JPS5927930A - シリコ−ン処理を施した殿粉およびサイジング剤 - Google Patents

シリコ−ン処理を施した殿粉およびサイジング剤

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JPS5927930A
JPS5927930A JP12224883A JP12224883A JPS5927930A JP S5927930 A JPS5927930 A JP S5927930A JP 12224883 A JP12224883 A JP 12224883A JP 12224883 A JP12224883 A JP 12224883A JP S5927930 A JPS5927930 A JP S5927930A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オルガノシロキサンポリマーで殿粉ン処理す
る方法に関する。さらに本発明は、前記のように処理さ
れた殿粉を、紙又は布のような基体のライジング法に利
用することに関する。
殿粉は柚々の用途に用いらtする。殿粉は、グルー、バ
インダー、又はプラスチックもしくはゴムのようなポリ
マー性組成物用の充填剤としてよく用いられる。特に重
要な殿粉の用途の一つは、ザイジンダとしての利用であ
る。
サイジング法においては、殿粉を用いて表面処理を行う
。例えば、紙に殿粉サイジングを施すと、紙のなめらか
さ、光沢が増し、印刷インキ受容性が高くなる。殿粉で
布をサイジングすると、布の腰が強くなって丈夫になり
、しかも手ざわりがよく  な る 。
化学的に殿粉乞食性することがしばしば所望される。例
えば、殿粉を食性して粘稠度の低い殿粉の水性分散液を
製造したり、又は殿粉を変性することにより、乾燥状態
における撥水性ケ高めたりする。
撥水性が高いということは、グルー又はバインダー材料
として殿粉を用、いるときにきわめて望ましい性質であ
る。撥水性が大きい殿粉は、オフセント印刷用の紙ゲサ
イジングするのに特に好ましい。
オフセット印刷では、印刷する時以外は紙が水で湿潤さ
ねなくてはならない。色刷りするたびに再湿潤処理を行
う。一連の湿潤処理を行った後、非処理殿粉のサイジン
グは可溶化し、下層の紙の膨潤及び弱化を招く。膨潤し
た紙は破ねやすく、乾燥時にし2わができる。
種々のシリコーンを用いて殿粉を変性する多くの研究が
なされた。
米国特許第4021.388号及び第4,125,71
95号各明細書において、グリフイン(C)riffi
n )は、殿粉な水中においてナトリウムアルキルシリ
コネート 水素ポリジメチルシロキサンで処理すること火開示して
いる。こねらの二つの方法のうち一つで処理さねた殿粉
は、生物分#性のプラスチック組成物の充填剤として用
いらねた。殿粉のシリコーン処理により、プラスチック
組成物の強度が改@さねた。
カナダ特許第9 2 1.2 0 4号明細書において
、ムゾルフ( Musolf )  は、殿粉の水性ス
ラリーに固形ゾロキサ/を添合することを開示している
にの殿粉で布をサイジングすると、布が汚hy受けつけ
なくなった。
英国特許第8 9 1,5 8 2号明細書には、アル
カリ金属シリコーン処理いて殿粉管処理することが開示
すノ]ている。冷水中の殿粉に対してアルカリ金属シリ
コネートを添加している。該特許の発明者は、メチル水
素シロキサン及びジメチルシロキサン組成物が、室温水
性分散液中の殿粉な処理するのに適しておらず、その理
由は、このように処理された殿粉なサイジングとして紙
に施すと、紙の表面に凹凸が生じ,フィッシュアイがで
きるからであるということを見いだした。
米国特許第3.4 6 2.3 8 4号明細書におい
て、ココスカ( Kokoszka )  及びエーテ
ス( Yates )は、エーロゾル殿粉配合物にポリ
ジメチルシロキサ/エマルジョ/を添合することにより
、スプレーパターンが改善され、かつ、エーロゾル殿粉
配合物で霧ふきを行った布のアイロンかけに必要な横方
向の力が低減されるということを開示している。この場
合のシリコ−′ンエマルジョンは、室温に冷却された殿
粉の水性分散液に対して添加された。
