a,110bによって挟まれた複
数のニードルローラ110cとからなる。
【0011】斜板20のボス部21のフロント側端面2
1aには、フロント側スラスト軸受109のリヤ側レー
ス109bの外周縁部に突き当てられる第1の突起22
が、設けられている。
【0012】斜板20のボス部21のリヤ側端面21b
には、リヤ側スラスト軸受110のフロント側レース1
10aの外周縁部に突き当てられる第2の突起23が、
設けられている。
【0013】フロント側のシリンダブロック1のボス部
30のリヤ側端面30aには、フロント側スラスト軸受
109のフロント側レース109aの内周縁部に突き当
てられる第3の突起31が、設けられている。
【0014】リヤ側のシリンダブロック2のボス部40
のフロント側端面40aには、リヤ側スラスト軸受11
0のリヤ側レース110bの内周縁部に突き当てられる
第4の突起41が、設けられている。
【0015】この斜板式圧縮機では、斜板20のボス部
21の第1の突起22をフロント側スラスト軸受109
のリヤ側レース109bの外周縁部に、シリンダブロッ
ク1のボス部30の第3の突起31をフロント側スラス
ト軸受109のフロント側レース109aの内周縁部に
それぞれ突き当て、その状態でボス部30を斜板20の
ボス部21に押し付けて各レース109b,109aを
湾曲状に撓ませている。
【0016】同様に、斜板20のボス部21の第2の突
起23をリヤ側スラスト軸受110のフロント側レース
110aの外周縁部に、シリンダブロック2のボス部4
0の第4の突起41をリヤ側スラスト軸受110のリヤ
側レース110bの内周縁部にそれぞれ突き当て、その
状態でボス部40を斜板20のボス部21に押し付けて
各レース110a,110bを湾曲状に撓ませている。
【0017】このように各スラスト軸受109,110
を介して斜板20にプレロードをかけることにより、運
転中に斜板20が軸方向に移動して異音が発生するのを
防止している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プレロード
が大きすぎると、各突起21,22,31,41と各レ
ース109a,109b,110a,110bとの接触
部分が早期に摩耗(軸方向の摩耗)し、斜板20のガタ
による異音が発生する。したがって、各スラスト軸受1
09,110を介して斜板20に適度なプレロードを与
える必要がある。
【0019】そのために、従来、フロント側スラスト軸
受109のフロント側レース109a及びリヤ側スラス
ト軸受110のリヤ側レース110b間の軸方向寸法
と、シリンダブロック1のボス部30及びシリンダブロ
ック2のボス部40間の軸方向寸法とを一致させる調整
が行われる。
【0020】この調整は各シリンダブロック1,2のボ
ス部30,40や斜板20のボス部21の軸方向の厚さ
をマッチ加工したり、各スラスト軸受109,110の
レースの厚さを変更したりして行われれるが、この調整
は煩雑であった。
【0021】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は煩雑な調整をしなくとも斜板に適
度なプレロードを与えることができる斜板式圧縮機を提
供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1に記載の発明の斜板式圧縮機は、軸方向に互
いに接合されるフロント側及びリヤ側のシリンダブロッ
クと、前記各シリンダブロックのボス部を貫通する駆動
軸と、前記駆動軸に固定され、前記シリンダブロック内
に収容される斜板と、前記斜板のボス部と前記フロント
側シリンダブロックのボス部との間、前記斜板のボス部
と前記リヤ側シリンダブロックのボス部との間にそれぞ
れ装着され、前記斜板を回転可能に支持するスラスト軸
受と、前記斜板のボス部に設けられ、前記スラスト軸受
に突き当たる斜板側突起と、前記各シリンダブロックの
ボス部に設けられ、前記スラスト軸受に突き当たるシリ
ンダブロック側突起とを備えた斜板式圧縮機において、
前記スラスト軸受と、前記各シリンダブロックのボス部
及び前記斜板のボス部の少なくとも一方との間に、環状
プレートが装着され、前記環状プレートに隣接する前記
スラスト軸受の一方のレースの外径が、前記環状プレー
トの外径よりも小さいことを特徴とする。
【0023】斜板にプレロードをかけたとき、環状プレ
ートの外周縁部が荷重に応じて弾性変形するので、斜板
に加わる過剰なプレロードが吸収される。
【0024】請求項2に記載の発明の斜板式圧縮機は、
請求項1に記載の発明の斜板式圧縮機において、前記環
状プレートに所定値以上の軸方向の荷重がかかったと
き、前記環状プレートが弾性変形して、前記環状プレー
トの外周縁部が前記斜板側突起及び前記シリンダブロッ
ク側突起のいずれか一方の突起に、前記環状プレートの
半径方向中間部が前記一方のレースの外周縁に、前記環
状プレートの内周縁が前記シリンダブロックのボス部又
は前記斜板のボス部のプレート対向面に、それぞれ支持
されることを特徴とする。
【0025】環状プレートに所定値以上の軸方向の荷重
かかかったとき、環状プレートが3点で支持されるの
で、環状プレートが破損しにくい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0027】図2はこの発明の一実施形態に係る斜板式