米国特許第3.4 0 9.1 3 6号明細壱におい
て、シモニデス( Simonides )は、被処理
殿粉を基剤とする接着剤の撥水性を高めるために、殿粉
の冷水性分散液に対してメチルシリコーン油の水性懸濁
液を添加することを開示している。
米国特許第3.4 1 9.4 2 2号明細書におい
て、ペペ( Pepe )  はインシアネート官能性
のポリジオルガノシロキサンを開示しており、このシロ
キサンは、そね自体で撥水性の紙サイズともなるし、又
は殿粉分散液と混合しても前記のような紙サイズとなる
上述した特許のうち、60oCないし98℃の温度にお
いて、少なくとも連続60秒間、殿粉とシリコ−/とア
水性分散液中で接触させることケ特徴とする本発明を開
示しているものは皆無である。
乾燥殿粉へのシリコーンの添加、又は殿粉の室温水性分
散液へのシリコーンの添加は、本発明の方法に較べて効
果が劣る。
オルガノシロキサンポリマーで殿粉を処理する方法を提
供することが本発明の一つの目的である。
本発明の別の目的は、サイジング、充填剤、グルー又は
バインダーとして有用な被処理殿粉の製造法を提供する
ことである。本発明のさらに別の目的は、基体をサイソ
ングするための改良方法及びそねから得られたサイジン
グずみの基体を提供することである。
こわらを始めとする本発明の目的は、前記の特許請求の
範囲を始め、以下の記載を一読することにより、有機珪
素化学又は殿粉工業の熟練者にとって明らかになろう。
一つの視野において、本発明は、約60°Cないし約9
8°Cの温度に加熱された水性分散液中の殿粉とオルガ
ノシロキサンポリマーとを、少なくとも連続60秒間接
触させることからなる、オルガノシロキサンポリマーで
殿粉を処理する方法に関するものである。別の視野にお
いては、本発明は、本発明の方法で処理された殿粉な用
い、基体をサイジングする改良法及びそのようにして得
られるサイジングずみの基体に関する。
本発明は、殿粉の処理方法に関するものであり、該方法
は、該殿粉の重量を基準にして約0.5ないし約15重
量係のオルガノシロキサンポリマーと該殿粉とを、約6
0°Cないし約98°Cの温度で少なくとも連続60秒
間水中で接触させることからなる。
また本発明は基体をサイジングする方法に関するもので
もあり、該方法は、(〜殿粉の里亀ヶ基準にして約0.
5ないし約15重量%のオルガノシロキサンポリマーと
殿粉とを、約6U℃ないし約98“Cの温度で少なくと
も連続60秒間接触させることによって製造さねた、被
処理殿粉の水性分散液を基体に塗布し、そして(B)そ
の後、塗布された水性分散液から水を蒸発させることか
らなる。
本発明の方法に用いられるオルガノシロキサンポリマー
は、シロキサン、すなわち、:5i−0−8i=結−合
によって相互に結合すJ]た5個又はそれ以上の式Ra
5iO(a−a)/2Y有するシロキサン単位で本質的
に構成される。この単位式中、aは0.1.2又は6の
値乞有し、セしてRは炭化水素基、ハイドロカーボンオ
キシ基、置換炭化水素基、置換ハイドロカーボンオキシ
基及びヒドロキシル基75−らなる群から選ばれた、珪
素に結合し7た基である。
炭化水素基の例には、メチル、エチル、プロピル、イソ
ブチル、ブチル及びオクチルσつようなアルキル、ビニ
ル及びアリルのようなアルケニル−CH2C=CH及び
ーCH2CH2C ”i: CH  のようなアルキニ
ル、シクロヘキシル及びシクロヘプチル(705eシク
ロアルキル、フェニル及びナフチルのようなアリール、
トリル及びキシリルのようなアルカリール、又ハペンジ
ル及びフェニルエチルアラルキルが包含される。
置換炭化水素基の例には、弗素、塩素及び臭素のような
ハロゲン原子、−Nl2、−NHC町、−NHCH2C
H2CH2NH2及びーNHCH2CH2NH2  の
よ5なアミノ基、ヒドロキシル基、エポキシ基、カルボ
キシ基,ウリニド(’ uriedo )基、 シアノ
基、アクリラー ト基、イソシアナト基ならびにアセト
キシ基で置換された前記の炭化水素基が包含さtl,る
置換炭化水素基の例として、クロロプロピル、6。
3、3−IJフルオロプロピル、ジクロロフェニル、−
CH,CH2CH2NH2、−C)!,CHCt(2N
u(2、C)■。
一CI(、CF32CH計JHCH2CH2N)]2、
 −CH2CHC’H2NHCT−20(2冊,、CH
3 ヒドロキシプロピル、シアノプロピル、アクリラートプ
ロピル、ウリニドゾロビル、インシアナトプロピル及び
インシアナトトリルがあけられる。
ハイドロカーボンオキシ基は、炭素−酸素−珪素結合を
介し,て珪素原子に結合した、上述の炭化水素基である
。ハイドロカーボンオキシ基のIljには、メトキシ、
エトキシ、インブトキシ、ブトキシ、プロポキシ、イソ
プロ承キシ、承りエチレングリコールオキシ及びフェノ
キシがある。
置換ハイドロカーボンオキシ基は、弗素,塩素、及び臭
素のようなハロゲン原子、−Nl2、−N)ICH3、
−NHCH2CH2CH2N■(2及びーNHCH2C
H2.NH2  のようなアミノ基、ヒドロキシル基、
エポキシ基、カルボキシ基、ウリニド基,シアノ基−ア
クリラード基。
イソシアナト基及びアセトキシ基で置換された前掲のハ
イドロカーボンオキシ基である。置換ハイドロカーボン
オキシ基の例には、クロロプロポキン、アミノプロポキ
シ、ヒドロキシプロポキシ、メルカプトプロポキシ、工
示キ7プロボキシ、ウリニドプロポキシ、シアノプロポ
キシ及びインシアナトプロポキシがある。
本発明の方法に有用なオルガノシロキサンポリマーは、
後で述べるごとき適当な溶剤に可溶性であることが望ま
しい。従って、適当な溶剤中にオルガノシロキサンポリ
マー乞溶解させるためには、周知の原理により、オルガ
ノシロキサンポリマーの重合度(シロキサン単位の数)
及び(又は)置換度(珪素原子1個当りのR基の平均数
)ケ限定することが望ましい。
本発明の方法に有用なオルガノシロキサンポリマーには
、水と反応することが知られているR基が、限定された
数においてのみ含まわるべきである。従つそ、水と反応
しうるR基は10%又は15%以内にとどめるべきであ
る。
珪素原子1個当りのR基の数及びオルガノシロキサンポ
リマーに含まねるシロキサン単位の数は、オルガノシロ
キサンポリマー内の珪素原子1個当りのR基の平均数旬
が約1.5〜2.5であり、そしてオルガノシロキサン
ポリマー内のRa5iO(4−a)72単位の数が5ン
越えるように選はねるのが望ましい。
本発明の方法に用いらねるオルガノ70キサ/ポリマー
は、適当な数及びタイプの% S i O(4−6,)
72単位で構成されることによって、オルガノノロキサ
ンポリマーの末端部にあるRa S 10 (4−a 
)/2  単位を除いた該オルガノシロキサンポリマー
に含まねる珪素原子1個当りのR基の平均数が約1.9
〜2.1個となるのがさらに望ましく、その際末端珪素
原子1個当りのR基の平均数は6個である。非末端珪素
原子1個当りのR基の平均数が約1.9〜2.1個であ
る一オルガノシロキサン示すマーを以下ポリジオルガノ
シロキサンと称する。
好ましいオルガノシロキサン4¥:リマーけ、式R35
iO(R2SiO)xSiR3(式中、各Rはさきに列
挙した炭化水素基、置換炭化水素基、ハイドロカーボン
オキシ基、置換ハイドロカーボンオキシ基及びヒドロキ
シル基からなる群から選はね、そしてXは1又はそれ以
上の平均値な有する)を有するポリジオルガノシロキサ
ンである。
撥水性の殿粉サイジング2得るためには、オルガノシロ
キサンポリマーが式 MeR’2Si(Me2SiO)y(MeR’SiO)
zsiMeR’2 (式中、Meは−CH3基を表わし
、R′はメチル基、 ヒドロキシル基及びメトキシ基か
らなる群から選ばれ、R“はアミノアルキル基又はエポ
キシアルキル基であり、yけ約10ないし約600の平
均値を有し、そして2は約1ないし、約25の平均値2
有する)で示される承りジオルガノシロキサンであるの
が望ましい。
殿粉サイジングの撥水性を高めるのに特に有用なアミノ
アルキル基は、式−〇nH2nNH2(式中のnけ1.
2.6又はそわ以上の値ヲ壱する)ン有するものである
か、又は式−CnH3nNHCmH2mNH2(式中の
nは1.2.6又はそれ以上の値乞有し、そしてmも1
.2.6又はそれ以上の値を有する)を有するものであ
る。
殿粉サイジングの撥水性を高めるのに特に有用1け1.