圧縮機の縦断面図、図1は図2の斜板式圧縮機の一部を
示す拡大断面図であって、同図(a)は斜板にプレロー
ドをかける前の状態を示し、同図(b)は斜板にプレロ
ードをかけた後の状態を示す。図3の従来の斜板式圧縮
機と同一の部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0028】フロント側のスラスト軸受9は、環状のフ
ロント側レース(シリンダブロック側レース)51と、
環状のリヤ側レース(斜板側レース)52と、両レース
51,52によって挟まれた複数のボール53とからな
る。フロント側レース51の外径はリヤ側レース52の
外径よりも大きく、フロント側レース51の板厚はリヤ
側レース52の板厚よりも大きい。
【0029】リヤ側のスラスト軸受10は、環状のフロ
ント側レース(斜板側レース)61と、環状のリヤ側レ
ース(シリンダブロック側レース)62と、両レース6
1,62によって挟まれた複数のボール63とからな
る。リヤ側レース62の外径はフロント側レース61の
外径よりも大きく、リヤ側レース62の板厚はフロント
側レース61の板厚よりも大きい。
【0030】フロント側スラスト軸受9と斜板20のボ
ス部21との間には環状プレート70が装着され、リヤ
側スラスト軸受10と斜板20のボス部21との間には
環状プレート80が装着されている。環状プレート70
の外径は隣接するリヤ側レース52の外径よりも大き
く、板厚はほぼ等しい。環状プレート80の外径は隣接
するリヤ側レース61の外径よりも大きく、板厚はほぼ
等しい。
【0031】斜板20のボス部21のフロント側端面
(プレート対向面)21aには、環状プレート70の外
周縁部70aに突き当てられる環状の第1の突起(斜板
側突起)22が、設けられている。
【0032】斜板20のボス部21のリヤ側端面(プレ
ート対向面)21bには、環状プレート80の外周縁部
80aに突き当てられる環状の第2の突起(斜板側突
起)23が、設けられている。
【0033】フロント側のシリンダブロック1のボス部
30のリヤ側端面30aには、フロント側のスラスト軸
受9のフロント側レース51の内周縁部に突き当てられ
る環状の第3の突起(シリンダブロック側突起)31
が、設けられている。
【0034】リヤ側のシリンダブロック2のボス部40
のフロント側端面40aには、リヤ側スラスト軸受10
のリヤ側レース62の内周縁部に突き当てられる環状の
第4の突起(シリンダブロック側突起)41が、設けら
れている。
【0035】シリンダブロック1のボス部30をスラス
ト軸受9及び環状プレート70を介して斜板10のボス
部21に押し付けると同時に、シリンダブロック2のボ
ス部40をスラスト軸受10及び環状プレート80を介
して斜板20のボス部21に押し付けて、斜板20にプ
レロードをかけると、図1(a)及び(b)に示すよう
に、環状プレート70,80はそれぞれ湾曲状に弾性変
形する。
【0036】このときの変形量は材質や荷重よって定ま
るとともに、シリンダブロック1のボス部30の第3の
突起31とシリンダブロック2のボス部40の第4の突
起41との間の軸方向寸法と、スラスト軸受9のフロン
ト側レース51とスラスト軸受10のリヤ側レース62
との間の軸方向寸法との差によって定まる。
【0037】したがって、両軸方向寸法間に差があった
としても、その差に応じて環状プレート70,80がそ
れぞれ弾性変形し、斜板20に加わる過剰なプレロード
が吸収される。斜板20に加わる荷重は設計時に想定し
た荷重に近いものとなる。
【0038】また、環状プレート70,80に所定値以
上の軸方向の荷重かかかったとき、弾性変形して、図1
(b)に示すように、環状プレート70,80の外周縁
部70a,80aが斜板20のボス部21の第1,第2
の突起22,23に支持され、環状プレート70,80
の半径方向中間部70c,80cがリヤ側レース52、
フロント側レース61の外周縁52d,61dに支持さ
れ、環状プレート70,80の内周縁70b,80bが
斜板20のボス部21のフロント側端面21a、リヤ側
端面21bに支持される。
【0039】この実施形態によれば、部品マッチ加工や
レースの厚さの変更などの煩雑な調整をしなくとも斜板
20に適度なプレロードを与えることができるので、各
突起22,23,31,41との接触部分の摩耗を抑制
し、斜板20のガタツキによる異音の発生を防ぐことが
できる。
【0040】また、環状プレート70,80に所定値以
上の軸方向の荷重かかかったとき、前述のように環状プ
レート70,80が3点で支持されるので、環状プレー
ト70,80が破損しにくい。
【0041】なお、前述の実施形態では、環状プレート
70をフロント側スラスト軸受9と斜板20のボス部2
1との間に、環状プレート80をリヤ側スラスト軸受1
0と斜板20のボス部21との間にそれぞれ装着した場
合について述べたが、他の実施形態として、環状プレー
ト70をフロント側のシリンダブロック1のボス部30
とフロント側スラスト軸受との間に、環状プレート80
をリヤ側のシリンダブロック2のボス部40とリヤ側ス
ラスト軸受との間にそれぞれ装着するようにしてもよ
い。
【0042】この場合、シリンダブロック1のボス部3
0のリヤ側端面30aに、環状プレート70の外周縁部
に突き当てられる環状の第3の突起(シリンダブロック