2.6又はそね以上の値を鳴する)2有1.2.6又は
そわ以上の値を有し1、そしてJも1.2.6又はそれ
以上の値Y[する)を有する。
殿粉の撥水性を高めるのにきわめて好ましいポリジオル
ガノシロキサンは、式 %式% (式中、yは約10ないし約600の値を有し、2は約
1ないし約25の値を有し、そしてy:zの比率は約2
.5 + 1から約200:1までである)を有するポ
リマーである。y:zの比率が約14.6:1から約6
6.7 : 1であるのが最も好ましい。
本発明の方法に有用なオルガノシロキサンポリマーは、
当業界で公知のいくつかの方法で合成すルコトができる
。例えば、アルコキシ7ランやクロロシランのような適
当な加水分解性のシラ/の完全加水分解又は一部加水分
解乞行った後、縮合させるのも好適な合成法である。
殿粉の撥水性を高めるのに有用なポリジオルガノシロキ
サンを合成するのに現時点で公知の最善の方法は、適当
な量のα、ω−ビス(トリメチルシロキシ)ポリジメチ
ルシロキサンと式MeR”Si(OMe)2  (式中
のMeは−CH3基を表わし、そしてR″は前記定義に
よるアミノアルキル基又はエポキシアルキル基を表わす
)を有するアルコキシシランとの酸性又は塩基性平衡化
である。
オルガノシロキサンポリマー中に少量の夾雑物が含まれ
ていても、本発明の方法は悪影響を受けないものと考察
される。少量、例えば10%又は15%の未反応の原料
物質及び(又は)他の有機珪素化合物が、オルガノシロ
キサンポリマーに含まれていてもさしつかえない。
本発明を実施するに当り、2種又はそれ以上のオルガノ
シロキサンポリマーを混ぜ合わせてもよい。
本発明の方法に用いられる殿粉は、広範囲の植物種、例
えばとうもろこ(〜、小麦、米、タピオカ、馬鈴薯、葛
、もろこし、さどやし等から得らねたものであってよい
。とうもろこし7がらの殿粉が工業的には最も普通に用
いらtl、そして本発明を実施するのにも好ましい殿粉
である。
本発明の方法に用いられる殿粉d、未変性のものであっ
てもよいし、あるいは化学的に変性されたものであって
もよい。化学的に変Pt、さ)また殿粉の例として、わ
ずかに酸化された殿粉、又は一部エトキシル化さ力た殿
粉のような一部置換された殿粉をあけることができる。
本発明の方法においては、約60’Cないし約98℃の
温度において少なくとも60秒間、殿粉を水性系内でオ
ルガノシロキサ/ポリマーと接触させる。
水の中に殿粉を分散させるには、オルガノシロキサンポ
リマーを加える前に殿粉の水性分散液を形成するか、オ
ルガノシロキサ/ポリマーと同時に添加するか、又はあ
らかじめ形成したオルガノシロキサンポリマーの水性分
散液中に殿粉乞分散させるかして、これを達成すること
ができる。殿粉の水性分散液を最初に形成し、その後で
オルガノ70キサンポリマーを該分散液に加えるのが望
ましい。
殿粉の水性分散液は、所望量の水性相に所望量の殿粉を
加え、得らねた混合物が均質相を呈するまで、それを攪
拌することによって形成することができる。約60’O
ないし約98℃の温度に少なくとも連続60秒間、この
混合物乞加熱すれは、殿粉なゼラチン化するのに充分で
ある。すなわち、このような加熱により、溶解した殿粉
の結晶化度が実質的に低下される。
前記の加熱は、所定の温度範囲内の温度において、殿粉
とオルガノシロキサンプリマーとが所定の時間、水中に
おいて接触する限り、任意の好都合な方法で行うことが
できる。
殿粉の水性分散液を所定の温度に加熱し、これにオルガ
ノシロキサンポリマーを加え、そして得らねた混合物の
温度を所定の値に少なくとも60秒間保つのが望ましい
。別法と(−で、室温のような低い温度で殿粉、オルガ
ノシロキサ/ポリマー及び水の混合物をつくり、この混
合物’wF9r定の温度に加熱し、そしてその温度に少
なくとも60秒間保ってもよい。あるいはまた、オルガ
ノシロキサンポリマーの水性分散液と殿粉とを所定の温
度で混合し、得られた混合物の温度ケ所定の値に少なく
とも60秒間保ってもよい。あるいはまた、そわそれ所
定の温度を有する殿粉の水性分散液及びオルガノシロキ
サンポリマーを混合し、得らねた混合物の温度を所定の
値に少なくとも60秒間保ってもよい。本発明にとって
必要な接触ケ達成するための他の方法は、殿粉処理技術
の熟練者にとって明らかであろう。
本発明の方法に用いらねるオルガノシロキサ/ポリマー
は、そのままで、又は溶液もしくはエマルジョンとして
水又は殿粉の水性分散液に加えることができる。
そのまま加える場合には、オルガノシロキサンポリマー
が通常水又は殿粉の水性分散液に相容性でないため、機
械的な分散手段をしばしば必要とする。オルガノシロキ
サ/ポリマーは、コロイドミル又はカディ(Kady■
)ミルのような手段を用いて分散させることができる。
こわらのミルは、殿粉の水性分散液中にクレーのような
他の成分を分散させるのにしばしば用いられる。
殿粉の水性分散液にオルガノシロキサ/ポリマーを溶液
又はエマルジョンとして加えることにより、分散を容易
にするのが望ましい。
オルガノシロキサ/ポリマーヲ浴液として加える場合、
選択される溶剤は、殿粉の水性分散液に対しである程度
の相容性を有すべきである。オルガノシロキサンポリマ
ー又は殿粉の水性分散液に対して反応性を有する溶剤ケ
避けるべきであることはいうまでもない。
適量な溶剤の例は、約2.25 X 10’ 〜2.4
5X 10’ (J/m3)2の溶解パラメーターを有
するもの、例え♂アロパノール、インゾロパノール、シ
クロヘキサノール、n−ジチルアルコール及ヒ1.5−
ベンタンジオールのようなアルコール類、エチレングリ
コールジメチルエーテル及びエチレンクリコールジフェ
ニルニーデルのようなエーテル類、メチルアミンのよう
なアミン類、2−メチルピロリドン、ホルミルピペリジ
ン及びアセチルモルホリンのような窒素含有複素環式溶
剤である。
本発明の方法に溶剤を用いるときには、インプロパツー
ルが好ましい溶剤である。
溶液中のオルガノシロキサ/ポリマーの濃度は臨界的髪
素でFiなく、約1ないし約80斗量チの範囲内でよく
、約5ないし約601量−であればいっそう好ましい。
オルガノシロキサ/ポリマーの溶液は、各適量のオルガ
ノシロキサ/ポリマー及び溶剤を一緒に混ぜ合わせ、均
質化するまで混合物乞攪拌することによって製造できる
Jルガノ/ロキサン永すマーのエマルジョンを本梵明の
方法に用いることができる。そのようなエマルジョンは
、例えば米国%r1−第1−891.920号明細誉に
開示さねているように、適当な出発物質を乳化重合させ
て製造することもできるし、あるいはオルガノシロキサ
/ポリマーの機械的エマルジョンを製造してもよい。
オルガノシロキサンポリマーの機械的エマルジョンは、
高エネルギーの機械的分散手段、例えば強力ミキサ−、
コロイドミル又は超音波発束器ン用い、オルガノシロキ
サンポリマー及び水の所望I2完全に混合することによ
って製造できる。
安定なエマルジョンを得るためには、1種又はそれ以上
の界面活性剤の有効量を水に混入すればよい。界面活性
剤の種類は臨界的焚素ではなく、例えばアニオン性、カ
チオン性又は非イオン性であってよい。
適当なアニオン性の界面活性剤の例には、飽和酸及びそ
のグリセリドのスルホン化生成物、アミドのスルホン化
生成物、上記各群の燐酸エステル、アルカリールスルホ
ネート等が包含される。
適当なカチオン性の界面活性剤の例には、脂肪族アミン
、脂肪族置換基を有する芳香族アミン、第四アンモニウ
ム化合物、ポリエチレンジアミン、ポリフロパノールポ
リエタノールアミン等が包含される。
適当な非イオン性の界面活性剤の例には、脂肪物角とエ
チレンオキシドとの縮合生成物、脂肪族側鎖を有するフ
ェノール系化合物とエチレンオキシドとの縮合生成物等
が包含さtする。
エマルジョン中におけるオルガノシロキサンポリマーの
S度は臨界的要素ではなく、約0.5ないし約70重匍
チであってよく、約5ないし約45i、 i %であわ
はいちたんと好ましい。
もし、本発明の方法による殿粉処理の目的が、撥水性に
寓む殿粉を得ることであるならば、界面活性剤が撥水性
を低下させることは公知であるので、P9i望される安
定性と両立しうる最低水準において、界面活性剤をオル
ガノシロキサンポリマーのエマルジョンに添加するよう
に配慮すべきである。
界面活性剤の有効濃度は、エマルジョンの金側重量基準
で約0.05ないし約10%の範囲内である。6%未満
のts度が好ましく、約5%未満とするのが最も好まし
い。
エマルジョンの技術分野で周知の添加剤をオルガノシロ
キサンポリマーのエマルジョンに添合することができる
そのような添加剤の例として、エチレングリコールのよ
うな凍結−凍解安定剤、粘度調節剤、抗微生物剤等をあ
けることができる。
殿粉の水性分散液中における殿粉の最適濃度は種々の要
因、例えば殿粉の分子量、水性殿粉分散液に所望される
粘度、及び被処理殿粉の所望最終用途によって制御され
る。殿粉の濃度は、水性殿粉分散液の合計重置基準で約
1%ないし約50%の範囲内とすることかできる。
サイジングのような塗布用に供する場合の典型的な殿粉
の濃度は約1%ないし約60%である。
バインダー又は接着剤として用いる場合σ)典型的な殿
粉濃度は約10%ないし約50%である。
非変性殿粉に較べ、化学的に変性された殿粉は低粘度の
分散液ヶ生じるので、一般に濃度ン高めて用いることか
できる。
本発明の方法に用いられるオルガノシロキサンポリマー
の量は、処理される殿粉の重量基準で約0.5ない(−
約15重量係の範囲内である。殿粉の1餡を基準にして
約1ないし約5重ii:%のオルガノソロキサンを加え
るのがさらに好ましい。
水性殿粉分散液に他の成分を添加することがしはしは所
望される。例えば、紙のサイジング用の水性殿粉分散液
に対し1種々の他の成分を添合することが所望される。
そのような他の成分の例をあけると、クレー、白色顔料
、例えは炭酸カルシウム、チタニア、サテン白及び硫酸
バリウム、着色顔料、例えば黄鉛顔料、カーボンブラン
ク及び酸化鉄、接着剤、例えはカゼイン及び大豆蛋白、
消泡剤、粘度調節剤、ならびにワックス類のような仕上
は助剤がある。こilらの他の成分を添加することも本
発明の範囲内に包含される。
本発明の方法によってオルガノシロキサンポリマーと、
水性分散液中の殿粉とを接触させた後、分散液ケ濃縮す
ることができる。例えは、蒸留によって濃縮し、バイン
ダー又は接着剤として有用なペーストを得ることができ
る。分散液を乾燥して脆い固体となし、それを機械的に
粉砕して他の用途2例えばプラスチック組成物用の充填
剤に用いることができる。分散液をスプレー乾燥し、自