側突起)を設け、シリンダブロック2のボス部40のフ
ロント側端面40aに、環状プレート80の外周縁部に
突き当てられる環状の第4の突起(シリンダブロック側
突起)を設ける。また、環状プレート70が隣接するフ
ロント側スラスト軸受のフロント側レースの外径を、環
状プレート70の外径よりも小さくするとともに、環状
プレート80が隣接するリヤ側スラスト軸受のリヤ側レ
ースの外径を、環状プレート80の外径よりも小さくす
るその他の実施形態として、環状プレート70を、フロ
ント側スラスト軸受9と斜板20のボス部21との間、
フロント側のシリンダブロック1のボス部30とフロン
ト側スラスト軸受との間にそれぞれ装着するとともに、
環状プレート80を、リヤ側スラスト軸受10と斜板2
0のボス部21との間、リヤ側のシリンダブロック2の
ボス部40とリヤ側スラスト軸受との間にそれぞれ装着
するようにしてもよい。
【0043】また、前述の実施形態においては、突起2
2,23,31,41として環状の突起の場合について
述べたが、これに代え、レースとの接触面が複数となる
ように環状突起を部分的に切り欠いた突起にしてもよ
い。
【0044】なお、前述の実施形態においては、スラス
ト軸受として玉軸受を用いたが、ニードルローラ軸受等
を用いるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の斜板式圧縮機によれば、斜板にプレロードをかけ
たとき、環状プレートが荷重に応じて弾性変形し、斜板
に加わる過剰なプレロードを吸収するので、煩雑な調整
をしなくとも斜板に適度なプレロードを与えることがで
き、接触部分の摩耗を抑制し、斜板のガタツキによる異
音の発生を防ぐことができる。
【0046】請求項2に記載の発明の斜板式圧縮機によ
れば、環状プレートに所定値以上の軸方向の荷重かかか
ったとき、環状プレートが3点で支持されるので、環状
プレートが破損しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る斜板式圧縮
機の一部を示す拡大断面図である。
【図2】図2はこの発明の一実施形態に係る斜板式圧縮
機の縦断面図である。
【図3】図3は従来の斜板式圧縮機の縦断面図である。
【図4】図4は図3の斜板式圧縮機の一部を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 フロント側のシリンダブロック 2 リヤ側のシリンダブロック 7 駆動軸 9 フロント側スラスト軸受 10 リヤ側スラスト軸受 20 斜板 21 斜板のボス部 22 第1の突起 23 第2の突起 30 フロント側のシリンダブロックのボス部 30a フロント側のシリンダブロックのボス部のリヤ
側端面 31 第3の突起 40 リヤ側のシリンダブロックのボス部 40a リヤ側のシリンダブロックのボス部のフロント
側端面 41 第4の突起 51,61 フロント側レース 52,62 リヤ側レース 53,63 ボール 70,80 環状プレート 70a,80a 環状プレートの外周縁部 70b,80b 環状プレートの内周縁 70c,80c 環状プレートの中間部
フロントページの続き (72)発明者 榎本 勝利 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に互いに接合されるフロント側及
    びリヤ側のシリンダブロックと、 前記各シリンダブロックのボス部を貫通する駆動軸と、 前記駆動軸に固定され、前記シリンダブロック内に収容
    される斜板と、 前記斜板のボス部と前記フロント側シリンダブロックの
    ボス部との間、前記斜板のボス部と前記リヤ側シリンダ
    ブロックのボス部との間にそれぞれ装着され、前記斜板
    を回転可能に支持するスラスト軸受と、 前記斜板のボス部に設けられ、前記スラスト軸受に突き
    当たる斜板側突起と、 前記各シリンダブロックのボス部に設けられ、前記スラ
    スト軸受に突き当たるシリンダブロック側突起とを備え
    た斜板式圧縮機において、 前記スラスト軸受と、前記各シリンダブロックのボス部
    及び前記斜板のボス部の少なくとも一方との間に、環状
    プレートが装着され、 前記環状プレートに隣接する前記スラスト軸受の一方の
    レースの外径が、前記環状プレートの外径よりも小さい
    ことを特徴とする斜板式圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記環状プレートに所定値以上の軸方向
    の荷重がかかったとき、前記環状プレートが弾性変形し
    て、前記環状プレートの外周縁部が前記斜板側突起及び
    前記シリンダブロック側突起のいずれか一方の突起に、
    前記環状プレートの半径方向中間部が前記一方のレース
    の外周縁に、前記環状プレートの内周縁が前記シリンダ
    ブロックのボス部又は前記斜板のボス部のプレート対向
    面に、それぞれ支持されることを特徴とする請求項1に
    記載の斜板式圧縮機。
JP8185418A 1996-06-26 1996-06-26 斜板式圧縮機 Withdrawn JPH109129A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902