由流動性の粉末にすることができる。有利なことに、分
散液をサイジング又は他の被恍方法などに直接用いるこ
とができる。
本発明の一つの態様は、基体、例えば石こうのような鉱
物性の基体、紙基体又は布基体のサイジング方法に、オ
ルガノシロキサンで処理した殿粉の水性分散液を用い5
ることである。
オルガノシロキサ/で処理した殿粉σ)水性分散液は、
オンマシン塗工又はオフマシン塗工のいずれかを用いた
乾燥光沢仕上法で紙に塗布することができる。
オルガノシロキサンで処理した殿粉の水性分散液を紙に
塗るのに有用な器具の例として、サイズプレスのような
ロール塗工機、逆回転ロール塗工機、キス塗工機、エア
ードクター、トレーリンクゝブレード塗工機及びナイフ
塗工機をあげることができる。
オルガノシロキサンで処理した殿粉の水性分散液を紙に
塗布した後、乾燥工程において水性分散液から水を蒸発
させる。乾燥工程は、基体が乾くまで、顕著な基体の劣
化が生じる温度以下の温度に湿潤基体を加熱して行うか
、又は単に周囲温度及び周囲圧力下において水分を蒸発
させて行う。
本発明の方法によるオルガノシロキサンで処理さtまた
水性分散液は、任意の種類の紙、例えば熱]二学的又は
化学的にパルプ化さtlだ紙、さら紙、フリーシート、
箱用板紙、その他にサイジングとして塗布1−ることか
できる。
本発明の方法は、オフセット印刷に用いられる出版用の
等級の紙に対する経済的な撥水殿粉サイジングを得るの
に特に有利である。この用途には、サイジングの価格と
撥水性とσ)両名が臨界的な条件である。例えは、紙1
連についてオルガノシロキサンで処理した殿粉1.2ボ
ンドを用いた場合、5重ffi%のオルガノシロキサン
ポリマーで処理された殿粉サイジングが撥水性を得るこ
とを見いだした。
また本発明の方法は、布生地、特に有意量のセル0−ス
性繊維、例えばめん、レーヨン、アセテート、及びこれ
らの繊維同志又はこわらの繊維とポリエステル繊維のよ
うな他の繊維とのブレンドを含む生地をサイジングする
のにも有用である。
本発明の方法は、デニム生地のサイジングに特に有用で
ある。
本発明の方法による被処理殿粉の水性分散液は、浸漬、
噴霧、フローコーティング等の方法で布基体に塗布する
ことができる。最も普通に行わねるのは、被処理殿粉の
水性分散液中に布ケ浸漬し、次にバンディングを行う、
すなわち、2個又はそれ以上のローラーを通過させるこ
とにより、過剰の水性被処理殿粉分散液を布からしほり
出す方法による塗布法である。分散液から水を除去する
ことにより、サイジングずみの布乞乾燥することができ
る。布生地のプレス工程で水乞除去するのが望ましい。
布先のサイジングは、被処理殿粉の水性分散液中に糸2
通し、エアードクター、しほりロールその他を用いて過
剰の水性被処理殿粉分散液を除去することによって行う
ことができる。
特定な理論に拘わるつもりはないが、本発明の方法で殿
粉を処理することにより、オルガノ70キザンポリマー
及び殿粉分子の間で化学的結合が形成されるものと考察
される。本発明の方法で処理すると、殿粉の抽出可能分
が実質的に低減することを示した抽出についての実験に
より、前記の考紐はある程度裏づけらねる。さらにまた
、本発明の方法で処理した殿粉と処理されなかった殿粉
とを比較した示差式走査熱餡、@1による実験は、被処
理殿粉の結晶化度が実質的に失われることケ示している
。この結晶化度の損失は、シリコーン及び殿粉分子間の
結合の形成と一致する。
本発明の方法によって伺与される撥水性は、多くの公知
試験法によって測定することができる。
試験法 ここでは、水滴保持時間な測定するだめの次の二つの方
法のうちの一つを用いて撥水性の測定2行った。
第一の方法では、サイジングさねた基体上に水滴をたら
し、水滴乞たらした時点から水滴が吸収される時点まで
の時間を測定する。
第二の方法では、ノ・−キュールスサイズテスター (
Hercules@ 5ize Te5ter ) 7
使用して、手σ)こんだ、信頼性に富む水滴保持時間の
測定欠行う。
基体上に1個の水滴を置き、散乱光の強さが低減するの
を連続的に監視する。強さが80%低減するのを透過(
p e n e t r a t j、o n )と定
め、水滴を置いた時点からの経過時間の終点として記録
する。
下記の例中、サイジングずみの紙欠目視で試験し、被覆
の不備又は不整状態を調べた。こび)ような不備又は不
整状態を以下フィンシュアイと称する。
本発明が当業者によってさらによく理解されるよう、本
発明の実施例を下記に述べる。こえしらの例は説明のた
めのものであって、本発明を限定しようとするものでは
ない。特記しない限り、例中の部及び係は重量によるも
J)であり、又Meは−CH3基火表わす。
9釉類のオルガノ70キザンポリマー糺成物を例中に用
いた: 組成物l−下記成分からなる機械的エマルジョン: klQ3si0(lvle2siO)g6(MeSfO
)2Sil/IF’、3CH3朗、俳、N[(佃J2引
、新、   65 チエチレングリコール      
        1 %水             
           598%ノーイオン性界1角界
性剤のTMN−6と非イオン性界in+ ib f’+
剤のトリトン(’l’r i ton )X−405と
の混合物                   4.
2%絹成物11−下し1成分からなる機械的エマルジョ
/ : λ!e3sio(Me、SiO)g6(MeSiO)2
SiMe3C”H2CH2CH2N日じH2CH2,N
)12    35  %水            
             60.8%非イオン19:
界面活性剤のTMkJ−6と非イオン灼界面活性剤のト
リトンx−405との混8゜            
          4.2%組成物■−下記成分から
なる機械的エマルジョン: H(lyle2s10(Me2SIO)400H15部
との混合物                 40 
%水                       
  54.6%非イオン性界面活性剤のTMN −6と
非イオン性界面活性剤のトリトンW−30との混合物 
  5.4%組成物■−下記成分からなる溶液: インゾロパノール              50 
%氷酢酸                    6
 %HCIVIe2SiO(MB2SiO)gH75部
と、MeSi(OMe)r5            
  10部と、NH2C’H2CH2M’(CH2C’
H2CH2Sl(OMl?)3    15部との反応
生成物               44 %組成物
■−下記の平均式を有するポリマー:組成物V1−下記
成分からなる機械的エマルジョン: Me3SiO(Me28i0)130SiM93   
        60  %水           
               35.3%非イオン性
界面活性剤の’1’MN −6と非イオン性界面活性剤
トリトンW−30との混合物    4.7%組成物■
−下記成分からなる機械的エマルジョン: Me3SiO(MeH810)4SIMe3     
        40  %水           
              57.1%カルボキ7メ
チルセルロース         2.86%ンルビン
酸                 0.034%組
成物■−下記の平均式を有するポリマー:HO(CH2
CH20)14(Me2siO)16(C)(2G(2
o)14B組成物■−下記の平均式を有するポリマー:
Me3SiO(Me2SiO)B 、6(MeSiO)
3.5SiMe3墓 CH2CJ(2CI420(CH2CH20)12.5
Ht3釉のタイプの紙を例中に用いた。これらの紙の特
徴は第1表に示すとおりである。
例中、3種の代表的な殿粉を用いた。そゎらの殿粉を下
記に示す: パール殿粉:クリントン(C1tntOn) 106B
わずかに酸化した殿粉:クリンコ(C1inco■)ろ
30D ヒドロキシエチル化殿粉:エチレツクス(Ethyle
x”) 2030 スタレー(staley) 例  1 凝縮器、温度側、有翼撹拌棒、及び底部に弁つき排水孔
を備えた三つロフラスコ内で、バール殿粉5部と水95
部とを攪拌し、パール殿粉の5%水溶液ケ調製した。絶
えず攪拌しながら、この分散液を96℃に60分加熱し
た。
この殿粉分散液の少量試料2501nlzr:フラスコ
から採って小さなフラスコに移し人ね、土゛8gの組成
物1をガロえた。この添加により、採取試料中の殿粉の
合計重量に対してオルガノシロキサ/ポリマーが5%と
なった。
殿粉分散液と組成物lとを90℃で10分間反応させた
、 次に、得られた被処理殿粉分散液を、#10マイヤーロ
ンドで第1表に示す3f!jtの紙のそノ1そわに塗布
した、 この方法で核種された紙を写真用紙乾燥器で乾燥した。
この装置は、平滑な銅板面の下方の加熱敦素及び帆布カ
バーからなる。紙を銅板表面にのせ、処理した側を上に
する。帆布カバーを紙の上に密着させてボルト締めし、
加熱要素を温めて紙を乾かした。
乾燥した紙は平らな表面を鳴し、フィンシュアイは認め
られなかった。
前掲の第一の水滴保持試験を用い、乾燥した紙の撥水性
ケ試験した。この試験の結果を第2表に示す。
例2〜9 組成物■〜■について例1の方法を繰返した。
各々の場合における組成物の添加鎗は、分散液中の殿粉
重餡欠基準にしたオルガノシロキサンポリマーの搦が5
重量%となるのに必要な量とした、乾燥後の紙について
行った撥水性試験の結果な第2表に示す。フィンシュア
イは認めらねなかった。
例10〜18 水性分散液の5%に当るバール殿粉に代えて、わずかに
酸化した殿粉、クリンコろ30D’L水性分散液に対し
て8%の濃度で用い、例1〜8の手法を繰返した。得ら
れたサイジングずみの紙にはフィンシュアイは認められ
なかった。
得られたサイジングずみの紙について行った撥水性試験
の結果ヶ第6表に示す。
ヒドロキシエチル化殿粉、エチレンクス20ろ0を20
重量%含む水性分散液ケ例1のように調製した。このヒ
ドロキシエチル化殿粉の水性分散液1QQauに対し、
下記の成分: 水                        
 50 lN84P207”10H201g ヒユーバーハイドラファイン(HuberHydraf
ine@)クレー            100 g
からなる151gのクレースラリーを加えた。
水性分散液とクレースラリーとの混合物97.5部に対
してオルガノシロキサンポリマー2.5部の量で、オル
ガノシロキサン組成物1〜■を分散液とスラリーとの混
合物に加えた。この添加により殿粉の電量ン基準にした
オルガノシロキサンの量は12.5ii匍:%となった
。前記諸例のごとく、この混合物を90℃に10分間加
熱してから、前記のように紙に塗り、前記のとおり乾燥
した。フイッ/ユアイは認められなかった。
得らねたサイジングずみの紙について、前掲の第一の水
滴保持試駆による撥水性の検査ケ行った。
この試験の結果ヶ第4表に示ず。
例28 パイロットプラント装随内で本発明の方法を実施した。
成分使用量ヶ適宜増加し、例1に記載の一般的手法によ
って、5%の水性パール殿粉分散液ケ製造した。組成物
lを用いて処理した生成殿粉ン、サイズプレスによりセ
ントレジ−(St。
Regis ) * 5の紙に塗布した。処理してない
殿粉及び同一の紙欠用いて対照試料とした。
ハーキュールスサイズテスターを用い、被処理殿粉及び
処理してない殿粉でサイジングした紙の撥水性を調べた
紙1連当り1ボンドの塗布量において得られた結果は、
組成物lで処理した殿粉な塗布した紙については23秒
であり、処理してない殿粉を塗布した紙については6〜
6秒であった。フィッシュアイは認められなかった。
例29 オルガノシロキサンポリマー源として組成物IVを用い
、例28の手順を繰返した。処理してない殿粉乞塗布し
た対照試料もつくった。
紙1連当り1.2ボンドの塗布重量において、ノ・−キ
ュールスサイズテスターで試験した結果は、変性殿粉の
組成物■でサイジングした紙については60秒であり、
そして対照試料である未変性殿粉でサイジングした紙に
ついては6秒ないし8秒であった。フィンシュアイは認
められなかった。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)殿粉の重量を基準にして約0.5ないし15重量
    %のオルガノシロキサンポリマーと殿粉とケ、約600
    0ないし約98℃の温度で少なくとも連続60秒間水中
    で接触させること乞特徴とする殿粉の処理方法。
  2. (2)  オルガノシロキサンポリマーが式MeF(2
    SiO(Me2SiO)y(MeR”5iO)zsik
    ieR’2  (式中、Meは−CH3基であり、R′
    は−CH3基、−0CH3基及び−〇H基からなる群か
    ら選はね、R″はアミノアルキル基であり、yは約10
    ないし約600の平均値乞有し、そして2は約1ないし
    約25の平均値を有する)を有するポリジオルガノシロ
    キサンである、特許請求の範囲(1)の方法。
  3. (3)逐次的に、 (A)  殿粉の重量を基準にして約0.5ないし約1
    5重量%のオルガノシロキサンポリマーと殿粉とを、約
    6000ないし約98°Cの温度で少なくとも連続60
    秒間接触させることによって製造さねた、被処理殿粉の
    水性分散液を基体に塗布し、そして (B)  その後、塗布さねた水性分散液から水を蒸発
    させる ことを特徴とする、基体のザイジングを行う方法。
  4. (4)基体が紙である、特許請求の範囲(3)の方法。
  5. (5)  特許請求の範囲(11の方法で処理された殿
    粉。
  6. (6)特許請求の範囲(3)の方法でザイジングされた
    基体。
JP12224883A 1982-07-06 1983-07-05 シリコ−ン処理を施した殿粉およびサイジング剤 Granted JPS5927930A (ja)

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